令和元年秋の褒章において京浜事業所従業員が「黄綬褒章」を受章
[19/12/20]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
当社京浜事業所の従業員で、溶接施工業務に従事する田上 誓(たがみ ちかし)がこの度、令和元年秋の褒章において、黄綬褒章を受章いたしました。今月17日には、伝達式および天皇陛下への拝謁が行われました。
黄綬褒章は、農業・商業・工業などの業務に精励し、他の規範となる者に授与されるものです。この度の受賞は、電気溶接工としての卓越した技能による溶接品質向上、後進の指導育成などへの功績が評価されました。
田上は、1971年の入社以来、長年にわたりタービン補器(復水器・給水加熱器・配管等)の溶接施工業務に従事しており、その高い溶接品質は社内外から高い評価を受けています。また、自身の技能五輪での経験や溶接技量を生かし、技能五輪選手の指導育成や数多くの後進の溶接技量向上にも貢献しました。東日本大震災の際には、計画停電を最小限に留めるため、当社が全社を挙げて取り組んだ遊休火力発電所の再稼働に向け、全国をまわり、再稼働工事の完遂に貢献しました。なお、田上は、2013年11月には厚生労働大臣表彰「現代の名工」も受賞しております。
当社は、今後も優れたタービン・発電機などの発電用機器の製造技術を通じ、エネルギーの安定的な供給と環境調和の両立に貢献していきます。
【受章者氏名】
東芝エネルギーシステムズ株式会社 京浜事業所 機器製造部 製缶溶接第二課
田上 誓(たがみ ちかし) 63歳
【受章者経歴】
1971年 4月 東京芝浦電気(株) タービン工場に入社
1974年10月 同社 タービン工場(技能五輪選手)
1977年 9月 同社 タービン工場(技能五輪指導員)
2002年 4月 株式会社東芝 京浜事業所 製缶溶接部熱交配管製造課 製造長
2003年 4月 同社 京浜事業所 機器製造部製缶溶接第二課 技能主務
2017年10月 東芝エネルギーシステムズ株式会社 京浜事業所 機器製造部製缶溶接第二課
<受賞歴>
1982年 5月 技能検定神奈川県知事賞(2級配管職種)
2006年11月 神奈川県知事表彰(卓越技術者)
2004年 2月 厚生労働省委託事業高度熟練技能者(溶接)認定
2013年11月 厚生労働大臣表彰「現代の名工」
<田上のコメント>
「入社以来タービン補器をはじめとする多くの製品の溶接に従事する中で、上司、同僚、社内外の多くの仲間に恵まれたことは大変幸運でした。私たちが納入した製品がエネルギーの安定供給に貢献していることは大きな喜びです。ご協力いただいた多くの関係者の方々に、心から感謝申し上げます。今後も、東芝グループの「モノづくり」を支える後進の育成に努めていく所存です。」
<受章者写真>
[画像: https://prtimes.jp/i/32322/75/resize/d32322-75-322058-0.jpg ]
※東芝エネルギーシステムズの詳細はこちらをご覧下さい。
https://www.toshiba-energy.com/