【家を買った後に感じたギャップランキング】回答者455人アンケート調査
[24/11/28]
提供元:PRTIMES
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家を買った後にギャップは感じた?
今回不動産メディア「幸せおうち計画」を運営する、株式会社AZWAY(本社:東京都新宿区、代表取締役:井口梓美)は、20代から60代以上までの455人を対象に「家を買った後に感じたギャップ」についてアンケートを実施しました。
詳細はこちらにて公開。(https://azway.co.jp/news/4280/)
人生における高額な買い物の一つである「家の購入」。中には、ご自身の家の購入に際し「どのような家なら後悔しないんだろう」「皆が後悔しているのはどういったポイントなのだろう」と思っている方もいるのではないでしょうか。
今回、株式会社AZWAY(https://azway.co.jp/)が運営する、幸せおうち計画(https://azway.co.jp/media/)は、20代から60代以上までの455人を対象に「家を買った後に感じたギャップ」についてアンケート調査を実施しました。
調査概要
調査対象:20代から60代以上までの455人
調査期間:2024年8月3日-9月21日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:455人(女性 281人/男性 174人)
回答者の年齢:20代8.5%、30代32.5%、40代29.5%、50代20.7%、60代以上8.8%
調査結果サマリー
・家を買った後に感じたギャップランキング:1位は収納スペースの不足
・購入した家に対して不満を抱えている人は1割弱、一戸建ての人の方が不満が多い傾向
・購入した家の金額によって満足度に多少の差、高額な人はローンの負担や維持費に不満の声
家を買った後に感じたギャップランキング:1位は収納スペースの不足
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/111955/74/111955-74-e69968af33df0f0eef2ec7d2c8d77316-1131x1600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
20代から60代以上までの回答者455人に「家を買った後に感じたギャップ」について聞いたところ、1位は「収納スペースの不足」で128人、2位は「思ったよりも修繕・維持費が高い」で124人、3位は「室内のスペースが思ったより狭かった」で102人という結果になりました。「実際に住んで家具を配置してみたら狭かった」や「家族の人数が増えるとともに手狭になった」などの声が上がっており、ギリギリのサイズ感で作ってしまうと狭さを感じることがわかります。
それぞれ、ギャップを感じた理由をみていきましょう。
1位:収納スペースの不足
・「購入する時は広さは十分だと思いましたが、住んでいる内に物が増えて収納スペースが足りなくなり、結果的に家の中に物が溢れて来て狭く感じる様になりました。更に住宅ローンに加えて、管理費や固定資産税等のお金を支払い続けるのも結構大変だと感じたのです。何より個人的には、ペアローンで購入したものの離婚する事になり、結局マンションを売却しなければならなくなったのが厄介でした」(40代男性)
・「現在住んでいる家は当初はすごく良かったのですが、長年住んでいると物が増え思ったより収納スペースが少なかったと後悔しています。収納スペースが少ないと部屋の片づけがうまくいかないのできれいに部屋の状態を保つことが難しいと思います。また、敷地は75坪くらいあるので広いのですが、南北方向が狭いので敷地面積の割に日当たりが良くないのが欠点です。これから購入される方は、収納スペースは多めに作っておいた方が良いことと、日当たりをよく考えて購入することをお勧めします」(60代以上男性)
・「住んでみて、収納が少ないのには困りました。ウォークインを作ってあったので大丈夫だろう。と思っていましたが服以外にも収納は必要だし、ちょっとしたクローゼットも必要でした。玄関は狭くてもいいかな。と思っていましたが、子供が生まれてからはベビーカーごと入れる玄関にしてよかったなぁ。と思うところがたくさんあったので大きめの玄関はおすすめです」(30代女性)
「収納スペースの不足」を選んだ人からは、「住んでいるうちにものが増えて手狭になった」や「ウォークインクローゼット以外にも、色々と収納が必要だった」などの声が上がっていました。他にも、収納スペースが少ない結果、部屋を綺麗に保つことが難しいなどの声もあり、家を建てる際にはある程度の収納力を用意しておくことが重要だと言えそうです。
2位:思ったよりも修繕・維持費が高い
