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医療用ウィッグやヘアドネーションの現状と課題について考える「#髪からはじめるちょっといいこと」キックオフセミナーを開催

ヘアケアブランド「フィーノ」が取り組む医療用ウィッグプログラム【HAIR TOUCH YOU】- 現状を知ることからはじまる「ちょっといいこと」で髪も気持ちも上向きに -

 株式会社ファイントゥデイ(本社:東京都港区、代表取締役 社長 兼 CEO 小森哲郎)が展開するヘアケアブランド「フィーノ」が昨年スタートした新しい社会貢献のカタチ、医療用ウィッグに関わる全ての方が360°つながるプログラム【HAIR TOUCH YOU のばせば届く。】(以下、本プログラム)では、2年目を迎え新たに開始するキャンペーンをきっかけに、医療用ウィッグの現状とその課題について専門家と一緒に考えるキックオフセミナーを開催しました。




[画像1: https://prtimes.jp/i/81704/77/resize/d81704-77-1587366721a97218f414-0.png ]

 ヘアドネーションは近年、日本でも知名度が高まっている寄付活動のひとつですが、言葉自体は知っていても、寄付した髪がその後どのように生まれ変わり、必要としている方の手元に届いているのか、また、その活動にはどのような課題があるのかあまり言及されていません。今回のセミナーでは医療用ウィッグの製作を手掛け、本プログラムの「fino ウィッグBank」にもご協力いただいているNPO法人「全国福祉理美容師養成協会」理事長の赤木 勝幸氏より医療用ウィッグの現状と課題についてお話いただきました。
 『日本人の2人に1人ががんに罹患し、女性の9人に1人が乳がんに罹患する※1と言われており、32.5万人もの方が治療をしながら社会生活を送られています※2。その他にも脱毛症の方々など医療用ウィッグを必要とされている方は多くおり、医療用ウィッグをはじめとしたアピアランスサポートは患者さんのなりたい姿をかなえる支援として近年重要視されています。しかしながら、製造コストの高騰や、子ども用のウィッグが多く大人用には対応出来ていない、長い髪が不足しているなどの課題も存在しているのが現状です。』
 実際にヘアドネーションを考えている方だけでなく、医療用ウィッグやヘアドネーションの現状、また課題を「知る」だけでも誰かの力になれる「ちょっといいこと」が始まっているとフィーノは考えています。現状や課題をふまえ、本プログラムの今後の取組みとして、新たに「#髪からはじめるちょっといいこと」キャンペーンを開始するとともに、さらに医療用ウィッグをとりまく輪をつなぐ活動として、夏に小学生を対象とした医療用ウィッグや、ヘアドネーションの仕組みなどを学び体験できるワークショップの開催、続いて秋に、対象を広げて一般生活者に向けた体験型オープンイベントを実施予定です。
 また、社会貢献への参加意欲の高いZ世代の意見を取り入れながら活動するべく、「十人十色のサステナブルファッションを楽しもう」という考えのもと活動をしている早稲田大学を中心とした学生団体<Rethink Fashion Waseda(ReF)>の皆さまにフィーノの想いへの共感と共に本プログラムへ賛同いただき、ともに活動していく旨も発表し、代表の藤本 幹氏より『フィーノさんの楽しく自由に社会貢献を促したいという気持ちと私たちの十人十色にサステナブルを楽しもうというビジョンがマッチしていると感じ、今回賛同させていただくこととなりました。 今後は、SNSや、双方のイベントへの協力などの活動を行っていく予定です。』とご挨拶がありました。
2年目となる本プログラムでは、「“髪”を通してあなたの・私の感動が生まれ、【のばせば届く】今まで届けたくても届きにくかった、ドネーションをした方々、レシピエント、美容師や医療従事者の方々の想いをさらに見える化し、つないでいく仕組み」を実現してまいります。
※1 国立研究開発法人国立がん研究センター 「最新がん統計」
※2 厚生労働省「平成22年国民生活基礎調査」をもとに同省健康局にて特別集計したもの


