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日本初、小売電気事業向けにバランシンググループ仲介事業を開始

電力AI技術と幅広いネットワークを活用し、調達最適化に取り組む

エネチェンジ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 有田一平 http://enechange.co.jp/)は、日本初(当社調べ)となるバランシングルループ(以下、「BG」)組成仲介事業を開始します。電力比較事業で培った幅広い電力会社とのネットワークと、スマートメーターデータ解析で培った電力AI技術を活用し、小売電力事業の調達の最適化に取り組みます。





バランシンググループ(BG)とは


代表契約者(BG代表企業)が、BG参加企業(下図のA、B、C、D社)に対して、1.インバランスの融通、2.電源調達を行うことで、小売電気事業の調達・需給管理業務の効率化を提供する機能を指します。エネチェンジは新しい取り組みとして、BG代表企業とBG参加企業との仲介事業を行って参ります。
[画像1: https://prtimes.jp/i/17121/77/resize/d17121-77-497406-4.jpg ]




バランシンググループの現状と2つの課題


今年1月末に開かれた経済産業省「第7回電力・ガス基本政策小委員会」では、東京電力管内のBG数は、2016年4月の18から2017年12月には30にまで増加し、それに加入する小売電気事業者数は155社と、同管内で販売実績のある事業者数の約75%(208社)に相当すると報告されました。また、各BGは平均5社で構成されており、10社を超える事業者で構成されているBGも4つあります。小規模の事業者が個別に需給調整を行う場合に比べ、効率的に調整できるため期待されている電源調達方法の1つではありますが、現状のBGには、大きく以下2点の課題があると弊社は考えています。

1.情報の非開示・非対称性
BGに関する情報は、ホームページ等では一般に公開されていないため、新規に参入を検討している会社や、切り替えを検討している会社にとって、最適なBGを選ぶために必要な情報収集のハードルが大変高いのが現状です。また、多くのBG代表企業も、明確な料金プランやサービス体系を用意しておらず、個別対応をとっているため、最適な条件を引き出すことが難しい状況です。しかしながら、BGは小売事業の収益性を大きく左右する調達部門を委託する場でもあり、その決断においては、非常に多くの情報を収集・分析し、最適な判断をすることが必要になるため、こうした不透明性・非対称性を是正する必要があります。

2.情報の機密性
BGの利用情報は、小売電気事業の調達状況に直結するため、利用有無などを非公開にしている企業が多くあります。また、より最適なBGの条件を引き出すためには、BG参加企業が抱える顧客数やロードカーブ、現状の電源情報などを開示する必要もあります。その一方で、そうした検討中に、小売事業の詳細が漏洩するリスクを気にする企業も多く、複数社に打診することが難しい現状もあります。


バランシンググループ仲介事業の必要性


寒波により、JEPXにおいて20円/kWhを超えるコマが続出し、JEPX調達比率の高い新電力の大多数が赤字に陥っている現状があります。変動制の少ない独自電源の必要性が高まっている一方で、そうした電源は、大手電力や新電力大手しか有しておらず、自社電源を持たない新電力にとってはアクセスが容易ではないのが状況です。よって、独自電源を有する電力会社との調達面での提携が必須であり、多くの新電力にとってBGの重要性が増しています。一方で、BG代表企業側にとっても、より多くのBG参加企業を集めることで、全体の調達量を増やし、よりよい独自電源の調達・開発などに取り組むことが可能になります。

[画像2: https://prtimes.jp/i/17121/77/resize/d17121-77-399002-1.jpg ]



エネチェンジ社が考える小売電気事業の将来展望


2016年4月の全面自由化以降、小売電気事業者数は2018年1月25日時点で450社を超え、月間1GWh以上の供給実績をあげる事業者も229社(2017年9月時点)と競争市場となっています。小売電気事業は、2つの機能によって構成されています。

1.販売・料金請求
電力会社ごとの強みをいかした販売戦略により、サービス面やチャネルの多様化が進んでいます。実際に、229社は一定規模の需要家を獲得しており、今後もその傾向が拡大すると見ています。エネチェンジでは、低圧需要家・高圧需要家ともに、最適な電力会社選びを支援する比較サービス事業を通じ、「でんきを選ぶ」時代を支援していきます。

2.調達・需給管理
電源調達や需給管理は、スケールメリットが出やすく、大規模に仕入れられる会社が価格競争力を持ちやすいため、「再編」が進むと考えられます。特に、発電所などの独自電源は、小規模な電力会社ではアクセスが難しく、結果として、小規模な電力会社はJEPXからの調達比率が高い傾向にあります。よって、昨今のJEPX高騰などの不確実性に対して脆弱であると言えます。BGへの参加・切り替えなどによる電力調達サイドの統合・再編は、昨今のJEPXの高騰を受けて、加速度的に進むと考えられます。


[画像3: https://prtimes.jp/i/17121/77/resize/d17121-77-325361-2.jpg ]




エネチェンジ社の「バランシンググループ仲介事業」


エネチェンジ社が、電力比較サービス事業を通じて培った小売電気事業者とのネットワークと、スマートメーターのデータ解析事業を通じて培った電力AI技術を通じて、BG代表企業とBG参加企業(新規・切替)の最適なマッチングをお手伝いさせていただきます。

1.BG参加企業側のメリット・サービス内容
BG代表企業を様々な基準(BGの料金体系、電源の卸価格・仕切り価格、サポート体制など)で比較して、最適な条件を引き出します。また、最終段階になるまでは匿名で代理交渉を行うため、企業名や顧客のロードカーブ、電源情報などの機密情報が外部に漏洩するリスクが軽減できます

2.BG代表企業側のメリット・サービス内容
BG参加検討中の企業への詳細なヒアリング・デューデリジェンスを支援します。需要家のロードカーブや、調達情報を電力AI技術をもとに分析し、BG参加後の収益性や想定されるリスク事項などの洗い出しを支援します。また、複数社の相見積もりになる場合が想定されるため、競争力のある提案内容のコンサルティング支援なども実施します。
[画像4: https://prtimes.jp/i/17121/77/resize/d17121-77-646177-3.jpg ]



エネチェンジ株式会社とは


「エネルギーを選ぶ」を常識とするため、電力・ガス比較サイト「エネチェンジ」を運営しております。「エネチェンジ」は公平・中立な比較サービスとして消費者一人ひとりのライフスタイルにあったエネルギー選びをサポートします。

所在地 :〒100-0004 東京都千代田区大手町2-6-2 日本ビル3F
設立  :2015年4月
代表者 :代表取締役社長 有田 一平
事業内容:電力・ガス比較サイト「エネチェンジ」(https://enechange.jp/)、法人向け電力切り替えサービス「エネチェンジBiz」(https://enechange.jp/biz/)、データマイニング・コンサルティングサービス提供、格安SIM比較サイト「SIMチェンジ」(https://simchange.jp/)の運営
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