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ヴイエムウェア、セキュリティ製品との統合、開発者向けインフラ、優れた運用管理などを実現するハイブリッド クラウド向けポートフォリオを拡充

VMware AppDefense(TM)を統合した新しいVMware(R) vSphere(R) Platinumエディションがシンプルかつ高性能なアプリケーション、インフラ、データ、アクセスの保護を提供。HCI導入を簡素化する、シンプルな運用、インフラの効率化、迅速なサポート体制を備えた最新版のVMware(R) vSAN(TM)を発表。機能強化されたVMware(R) vRealize(R) Cloud Management Platformにより、開発者は安全かつ一貫した運用環境のもと、あらゆるクラウド上でアプリケーションを構築可能

【2018年8月28日(日本時間)東京発】

ヴイエムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:ジョン ロバートソン)は本日、顧客のデジタル トランスフォーメーションを支援するインフラおよび運用管理のソフトウェアなどハイブリッド クラウド向けポートフォリオ全般にわたる新たな技術革新を発表しました。新たに提供されるアプリケーションやインフラのセキュリティを強化するVMware(R) vSphere(R) Platinum エディション、HCIの導入をさらに簡素化する最新版のVMware(R) vSAN™、VMware(R) vRealize(R)クラウド管理プラットフォーム(CMP)全体の新しいアップデートにより、顧客が開発者に安全かつ一貫した運用環境のもとあらゆるクラウド上からアプリケーションを構築可能なインフラを提供できるよう支援します。

ヴイエムウェアは、ITやビジネスを再定義するイノベーションの中心で事業を推進しており、デジタル ビジネスの成功には安全で柔軟に優れたデジタル基盤が必要であると考えています。相互運用可能なVMwareのクラウド、モビリティ、セキュリティのソフトウェア ソリューションはこの安全かつ柔軟性に優れたデジタル基盤を構成し、これにより顧客は新たなビジネス機会や脅威に対応できるようになるとともに、あらゆるアプリケーションを、あらゆるデバイスやあらゆるクラウド上で利用できるようになります。

VMware vSphere Platinumエディション:統合されたアプリケーションのセキュリティ
セキュリティの脅威が増大していることに加え、リスク管理への規制による圧力が高まるなか、企業ではポイントごとに配置されたセキュリティ ツールから、組み込み型インフラ ソリューションへと移行し始めています。企業のセキュリティ対策を支援するため、ヴイエムウェアはVMware vSphere Platinumエディションを通じて、顧客のデジタル基盤全体にわたるアプリケーション、インフラ、データ、アクセスを保護するための、包括的かつ組み込み型のセキュリティを提供します。この新しいエディションは、VMware vSphereにネイティブで備わっているセキュリティ機能にVMware AppDefense™を新たに組み合わせることで、ハイパーバイザに完全に統合された、高度なアプリケーション セキュリティ機能を実現しています。機械学習や振る舞い分析を活用したこの新ソリューションにより、VMware vSphereの管理者は“既知の適切な(known good)”状態で仮想マシン(VM)を稼働して、アプリケーションやインフラを安全に構築できるようになります。またVMの目的やアプリケーションの挙動を直接可視化できるとともに、高速かつ正確な脅威の検出やレスポンス機能を提供します。これにより、VMware vSphere管理者やセキュリティ チームはより緊密に協力し、ビジネスを保護することができます。オンプレミスのvSphereの顧客がVMware Cloud on AWSをすぐに利用できるようにするため、vSphere Platinumエディションを5ラインセス以上購入した顧客はこのサービスに使用できるクレジットが付与されます。

また、ヴイエムウェアはVMware vSphere 6.7 Update 1も発表しました。VMware vSphere 6.7 Update 1では、仮想インフラの管理をサポートするあらゆる機能を備えたHTML5ベースのVMware(R) vSphere(R) Clientなどの新機能や拡張機能も追加されています。さらにVMware vSphere 6.7 Update 1では、NVIDIA GRID vGPUを搭載する仮想マシン向けのvMotionやスナップショット機能の追加することで、よりインテリジェントなワークロードのサポートを拡張します。これらの拡張機能により、管理者はvGPUを使用する仮想マシンを他の互換ホストに移行すると同時に、メンテナンス作業も実行できるため、エンドユーザの作業やアプリケーションへのいかなる中断も発生しなくなります。

