商戦期、中古スマホ取引数の増加に寄与〜主要4市場より抽出された中古スマホ相場データより分析〜
[20/04/23]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
2020年1〜3月の中古スマホ取引数ランキング発表
ネット型リユース業の株式会社マーケットエンタープライズ(東京都中央区、代表取締役社長:小林 泰士、東証マザーズ・証券コード3135)は、当社が運営するウェブメディア「iPhone 格安SIM 通信」(https://www.kashi-mo.com/media/)にて提供している、フリーマーケットアプリやインターネットオークション等主要4市場を総括した中古スマートフォン相場比較サービスより抽出した中古スマホ取引データの分析を行いましたので発表します。
■分析結果概要
1. iPhone 8取引数が大幅に増加
2. Galaxy A20取引数が大幅に増加
1. iPhone 8取引数が大幅に増加
[画像1: https://prtimes.jp/i/15239/77/resize/d15239-77-268066-0.png ]
iPhone中古市場ランキング上位はiPhone 8とiPhone 7で占められる結果になりました。特にiPhone 8の取引数が前四半期と比較して約31%増加しています。これはキャリアの割引キャンペーンの実施によって価格が下がったことが原因と考えられます。2018年発売のiPhone XS/XS Max/XRシリーズは最新機種への機種変更の需要が生じず、前回同様ランクインしませんでした。
2. Galaxy A20取引数が大幅に増加
[画像2: https://prtimes.jp/i/15239/77/resize/d15239-77-257478-1.png ]
ランキングトップを飾ったのは、初登場のGalaxy A20です。本機種は2019年11月に発売された比較的新しい端末ですが、3月にキャリアで実施された割引の対象端末であったため、端末価格が低下し取引数が激増したと推測できます。4位に圏外から新たにランクインしたAQUOS sense3も同様です。今後は目立ったキャンペーンも実施されることがないため、これらの動きは落ち着きをみせると考えられます。
■分析:中古モバイル市場アナリスト 菅野辰則
2020年第1四半期は、まだ日本における新型コロナウィルスの影響がそれほど大きくなかったことと、新生活の準備を行う時期=モバイル市場にとっての商戦期にあたるため、中古モバイル市場は活発でした。3月に多方面で実施された割引キャンペーンによって安価に購入することができた端末が中古市場で多く取引された結果、中古iPhone市場では、新品・未使用や未使用に近い状態の端末である新古品の取引数量が約16%上昇、中古Android市場でも新古品の取引数量が約76%上昇しました。例年、4月には目立った割引キャンペーン等の実施は少ないため、4月以降、上記のような取引数の上昇は考え難いのではないでしょうか。
新型コロナウィルス影響下の第2四半期で考えられる大きな動きは、サプライヤーの稼働率が減少し生産の遅延が言及されていた、新型iPhone SEの発売です。端末価格も4万円台であることから、中古スマホランキングのトップを占めているiPhone 8との価格差も少ないため、iPhone 8の購入を検討していたユーザーが新型に流れる可能性が高く、取引数の減少または既に生じているiPhone 8の価格下落が加速していくでしょう。この両機種がどう市場を動かすかは注目に値します。また、ウィルスの影響で5Gエリア拡大の遅延や5G対応のiPhone新型モデル発売の延期も検討されていることなども不安材料ですが、それ以上に、消費の冷え込みが予想されるため、スマートフォンの買い替え需要の低下等から中古モバイル市場にも影響が及んでくるのではないかと見込んでいます。社会情勢や新品市場の動きは中古市場に大きな影響を与えますので、第2四半期はそれらの動きに注視しながら中古市場の変化を捉えていく必要があります。
〜詳細の分析に関しては https://www.kashi-mo.com/media/55162/ をご覧ください〜
【プロフィール】中古モバイル市場アナリスト 菅野 辰則
[画像3: https://prtimes.jp/i/15239/77/resize/d15239-77-578077-2.png ]
ソフトウェア開発会社にて、開発業務からスタートし、新会社設立時のWebマーケティング全般の業務を担った後、2010年にマーケットエンタープライズに入社。
当社でWebマーケティングの責任者や経営企画を担当後、現在は、メディア・
プラットフォーム事業の責任者に従事する。自社のメディア「iPhone格安SIM通信」や「SIMチェンジ」に集まる膨大なデータの分析・管理能力を活かして、中古モバイル市場の動向を分析するアナリストも兼任する。
■調査概要
調査方法:株式会社マーケットエンタープライズが運営するウェブメディア「iPhone格安SIM通信」で提供している中古スマートフォン相場比較サービスを通じて集積されたデータベースより抽出した中古スマートフォンの取引数・価格の集計
調査対象期間:2020年1月1日から2020年3月31日
調査対象市場:ヤフオク!、ムスビー、メルカリ、ラクマ
■iPhone 格安SIM 通信
iPhone・Wi-Fi・WiMaxの情報をわかりやすく解説したマーケットエンタープライズが運営するメディアです。
ウェブサイト: https://www.kashi-mo.com/media/
■SIMチェンジ
格安SIM・格安スマホに関する情報の発信に加え、格安SIMプラン無料比較・診断サービスや、格安SIMプラン別スピードチェッカーの機能を提供している、マーケットエンタープライズが運営するメディアです。
ウェブサイト:https://simchange.jp/
■株式会社マーケットエンタープライズ
マーケットエンタープライズは、 主にネット型リユース事業を展開する企業です。事業開始以来、販売店舗を保有しない事業形態で成長を続け、2015年6月には東証マザーズに上場、サービス利用者は延べ330万人を達成しました。現在は、メディア事業やモバイル事業など多角化を推進し、“賢い消費”の普及に努めています。
