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サンディスク、エンタープライズ向けにオールフラッシュストレージプラットフォーム「InfiniFlash(TM)」を11月中旬に日本で提供開始

新たなストレージカテゴリー“ビッグデータフラッシュ”を創出し、ビッグデータ分析・活用のワークロードに対応 最大512テラバイトの大容量とギガバイトあたり1ドル以下の低コストを実現




[画像: http://prtimes.jp/i/7184/71/resize/d7184-71-439245-1.jpg ]

サンディスク株式会社(本社:東京都港区)は、本日、IT業界の新しいカテゴリー“ビッグデータフラッシュ”※1を創出する、革新的なオールフラッシュストレージプラットフォーム「InfiniFlash(インフィニ・フラッシュ)™」を11月中旬より日本で提供開始することを発表しました。InfiniFlash™は、オープンソースベースのソフトウェアを使用し、IoT(Internet of things)およびビッグデータのワークロード向けに、最大512テラバイトの大容量と優れたパフォーマンス、および高い信頼性を提供します。これによってデータセンターの複雑さが解消され、総所有コストの大幅な削減を可能にします。

IDCによると、オールフラッシュアレイとハイブリッドフラッシュアレイの両方を含むフラッシュストレージアレイ市場規模は、過去5年間で2桁成長を遂げており、2014年は113億ドル超となりました※2。この力強い成長の背景には、第3のプラットフォームと呼ばれるコンピューティングインフラストラクチャへの急速な移行があります。モバイル、ソーシャルメディア、ビッグデータ分析、およびクラウドコンピューティングが拡大し、それに対応する膨大なストレージ、コンピューティング能力、そして拡張性が求められるようになりました。

次世代のオールフラッシュストレージプラットフォームであるInfiniFlash™は、従来のハードディスクドライブ(HDD)ベースのストレージアレイと比較して5倍の記録密度※3、50倍のパフォーマンス、および4倍の信頼性を実現し、消費電力を80%削減するとともに、既存のパフォーマンス重視のオールフラッシュアレイの能力をはるかに上回ります※4。また、InfiniFlash™は、ギガバイトあたり1ドル未満という従来のオールフラッシュハードウェアソリューションの概念を覆す低価格を実現しました※5。

サンディスクのエグゼクティブ・バイスプレジデント兼チーフストラテジーオフィサーのスミット・サダナは、「数々のIT業界のイノベーションを牽引してきた歴史を持つサンディスクが、IT業界の新たなカテゴリーとなる初のオールフラッシュストレージプラットフォームの提供を開始することができ、大変嬉しく思っています。InfiniFlash™は、ビッグデータ分析などのワークロード向けにフラッシュの採用を加速する製品であると期待しています。また、InfiniFlash™が実現する画期的な低コストは、新しいハイパースケールおよびエンタープライズワークロードでも同様にフラッシュの採用を強力に促進し、業界に変革をもたらします」と述べています。

InfiniFlash™は、コンピューティング、スイッチング、およびストレージ機能を分離することにより、既存製品よりも低い総取得コスト(TCA)、および総所有コスト(TCO)で、プライマリまたはセカンダリストレージでのフラッシュの使用を可能にします。InfiniFlash™は3ラックユニット(3U)の筐体にホットスワップ可能な8テラバイトの専用フラッシュカードを最大64枚搭載することで、512テラバイト(未フォーマット時)の大容量オールフラッシュストレージ環境を実現します。InfiniFlash™は、筐体あたり最大8台の標準的なサーバーと接続することができます。

InfiniFlash™はモジュラー構成で設計されており、主要なオペレーティングシステムおよびストレージスタック製品をサポートします。InfiniFlash™は、オープンソースベースのCephやソフトウェアデファインドストレージを活用することで、スケールアウト型ブロックストレージおよびオブジェクトストレージの両方を実現します。また、完全に統合された、「フラッシュインテリジェンス」として、エンタープライズクラスのデータサービスを提供します。顧客はこれらのサービスに含まれる開発ライブラリやソフトウェア開発キット(SDK)を利用することで、パフォーマンス、効率性、および大幅なTCO改善のためにアプリケーションを最適化することができます。

新しいビッグデータフラッシュ製品

高度にビジュアルおよびソーシャル化され、分析主導となった今日の社会では、新しいビジネスインサイトおよび個人間の交流の両方を推進するために、これまで以上に高パフォーマンスかつ大容量のストレージソリューションが求められています。InfiniFlash™は、次のようなエンタープライズワークロードに対応するように設計されています。

・ビッグデータ分析 — InfiniFlash™は、Hadoop、Cassandra、MongoDBなどを用いたビジネスインサイトに必要な容量とパフォーマンスの両方を提供します。さらに、インメモリデータベースを用いたリアルタイム分析も可能です。

・コンテンツリポジトリ — ソーシャルメディアなどの高密度なコンテンツリポジトリでは、快適な顧客体験を提供するために、超高速の読み取り性能が求められます。InfiniFlash™を導入することによって、高密度なコンテンツに24時間365日、快適にアクセスできます。

