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サンディスク、VMware vSphere向け次世代「FlashSoft」キャッシュソフトウェアを発表

VMwareのキャッシュソリューションのデザインパートナーとして vSphere 6のエコシステムにホストベースのフラッシュアクセラレーションを提供

米国カリフォルニア州サンフランシスコ、2015年8月31日-フラッシュストレージ・ソリューションで世界をリードするサンディスクコーポレーション(SanDisk Corporation、NASDAQ: SNDK)は、本日、VMware vSphere(R) 6向けに、VMware vSphere(R) API for IO Filtering (VAIO)を統合した仮想データサービスである、キャッシュソフトウェア「FlashSoft(R) for VMware vSphere(R)」の最新版を発表しました。FlashSoft for VMware vSphere(R)の最新版は、VAIOとの連携によって、プラットフォームの統合、操作性、性能が大幅に向上し、ホストレベルのストレージアクセラレーションにおいてさらなる安心感と信頼性を提供します。FlashSoft(R)は、VMware Virtual Machine File System (VMFS)、Network File System (NFS)、VMware vSphere(R) Virtual Volumes™ (VVOL)、VMware Virtual SAN™ (VSAN)など、VMwareのあらゆるデータストアのライトバックキャッシュに対応します。

サンディスクのエグゼクティブバイスプレジデント兼最高戦略責任者でエンタープライズソリューション担当ゼネラルマネージャーのシュミット・サダナは、「FlashSoft(R) for VMware vSphere(R)の大幅な機能強化は、ストレージの遅延を大きく低減でき、仮想化サーバー上のアプリケーションパフォーマンスの向上を実現します。これまで、VMware vSphere(R)プラットフォームおよびエコシステムに対し、サーバーサイドフラッシュアクセラレーションの利点をシームレスに提供するべく、1年以上にわたりヴイエムウェアと緊密に協力してきました」と述べています。

VAIOが提供されることでサードパーティーのデータサービスとvSphere(R) 6の統合が可能となり、テクノロジーアライアンスパートナーの技術がStorage Policy Based Management (SPBM)を通じてVMwareのソフトウェアデファインドストレージで活用されることになります。サンディスクは、VAIOに基づくキャッシュソリューションを提供するデザインパートナーとして、テクノロジーアライアンスパートナーの技術をvSphere(R)と密接に連携させるために、新技術の設計や開発の面でヴイエムウェアと提携しました。

FlashSoft(R) for VMware vSphere(R)の最新版には次のような利点があります。

・操作性・管理:SPBMを通じて統合されたデータサービスであるため、キャッシュはVmware vCenter™のストレージポリシーによりクラスター全体で自動的にデプロイ、管理、維持されます。
・信頼性:SPBMおよびVAIOに対応することにより、顧客やOEMパートナーは互換性や対応状況を気にすることなくFlashSoft(R)やサードパーティーの仮想データサービスを利用することができます。
・パフォーマンス:VAIOのフレームワークによってストレージスタックの遅延が低減され、1マイクロ秒でデータをソリッドステートキャッシュフィルターに転送します。

ヴイエムウェアのシニアバイスプレジデント兼ストレージビジネスユニット担当ゼネラルマネージャーのチャールズ・ファン氏は、「VMware vSphere(R) APIs for IO Filteringは、サードパーティーのデータサービスをVMware vSphere(R)と可能な限り密接に統合します。サンディスクはデザインパートナーとして、自社製品であるFlashSoft(R)を統合するためのフレームワーク開発に限らず、当社のパートナーエコシステム全体におけるストレージアクセラレーションデータサービスを実現するフレームワークの開発で貢献してくれています。これにより、当社は独自のソフトウェアに基づくデータサービスを通してソフトウェアデファインドストレージのビジョンを拡大することが可能となりました」と述べています。