・「私が購入したのは中古の一戸建て住宅です。住む前に一応は点検して必要と思われる個所についてはリフォーム工事をしたのですが、実際に住んでみると当初気が付かなかったところにリフォームが必要なのがわかってきました。結果的に結構高額な費用の出費いなってしまいました。中古住宅を購入する際には時間をかけて詳細に点検をした方が良いと思いました。もしかすると売主との価格交渉で安く購入することができるかもしれません」(60代以上男性)
・「外壁塗装などの家屋のメンテナンスには意外とお金がかかります。また、自然災害で家屋が影響を受けることもあります。そのための地震保険を含めた火災保険の加入も必要で、思った以上にお金がかかると思います。それらの点を頭に入れておき、家を買う前に、あらかじめ家屋の将来の資産を出しておいた方が良いかもしれません。」(50代女性)
・「購入後に建物の保険料、修繕費や維持費の追加があるなど予想以上に年間毎年お金がかかることがマイナスポイントでした。この点は購入当時に担当者から詳細や明細などを聞いておき把握しておくことをお勧めします。また騒音に関してはラッシュ時に物件の近くを下見しておくことをお勧めします。日中が静かでもこの時間は車の走行などの騒音があるからです」(50代男性)
「思ったよりも修繕費・維持費が高かった」を選んだ人からは、「中古物件を購入したら、住んでから修繕が必要な箇所が多く見つかり高額な費用がかかった」や「メンテナンスや保険、固定資産税など、ローン以外にもお金がかかる」などの声が上がっていました。SNSでは「家賃を払うなら、ローンを払って家を買った方が良い」という声も聞かれますが、家の購入後はローン以外にも多くの費用がかかることがわかります。購入する際は、支出の全体像をしっかり把握してから決めるのが良いと言えるでしょう。
3位:室内のスペースが思ったより狭い
・「購入時に感じたのは思ったよりも狭いということ。内覧のときとかは家具とかをを配置していないので広くは感じるが、実際家具を配置し始めるととても狭く感じた。それと風通しがいいので角部屋を購入したのだが、窓の前に高い家具を置くわけにもいかずそのために家具の配置が難しく好みの家具で統一することができなかった。実際購入する場合は家具の配置を考えてみる必要はあると思う」(60代以上男性)
・「何も家具を置かれていない家を見るとかなり広く見えるので家具を置くと狭く感じるので子供部屋などを作るのであれば部屋に合ったサイズの家具を引っ越し前に考えて購入することをお勧めします。長く住めば必ずキッチンや洗面所、トイレやお風呂のリフォームが必要になり払い続ける固定資産税や修繕費などもあるので住宅ローン以外にもかなりお金がかかることを確認してからの購入をお勧めします」(40代女性)
・「部屋の広さ、階段の幅、段差など、実際にできあがってみると、イメージと違うなと感じました。設計通りなので、ハウスメーカーのミスとかではないです。「6畳のひろびろバルコニー」ができあがるのを楽しみにしていましたが、いざ出来上がってみると、せまく感じました。和室の6畳と、バルコニーが同じ広さとは思えない・・・。錯覚なのだと思いますが、それが一番残念でした。8畳バルコニーにすれば良かったです。階段も、手すりをつけたら、せまくて腰をぶつけてしまいます。段差も、思ったより急で危険な感じになってしまいました。そのあたりもしっかり測って、じっくり検討したほうが良いと思います」(40代女性)
「室内のスペースが思ったより狭い」を選んだ人からは、「家具を配置するととても狭く感じる」や「実際に出来上がってみるとイメージと違った」などの声が上がっています。家の購入を決める前に、自分の持っている家具やこれから揃えたい家具のサイズを確認し、より具体的なイメージを持って家を購入することが重要だとわかります。
4位:住宅ローンの返済が予想以上に負担
・「住宅ローンはボーナス払いもあったが、支払い途中で病気で1年休職してしまった期間があり、その年の住宅ローンのボーナス払いは貯金を切り崩して支払ったのがとても辛かったです。また、住んでいる地域は自治会活動が盛んで、必ず加入しなければならず、さらに、10数年に1回の割合で輪番制で役員が回ってくることが辛いです。これから年を取り、70代や80代になった時に役員が回ってきた時、果たしてこなすことができるのだろうか?と不安になってしまいます」(50代男性)
・「私が購入後に感じたのは諸々の経費がかかることで、物件本体価格よりも負担が相当大きいということです。ローンも自分のものになるからと賃貸派を否定する意見できたが、実際に負担してみると残高をみてぐったりきてます。やはり頭金を多く入れるなど、資金的な余裕がないとせっかくのマイホームでも負担感大きいです。銀行から借りる前、自分たちで貯金するなりに親から借りるなど、やることはいっぱいあるかと思いました」(40代女性)
・「賃貸に住んでいて家賃を払っていると、よく「あと◯万円加えれば家を買える」という話をよく聞くかと思います。住宅ローンを支払うようになって感じたのは、この◯万円という数字は想像していた以上に大きい、ということです。たかが数万円、されど数万円。家を立てると決めたときは子どももまだそんなに大きくなく負担も小さいと感じますが、実際に住宅ローンを支払う時期は子どもにお金がかかる時期です。そのあたりもしっかりシミュレーションしないと、支払いが厳しくなるでしょう」(30代男性)
