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【STARTUP DB】調査結果 国内スタートアップ資金調達金額ランキング

総額65億円の資金調達を実施したSpiberが6位、アストロスケールホールディングスが9位に新規ランクイン

成長産業支援事業を推進するフォースタートアップス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:志水雄一郎 以下、フォースタートアップス)は、継続的に国内スタートアップ動向に関する調査を行い、当社サービスである「STARTUP DB (スタートアップデータベース)」に調査結果を公開しています。今回は、2020年1月から10月までを対象とした「国内スタートアップ資金調達金額ランキング(2020年1月〜10月)」を発表いたします。




[画像1: https://prtimes.jp/i/32589/75/resize/d32589-75-546383-1.png ]



国内スタートアップ資金調達ランキング(2020年1-10月)では、新たにSpiberが6位に、アストロスケールホールディングスが9位にランクイン。その他、Looopが4位に、アンドパッドが7位にランクアップしました。

構造タンパク質素材「Brewed Protein(ブリュード・ プロテイン)」を開発するSpiberは、米国の穀物メジャーであるArcher Daniels Midland Company(以下、ADM)を引受先とする59億7,000万円の資金調達を実施。ADMと「Brewed Protein」の米国での量産における業務提携及び製造委託を締結し、今まで以上にパートナーシップを拡大させる方針です。

アストロスケールホールディングスは、持続可能な宇宙利用を目指しシンガポールを拠点にスペースデブリ(宇宙ごみ、デブリ)除去サービスに取り組むスタートアップ。同社は、エースタートをリードインベスタートし、アイネット、宇宙フロンティアファンドを管理するスパークス・イノベーション・フォー・フューチャー、清水建設を引受先とする、シリーズE総額約55億円の第三者割当増資を実施。今回の調達により、累計資金調達額は約210億円に達しました。

Looopは、再生可能エネルギーを中心としたエネルギーサービスを提供するスタートアップ。同社は、2020年6月の総額28億3,000万円の資金調達実施以降、さらに融資を受けたことでランクアップ。2020年の融資情報は、Looopから直接情報提供をいただき、調達資金は、発電所の開発・運用利用される予定です。

クラウド型建設プロジェクト管理サービス「ANDPAD」を提供するアンドパッドは、シリーズCエクステンションラウンドとしてリードインベスターにMinerva Growth Partners、世界屈指のベンチャーキャピタルSequoia Capitalを引受先とする20億円の資金調達を実施。シリーズCラウンドの累計調達額は約60億円となりました。今回の資金調達は、両投資家ともに日本における投資第1号案件です。同社は、SaaS関連企業やDX関連企業への豊富な投資経験を持つ国際投資家の知見を活用することで、プラットフォーム戦略を加速し、建設業界のDX化を推進していく方針です。

カテゴリー別では金融領域、環境・エネルギーが4社、次いで自動車領域が3社ランクイン

[画像2: https://prtimes.jp/i/32589/75/resize/d32589-75-835139-2.png ]

カテゴリー別では、金融領域と環境・エネルギーが4社、次いで自動車が3社となりました。

環境・エネルギー領域では、前述したSpiber、電力コストの経営課題を解決するVPP Japan、次世代リチウムイオン電池「全樹脂電池」の開発を行うAPB、再生可能エネルギーなどの電力小売サービス「Looopでんき」を提供するLooopが名を連ねました。この4社はいずれも今年に入って55億円以上の資金を集めています。

突出して社数の多いカテゴリーがないことから、様々な分野の企業が大型調達をしていることがわかります。

累計資金調達金額100億円越えの企業、設立5年以内の企業はそれぞれ10社


[画像3: https://prtimes.jp/i/32589/75/resize/d32589-75-309015-3.png ]

今回ランクインした企業のうち累計資金調達金額100億円を突破している企業は、先月リリースの国内スタートアップ資金調達ランキング(2020年1-9月)でもランクインをしたMobility Technologies、VPP Japan、ヘイ、Looop、アストロスケールホールディングス、Paidy、ティアフォー、五常・アンド・カンパニー、FiNC Technologiesの他、Spiberが新たに加わり10社となりました。

ランクイン企業20社のうち、設立5年以内の企業は全体の半数の10社。中でも、VPP Japan、アストロスケールホールディングス、ティアフォーは設立5年以内で累計資金調達金額が100億円を超えていることがわかります。

当社は、今後もSTARTUP DBを通じて、スタートアップ・エコシステムの活性化を行い、国内成長産業の発展に貢献してまいります。

【調査概要】
タイトル:「国内スタートアップ資金調達金額ランキング」
調査期間:2020年1月から10月まで(2020年11月2日時点)
レポート記事:STARTUP DB (https://media.startup-db.com/research/funding-ranking-202010

※当社が取得した登記簿謄本に記載している情報を元に参考値として算出しておりますが、当社は、本情報の正確性、信頼性、完全性を保証するものではなく、本情報に基づいて被ったいかなる損害についても一切責任を負いません。

STARTUP DB(スタートアップデータベース)について
国内最大級の成長産業領域に特化した情報プラットフォームです。企業データベースは、12,000社以上の日本のベンチャー・スタートアップ企業の情報を保有するとともに、起業家・投資家、エコシステムビルダーの方々累計100名以上のインタビューコンテンツをリリースしています。2019年6月24日より、英語版リリース。また、世界最大級のベンチャー企業データベース「Crunchbase」とデータ連携し、日本企業の情報を海外のプロフェッショナルに届けることで、国内の成長産業領域市場の発展に貢献しています。
https://startup-db.com/

フォースタートアップス株式会社 概要
社名 : フォースタートアップス株式会社
代表者 : 代表取締役社長 兼 CEO 志水 雄一郎
設立 : 2016年9月1日
事業内容:成長産業支援事業
所在地 : 東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー36F
https://forstartups.com/

フォースタートアップスは、「世界で勝負できる産業、企業、サービス、人を創出し、日本の成長を支えていく」 ために、「for Startups」というビジョンのもと、インターネット/IoTセクターをはじめ、ディープテック等リアルビジネス領域も含めた起業支援と転職支援を中核とした成長産業支援事業を推進。国内有力ベンチャーキャピタルと連携したスタートアップ・ベンチャー企業への戦略的資金支援や、成長産業領域に特化した情報プラットフォーム「STARTUP DB(スタートアップデータベース)」の運用、及び、大企業とのビジネス共創モデルによる産業エコシステム強化にも取り組む。今後もビジョンとともに、日本の成長・発展に貢献してまいります。
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