VMware vSAN 6.7 Update 1によりHCIの導入がさらに容易に
新たにリリースされたVMware vSAN 6.7 Update 1により、シンプルな運用、効率的なインフラ、そして迅速なサポート体制が実現し、HCIの導入がさらに容易になります。このバージョンでは、組み込まれたインテリジェンス機能によりメンテナンス作業時間を削減できます。さらに、クラスタ作成を支援するQuickstart機能や、VMware vSANクラスタとそれ以外のクラスタの両方の導入プロセスを通じてユーザを支援する拡張ウィザードを新たに搭載することで、管理者は新たなHCIクラスタをこれまで以上に高速に作成することができます。また、キャパシティの自動再利用により効率が向上し、管理者は新しい予測ツールを使って正確にニーズの把握できることに加え、精細な診断ツールと履歴データによって課題解決までの時間を短縮し、HCI環境をより適切にサポートします。さらに、ヴイエムウェアでは、VMware vSANの新しいプライベート ベータ プログラムを公表することで、ネイティブなデータ保護、ファイル サービス、クラウド ネイティブのストレージ機能などを通じてデータセンタを簡素化する方法についてのフィードバックを収集し、HCIによるイノベーションの新たな領域への投資を続けています。

運用の自動化と開発者向けインフラを実現するVMware vRealize
ヴイエムウェアが新たに発表した包括的なVMware vRealizeクラウド管理プラットフォームは、ハイブリッド クラウド環境全体にわたるデジタル基盤の運用と、開発者による仮想マシンやコンテナベースのアプリケーション開発を自動化し、標準化します。VMware vRealizeクラウド管理プラットフォームは、主要な3つのユースケースである自動運用、プログラマブル プロビジョニング、アプリケーション運用を支援します。

VMware(R) vRealize(R) Operations™ 7.0は、ビジネスの目的に合わせて自動化されたホスト ベースの仮想マシン配置機能(Workload Placement)を搭載することで、自動制御機能を強化しています。この機能は、クラスタ内およびクラスタ間でワークロードの配置を制御することで、コストとキャパシティの削減、パフォーマンスの確保を支援します。

また、完全に自動化された最適化機能、ワークフローのサイズ最適化、キャパシティ プランニング、UIの強化、ダッシュボード作成のための新機能や機能強化が追加されているため、データセンタやクラウド環境の監視と管理に“自動運転”のアプローチを導入できます。また、VMware vRealize Operations 7.0と最新のVMware(R) vRealize(R) Automation™ 7.5を完全に統合して、稼働率の向上やコンプライアンスの確保、またライセンス コストの最適化など、運用およびビジネスの目的に基づいて、初期導入時から継続的にクラスタ全体にわたってワークロードを配置します。

VMware vRealize Automation 7.5は、プログラマブル プロビジョニングやアプリケーション運用アプローチを採用することで、開発者向けインフラの構築を支援します。また、新しいUIを搭載し、Ansible Towerとの連携による構成管理のユースケースを拡充するとともに、VMware Pivotal Container Service(PKS)との連携によるKubernetesクラスタ管理が可能になります。さらに、AWSとAzureへのサポートも強化しているため、開発チームのより広範囲なスキルセットやアプリケーションの種類に対応できます。

また、VMwareが新たに発表したVMware vRealize(R) Suite 2018では、オンプレミス/オフプレミスを問わず、また従来型/クラウド ネイティブ型のアプリケーションの両方にわたって、俊敏性、効率性、管理性を強化しています。このスイートに含まれるVMware(R) vRealize(R) Lifecycle Manager™ 2.0は、クラウド管理プラットフォームのライフサイクル全般にわたる管理にDevOpsのアプローチを採用しており、プライベート クラウドの運用と利用を簡素化しています。新機能には認証管理に加え、ダッシュボード、モニター、レポート、アラートなどのVMware vRealize Operations向けのコンテンツ作成サポート、そしてVMware vRealize Suite全体向けのコンテンツの同時リリース機能などが含まれています。

VMware NSX(R)とVirtual Cloud Networkingでアプリケーション、データ、ユーザの接続と保護を実現
デジタル ビジネスの実現に必要なのは、クラウドや物理インフラ基盤に依存することなく、どこからでもアプリケーション、データ、ユーザを接続/保護する新しいタイプのネットワーク、すなわちVirtual Cloud Networkです。VMware NSXのネットワークおよびセキュリティのポートフォリオを通じてSoftware-Defined Data Center、営業支店、クラウド、通信事業者にわたる、アプリケーションやデータの広範かつ一貫した接続とセキュリティを実現します。そして顧客が、オープンかつプログラマブルで、そして本質的なセキュリティを備えたソフトウェア ベースのデジタル ビジネス ファブリックを通じてVirtual Cloud Networkを構築できるよう支援します。