「住宅ローンの返済が予想以上に負担」を選んだ人からは、「色々な経費がかかるため、物件の本体価格よりも負担が大きい」や「病気になり、休職している間は貯金を切り崩してローンを払わなくてはならず苦しかった」などの声が上がっていました。体を壊してもローンの返済は待ってくれないため、予想外のことが起きたときにカバーできる金額でローンを設定しておくことが必要と言えるでしょう。
5位:騒音問題(交通、近隣など)
・「家を購入する前に近隣の騒音のチェックはして問題ないと思っていたのですが、我が家の近くの道路が大道路への抜け道だったらしく夜中に大型トラックが頻繁に通ってかなりうるさいです。ですので、騒音チェックは時間帯を変えて何度か行うことをおすすめします。夜中にチェックしろとは言いませんが、朝と夜ではだいぶ違うこともありますので、最低でも2回はチェックした方が良いです。また、これから家を買う人は家の修繕費のことも頭に入れておくことをおすすめします。外壁や屋根の塗り直しは数年で必要になりますので、そういったお金のことも頭に入れておいた方が良いです」(40代男性)
・「新築マンションを購入しました。完成する前の契約だったので実際の部屋を見ることなく契約したのですが、引き渡し時に思ったよりも電車の騒音が気になりました。高額な買い物なので、やはり実際の物件を見て購入することをお勧めします。実際の物件を見れば、日当たり、管理状況などもよく分かります。次購入する時は築浅のマンションにして、リノベーションをして住みたいです」(50代女性)
・「これから家を購入する方は必ず夜間の時間帯に購入予定の物件の周辺環境をリサーチして下さい、理由は朝や昼間の時間帯は静かな環境でも夜間の時間帯になると改造車を乗り回す若者が住宅周辺を走り回るとか予期せぬ誤算が発生し後悔するハメになるからです、現に私がそうした後悔をしているのでこれから家を購入する方は必ず夜間の時間帯の周辺環境をリサーチすると良いです」(40代男性)
「騒音問題」を選んだ人からは「夜間のリサーチも必要」や「絶対に購入前に騒音チェックをした方が良い」などの声が上がっています。朝と夜では騒音の状況がだいぶ違ったという声もあり、昼間の時間帯だけでなく、夜もリサーチしてから購入を決定するのが良さそうです。
購入した家に対して不満を抱えている人は1割弱、一戸建ての人の方が不満が多い傾向
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/111955/74/111955-74-bb9fba3251dcfb9799fb5a546ac95154-1338x742.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
続いて、「購入した家の満足度」について聞いたところ、「満足している」「非常に満足している」と選んだ人は、合わせて74.9%となっており、7割以上の人が自分の家に満足していることがわかります。一方、「非常に不満を感じている」
「不満を感じている」人は9.3%となっており、高額な買い物であるにも関わらず1割弱もの人が何かしらの不満を感じていることもわかりました。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/111955/74/111955-74-876a084229fc0e6eedfd74eed26a1693-1522x742.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
また、「購入した家の満足度」を購入した家の形態別に分類したところ、「一戸建て」の人の方が不満を感じている人の割合が多いことがわかりました。ただ、マンションの人では「普通」の人の割合が多く、無難さを感じている人が多いと言えるかもしれません。
購入した家の金額によって満足度に多少の差、高額な人はローンの負担や維持費に不満の声
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/111955/74/111955-74-bb5e9f03966166935bc74aeee24e39ab-1600x638.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
最後に、「購入した家の満足度」について購入した家の金額別に分析してみたところ、5,000万円台より上の人では「非常に不満を感じている」人はいないことがわかりました。また、建物の金額が2,000〜4,000万円以下の人では「満足している」人が「非常に満足している」人よりも圧倒的に多く、それ以外の価格の人ではそこまで大きな差がないことも見えてきました。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/111955/74/111955-74-8395c4cbfb979e4d51b48f6aa352a187-1600x900.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
