「WOW FES!」総合構成・小山薫堂氏インタビュー
[09/08/14]
提供元:PRTIMES
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小山薫堂が“これからのテレビ”を占う一大イベント「WOW FES!」の総合構成に!
「本当に人の心に響き、かつ刺激的でもある空間を作っていきたい」
10月10日(土)、渋谷の国立代々木競技場エリアを中心に開催される、テレビの枠を超えた一大イベント「WOW FES!」。この日は、人気俳優チョン・ウソンの最新主演作の先行試写会や、一流アーティストの音楽ライブ、プロボクシングのダブル世界タイトルマッチなど、多彩なWOWOWの魅力を体感できるイベントが催される。さらに主催のWOWOWでは、朝10時から夜10時までの12時間、会場からの生中継を中心にイベントの模様を無料放送する。この前代未聞のイベントで総合構成を担当するのは、放送作家・脚本家の小山薫堂氏だ。
「ジャンル別の会場をどうつなぐかが、僕の仕事のひとつ。そのために、カレー王座決定戦やWOWTLET!(ワウトレット)というイベントを立ち上げます。カレー王座決定戦は、来場者に著名人のこだわりカレーを食べて投票をしてもらうという企画。僕が個人的にカレー好きだということあるけれど、誰もが好きな国民食でもあるし、参加してくれた人には、有名人のカレーを食べたという共通体験もできると思うんです。WOWTLET!では、ここでしか買えない商品というものにこだわっていきます。ファッションやインテリア、食にまつわるオリジナル商品など、企画を練っているところです」
小山氏の頭脳からは、現在進行形でアイデアが次々に飛び出してきているようだ。映画やテレビ、広告などの各分野でマルチに活躍している小山氏にとって、今回のようなイベントを手がける楽しみはどこにあるのだろう?
「なんといっても、会場にやってくる人を直接見て、喜んでいる様子をナマで見られるということ。来場者を巻き込んでエンターテインメントに仕上げていくという作業には、予測できない部分もあるからハラハラするけれど、僕はWOWOWというテレビ局を好きな人たちと趣味の一致を感じるんですよ。自分が好きなものは皆さんも好きじゃないかなと、漠然とした確信を持っています」
そもそも、小山氏がこのイベントを手がけることになったのは、今年2月にロサンゼルスで行われた映画の祭典、第81回アカデミー賞授賞式がきっかけ。脚本を手がけた映画「おくりびと」が外国語映画賞に輝き、小山氏はLAの空港でWOWOWの中継スタッフと知り合ったのだ。
「映画にこだわりがあって、音楽やスポーツも好き。WOWOWの視聴者はそんな人たちだと思うので、僕としてはやりやすいですね。人間が何かを面白いと思ったりおいしいと感じたり、そういう感覚の最小単位を閾値(いきち)というんですけど、その閾値は経験を重ねるにつれどんどん上がって、欲望が膨らんでいく。テレビメディアも、前より過激なことをやろうという傾向になりがちなんですけど、ここで一回、面白さの閾値をリセットしたい。そして、本当に人の心に響くのは何かということを追求して、後に残るものが作り出せたらいい。もちろんテレビは同時に刺激的でなければならないから、真面目すぎてもいけないんですけど。そういうバランスのとれたものに反応してくれる人を味方にして、WOWOWが面白いことをやっていく。そんなイベントにしたいと思います」
小山氏が総合構成をする10月10日の「WOW FES!」に、是非とも期待したい!
「本当に人の心に響き、かつ刺激的でもある空間を作っていきたい」
10月10日(土)、渋谷の国立代々木競技場エリアを中心に開催される、テレビの枠を超えた一大イベント「WOW FES!」。この日は、人気俳優チョン・ウソンの最新主演作の先行試写会や、一流アーティストの音楽ライブ、プロボクシングのダブル世界タイトルマッチなど、多彩なWOWOWの魅力を体感できるイベントが催される。さらに主催のWOWOWでは、朝10時から夜10時までの12時間、会場からの生中継を中心にイベントの模様を無料放送する。この前代未聞のイベントで総合構成を担当するのは、放送作家・脚本家の小山薫堂氏だ。
「ジャンル別の会場をどうつなぐかが、僕の仕事のひとつ。そのために、カレー王座決定戦やWOWTLET!(ワウトレット)というイベントを立ち上げます。カレー王座決定戦は、来場者に著名人のこだわりカレーを食べて投票をしてもらうという企画。僕が個人的にカレー好きだということあるけれど、誰もが好きな国民食でもあるし、参加してくれた人には、有名人のカレーを食べたという共通体験もできると思うんです。WOWTLET!では、ここでしか買えない商品というものにこだわっていきます。ファッションやインテリア、食にまつわるオリジナル商品など、企画を練っているところです」
小山氏の頭脳からは、現在進行形でアイデアが次々に飛び出してきているようだ。映画やテレビ、広告などの各分野でマルチに活躍している小山氏にとって、今回のようなイベントを手がける楽しみはどこにあるのだろう?
「なんといっても、会場にやってくる人を直接見て、喜んでいる様子をナマで見られるということ。来場者を巻き込んでエンターテインメントに仕上げていくという作業には、予測できない部分もあるからハラハラするけれど、僕はWOWOWというテレビ局を好きな人たちと趣味の一致を感じるんですよ。自分が好きなものは皆さんも好きじゃないかなと、漠然とした確信を持っています」
そもそも、小山氏がこのイベントを手がけることになったのは、今年2月にロサンゼルスで行われた映画の祭典、第81回アカデミー賞授賞式がきっかけ。脚本を手がけた映画「おくりびと」が外国語映画賞に輝き、小山氏はLAの空港でWOWOWの中継スタッフと知り合ったのだ。
「映画にこだわりがあって、音楽やスポーツも好き。WOWOWの視聴者はそんな人たちだと思うので、僕としてはやりやすいですね。人間が何かを面白いと思ったりおいしいと感じたり、そういう感覚の最小単位を閾値(いきち)というんですけど、その閾値は経験を重ねるにつれどんどん上がって、欲望が膨らんでいく。テレビメディアも、前より過激なことをやろうという傾向になりがちなんですけど、ここで一回、面白さの閾値をリセットしたい。そして、本当に人の心に響くのは何かということを追求して、後に残るものが作り出せたらいい。もちろんテレビは同時に刺激的でなければならないから、真面目すぎてもいけないんですけど。そういうバランスのとれたものに反応してくれる人を味方にして、WOWOWが面白いことをやっていく。そんなイベントにしたいと思います」
小山氏が総合構成をする10月10日の「WOW FES!」に、是非とも期待したい!