まだまだ劇場公開中!パリ・オペラ座バレエ シネマ 『白鳥の湖』2019年版 公開記念イベントが開催されました!
[23/05/06]
提供元:PRTIMES
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4/30(日)恵比寿ガーデンシネマで、上野水香さんと阿部さや子さんが登壇し、より深くパリ・オペラ座バレエ団の『白鳥の湖』についてお話いただきました。
昨年末から開催してきたYEBISU GARDEN CINEMAのパリ・オペラ座バレエ シネマフェスティバルは、ついに最終週を迎えました。2019年版『白鳥の湖』は正式な日本劇場公開は今回が初となる作品で、5/11(木)まで上映されます。その公開を記念して、4/30(日)にバレエダンサー・上野水香さんとWEBメディア「バレエチャンネル」編集長の阿部さや子さんを招いたトークイベントが実施されました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/101737/71/resize/d101737-71-eb9e1aefcd78365725be-0.jpg ]
盛況な会場でお客様が見守る中、トークイベントでは、パリ・オペラ座バレエ団の『白鳥の湖』のどこに注目したらより面白いかに気づかせてもらえるような、とても興味深いお話が伺えました。
例えば、パリ・オペラ座バレエの2019年版『白鳥の湖』は、振付がルドルフ・ヌレエフによるものですが、上野さんはヌレエフ・マニアと自称するほどヌレエフが好きということでした。阿部さんが「本作のどこで特にヌレエフを感じましたか?」と聞くと、「第四幕でオデットと王子のパドゥドゥです。あれはまさにヌレエフイズムだなと思いました」と上野さん。「ヌレエフの振付は、高いリフトなどの上下の移動よりも、横の幅を使ってワイドに動くことが多いので、その美学が四幕で出ています。特に、ヌレエフの振付は床と密接な関係があり、床に対して足を使っていきます。ぜひ第四幕ではワイドな魅力を感じてほしい」と、解説してくださいました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/101737/71/resize/d101737-71-29290dc635977b379e0c-1.jpg ]
その他、『白鳥の湖』の普遍的な人気の理由や、パリ・オペラ座の魅力などについても触れてくださり、会場は熱心にお二人のお話を聞く雰囲気で包まれました。
トークの様子をまとめた動画は以下よりご覧いただけます。
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=Cwd0hLh5yOo ]
5/11(木)に楽日を迎えてしまうので、この機会に、パリ・オペラ座バレエをYEBISU GARDEN CINEMAでお楽しみください。
[画像3: https://prtimes.jp/i/101737/71/resize/d101737-71-326544f7e44b76980246-2.jpg ]
トークの模様はこちら(以下)からご覧いただけます。
『白鳥の湖』(2019年版)※絶賛上映中〜5/11(木)まで
【作品概要】
パリ・オペラ座での上演日:2019年2月
場所: パリ・オペラ座 バスティーユ
上映時間:約2時間33分
台本:ウラジミール・ペギチェフ/ワシリー・ゲルツァー
振付:ルドルフ・ヌレエフ (マウルス・プティパ、レイ・イワノフ版に基づく)
音楽:ピョートル・チャイコフスキー 音楽監督:フィリップ・ジョルダン 指揮:ワレリー・オフシャニコフ 衣装:フランカ・スカルシャピノ
舞台美術:エツィオ・フリジェリオ 照明:ヴィニシオ・シェリ 演奏:パリ・オペラ座管弦楽団
芸術監督:オーレリ・デュポン 映像監督:フランソワ=ルネ・マルタン
キャスト:
オデット&オディール/レオノール・ボラック (エトワール)
ジークフリート王子/ジェルマン・ルーヴェ (エトワール)
ロットバルト/フランソワ・アリュ(プルミエ・ダンスール※撮影当時、現在はエトワール)
王妃/ソフィー・マユー
パ・ド・トロワ / パク・セウン、オニール八菜、ポール・マルク
チャルダッシュ / シャルリーヌ・ギゼンダナー、Cyril Mitilian
スペインの踊り / パク・セウン、オニール八菜、ジェレミー=ルー・ケール、パブロ・レガサ
ナポリの踊り / マリーヌ・ガニオ、フランチェスコ・ムーラ
その他 パリ・オペラ座バレエ団員
鑑賞料:一般3,300円/学生・障害者2,500円
販売方法:
◆オンラインチケット:【会員】鑑賞日の3日前21:00〜 【非会員】鑑賞日の2日前0:00〜