また、家の購入金額別にギャップを感じたことをランキング化したところ、2,000〜4,000万円の人では収納や住居のスペースにギャップを感じている人が多く、スペースに関して気をつけるとより満足度を上げることができそうだとわかります。
一方、6,000万円以上の人ではローンの負担や修繕費・維持費の高さを上げる人も多く、高額な家を建てる際にはローン以外にもかかる費用があることを忘れずに、予算を組むことが重要だと言えるでしょう。
まとめ
調査の結果、家を買った後に感じたギャップランキングの1位は「収納スペースの不足」、2位は「思ったよりも修繕・維持費がかかる」、3位は「室内のスペースが狭い」という結果になりました。家を購入したものの、いざ住んでみると思っていたよりも狭い、住んでいるうちに収納が足りなくなるという現実に直面している人が多いことがわかります。
また、購入した家に対して不満を抱えている人は1割弱で、一戸建ての人の方が不満が多い傾向にあることもわかりました。ただ、マンションの人は「普通」を選んだ人が多い結果となっており、無難さを感じている人が多いことがわかりました。
最後に購入した家の金額によって差が出てくるか分析したところ、満足度については多少の差がみられ、2,000〜4,000万円の家を建てた人は他と比べて「満足」を選んだ人が多いものの「非常に高い満足度」を選んだ人が少ないという結果になりました。また、購入金額が高額な人はローンの負担や維持費に不満の声が上がっており、購入する際にはローンだけでなく維持費や修繕費、保険なども含めて計算する必要があると言えるでしょう。
※全ての集計結果データは以下から閲覧可能です。
URL:https://azway.co.jp/news/4280/
幸せおうち計画ついて
株式会社Azwayが運営する不動産の総合情報メディア。不動産のプロである宅建士や建築士はもちろん、税理士やFPが専門性の高い記事を執筆・監修しています。
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株式会社AZWAYについて
株式会社AZWAYでは、「インターネットを通して誰かの暮らしを豊かに」を企業理念にライフスタイルに関するメディアの運営、及び不動産仲介事業を展開しております。
【主な運営メディア】
幸せおうち計画(https://azway.co.jp/media/)
注文住宅ラボ(https://limore.co.jp/chumon-jyutaku/)
リフォームのAtoZ(https://reformaz.co.jp/media/)
マンション売却の道しるべ(https://realestatejp.xsrv.jp/)
家を建てる完全ガイド(https://housemaker.xsrv.jp/)
ハウスメーカー大辞典(https://fudousan.jpn.org/)
会社概要
会社名:株式会社AZWAY
代表者:代表取締役 井口 梓美
所在地:〒169-0075 東京都新宿区高田馬場1-29-1 ユースクエア高田馬場B1
設立:2016年9月
資本金:1,000万円
URL:https://azway.co.jp/
今回不動産メディア「幸せおうち計画」を運営する、株式会社AZWAY(本社:東京都新宿区、代表取締役:井口梓美)は、20代から60代以上までの455人を対象に「家を買った後に感じたギャップ」についてアンケートを実施しました。
詳細はこちらにて公開。(https://azway.co.jp/news/4280/)
人生における高額な買い物の一つである「家の購入」。中には、ご自身の家の購入に際し「どのような家なら後悔しないんだろう」「皆が後悔しているのはどういったポイントなのだろう」と思っている方もいるのではないでしょうか。
今回、株式会社AZWAY(https://azway.co.jp/)が運営する、幸せおうち計画(https://azway.co.jp/media/)は、20代から60代以上までの455人を対象に「家を買った後に感じたギャップ」についてアンケート調査を実施しました。
調査概要
調査対象:20代から60代以上までの455人
調査期間:2024年8月3日-9月21日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:455人(女性 281人/男性 174人)
回答者の年齢:20代8.5%、30代32.5%、40代29.5%、50代20.7%、60代以上8.8%
調査結果サマリー
・家を買った後に感じたギャップランキング:1位は収納スペースの不足
・購入した家に対して不満を抱えている人は1割弱、一戸建ての人の方が不満が多い傾向
・購入した家の金額によって満足度に多少の差、高額な人はローンの負担や維持費に不満の声