登壇者のコメント

・NPO法人「全国福祉理美容師養成協会」(ふくりび) 理事長 赤木 勝幸氏

[画像2: https://prtimes.jp/i/81704/77/resize/d81704-77-e7a3e720242adc57e7c7-1.jpg ]

日本人の2人に1人ががんに罹患し、女性の9人に1人が乳がんに罹患するというデータがあり、がんは私たちにとって身近な病気です。32.5万人もの方が働きながら治療を続けているという推計もあります。それ以外にも脱毛症の方々や免疫の疾患や難病など様々な病気で髪に悩まれ、ウィッグを必要としている方と出会ってきました。髪を失ってしまうことで、社会生活の維持が難しくなってしまったり、自分らしさを失ってしまったと心を痛めたりする方もいます。末期がんの患者の方の結婚式のサポートをしたりするなかで、美容には外見をきれいにすることで内面から活力が生まれる大きな力があると感じています。フィーノさんの取り組みもまさにその視点があり、このようにご一緒することで、さらに現状や課題を知ってもらうきっかけとなり、さらなるサポートの輪が広がっていくと良いなと思っております。

・ Rethink Fashion Waseda 代表 藤本 幹氏、渉外 北野 美緒奈氏

[画像3: https://prtimes.jp/i/81704/77/resize/d81704-77-194f8183cd7e9aa91c14-2.jpg ]

私たちは早稲田大学初の「サステナビリティ×ファッション」に目を向けた団体で、ファッションに関するトレンドをSNSで情報発信したり、サステナブルなアクションに取り組む仲間を増やすことを目的にフリーマーケットやボランティア活動などのイベントを実施しています。今回この「HAIR TOUCH YOU」に賛同させていただいた理由といたしましては、フィーノさんの楽しく自由に社会貢献を促したいという気持ちと私たちの十人十色にサステナブルを楽しむというビジョンがマッチしているからです。今後の具体的な活動といたしましては、私たちのSNS媒体を通した告知活動や双方のイベントへの協力などを予定しております。このコラボレーションを通じて、より多くの方にこの活動を知っていただけたらと思います。

・株式会社ファイントゥデイ ブランドPRマネージャー 赤阪 裕実

[画像4: https://prtimes.jp/i/81704/77/resize/d81704-77-d2a627b7e604e537b93b-3.png ]

私たちはプレスリリース等の発信物を通じて、このプログラムを「360°つながる医療用ウィッグプログラム」と形容しています。この360°とは、医療用ウィッグを受け取る皆さま、医療用ウィッグを提供する皆さま、ヘアドネーションカットをサポートする皆さま、のばした髪をヘアドネーションする皆さまだけでなく、フィーノを応援してくださる皆さまもひとつの輪として私たちは捉えています。ヘアドネーションという言葉の認知が高まっている今だからこそ、実は身近でも利用されているかもしれない医療用ウィッグの存在について、360°の中にいらっしゃる皆さまにも現状をアップデートいただき、医療用ウィッグが手元にあることで「使用する・しない」という選択肢が広がるような社会への足掛かりとなるように、一歩先のステージへご一緒に進めたら、との想いをもって活動しております。



【本プロジェクトの取組み内容】※2022年4月より

1.医療用ウィッグを提供するための根幹となる仕組みづくりを担う「fino ウィッグBank」の設立
2.ドネーションカットを行う美容師や寄付した方9名のインタビューをまとめたサイトの立ち上げ
3.ドネーションキット配布サポートサロンの拡充(2023年6月時点、37サロン)
4.クリエイティブディレクターに株式会社arca の辻愛沙子氏と、株式会社DE の牧野圭太氏を起用した渋谷の「MAGNET by SHIBUYA109 ビッグボード」にて屋外広告展開や啓発冊子の配布など


