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BSA、不正コピーが常態化した職場の改善する姿を描いた漫画「知財×ブラック」を公開

〜 第三者の知的財産権を侵害する企業を“知財ブラック企業”と呼び意識啓発 〜

BSA | The Software Allianceは本日、不正コピーが常態化した“知財ブラック企業”で働くビジネスマンが、その環境を改善していく姿を描いた連載漫画「知財×ブラック」を、組織内不正コピーに関する情報サイト「違法告発.com(http://145982.com)」(*1)にて公開しました。漫画「知財×ブラック」の公開にあたり、BSAでは2014年11月〜12月の間、首都圏のJR線、東急線、東京メトロの車両内動画広告やインターネット広告、ソーシャルメディアなどを通じて積極的なプロモーションを行います。




組織内不正コピーは、経営者や組織全体がコンプライアンスを軽視する職場に多く見られ、健全な職場を求める従業員も表立って声をあげることが出来ずにいることが少なくありません。これと同じような風土をもち、従業員に対しサービス残業の強要や不当解雇等を行う企業は“ブラック企業”と呼ばれ、大きな社会問題となっています。

BSAは、組織内不正コピーが常態化している企業とブラック企業の風土が似通っていることから、組織内不正コピーを行う企業を“知財ブラック企業”と呼び、同問題の解決に対する意識啓発を積極的に行っていくためのコンテンツとして、漫画「知財×ブラック」を公開することと致しました。

組織内不正コピーは、まだ多くの組織で行われている現存する問題です。BSAの委託によりIDCが行った「BSAグローバルソフトウェア調査」の結果によると、2013年の日本国内におけるソフトウェアの不正コピー率は19%(*2)でした。また、BSAが開設している「組織内不正コピー情報提供窓口」には年平均約400件(*3)もの情報が寄せられていることからも、“知財ブラック企業”の中で職場環境の改善に悩む方が多く存在しているものと考えられます。

漫画「知財×ブラック」では、ソフトウェアの不正コピーが横行する知財ブラック企業で働く気弱な主人公が、職場環境の改善のために立ち上がる姿を描きます。同漫画コンテンツを通し、“知財ブラック企業”が、いまだに多数存在すること、またその実態を多くの方々に知って頂き、広く問題提起していきたいと考えています。マンガは計4回、BSA日本顧問弁護士の解説付きで「違法告発.com」に公開されます。

▼リリースの詳細はこちらからご覧ください。
http://bsa.or.jp/news-and-events/news/bsa20141104/

*1: 違法告発.com(145982(イホウコクハツ).com)について
「違法告発.com」(http://145982.com/)は、組織内の不正コピーの実態と情報提供の安全性等を広く訴求することを目的にしたマイクロサイトです。2014年11月にリニューアルされ、気弱な主人公が職場に潜む不正コピーに立ち向かう姿を描いた新連載マンガ「知財×ブラック」を公開しています。このほか、過去の通報案件をヒントに組織内における不正コピーの手口を読み切り漫画で紹介する「不正コピーのある風景」、BSA日本担当顧問が情報提供の安全性等をお答えする「BSAへの情報提供が安心な4つの理由」、不正コピーの通報経験者へのアンケートをもとに、通報から不正コピー使用状態の改善までの貴重な体験談まとめた「私が決断した理由」の4つのコンテンツを中心に構成されています。

*2:BSAソフトウェアグローバル調査2013について:
http://bsa.or.jp/news-and-events/news/bsa20140624/

*3:BSA情報提供窓口(日本)への通報件数推移:
http://bsa.or.jp/files/BSA_Introduction_201405.pdf

【組織内不正コピーについて】
企業や学校、病院など複数のコンピュータでソフトウェアを使う組織内における不正コピーのことを指しています。現在日本でもっとも多く見られるソフトウェアの不正コピー形態でもあります。例えば、1台のコンピュータでのみ使用することが許諾されたソフトウェアのパッケージを入手して複数のコンピュータにインストールするような場合がこれに該当します。

BSAの不正コピー対策プログラムは、組織がビジネスを行う際の法律上やセキュリティ上のリスクを軽減するほか、政府による知的財産権に関する法律の順守を助け、商用ソフトウェア市場の反映や世界中のIT産業に広範な経済的利益をもたらすことに役立ちます。

違法・不正ソフトウェアは、組織や消費者を重大なセキュリティリスクにさらします。不正コピーされたソフトウェアには多くの場合、個人情報の盗難、データ損失、システムのクラッシュやセキュリティ侵害などに利用者を感染させるマルウェアが潜在的に含まれています。

ソフトウェアは、製品開発やサービス提供、社内業務の遂行、グローバル市場でのビジネスを支援する組織にとって戦略的な資産です。

【情報提供窓口及び情報提供者の個人情報の保護について】
BSAでは、勤務先等における不正コピー(著作権侵害、不正インストール、ライセンス数を超えた利用を含む)に関する通報を受付ける「情報提供窓口(https://www.bsa.or.jp/report/)」を設置しています。この窓口では、通報された情報のうち、通報者の個人情報については、情報提供者の事前の許諾なしにBSA加盟企業を含む第三者には開示されず、弁護士のみが取扱い、安心して情報提供できる仕組みになっています。


【BSA | The Software Allianceについて】
BSA | The Software Alliance(BSA | ザ・ソフトウェア・アライアンス)は、グローバル市場において世界のソフトウェア産業を牽引する業界団体です。BSAの加盟企業は世界中で最もイノベーティブな企業を中心に構成されており、経済の活性化とより良い現代社会を築くためのソフトウェア・ソリューションを創造しています。ワシントンDCに本部を構え、世界60カ国以上で活動するBSAは、正規ソフトウェアの使用を促進するコンプライアンスプログラムの開発、技術革新の発展とデジタル経済の成長を推進する公共政策の支援に取り組んでいます。詳しくはウェブサイトをご覧ください。
ホームページ : http://bsa.or.jp/
マイクロサイト : http://145982.com/(違法告発.com)
Twitter公式アカウント: https://twitter.com/BSA_100/
Facebook公式ページ: https://www.facebook.com/BSATheSoftwareAllianceJapan/
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