・メディアストリーミング — InfiniFlash™は、動画、音楽、監視カメラなどのリッチメディアコンテンツの収集および配信のために必要な高速データ転送をサポートします。これらのコンテンツは瞬時に分析、配信されます。

「“ビッグデータフラッシュ”という新しいストレージカテゴリーは、従来のHDDテクノロジーでハイパースケール環境の要件を満たすことに課題を抱えていた第3のプラットフォームコンピューティングの顧客に待ち望まれていました。ビッグデータフラッシュソリューションは、ミリ秒のレイテンシー、数百ペタバイトへの拡張性、エンタープライズクラスの信頼性、可用性、および保守性を実現しています。また、ビッグデータアプリケーションの大規模なフラッシュ展開は経済的なメリットをもたらしており、15,000回転HDD搭載のストレージシステムに匹敵するギガバイトあたり1ドルの価格ポイントになっています。InfiniFlash™のような製品は、現在ビッグデータアプリケーションに使用されているHDDベースのスケールアウト型アーキテクチャに代わるものであり、高い価格競争力を強みに成功していくことと確信しています」と、IDCストレージプラクティス部門リサーチディレクターのエリック・バーギナー氏は述べています。

サンディスクのシニア・バイスプレジデント兼サンディスク株式会社代表取締役社長の小池淳義は、「InfiniFlash™はIoTおよびビッグデータを活用するお客様の課題を克服する次世代オールフラッシュストレージプラットフォームです。この度、国内エンタープライズ市場への本格的な参入にあたって全国129ヶ所に新設したロジスティクスセンターを含むサポート体制と販売体制を新たに構築しました。サンディスクは、長年培ってきた革新的なフラッシュ技術を軸とした高付加価値フラッシュソリューションの提供を通じて、顧客のビジネス成長を積極的に支援してまいります」と述べています。

日本での提供時期と保守体制について
InfiniFlash™は、サンディスクのパートナーを通じて11月中旬より日本で提供を開始します。また、24時間365日対応可能な保守サポート(有償)によって、日本全国129ヶ所にあるロジスティクスセンターから最短90分で顧客に保守部材を供給可能です。

InfiniFlash™の詳細情報、およびサンディスクのシステム&ソフトウェアソリューションの全ポートフォリオについては、http://www.sandisk.com/business/datacenter/products/flash-systems/infiniflash (英語)またはサンディスクITブログ(英語)でもご紹介しています。また、InfiniFlash™発表に関するWebキャスト(英語)、製品概要のビデオもご覧ください。

また、サンディスクは下記のイベントにてInfiniFlash™を含むサンディスクのエンタープライズ向けフラッシュソリューションを詳しくご紹介いたします。
・ OpenStack Summit Tokyo - 10月27日(火)〜30日(金) 新高輪グランドプリンスホテル 小間番号T-21
・ vForum 2015 TOKYO - 11月10日(火)〜11日(水) ザ・プリンスパークタワー東京 小間番号61
・ vForum 2015 OSAKA - 11月19日(木) グランフロント大阪 小間番号13
OpenStack Summit Tokyoについてはhttps://www.openstack.org/summit/tokyo-2015/、vForum 2015については http://vforum.jp/をご覧ください。

■サンディスクについて
フォーチュン500ならびにS&P500カンパニーであり、データストレージソリューションで世界をリードしているサンディスクコーポレーション(NASDAQ: SNDK)は、これまで27年以上にわたって斬新なアイデアと革新的な製品でエレクトロニクス業界に変革を起こしてきました。サンディスクの最先端のソリューションは、世界最大級のデータセンターの多くに採用され、スマートフォンやタブレット、そしてパソコン用の組み込みストレージとしても幅広く使われています。また、サンディスクのリテール製品は、世界中で販売されています。
サンディスク株式会社は、東京に本社を置き、大船、四日市にオフィスがあり、日本での営業・マーケティング業務拠点ならびにNANDフラッシュメモリーの開発・製造を行っています。

※1 調査会社IDCレポート「SanDisk Establishes the Big Data Flash Category with Its InfiniFlash Introduction」(http://www.sandisk.com/Assets/File/pdf/sandisk-establishes-the-big-data-flash-category-with-its-infiniflash-introduction.pdf )、Eric Burgener 2015年3月
※2 “IDC's Worldwide Flash Storage Solutions in the Data Center Taxonomy 2014” IDC #250560、2014年9月
※3 3ラックユニット(3U)筐体で容量512TB(未フォーマット時)
※4 Hadoopインフラストラクチャに展開されている一般的なHDDと比較した場合の基準(「Metrics Deploying Flash--‐Accelerated Hadoop with InfiniFlash by SanDisk」に基づく)
※5 重複排除および圧縮を使用しない場合のフラッシュの価格(未フォーマット時)
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