◆劇場窓口:鑑賞日の2日前オープン時間〜
劇場HP:https://www.unitedcinemas.jp/ygc/
【ご登壇者プロフィール】
上野水香(うえの・みずか)
[画像4: https://prtimes.jp/i/101737/71/resize/d101737-71-074d77ba1f738dd3a6d1-3.jpg ]
《東京バレエ団 ゲスト・プリンシパル》
神奈川県 鎌倉市出身。5 歳よりバレエを始める。
1989年 埼玉全国舞踊コンクール、ジュニアの部 第1位。
1993年、15歳でローザンヌ国際バレエコンクール にてスカラシップ賞を受賞した後、
モナコのプリンセス・グレース・クラシック・ダンス・アカデミーに 2 年間留学。
帰国後、古典全幕作品やローラン・プティ作品に数々主演。
2004 年、東京バレエ団に入団。プリンシパルとして日本最高峰のバレエ団で主演を務めてきた。
その功績が認められ、令和 3 年度(第 72 回)文化庁 芸術選奨舞踊部門 文部科学大臣賞を受賞。
日本のバレエ界を 20 年に以上に渡って トップランナーとして牽引しており、いま なお世界中のダンサーから共演を熱望されている世界に誇るバレリーナである。
2021年には人間国宝 梅若実玄祥 舞台生活 70 周年記念公演 新作能楽舞踊劇 『 鷹の井戸 』 やミュージカル 『ドン・ジュアン』 に出演するなど、その活躍はバレエだけに留まらない。
現在はかながわ観光親善大使を務めており、また、2022年にはプロデュースブランド 『piuprima di mizuka』を立ち上げた。
2023年2月 ローザンヌ国際コンクール 50周年ガラ公演にゲスト出演。
同年2月10日-12日 自身の名前を冠した東京バレエ団公演 「上野水香 オン・ステージ」は連日満席の大成功を収める。
2023年4月より東京バレエ団初の「ゲスト・プリンシパル」に就任。
[画像5: https://prtimes.jp/i/101737/71/resize/d101737-71-4cae2e36378e80519409-4.jpg ]
大分県出身。バレエ専門誌編集長を務めたのち、バレエ専門WEBメディア〈バレエチャンネル〉創刊編集長。新書館バレエ事業部プロデューサー。バレエを全方位的に楽しむための講座シリーズ〈バレエカレッジ〉企画・主催。その他、バレエ・ダンス関連の各種イベントや、DVD・CDなどの商品を企画・プロデュースしている。公演プログラムや専門誌等への執筆・編集、バレエ関連番組の監修や出演、バレエ漫画等の監修なども。
昨年末から開催してきたYEBISU GARDEN CINEMAのパリ・オペラ座バレエ シネマフェスティバルは、ついに最終週を迎えました。2019年版『白鳥の湖』は正式な日本劇場公開は今回が初となる作品で、5/11(木)まで上映されます。その公開を記念して、4/30(日)にバレエダンサー・上野水香さんとWEBメディア「バレエチャンネル」編集長の阿部さや子さんを招いたトークイベントが実施されました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/101737/71/resize/d101737-71-eb9e1aefcd78365725be-0.jpg ]
盛況な会場でお客様が見守る中、トークイベントでは、パリ・オペラ座バレエ団の『白鳥の湖』のどこに注目したらより面白いかに気づかせてもらえるような、とても興味深いお話が伺えました。
例えば、パリ・オペラ座バレエの2019年版『白鳥の湖』は、振付がルドルフ・ヌレエフによるものですが、上野さんはヌレエフ・マニアと自称するほどヌレエフが好きということでした。阿部さんが「本作のどこで特にヌレエフを感じましたか?」と聞くと、「第四幕でオデットと王子のパドゥドゥです。あれはまさにヌレエフイズムだなと思いました」と上野さん。「ヌレエフの振付は、高いリフトなどの上下の移動よりも、横の幅を使ってワイドに動くことが多いので、その美学が四幕で出ています。特に、ヌレエフの振付は床と密接な関係があり、床に対して足を使っていきます。ぜひ第四幕ではワイドな魅力を感じてほしい」と、解説してくださいました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/101737/71/resize/d101737-71-29290dc635977b379e0c-1.jpg ]
その他、『白鳥の湖』の普遍的な人気の理由や、パリ・オペラ座の魅力などについても触れてくださり、会場は熱心にお二人のお話を聞く雰囲気で包まれました。
トークの様子をまとめた動画は以下よりご覧いただけます。