ヴイエムウェアでは、AWS、Azure、VMware Cloud on AWSで稼働するワークロード、オンプレミスのSoftware-Defined Data Center、そしてハイパーバイザを搭載していないベアメタル サーバ上で稼働するLinuxベースのワークロードやコンテナ化されたワークロードをサポートするなど、VMware NSXのマルチクラウド ネットワーキングとセキュリティをより多くのクラウドや環境へと拡張しています。VMware(R) vRealize(R) Network Insight™ 3.9が新たにVMware(R) NSX-T™ Data Centerをサポートしたことで、顧客はマイクロセグメンテーションのプランニングと導入の高速化、アプリケーションのマイグレーションのプランニング、クラウド環境全体でのVMware NSX導入状況の管理、拡張、コンプライアンス確保のための運用ビューの活用などが可能になります。このソリューションは、オンプレミス向けのソフトウェア、またはSaaSとして利用でき、両方ともすべての機能を同じく備えています。詳細については別途発表されたVirtual Cloud Networkのプレスリリースをご参照下さい。

VMware Skylineの新機能と提供開始により、プロアクティブなサポートを強化
ヴイエムウェアは、VMware Skyline™の新機能とより広範な提供開始を発表しました。VMware Skylineは、ヴイエムウェアの提供する革新的なプロアクティブ サポートのためのテクノロジで、顧客はより優れた信頼性、セキュリティ、パフォーマンスを実現しながらVMware環境を運用できるようになります。VMworld 2017で発表されたVMware Skylineは、本日よりProduction SupportとPremier Serviceを契約している全世界の顧客向けに無償で提供を開始します(英語版のみ)。VMware Skylineは、VMware vSphere、VMware NSXに加え、新たにVMware vSANに対応しており、また今後も順次対応製品を拡大していきます。Skyline AdvisorやSkyline Log Assistなどの新機能の詳細はこちらのWebサイトもご参照ください。(英語サイト)
https://blogs.vmware.com/kb/2018/08/vmware-skyline-bolsters-proactive-support-for-customers-with-new-features.html

VMware Inc. 製品/クラウド サービス部門 最高執行責任者(COO) ラジブ・ラマスワミ(Rajiv Ramaswami)コメント:
「VMwareは、顧客のニーズや優先度が多岐にわたる状況下でも、将来的なITニーズにも適合しながら、既存のIT投資を最大限に活用できるデジタル基盤を提供するための技術革新に注力しています。今後数十年にわたって顧客のビジネスに貢献する、アプリケーション、データ、人材、プロセスを安全かつ効率的にサポートするためのコンピューティング、ネットワーク、ストレージ、管理のインフラ向けソフトウェアへの投資を継続します」

*US参考資料原文、および参考資料内コメントは下記URLよりご覧ください。(英語サイト)
https://www.vmware.com/company/news/releases/vmw-newsfeed.VMware-Expands-its-Hybrid-Cloud-Portfolio-with-New-Security-and-Developer-Friendly-Infrastructure-and-Operations-Management.1556880.html

■ご購入および価格について
VMware vSphere Platinumエディション、VMware vSphere 6.7 Update 1、VMware vSAN 6.7 Update 1、VMware vRealize Suite 2018、VMware vRealize Operations 7.0、VMware vRealize Automation 7.5の日本国内での展開時期は、2018年内を予定しています。

詳細情報はヴイエムウェアの営業担当までお問い合わせください。
http://www.vmware.com/jp/contact/contact_sales.html

ヴイエムウェア社について
ヴイエムウェアのソフトウェアは、世界中のデジタル インフラを支えています。ヴイエムウェアのコンピュート、クラウド、モビリティ、ネットワーク、セキュリティの各製品は、世界中で7万5,000社のパートナ エコシステムを通じて50万以上の顧客にダイナミックかつ効率性に優れたデジタル基盤を提供しています。カリフォルニア州パロアルトに本社を置き、ビジネスと社会に貢献するVMwareの革新的なイノベーションの歴史は今年20周年を迎えます。VMwareの詳細は www.vmware.com/jpをご覧ください。

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VMware、AppDefense、vSphere、vSAN、vRealize、vRealize Operations、vRealize Automation、Lifecycle Manager、NSX、NSX-T、NSX-T Data Center、Network Insight、Skylineは、VMware, Inc.の米国および各国での商標または登録商標です。他のすべての名称ならびに商標は、それぞれの企業の商標または登録商標です。
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