家を買った後に感じたギャップランキング:1位は収納スペースの不足
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/111955/74/111955-74-e69968af33df0f0eef2ec7d2c8d77316-1131x1600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
20代から60代以上までの回答者455人に「家を買った後に感じたギャップ」について聞いたところ、1位は「収納スペースの不足」で128人、2位は「思ったよりも修繕・維持費が高い」で124人、3位は「室内のスペースが思ったより狭かった」で102人という結果になりました。「実際に住んで家具を配置してみたら狭かった」や「家族の人数が増えるとともに手狭になった」などの声が上がっており、ギリギリのサイズ感で作ってしまうと狭さを感じることがわかります。
それぞれ、ギャップを感じた理由をみていきましょう。
1位:収納スペースの不足
・「購入する時は広さは十分だと思いましたが、住んでいる内に物が増えて収納スペースが足りなくなり、結果的に家の中に物が溢れて来て狭く感じる様になりました。更に住宅ローンに加えて、管理費や固定資産税等のお金を支払い続けるのも結構大変だと感じたのです。何より個人的には、ペアローンで購入したものの離婚する事になり、結局マンションを売却しなければならなくなったのが厄介でした」(40代男性)
・「現在住んでいる家は当初はすごく良かったのですが、長年住んでいると物が増え思ったより収納スペースが少なかったと後悔しています。収納スペースが少ないと部屋の片づけがうまくいかないのできれいに部屋の状態を保つことが難しいと思います。また、敷地は75坪くらいあるので広いのですが、南北方向が狭いので敷地面積の割に日当たりが良くないのが欠点です。これから購入される方は、収納スペースは多めに作っておいた方が良いことと、日当たりをよく考えて購入することをお勧めします」(60代以上男性)
・「住んでみて、収納が少ないのには困りました。ウォークインを作ってあったので大丈夫だろう。と思っていましたが服以外にも収納は必要だし、ちょっとしたクローゼットも必要でした。玄関は狭くてもいいかな。と思っていましたが、子供が生まれてからはベビーカーごと入れる玄関にしてよかったなぁ。と思うところがたくさんあったので大きめの玄関はおすすめです」(30代女性)
「収納スペースの不足」を選んだ人からは、「住んでいるうちにものが増えて手狭になった」や「ウォークインクローゼット以外にも、色々と収納が必要だった」などの声が上がっていました。他にも、収納スペースが少ない結果、部屋を綺麗に保つことが難しいなどの声もあり、家を建てる際にはある程度の収納力を用意しておくことが重要だと言えそうです。
2位:思ったよりも修繕・維持費が高い
・「私が購入したのは中古の一戸建て住宅です。住む前に一応は点検して必要と思われる個所についてはリフォーム工事をしたのですが、実際に住んでみると当初気が付かなかったところにリフォームが必要なのがわかってきました。結果的に結構高額な費用の出費いなってしまいました。中古住宅を購入する際には時間をかけて詳細に点検をした方が良いと思いました。もしかすると売主との価格交渉で安く購入することができるかもしれません」(60代以上男性)
・「外壁塗装などの家屋のメンテナンスには意外とお金がかかります。また、自然災害で家屋が影響を受けることもあります。そのための地震保険を含めた火災保険の加入も必要で、思った以上にお金がかかると思います。それらの点を頭に入れておき、家を買う前に、あらかじめ家屋の将来の資産を出しておいた方が良いかもしれません。」(50代女性)
・「購入後に建物の保険料、修繕費や維持費の追加があるなど予想以上に年間毎年お金がかかることがマイナスポイントでした。この点は購入当時に担当者から詳細や明細などを聞いておき把握しておくことをお勧めします。また騒音に関してはラッシュ時に物件の近くを下見しておくことをお勧めします。日中が静かでもこの時間は車の走行などの騒音があるからです」(50代男性)
「思ったよりも修繕費・維持費が高かった」を選んだ人からは、「中古物件を購入したら、住んでから修繕が必要な箇所が多く見つかり高額な費用がかかった」や「メンテナンスや保険、固定資産税など、ローン以外にもお金がかかる」などの声が上がっていました。SNSでは「家賃を払うなら、ローンを払って家を買った方が良い」という声も聞かれますが、家の購入後はローン以外にも多くの費用がかかることがわかります。購入する際は、支出の全体像をしっかり把握してから決めるのが良いと言えるでしょう。
3位:室内のスペースが思ったより狭い
・「購入時に感じたのは思ったよりも狭いということ。内覧のときとかは家具とかをを配置していないので広くは感じるが、実際家具を配置し始めるととても狭く感じた。それと風通しがいいので角部屋を購入したのだが、窓の前に高い家具を置くわけにもいかずそのために家具の配置が難しく好みの家具で統一することができなかった。実際購入する場合は家具の配置を考えてみる必要はあると思う」(60代以上男性)