FlashSoft(R) for VMware vSphere(R)の最新版は次のような大きな利点をエンドユーザーに提供します。

・管理性:個々の仮想ディスクを容易に高速化でき、管理者はキャッシュリソースを最もビジネスクリティカルなデータや作業に割り当てることができます。
・ライトバックキャッシュ:ライトバックキャッシュおよびライトスルーキャッシュに対応し、データ書き込み性能を向上し、高い可用性を提供します。
・互換性:VAIOフレームワークによる統合により、レプリケーションなどの他のVMwareパートナーデータサービスとの互換性を確保します。
・多用途:SAN上のVMFS、NAS上のNFS、アレイ上のVVOL、DAS、クラウド、VSANなど、あらゆる種類のデータストア上の仮想ディスクの性能を高速化できます。
・安定性:ユーザー領域のキャッシュ統合により、一つの仮想マシンの問題が同一のホストサーバーの他のマシンに影響を及ぼすリスクを低減します。
・Storage Traffic Offload Reporting(STOR):ストレージシステム上のトラフィックをホスト上のソリッドステートデバイスにオフロードすることで、ストレージシステムのオーバーヘッドを軽減します。また耐用年数を延長することができるため、費用をかけてストレージ基盤にアップグレードすることなくパフォーマンスを確保することが可能です。

Tanejaグループのシニアアナリスト、ジェフ・バーン氏は、「ここ数年間、フラッシュストレージが持つ性能面でのメリットを仮想コンピューティングインフラストラクチャーに活用する様々な戦略を見てきました。ヴイエムウェアがサードパーティーのソリッドステート・アクセラレーション・ソリューションをVMware vSphere(R) プラットフォームに統合できるようにしたことは素晴らしいことです。これにより、顧客には、ソフトウェアデファインドストレージ環境におけるストレージ性能を改善する、より強力な選択肢が提供されます」と述べています。

また、サンディスクは下記のイベントにてFlashSoft(R) for VMware vSphere(R)を含むサンディスクのエンタープライズ向けフラッシュソリューションを詳しくご紹介いたします。
・vForum 2015 TOKYO - 11月10日(火)〜11日(水) ザ・プリンスパークタワー東京 小間番号61
・vForum 2015 OSAKA - 11月19日(木) グランフロント大阪 小間番号13
vForum 2015については http://vforum.jp/をご覧ください。

■FlashSoftについて
FlashSoft(R)は、サーバーサイドのフラッシュストレージを利用した高パフォーマンスなキャッシング・ソリューションです。FlashSoftは、あらゆるベンダーのフラッシュストレージに対応し、エンタープライズストレージアーキテクチャと協調して、ビジネスクリティカルなアプリケーションや仮想環境における処理を高速化します。FlashSoftの詳細はhttp://www.sandisk.co.jp/enterprise/flashsoft/をご覧ください。

■サンディスクについて
フォーチュン500ならびにS&P500カンパニーであり、データストレージソリューションで世界をリードしているサンディスクコーポレーション(NASDAQ: SNDK)は、これまで25年以上にわたって斬新なアイデアと革新的な製品でエレクトロニクス業界に変革を起こしてきました。サンディスクの最先端のソリューションは、世界最大級のデータセンターの多くに採用され、スマートフォンやタブレット、そしてパソコン用の組み込みストレージとしても幅広く使われています。また、サンディスクのリテール製品は、世界中で販売されています。
サンディスク株式会社は、東京に本社を置き、大船、四日市にオフィスがあり、日本での営業・マーケティング業務拠点ならびにNANDフラッシュメモリーの開発・製造を行っています。

(C)2015 SanDisk Corporation. All rights reserved. SanDisk、FlashSoft、その他は米国その他各国におけるSanDisk Corporationの商標です。VMware、vSphere、Virtual Volumes、Virtual SAN、vCenter、VMware Readyは米国その他の管轄地におけるVMware, Inc.の登録商標または商標です。本リリースに含まれる他のブランド名は特定目的のためのみに使用されるものであり、各所有者の商標である場合があります。
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