PingCAP、決済領域の基幹システム開発で国内トップシェアのTISとパートナー契約を締結
[24/10/29]
提供元:PRTIMES
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- TiDBが非機能要件評価で最高の可用性レベル99.9999% (シックスナイン) を達成 -
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/89466/77/89466-77-52dcff72d184ab4fb3d2b6ee69ff76b7-847x443.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
PingCAP株式会社 (本社:東京都千代田区、代表取締役社長:Eric Han、以下 PingCAP) は、クレジットカードの基幹システム開発で国内市場シェア約50%、ブランドデビットカードのサービス提供/システム開発において国内市場シェア約86%を誇る独立系総合ITサービス企業のTIS株式会社 (本社:東京都新宿区、代表取締役社長:岡本安史、以下 TIS) とパートナー契約を締結したことをお知らせいたします。
キャッシュレス決済を取り巻く環境
日本におけるキャッシュレス決済の比率は、2023年の時点で39.3% (約126.7兆円規模) に達しました。政府はこの比率を2025年6月までに40%に引き上げ、将来的には世界最高水準の80%を目指すという目標を掲げています。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/89466/77/89466-77-544cef49538b607a28b58162c0848c8b-812x491.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
出典:経済産業省ホームページ「2023年のキャッシュレス決済比率を算出しました」
2020年の世界各国のキャッシュレス決済比率比較では、当時すでに主要各国が40〜60%台に達しており、特に近隣国の韓国 (93.6%) や中国 (83%) と比べると、日本はまだ低い水準にあります。しかし、政府主導の取り組みや、技術革新、市場の競争、多様な決済手段の普及によって、ここ数年でキャッシュレス決済の利用が急速に拡大しています。
TiDBの検証とパートナー契約について
今後、キャッシュレス決済のニーズがさらに拡大すると見込まれる中、TISのPayment事業の中核を担う企業向けデジタル決済プラットフォーム「PAYCIERGE (ペイシェルジュ)」も、売上が順調に成長しています。リリースから10年以上が経過したこのサービスは、今後ますます高まるキャッシュレス決済の需要に対応し、競争力を強化するため、さらなる進化が求められています。
その解決策としてNewSQLデータベースであるTiDBが候補に挙がりました。両社は共同で検証を行い、TiDBがPAYCIERGEのような決済プラットフォームにも適用可能であり、エンタープライズインフラ市場で最高レベルの可用性を示す「Availability Level 4」をクリアし、年間稼働率99.9999% (シックスナイン) に達することが実証されました。
PAYCIERGEの概要
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/89466/77/89466-77-09b0b351a1b119f4930088a9fca73f3b-1302x762.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
出典:TIS株式会社
PAYCIERGEの課題とTiDBによる解決策
[表: https://prtimes.jp/data/corp/89466/table/77_1_deae4a99085a4d413b1ad3dd32cb707e.jpg ]
TiDBの検証結果
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/89466/77/89466-77-56933cda1e85e8e7c9251e3f4d7c92a9-1272x722.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
出典:TIS株式会社のTiDB検証結果レポート
PingCAPは、キャッシュレス決済市場で圧倒的な開発実績を誇るTISとパートナー契約を締結するに至りました。本契約締結により、PingCAPはミッションクリティカルな決済プラットフォームの開発支援を、よりスムーズかつ効率的に進めることが可能になります。決済システムの安定性や拡張性が重要視される中、TiDBの優れたパフォーマンスとTISの豊富な開発経験を組み合わせることで、日本市場におけるキャッシュレス決済のさらなる普及を推進し、これまで以上に信頼性の高いシステムを提供することが期待されています。本契約を機に、TISとのパートナーシップをさらに強化し、両社の協力を通じて国内のキャッシュレス決済システムの開発を一層加速させ、今後もその発展に貢献していきます。