・「何も家具を置かれていない家を見るとかなり広く見えるので家具を置くと狭く感じるので子供部屋などを作るのであれば部屋に合ったサイズの家具を引っ越し前に考えて購入することをお勧めします。長く住めば必ずキッチンや洗面所、トイレやお風呂のリフォームが必要になり払い続ける固定資産税や修繕費などもあるので住宅ローン以外にもかなりお金がかかることを確認してからの購入をお勧めします」(40代女性)
・「部屋の広さ、階段の幅、段差など、実際にできあがってみると、イメージと違うなと感じました。設計通りなので、ハウスメーカーのミスとかではないです。「6畳のひろびろバルコニー」ができあがるのを楽しみにしていましたが、いざ出来上がってみると、せまく感じました。和室の6畳と、バルコニーが同じ広さとは思えない・・・。錯覚なのだと思いますが、それが一番残念でした。8畳バルコニーにすれば良かったです。階段も、手すりをつけたら、せまくて腰をぶつけてしまいます。段差も、思ったより急で危険な感じになってしまいました。そのあたりもしっかり測って、じっくり検討したほうが良いと思います」(40代女性)
「室内のスペースが思ったより狭い」を選んだ人からは、「家具を配置するととても狭く感じる」や「実際に出来上がってみるとイメージと違った」などの声が上がっています。家の購入を決める前に、自分の持っている家具やこれから揃えたい家具のサイズを確認し、より具体的なイメージを持って家を購入することが重要だとわかります。
4位:住宅ローンの返済が予想以上に負担
・「住宅ローンはボーナス払いもあったが、支払い途中で病気で1年休職してしまった期間があり、その年の住宅ローンのボーナス払いは貯金を切り崩して支払ったのがとても辛かったです。また、住んでいる地域は自治会活動が盛んで、必ず加入しなければならず、さらに、10数年に1回の割合で輪番制で役員が回ってくることが辛いです。これから年を取り、70代や80代になった時に役員が回ってきた時、果たしてこなすことができるのだろうか?と不安になってしまいます」(50代男性)
・「私が購入後に感じたのは諸々の経費がかかることで、物件本体価格よりも負担が相当大きいということです。ローンも自分のものになるからと賃貸派を否定する意見できたが、実際に負担してみると残高をみてぐったりきてます。やはり頭金を多く入れるなど、資金的な余裕がないとせっかくのマイホームでも負担感大きいです。銀行から借りる前、自分たちで貯金するなりに親から借りるなど、やることはいっぱいあるかと思いました」(40代女性)
・「賃貸に住んでいて家賃を払っていると、よく「あと◯万円加えれば家を買える」という話をよく聞くかと思います。住宅ローンを支払うようになって感じたのは、この◯万円という数字は想像していた以上に大きい、ということです。たかが数万円、されど数万円。家を立てると決めたときは子どももまだそんなに大きくなく負担も小さいと感じますが、実際に住宅ローンを支払う時期は子どもにお金がかかる時期です。そのあたりもしっかりシミュレーションしないと、支払いが厳しくなるでしょう」(30代男性)
「住宅ローンの返済が予想以上に負担」を選んだ人からは、「色々な経費がかかるため、物件の本体価格よりも負担が大きい」や「病気になり、休職している間は貯金を切り崩してローンを払わなくてはならず苦しかった」などの声が上がっていました。体を壊してもローンの返済は待ってくれないため、予想外のことが起きたときにカバーできる金額でローンを設定しておくことが必要と言えるでしょう。
5位:騒音問題(交通、近隣など)
・「家を購入する前に近隣の騒音のチェックはして問題ないと思っていたのですが、我が家の近くの道路が大道路への抜け道だったらしく夜中に大型トラックが頻繁に通ってかなりうるさいです。ですので、騒音チェックは時間帯を変えて何度か行うことをおすすめします。夜中にチェックしろとは言いませんが、朝と夜ではだいぶ違うこともありますので、最低でも2回はチェックした方が良いです。また、これから家を買う人は家の修繕費のことも頭に入れておくことをおすすめします。外壁や屋根の塗り直しは数年で必要になりますので、そういったお金のことも頭に入れておいた方が良いです」(40代男性)
・「新築マンションを購入しました。完成する前の契約だったので実際の部屋を見ることなく契約したのですが、引き渡し時に思ったよりも電車の騒音が気になりました。高額な買い物なので、やはり実際の物件を見て購入することをお勧めします。実際の物件を見れば、日当たり、管理状況などもよく分かります。次購入する時は築浅のマンションにして、リノベーションをして住みたいです」(50代女性)
・「これから家を購入する方は必ず夜間の時間帯に購入予定の物件の周辺環境をリサーチして下さい、理由は朝や昼間の時間帯は静かな環境でも夜間の時間帯になると改造車を乗り回す若者が住宅周辺を走り回るとか予期せぬ誤算が発生し後悔するハメになるからです、現に私がそうした後悔をしているのでこれから家を購入する方は必ず夜間の時間帯の周辺環境をリサーチすると良いです」(40代男性)
