テリロジー、独自DBを活用したWing Security社SSPMソリューション提供開始 〜社員が無断で使うシャドーSaaSやWebサービスを可視化、SaaS上の生成AIによる情報漏洩リスクも把握〜
[24/11/01]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
株式会社テリロジー(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木 達、以下「テリロジー」)は、イスラエルWing Security Ltd.(本社:テルアビブ、以下「Wing Security社」)と日本における販売代理店契約を締結し、Wing Security Platformの販売を開始したことお知らせいたします。
現在SaaSは、多くの企業において不可欠なツールとなっています。財務会計、営業管理、メール、チャット、ファイル共有、名刺管理等、企業単位で利用するものに加え、タスク管理やメモ等、個人単位で利用するものも普及しており、業務のあらゆるシーンでSaaSが活用されるようになりました。しかし、その利便性や導入の容易さも相まって、情報システム部門やセキュリティ管轄部門で管理・把握できていないSaaSの利用が企業内で増えています。その結果、情報漏洩やサイバー攻撃といったセキュリティリスクの増大に加え、SaaSの適切な管理や統制の課題に直面しています。このような課題に対応するためには、全社的に使用されているSaaSの可視性向上が不可欠であり、同時に、SaaSの利用を適切に制御してリスクを最小限に抑えるためのガバナンス体制の強化が求められます。
Wing Securityは、社内で利用されているSaaSやWebサービス(以下、SaaS)を可視化し、リスクを分析することで、安全なSaaS利用を実現するためのSSPMソリューションです。Google WorkspaceやMicrosoft 365など、企業の基幹業務に不可欠なSaaSに接続されているSaaSや、企業で使用を許可していないまたは把握できていないSaaSを自動的に検出します。検出されたSaaSは、30万件以上の情報を収録したWing Security社独自のデータベースにより安全性が評価されるため、リスクのあるSaaSを簡単に特定することができます。また、SaaS内で利用されている生成AIの有無やSaaS内のデータがAIの学習に活用される可能性についても確認します。さらに、検出されたSaaSにおけるユーザーの利用状況や権限設定、長期間未使用のアカウントなどの情報も可視化することができ、SaaS管理としての機能も備えております。テリロジーは、Wing Security社製品の提供を通じて、お客様のSaaSセキュリティの強化を積極的に支援してまいります。
Wing Security社について
Wing Security社は、SaaS関連の脅威から組織を守ることに特化したサイバーセキュリティソリューションのリーディングプロバイダです。最先端のテクノロジーと専門の研究者チームを擁するWing Security社は、各組織の独自のニーズに合わせた包括的なセキュリティソリューションを提供しています。
Wing Security社のSaaS脅威インテリジェンスおよびその他の機能の詳細については、https://wing.security をご覧ください。
株式会社テリロジーについて
株式会社テリロジーは、1989年に会社設立、セキュリティ、ネットワーク、モニタリング、ソリューションサービスの4つのセグメントを中核に、市場および顧客ニーズに対応したハードウェアからソフトウェア、サービス提供までの幅広い製品を取り扱うテクノロジーバリュークリエイターです。顧客は大企業や通信事業者を中心に300社を超え、ネットワーク関連ビジネスならびにサイバーセキュリティ分野にて豊富な経験と実績を有しています。
( https://www.terilogy.com/ )
Wing Securityの製品機能
1. シャドーSaaSの自動検出
Google WorkspaceやMicrosoft 365など、企業の基幹業務に不可欠なSaaSに接続されているアプリケーションや、従業員が使用しているSaaSを自動的に検出します。
2. 30万以上のSaaSが収録されている独自のデータベースによる安全性評価
検出されたSaaS はWing Security社独自のデータベースと参照され、レピュテーション スコアを生成します。これにより、検出されたSaaSが安全かを簡単に判断することができます。
3. SaaS内データの漏洩に繋がるリスクの検知
現在、複数のSaaSを連携する仕組みであるOAuthの利用が普及しています。この仕組みにより、IDやパスワードを入力せずに情報の受け渡しがSaaS間でできるようになった一方、OAuthを悪用した攻撃によるデータ侵害のリスクが高まっています。Wing Securityでは、OAuthの高い権限が付与されているSaaSや、長期間利用されていないアカウント等、情報漏洩に繋がるリスクを検知します。
4. リスク管理の手間を削減する自動ワークフロー機能
Wing Securityでは、検出されたリスクに自動で対応するためのワークフロー機能を搭載しています。ワークフローはカスタマイズが可能になっており、お客様にて自社に適したプロセスを作成することができます。
5. 生成AIによるプライバシー侵害リスクの可視化
Wing Securityでは同社独自のデータベースを基に、検出されたSaaSに生成AIが利用されているか、その場合、SaaS内のデータがAIの学習に活用されている可能性があるか、また、学習に関する設定が可能かをSaaSごとに可視化します。
本件に関するお問い合わせ先
【製品・サービスに関するお問い合わせ先】
株式会社テリロジー
担当部署:事業推進本部
クラウドセキュリティ事業部
TEL:03-3237-3291
FAX:03-3237-3293
e-mail:asat@terilogy.com
【報道関係者お問い合わせ先】
株式会社テリロジー
マーケティング(広報宣伝)
担当 齋藤清和
TEL:03-3237-3291
FAX:03-3237-3316
e-mail:marketing@terilogy.com