今回のパートナー契約締結について、TISのサービスプラットフォーム事業部 事業部長である立石朱城氏は次のように述べています。
「この度、PingCAPとのパートナーシップ契約を締結できましたことを心より嬉しく思います。私たちは、決済サービスをはじめとするミッションクリティカルなシステムを最適コストでこれまでよりもさらに『軽く』したいと考えています。PingCAPの持つ優れた技術と製品は、私たちの事業にとって非常に大きな力を与えてくれるでしょう。両社が共に協力して世の中に革新的なソリューションを提供し、共に成長できることを楽しみにしています」
PingCAPの代表取締役社長であるHanは次のように述べています。
「この度、国内大手システムインテグレーターであるTIS様とパートナー契約を締結できましたことを、心より嬉しく存じます。NewSQLデータベース『TiDB』は、すでに国内の大手決済企業への導入実績があり、決済領域で国内トップシェアを誇るTIS様とのパートナーシップによって、強力なシナジーが生まれることを期待しております。TIS様のPayment事業の中核を担う『PAYCIERGE』にTiDBが導入されることは大変誇らしく、導入に向けた検証でも高い評価をいただけたことは、私たちにとって大きな自信となりました。また、国家レベルで推進されるキャッシュレス決済は非常に大きな市場であり、この分野で豊富な開発実績を誇るTIS様と共に、利便性が高く安心できるキャッシュレス決済システムの構築に参画できることに、心からの喜びを感じております。日本社会をさらに便利にし、新たな価値を創出するこの取り組みに貢献できることを大変嬉しく思います」
※本ニュースリリースに記載されている会社名・商品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
TiDBについて
PingCAPの主力製品である分散型NewSQLデータベース「TiDB (タイ・デー・ビー) 」は、ゲーム業界、金融、決済サービス、Eコマース、コンテンツサービス、ロジスティックスなど多種多様な業界やミッションクリティカルな場面での導入が進み、全世界で3,000社以上の企業に採用されています。TiDBは、MySQLやPostgreSQLなどの従来のリレーショナルデータベースと同様にSQLを使用してデータにアクセスすることができ、分散型のアーキテクチャにより水平方向の拡張性、強力な一貫性、MySQLとの互換性を備えた高い可用性、HTAP (ハイブリッドトランザクション/分析処理) 、クラウドネイティブを特徴としています。また、TiDBの機能をクラウド上で使用できるフルマネージドサービスのTiDB Cloud (TiDB Cloud Serverless および TiDB Cloud Dedicated) を提供しています。TiDB Cloudは、スケーラビリティとコスト効率に優れたオプションとして注目されており、また従来のデータベースの枠を超えた付加サービスを提供しています。中でも、OpenAIが提供するChatGPTとTiDB Cloudを組み合わせて開発した自然言語クエリジェネレータ「Chat2Query」はAIとデータベースを融合した最新技術として注目され、AIがユーザーのデータスキーマを理解して自動でクエリを生成、膨大なデータを超高速処理で分析し、リアルタイムで結果を返します。
PingCAPについて
PingCAPは、エンタープライズ向けのソフトウェアサービスプロバイダーとして2015年に設立され、オープンソースでクラウドネイティブなワンストップのデータベースソリューションを提供することにコミットしています。PingCAPの社名は、ネットワークの疎通を確認するために使用されるコマンド「Ping」とCAP定理の「CAP」の2つの単語を組み合わせています。3つのうち2つを選ばなければならないとされるCAP定理のC (Consistency - 一貫性)、A (Availability - 可用性)、P (Partition Tolerance - ネットワーク分断への耐性) ですが、この3つの全てに接続したい (Ping) という思いが込められています。PingCAPの詳細については https://pingcap.co.jp をご覧ください。
PingCAPは、Access Technology Ventures、Coatue Management、GGV Capital、Sequoia Capitalなど、米国の大手投資会社から資金提供を受けています。
会社概要
会社名:PingCAP株式会社
所在地:東京都千代田区大手町2丁目6番4号 TOKYOTORCH 常盤橋タワー 9F
代表者:Eric Han (エリック・ハン)
設立:2021年3月15日
URL:https://pingcap.co.jp/