「騒音問題」を選んだ人からは「夜間のリサーチも必要」や「絶対に購入前に騒音チェックをした方が良い」などの声が上がっています。朝と夜では騒音の状況がだいぶ違ったという声もあり、昼間の時間帯だけでなく、夜もリサーチしてから購入を決定するのが良さそうです。
購入した家に対して不満を抱えている人は1割弱、一戸建ての人の方が不満が多い傾向
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/111955/74/111955-74-bb9fba3251dcfb9799fb5a546ac95154-1338x742.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
続いて、「購入した家の満足度」について聞いたところ、「満足している」「非常に満足している」と選んだ人は、合わせて74.9%となっており、7割以上の人が自分の家に満足していることがわかります。一方、「非常に不満を感じている」
「不満を感じている」人は9.3%となっており、高額な買い物であるにも関わらず1割弱もの人が何かしらの不満を感じていることもわかりました。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/111955/74/111955-74-876a084229fc0e6eedfd74eed26a1693-1522x742.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
また、「購入した家の満足度」を購入した家の形態別に分類したところ、「一戸建て」の人の方が不満を感じている人の割合が多いことがわかりました。ただ、マンションの人では「普通」の人の割合が多く、無難さを感じている人が多いと言えるかもしれません。
購入した家の金額によって満足度に多少の差、高額な人はローンの負担や維持費に不満の声
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/111955/74/111955-74-bb5e9f03966166935bc74aeee24e39ab-1600x638.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
最後に、「購入した家の満足度」について購入した家の金額別に分析してみたところ、5,000万円台より上の人では「非常に不満を感じている」人はいないことがわかりました。また、建物の金額が2,000〜4,000万円以下の人では「満足している」人が「非常に満足している」人よりも圧倒的に多く、それ以外の価格の人ではそこまで大きな差がないことも見えてきました。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/111955/74/111955-74-8395c4cbfb979e4d51b48f6aa352a187-1600x900.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
また、家の購入金額別にギャップを感じたことをランキング化したところ、2,000〜4,000万円の人では収納や住居のスペースにギャップを感じている人が多く、スペースに関して気をつけるとより満足度を上げることができそうだとわかります。
一方、6,000万円以上の人ではローンの負担や修繕費・維持費の高さを上げる人も多く、高額な家を建てる際にはローン以外にもかかる費用があることを忘れずに、予算を組むことが重要だと言えるでしょう。
まとめ
調査の結果、家を買った後に感じたギャップランキングの1位は「収納スペースの不足」、2位は「思ったよりも修繕・維持費がかかる」、3位は「室内のスペースが狭い」という結果になりました。家を購入したものの、いざ住んでみると思っていたよりも狭い、住んでいるうちに収納が足りなくなるという現実に直面している人が多いことがわかります。
また、購入した家に対して不満を抱えている人は1割弱で、一戸建ての人の方が不満が多い傾向にあることもわかりました。ただ、マンションの人は「普通」を選んだ人が多い結果となっており、無難さを感じている人が多いことがわかりました。
最後に購入した家の金額によって差が出てくるか分析したところ、満足度については多少の差がみられ、2,000〜4,000万円の家を建てた人は他と比べて「満足」を選んだ人が多いものの「非常に高い満足度」を選んだ人が少ないという結果になりました。また、購入金額が高額な人はローンの負担や維持費に不満の声が上がっており、購入する際にはローンだけでなく維持費や修繕費、保険なども含めて計算する必要があると言えるでしょう。
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