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ブロケード、イーサネット・ファブリックの優位性を強固にするBrocade VCSファブリック技術の拡張と新製品で、ITの俊敏性向上を支援

真のスケールアウト性を実現する業界最高ポート密度を備えた最新スイッチを発表。

ブロケード コミュニケーションズ システムズ株式会社は本日、Brocade VCSファブリック製品群に、業界最高ポート密度のボックス型スイッチであるBrocade VDX 6940と、新しいネットワークOS(NOS)6.0を発表しました。



2015年2月18日
《報道資料》
ブロケード コミュニケーションズ システムズ株式会社

ブロケード、イーサネット・ファブリックの優位性を強固にするBrocade VCSファブリック技術の拡張と新製品で、ITの俊敏性向上を支援

~真のスケールアウト性を実現する業界最高ポート密度を備えた最新スイッチを発表。進化したイーサネット・ファブリックでSDN、クラウド・オーケストレーション、およびDevOpsの要件を包含する“New IP”時代のシンプルで信頼性に優れたネットワーク基盤を実現~

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【本日の発表の要点 】

●ブロケードは、Brocade VCSファブリック製品群に、業界最高ポート密度のボックス型スイッチであるBrocade VDX 6940と、新しいネットワークOS(NOS)6.0を発表しました。

●このたび発表したのは、以下の新製品および機能拡張です。

* ≪新製品≫ Brocade VDX 6940スイッチ
* ≪機能拡張≫オープンかつソフトウェア主導でのデータセンター・エコシステムを実現
- SDNへの対応の強化
- クラウド・オーケストレーションとの連携
- DevOps要件への対応
- VMwareとのさらなる連携の強化

●機能拡張ソフトウェアとBrocade VDX 6940スイッチは、2015年3月に提供開始される予定です。Brocade VDX 6940 の米国内販売価格は、27,995米ドルからとなります。

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ブロケード コミュニケーションズ システムズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:青葉 雅和、資本金:3億3,215万円)は本日、クラウド、モバイル、ソーシャルメディア、およびビッグデータを包含する“第3のプラットフォーム”時代の要件に対応する新しいネットワーク “New IP”に向けた強固な基盤となるイーサネット・ファブリック対応 Brocade VDXスイッチシリーズの新製品 Brocade VDX 6940、および Brocade VCS(R)ファブリック技術への各種機能拡張を施したことを発表しました。これらの新たな製品と機能拡張により、先進的なプログラマビリティ、およびオーケストレーション機能を備えた、効率的で自動化されたスケールアウト型ネットワーク・アーキテクチャを実現し、オンデマンドでの容易なネットワーク・リソース追加を可能にします。

ブロケードのイーサネット・ファブリック製品群に新たに追加されたBrocade VDX 6940スイッチは、データセンター・ネットワークにおける動的なスケールアウト要求に対応する、業界最高のポート密度を備えたボックス型スイッチです。ゼロタッチ・プロビジョニング機能によりスイッチの導入を容易に、かつ短時間で行うことができるよう設計されており、コンフィグレーションから稼働までを1分以内で完了させることができます。また、ネットワークを構成する各スイッチを個別に設定・管理しなければならない従来のネットワークとは異なり、Brocade VDX 6940では、Brocade VCX ロジカル・シャーシ機能を使って最大48台のスイッチを単一の論理スイッチとして管理することができ、さらに運用を複雑にさせることなく、シンプルにネットワークをスケールアウトさせることができます。

さらに今回、Brocade VDXスイッチで実現される導入と運用における自動化のアプローチは、元来のVCSファブリック技術の機能を大きく拡張したものです。先進的なプログラマビリティ、SDNと仮想化のサポート強化、クラウド・オーケストレーションおよびDevOpsとの連携により、Brocade VDXベースのファブリック型ネットワーク・インフラをデータセンターの他の要素とシームレスに統合させることで、データセンター全体でのエコシステムを実現することができます。その結果、お客様は自社のデータセンターをより包括的に運用しながら技術革新を加速し、ネットワーク・リソースがすぐに利用でき、かつ自動的にプロビジョンニングできる環境を整備して、新しいサービスの導入にもより迅速に対応できるようになります。