ウェブサイト:https://www.marketenterprise.co.jp/
ネット型リユース業の株式会社マーケットエンタープライズ(東京都中央区、代表取締役社長:小林 泰士、東証マザーズ・証券コード3135)は、当社が運営するウェブメディア「iPhone 格安SIM 通信」(https://www.kashi-mo.com/media/)にて提供している、フリーマーケットアプリやインターネットオークション等主要4市場を総括した中古スマートフォン相場比較サービスより抽出した中古スマホ取引データの分析を行いましたので発表します。
■分析結果概要
1. iPhone 8取引数が大幅に増加
2. Galaxy A20取引数が大幅に増加
1. iPhone 8取引数が大幅に増加
[画像1: https://prtimes.jp/i/15239/77/resize/d15239-77-268066-0.png ]
iPhone中古市場ランキング上位はiPhone 8とiPhone 7で占められる結果になりました。特にiPhone 8の取引数が前四半期と比較して約31%増加しています。これはキャリアの割引キャンペーンの実施によって価格が下がったことが原因と考えられます。2018年発売のiPhone XS/XS Max/XRシリーズは最新機種への機種変更の需要が生じず、前回同様ランクインしませんでした。
2. Galaxy A20取引数が大幅に増加
[画像2: https://prtimes.jp/i/15239/77/resize/d15239-77-257478-1.png ]
ランキングトップを飾ったのは、初登場のGalaxy A20です。本機種は2019年11月に発売された比較的新しい端末ですが、3月にキャリアで実施された割引の対象端末であったため、端末価格が低下し取引数が激増したと推測できます。4位に圏外から新たにランクインしたAQUOS sense3も同様です。今後は目立ったキャンペーンも実施されることがないため、これらの動きは落ち着きをみせると考えられます。
■分析:中古モバイル市場アナリスト 菅野辰則
2020年第1四半期は、まだ日本における新型コロナウィルスの影響がそれほど大きくなかったことと、新生活の準備を行う時期=モバイル市場にとっての商戦期にあたるため、中古モバイル市場は活発でした。3月に多方面で実施された割引キャンペーンによって安価に購入することができた端末が中古市場で多く取引された結果、中古iPhone市場では、新品・未使用や未使用に近い状態の端末である新古品の取引数量が約16%上昇、中古Android市場でも新古品の取引数量が約76%上昇しました。例年、4月には目立った割引キャンペーン等の実施は少ないため、4月以降、上記のような取引数の上昇は考え難いのではないでしょうか。
新型コロナウィルス影響下の第2四半期で考えられる大きな動きは、サプライヤーの稼働率が減少し生産の遅延が言及されていた、新型iPhone SEの発売です。端末価格も4万円台であることから、中古スマホランキングのトップを占めているiPhone 8との価格差も少ないため、iPhone 8の購入を検討していたユーザーが新型に流れる可能性が高く、取引数の減少または既に生じているiPhone 8の価格下落が加速していくでしょう。この両機種がどう市場を動かすかは注目に値します。また、ウィルスの影響で5Gエリア拡大の遅延や5G対応のiPhone新型モデル発売の延期も検討されていることなども不安材料ですが、それ以上に、消費の冷え込みが予想されるため、スマートフォンの買い替え需要の低下等から中古モバイル市場にも影響が及んでくるのではないかと見込んでいます。社会情勢や新品市場の動きは中古市場に大きな影響を与えますので、第2四半期はそれらの動きに注視しながら中古市場の変化を捉えていく必要があります。
〜詳細の分析に関しては https://www.kashi-mo.com/media/55162/ をご覧ください〜
【プロフィール】中古モバイル市場アナリスト 菅野 辰則
[画像3: https://prtimes.jp/i/15239/77/resize/d15239-77-578077-2.png ]
ソフトウェア開発会社にて、開発業務からスタートし、新会社設立時のWebマーケティング全般の業務を担った後、2010年にマーケットエンタープライズに入社。
当社でWebマーケティングの責任者や経営企画を担当後、現在は、メディア・
プラットフォーム事業の責任者に従事する。自社のメディア「iPhone格安SIM通信」や「SIMチェンジ」に集まる膨大なデータの分析・管理能力を活かして、中古モバイル市場の動向を分析するアナリストも兼任する。
■調査概要
調査方法:株式会社マーケットエンタープライズが運営するウェブメディア「iPhone格安SIM通信」で提供している中古スマートフォン相場比較サービスを通じて集積されたデータベースより抽出した中古スマートフォンの取引数・価格の集計
調査対象期間:2020年1月1日から2020年3月31日
調査対象市場:ヤフオク!、ムスビー、メルカリ、ラクマ
■iPhone 格安SIM 通信
iPhone・Wi-Fi・WiMaxの情報をわかりやすく解説したマーケットエンタープライズが運営するメディアです。
ウェブサイト: https://www.kashi-mo.com/media/
■SIMチェンジ
格安SIM・格安スマホに関する情報の発信に加え、格安SIMプラン無料比較・診断サービスや、格安SIMプラン別スピードチェッカーの機能を提供している、マーケットエンタープライズが運営するメディアです。
ウェブサイト:https://simchange.jp/
■株式会社マーケットエンタープライズ
マーケットエンタープライズは、 主にネット型リユース事業を展開する企業です。事業開始以来、販売店舗を保有しない事業形態で成長を続け、2015年6月には東証マザーズに上場、サービス利用者は延べ330万人を達成しました。現在は、メディア事業やモバイル事業など多角化を推進し、“賢い消費”の普及に努めています。
ウェブサイト:https://www.marketenterprise.co.jp/