事業内容:分散型NewSQLデータベース「TiDB」を主力とした、オープンソースでクラウドネイティブなワンストップのデータベースソリューションを提供
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/89466/77/89466-77-52dcff72d184ab4fb3d2b6ee69ff76b7-847x443.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
PingCAP株式会社 (本社:東京都千代田区、代表取締役社長:Eric Han、以下 PingCAP) は、クレジットカードの基幹システム開発で国内市場シェア約50%、ブランドデビットカードのサービス提供/システム開発において国内市場シェア約86%を誇る独立系総合ITサービス企業のTIS株式会社 (本社:東京都新宿区、代表取締役社長:岡本安史、以下 TIS) とパートナー契約を締結したことをお知らせいたします。
キャッシュレス決済を取り巻く環境
日本におけるキャッシュレス決済の比率は、2023年の時点で39.3% (約126.7兆円規模) に達しました。政府はこの比率を2025年6月までに40%に引き上げ、将来的には世界最高水準の80%を目指すという目標を掲げています。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/89466/77/89466-77-544cef49538b607a28b58162c0848c8b-812x491.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
出典:経済産業省ホームページ「2023年のキャッシュレス決済比率を算出しました」
2020年の世界各国のキャッシュレス決済比率比較では、当時すでに主要各国が40〜60%台に達しており、特に近隣国の韓国 (93.6%) や中国 (83%) と比べると、日本はまだ低い水準にあります。しかし、政府主導の取り組みや、技術革新、市場の競争、多様な決済手段の普及によって、ここ数年でキャッシュレス決済の利用が急速に拡大しています。
TiDBの検証とパートナー契約について
今後、キャッシュレス決済のニーズがさらに拡大すると見込まれる中、TISのPayment事業の中核を担う企業向けデジタル決済プラットフォーム「PAYCIERGE (ペイシェルジュ)」も、売上が順調に成長しています。リリースから10年以上が経過したこのサービスは、今後ますます高まるキャッシュレス決済の需要に対応し、競争力を強化するため、さらなる進化が求められています。
その解決策としてNewSQLデータベースであるTiDBが候補に挙がりました。両社は共同で検証を行い、TiDBがPAYCIERGEのような決済プラットフォームにも適用可能であり、エンタープライズインフラ市場で最高レベルの可用性を示す「Availability Level 4」をクリアし、年間稼働率99.9999% (シックスナイン) に達することが実証されました。
PAYCIERGEの概要
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/89466/77/89466-77-09b0b351a1b119f4930088a9fca73f3b-1302x762.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
出典:TIS株式会社
PAYCIERGEの課題とTiDBによる解決策
[表: https://prtimes.jp/data/corp/89466/table/77_1_deae4a99085a4d413b1ad3dd32cb707e.jpg ]
TiDBの検証結果
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/89466/77/89466-77-56933cda1e85e8e7c9251e3f4d7c92a9-1272x722.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
出典:TIS株式会社のTiDB検証結果レポート
PingCAPは、キャッシュレス決済市場で圧倒的な開発実績を誇るTISとパートナー契約を締結するに至りました。本契約締結により、PingCAPはミッションクリティカルな決済プラットフォームの開発支援を、よりスムーズかつ効率的に進めることが可能になります。決済システムの安定性や拡張性が重要視される中、TiDBの優れたパフォーマンスとTISの豊富な開発経験を組み合わせることで、日本市場におけるキャッシュレス決済のさらなる普及を推進し、これまで以上に信頼性の高いシステムを提供することが期待されています。本契約を機に、TISとのパートナーシップをさらに強化し、両社の協力を通じて国内のキャッシュレス決済システムの開発を一層加速させ、今後もその発展に貢献していきます。