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=Cwd0hLh5yOo ]
5/11(木)に楽日を迎えてしまうので、この機会に、パリ・オペラ座バレエをYEBISU GARDEN CINEMAでお楽しみください。
[画像3: https://prtimes.jp/i/101737/71/resize/d101737-71-326544f7e44b76980246-2.jpg ]
トークの模様はこちら(以下)からご覧いただけます。
『白鳥の湖』(2019年版)※絶賛上映中〜5/11(木)まで
【作品概要】
パリ・オペラ座での上演日:2019年2月
場所: パリ・オペラ座 バスティーユ
上映時間:約2時間33分
台本:ウラジミール・ペギチェフ/ワシリー・ゲルツァー
振付:ルドルフ・ヌレエフ (マウルス・プティパ、レイ・イワノフ版に基づく)
音楽:ピョートル・チャイコフスキー 音楽監督:フィリップ・ジョルダン 指揮:ワレリー・オフシャニコフ 衣装:フランカ・スカルシャピノ
舞台美術:エツィオ・フリジェリオ 照明:ヴィニシオ・シェリ 演奏:パリ・オペラ座管弦楽団
芸術監督:オーレリ・デュポン 映像監督:フランソワ=ルネ・マルタン
キャスト:
オデット&オディール/レオノール・ボラック (エトワール)
ジークフリート王子/ジェルマン・ルーヴェ (エトワール)
ロットバルト/フランソワ・アリュ(プルミエ・ダンスール※撮影当時、現在はエトワール)
王妃/ソフィー・マユー
パ・ド・トロワ / パク・セウン、オニール八菜、ポール・マルク
チャルダッシュ / シャルリーヌ・ギゼンダナー、Cyril Mitilian
スペインの踊り / パク・セウン、オニール八菜、ジェレミー=ルー・ケール、パブロ・レガサ
ナポリの踊り / マリーヌ・ガニオ、フランチェスコ・ムーラ
その他 パリ・オペラ座バレエ団員
鑑賞料:一般3,300円/学生・障害者2,500円
販売方法:
◆オンラインチケット:【会員】鑑賞日の3日前21:00〜 【非会員】鑑賞日の2日前0:00〜
◆劇場窓口:鑑賞日の2日前オープン時間〜
劇場HP:https://www.unitedcinemas.jp/ygc/
【ご登壇者プロフィール】
上野水香(うえの・みずか)
[画像4: https://prtimes.jp/i/101737/71/resize/d101737-71-074d77ba1f738dd3a6d1-3.jpg ]
《東京バレエ団 ゲスト・プリンシパル》
神奈川県 鎌倉市出身。5 歳よりバレエを始める。
1989年 埼玉全国舞踊コンクール、ジュニアの部 第1位。
1993年、15歳でローザンヌ国際バレエコンクール にてスカラシップ賞を受賞した後、
モナコのプリンセス・グレース・クラシック・ダンス・アカデミーに 2 年間留学。
帰国後、古典全幕作品やローラン・プティ作品に数々主演。
2004 年、東京バレエ団に入団。プリンシパルとして日本最高峰のバレエ団で主演を務めてきた。
その功績が認められ、令和 3 年度(第 72 回)文化庁 芸術選奨舞踊部門 文部科学大臣賞を受賞。
日本のバレエ界を 20 年に以上に渡って トップランナーとして牽引しており、いま なお世界中のダンサーから共演を熱望されている世界に誇るバレリーナである。
2021年には人間国宝 梅若実玄祥 舞台生活 70 周年記念公演 新作能楽舞踊劇 『 鷹の井戸 』 やミュージカル 『ドン・ジュアン』 に出演するなど、その活躍はバレエだけに留まらない。
現在はかながわ観光親善大使を務めており、また、2022年にはプロデュースブランド 『piuprima di mizuka』を立ち上げた。
2023年2月 ローザンヌ国際コンクール 50周年ガラ公演にゲスト出演。
同年2月10日-12日 自身の名前を冠した東京バレエ団公演 「上野水香 オン・ステージ」は連日満席の大成功を収める。
2023年4月より東京バレエ団初の「ゲスト・プリンシパル」に就任。
[画像5: https://prtimes.jp/i/101737/71/resize/d101737-71-4cae2e36378e80519409-4.jpg ]
大分県出身。バレエ専門誌編集長を務めたのち、バレエ専門WEBメディア〈バレエチャンネル〉創刊編集長。新書館バレエ事業部プロデューサー。バレエを全方位的に楽しむための講座シリーズ〈バレエカレッジ〉企画・主催。その他、バレエ・ダンス関連の各種イベントや、DVD・CDなどの商品を企画・プロデュースしている。公演プログラムや専門誌等への執筆・編集、バレエ関連番組の監修や出演、バレエ漫画等の監修なども。