*IDC データセンター・ネットワーク担当リサーチ・ディレクター ブラッド・ケースモア(Brad Casemore)氏談
「SDNにより、ネットワーク・インフラは自動化プロビジョニング、プログラマティック管理、サービス・チェイニング、クラウド・オーケストレーションとの統合などの機能を提供できるようになり、長きに渡りネットワークをビジネス上の俊敏性、IT効率、および包括的な生産性向上の阻害要因としてきたネットワークの制約を克服することができます。これらのSDNおよびオーケストレーション機能がブロケードのイーサネット・ファブリック製品群に追加されたことで、ネットワーク・アーキテクチャとその運用を、アプリケーションとその開発者に連携させていくことができるようになります」

*ブロケード データセンター・スイッチ、ルータ、およびアナリティクス製品担当シニア・バイスプレジデント
ジェイソン・ノレット(Jason Nolet)氏 談
「クラウド、モバイル、ソーシャルメディア、およびビッグデータを包含する“第3のプラットフォーム”の興隆が加速するにつれ、企業はクライアント/サーバ環境向けに設計されていた旧来のネットワーク・アーキテクチャでは対応できない、新しい要件や課題に直面しています。ネットワークは、サイロ化された静的な設計から、データセンター・オーケストレーション・フレームワークおよびプログラム機能を介して自動化される、俊敏性のあるオンデマンド型のネットワーク・インフラ、つまりNew IPへと移行しなければなりません」

*ZK Research社 創設者 ゼウス・ケラヴァラ(Zeus Kerravala)氏 談
「Brocade VCSファブリック技術に施された最新の機能拡張は、ソフトウェアとハードウェアの優れたバランスでのネットワーク実装に最適なものです。この適切なコンビネーションにより、ビジネスが要求するクラウド型の拡張性に優れたネットワークの構築が容易になります」

New IPに向けた進化を実現するには、ネットワークは自動化され、オープンでかつソフトウェア主導型である必要があります。本日の発表は、これらの基本理念の追求を、VCSファブリック製品の拡充と、データセンター・インフラの他の部分との統合によるオープンでソフトウェア主導でのエコシステム実現という、次の2つの領域で示したものです。

1.最新VCSファブリック製品 Brocade VDX 6940
・ スケールアウト・アーキテクチャに基づいて設計された新しいBrocade VDX 6940 ボックス・スイッチは、ネットワークのスパインあるいはリーフ・スイッチとしての導入を想定しています。この新しいスイッチは、導入の容易さ、運用のシンプルさに加えて、予測の困難なトラフィック・パターンならびに厳密なアプリケーション性能の確保という、今日の動的なデータセンターが直面する要件に対応するバッファリングおよびレイテンシを優れたバランスで提供します。低レイテンシ・カットスルー、ノン・ブロッキング・アーキテクチャは、あらゆるパケット・サイズでラインレートの性能を提供し、トラフィック・パターンやプロファイルの変化に柔軟に対処します。ダイナミック・バッファリング機能を備えるオンチップ・バッファー設計により、Hadoopなどの環境にとって重要な機能となる高スループットを提供します。

・ Brocade VDX 6940は、2種類のモデルで提供されます。
- Brocade VDX 6940-36Q: 36個の40GbE QSFP+ポートを備えています。ブレークアウト・ケーブルを介して、各40GbEポートは合計で144の10GbE接続を提供する4つの10GbEポートに分けることができます。これは、市場で提供されている他のいかなる同類のスイッチより40%大きい容量となります。

- Brocade VDX 6940-144S:2Uフォームファクタで12個の40GbEポートあるいは4個の100GbEポートを提供すると共に、最大96個の10GbEポートを提供します。


2.Brocade VDXスイッチをベースにオープンかつソフトウェア主導でのデータセンター・エコシステムを実現
・ SDNへの対応の強化:ブロケードは、企業におけるSDNへの移行を促進すべく、本年1月に現在リリースされているOpenDaylight準拠のBrocade Vyatta(R) Controllerの1年間無償ライセンス版を発表しました。近々に提供開始されるBrocade Network OS(NOS) 6.0により、Brocade VDXスイッチはBrocade Vyatta Controllerならびにサードパーティ製OpenDaylight準拠コントローラとの連携が可能となり、OpenFlow 1.3への対応により、SDNへの移行を一層円滑に行えるよう支援します。