今回のパートナー契約締結について、TISのサービスプラットフォーム事業部 事業部長である立石朱城氏は次のように述べています。
「この度、PingCAPとのパートナーシップ契約を締結できましたことを心より嬉しく思います。私たちは、決済サービスをはじめとするミッションクリティカルなシステムを最適コストでこれまでよりもさらに『軽く』したいと考えています。PingCAPの持つ優れた技術と製品は、私たちの事業にとって非常に大きな力を与えてくれるでしょう。両社が共に協力して世の中に革新的なソリューションを提供し、共に成長できることを楽しみにしています」
PingCAPの代表取締役社長であるHanは次のように述べています。
「この度、国内大手システムインテグレーターであるTIS様とパートナー契約を締結できましたことを、心より嬉しく存じます。NewSQLデータベース『TiDB』は、すでに国内の大手決済企業への導入実績があり、決済領域で国内トップシェアを誇るTIS様とのパートナーシップによって、強力なシナジーが生まれることを期待しております。TIS様のPayment事業の中核を担う『PAYCIERGE』にTiDBが導入されることは大変誇らしく、導入に向けた検証でも高い評価をいただけたことは、私たちにとって大きな自信となりました。また、国家レベルで推進されるキャッシュレス決済は非常に大きな市場であり、この分野で豊富な開発実績を誇るTIS様と共に、利便性が高く安心できるキャッシュレス決済システムの構築に参画できることに、心からの喜びを感じております。日本社会をさらに便利にし、新たな価値を創出するこの取り組みに貢献できることを大変嬉しく思います」
※本ニュースリリースに記載されている会社名・商品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
TiDBについて
PingCAPの主力製品である分散型NewSQLデータベース「TiDB (タイ・デー・ビー) 」は、ゲーム業界、金融、決済サービス、Eコマース、コンテンツサービス、ロジスティックスなど多種多様な業界やミッションクリティカルな場面での導入が進み、全世界で3,000社以上の企業に採用されています。TiDBは、MySQLやPostgreSQLなどの従来のリレーショナルデータベースと同様にSQLを使用してデータにアクセスすることができ、分散型のアーキテクチャにより水平方向の拡張性、強力な一貫性、MySQLとの互換性を備えた高い可用性、HTAP (ハイブリッドトランザクション/分析処理) 、クラウドネイティブを特徴としています。また、TiDBの機能をクラウド上で使用できるフルマネージドサービスのTiDB Cloud (TiDB Cloud Serverless および TiDB Cloud Dedicated) を提供しています。TiDB Cloudは、スケーラビリティとコスト効率に優れたオプションとして注目されており、また従来のデータベースの枠を超えた付加サービスを提供しています。中でも、OpenAIが提供するChatGPTとTiDB Cloudを組み合わせて開発した自然言語クエリジェネレータ「Chat2Query」はAIとデータベースを融合した最新技術として注目され、AIがユーザーのデータスキーマを理解して自動でクエリを生成、膨大なデータを超高速処理で分析し、リアルタイムで結果を返します。
PingCAPについて
PingCAPは、エンタープライズ向けのソフトウェアサービスプロバイダーとして2015年に設立され、オープンソースでクラウドネイティブなワンストップのデータベースソリューションを提供することにコミットしています。PingCAPの社名は、ネットワークの疎通を確認するために使用されるコマンド「Ping」とCAP定理の「CAP」の2つの単語を組み合わせています。3つのうち2つを選ばなければならないとされるCAP定理のC (Consistency - 一貫性)、A (Availability - 可用性)、P (Partition Tolerance - ネットワーク分断への耐性) ですが、この3つの全てに接続したい (Ping) という思いが込められています。PingCAPの詳細については https://pingcap.co.jp をご覧ください。
PingCAPは、Access Technology Ventures、Coatue Management、GGV Capital、Sequoia Capitalなど、米国の大手投資会社から資金提供を受けています。
会社概要
会社名:PingCAP株式会社
所在地:東京都千代田区大手町2丁目6番4号 TOKYOTORCH 常盤橋タワー 9F
代表者:Eric Han (エリック・ハン)
設立:2021年3月15日
URL:https://pingcap.co.jp/
事業内容:分散型NewSQLデータベース「TiDB」を主力とした、オープンソースでクラウドネイティブなワンストップのデータベースソリューションを提供