「#髪からはじめるちょっといいこと」キャンペーン概要

ヘアケアブランド・フィーノが展開する医療用ウィッグを取り巻くすべての人をつなぐプログラム【HAIR TOUCH YOU】の一環でスタートする、医療用ウィッグやヘアドネーションに関心のある人が”髪”を通してすべての人が参加できるキャンペーン。Twitter投稿キャンペーン他体験型イベント等、様々な活動を展開してまいります。


キックオフセミナー開催概要

開催日:2023年6月27日
会場:都内
登壇者:NPO法人「全国福祉理美容師養成協会」(ふくりび) 理事長 赤木 勝幸氏
Rethink Fashion Waseda 代表 藤本 幹氏、渉外 北野 美緒奈氏
株式会社ファイントゥデイ ブランドPRマネージャー 赤阪 裕実


【HAIR TOUCH YOU のばせば届く。】について

医療用ウィッグをとりまく方々の想いが重なる場が生まれる
「まるで美しさが生まれ変わるような体験」を。
すべての方に、その一日がより満たされ、気持ちまでもが生まれ変わるような体験をお届けするために、医療用ウィッグをとりまくすべての方をフィーノがつなぐプログラム【HAIR TOUCH YOU のばせば届く。】が始動。
【HAIR TOUCH YOU】“髪”を通してあなたの・私の感動が生まれ、【のばせば届く】今まで届けたくても届きにくかった、ドネーションをした方々、レシピエント、美容師や医療従事者の方々の想いを見える化し、つないでいく仕組みを作る新しい社会貢献のカタチです。“髪”がつながるきっかけとなり、医療用ウィッグに関わる方すべての「生まれ変わり体験※3」をお手伝いしてまいります。
【プロジェクトサイト】https://brand.finetoday.com/jp/fino/hair_touch_you/
※3 フィーノが提案する「生まれ変わり体験」とは、まるで美しさが生まれ変わるような体験を通して、気持ちまで前向きになること。すなわち「気持ちまでもが生まれ変わるような体験」です。
[画像5: https://prtimes.jp/i/81704/77/resize/d81704-77-8010160e1bb17659fe94-4.jpg ]




フィーノについて

2004年のブランド誕生以来、スキンケア発想のアプローチでヘアケア商品を展開。現在は、「プレミアムタッチ 浸透美容液ヘアマスク」、「プレミアムタッチ 浸透美容液ヘアオイル」を展開しており、ヘアマスクはインバストリートメント6年連続売上No.1※4、ヘアオイルはアウトバストリートメント売上No.1※5に成長しています。
フィーノはこれからも、お客さまの期待を超える、まるで美しさが生まれ変わるような体験を通して、気持ちまでも生まれ変わるような体験を提案してまいります。
【公式サイト】 https://brand.finetoday.com/jp/fino/
【公式SNS】 Instagram:https://www.instagram.com/fino_jp/
Twitter:https://twitter.com/fino_jp

※4 インテージSRI+インバストリートメント市場2017年10月〜2022年12月金額シェアSKUランキング
※5 インテージSRI+ オイル市場 2021年2月〜2023年1月 金額シェア SKUランキング


NPO法人「全国福祉理美容師養成協会」(ふくりび)について

2007年の設立以来、「誰もがその人らしく美しく過ごせる社会の実現」を目指し、理美容・医療・介護・ファッションなどの多職種専門家が「得意を活かして社会貢献活動」をするプロフェッショナルNPO。国内での高齢者・障害者・闘病患者支援、シングルマザーや若年層の女性への職業訓練などをしています。
【公式サイト】 http://www.fukuribi.jp/


賛同団体「Rethink Fashion Waseda(ReF)」について

「Rethink Fashion Waseda」は「十人十色のサステナブルファッションを楽しもう」という考えのもと活動をしている早稲田大学を中心にした学生団体。
活動内容は、Instagram, Youtube, Website等を通じ情報発信を行うほか、メンバー全員で定期的なミーティングの開催、不定期なイベントなど多岐にわたる。
【公式サイト】https://refwaseda.wixsite.com/website/home-1
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