・ クラウド・オーケストレーションとの連携:企業がIaaS(Infrastructure as a Service)を実現するためにクラウド・ベースのアーキテクチャに移行するのに伴い、ストレージ、サーバ、ネットワーク機器の自動プロビジョニングがオンデマンド・サービスを実現する上でその重要度を増してきます。ブロケードはこのニーズに応えるべく、2012年にBrocade VDXスイッチをOpenStackに対応させ、その後も同コミュニティへの技術貢献を継続しています。本年4月には、ブロケードはOpenStack KiloリリースにVCS Layer 3機能を追加しました。これらの新機能には、別々のネットワーク上のテナント同士がやり取りを行えるVLAN間ルーティング機能とFirewall as a Service(FWaaS)を可能にするLayer 3 ACLが含まれます。

・ DevOps要件への対応:DevOpsの取り組みが拡大するのを受けて、DevOpsツールは、ネットワークの自動化を可能にし、俊敏性を高めるためにサーバからトップ・オブ・ラック・スイッチにまで拡大し始めています。ブロケードは、こうした要求の高まりを踏まえ、今後NOS 6.0を搭載した全Brocade VDXスイッチ・ファミリでPuppetおよびPythonスクリプティングをサポートしていきます。

・ VMwareとのさらなる連携の強化:ブロケードはVMwareとの戦略的パートナーシップを引き続き拡大し、仮想サーバおよびNSXベースの仮想ネットワークと物理ネットワーク・インフラとの統合を一層強固にしていきます。ブロケードは、物理ならびに仮想リソースにわたるシンプルな運用管理が行えるよう、VMware Solutions Exchangeを通じて、VMware vRealize Operations向けIP AnalyticsおよびContent Packを提供開始しています。このアプローチにより、高度な自動化および分析機能が提供され、サービス水準およびコスト効率が維持されます。またブロケードは、VCS Gateway for NSXに機能拡張を施し、VCSファブリック全体がVXLANゲートウェイとして動作できるようにしました。複数のスイッチがNSXゲートウェイとして動作するため、ゲートウェイの耐障害性および性能が向上し、同時に管理が非常にシンプルになります。この機能は、NOS 6.0で利用可能になります。

●価格と出荷時期
本日発表されたソフトウェアの最新版とBrocade VDX 6940スイッチは、2015年3月よりブロケード製品のチャネルパートナーを通じて提供開始される予定です。Brocade VDX 6940 の米国内販売価格は、27,995米ドルからとなります。

●関連情報
・Brocade VDX 6940 製品概要
http://www.brocadejapan.com/products/switches/vdx-6940-switch/overview

●Brocadeについて:
ブロケード(Nasdaq:BRCD)のネットワーク・ソリューションは、アプリケーションと情報が各所に遍在する仮想化世界への移行を容易にします。詳細については、当社ウェブサイト( www.brocadejapan.com )をご覧になるか、japan-info@brocade.com までお問い合わせ下さい。

注記:ADX、Brocade、Brocade Assurance、B-wingシンボル、DCX、Fabric OS、HyperEdge、ICX、MLX、MyBrocade、OpenScript、VCS、VDX、Vplane、およびVyattaは登録商標であり、Fabric Vision、vADXは、米国またはその他の国におけるBrocade Communications Systems Inc.の商標です。その他のブランド、製品名、サービス名は各所有者の製品またはサービスを示す商標またはサービスマークである場合があります。

(C)2015 Brocade Communications Systems, Inc. All Rights Reserved.

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本プレスリリースに関する報道関係の方のお問い合わせ:
ブロケードPRオフィス
電話:03-6454-6930
FAX:03-5204-9180
eメール:brocade@ambilogue.com

ブロケード製品に関するお問合わせ:
ブロケード コミュニケーションズ システムズ 株式会社
マーケティング本部
電話:03-6203-9100(代表)
FAX:03-6203-9101
eメール:japan-info@brocade.com

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以上
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