AIが最適な居住エリアを提案する「BEST BASHO(ベスト場所)」に関する研究論文が人工知能学会 全国大会で優秀賞を受賞
[19/11/14]
提供元:PRTIMES
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不動産テック総合ブランド「RENOSY(リノシー)」を運営する株式会社GA technologies[GAテクノロジーズ](本社:東京都港区、代表取締役社長 CEO:樋口 龍、証券コード:3491、以下「当社」)のAI専門部門「AI Strategy Center(AI戦略室)」において研究開発した、複数人の通勤・通学駅からAIが最適な居住エリアを提案するシステム「BEST BASHO(ベスト場所)」に関する研究論文が、2019年度 人工知能学会 全国大会(第33回)において優秀賞を受賞したことをお知らせいたします。
「BEST BASHO(ベスト場所)」とは、複数人の通勤・通学駅から最適な居住エリアをAIがレベル毎に可視化し、お勧めの物件を提案する家探し支援システムです(※1)。算出したお勧めエリア内で、お客様のご希望価格・築年数・占有面積などを考慮した物件を瞬時に提案します。このシステムを開発するために、AI Strategy Centerのシニア・リサーチャー Aaron Bramson(アーロン・ブラムソン)が率いる研究チームが、日本の主要都市や近隣地域といった地域を、電車やバス、車による交通利便性等についてグラフ理論の様々な観点でスコアリングし、さらに類似する地域を分類する研究を行いました。
(※1)関連プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000059.000021066.html
本受賞に関するコメントが、2019年11月、一般社団法人 人工知能学会の発行する学会誌『人工知能』に掲載されました。論文については、以下のJ-STAGEのサイトよりご覧いただけます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/21066/78/resize/d21066-78-653616-0.jpg ]
J-STAGE「人工知能学会全国大会論文集」:
“Scoring and Classifying Regions via Multimodal Transportation Networks”
URL:
https://www.jstage.jst.go.jp/article/pjsai/JSAI2019/0/JSAI2019_4D3E203/_article/-char/ja
【本件のポイント】
本年度は参加者数が2900名に達した人工知能学会主催の全国大会で優秀賞を受賞
「BEST BASHO」とは、ご家族など複数人の通勤・通学駅からの移動時間を元に家探しを支援するシステム
「BEST BASHO」にはグラフ理論を用いて交通利便性をはかる研究が応用されている
◆ 本件の概要
AI技術の最新の取り組みや課題を共有し、AIの研究・開発活動の活性化につなげることを目的に開催される人工知能学会 全国大会が、6月に新潟で開催されました。参加者数は昨年の記録を大きく更新した2900名に達し、不動産分野でも、オーガナイズドセッション「不動産とAI」が、2017年、2018年に引き続き開催されました。当社では、当セッションにAI Strategy Centerの橋本がオーガナイザーとして参加したことと併せて、首都大学東京との共同研究(※2)と、AI Strategy CenterのAaron Bramsonの論文を当大会の期間中に発表しました。その結果、Aaron Bramsonの論文が第347回理事会により優秀賞として承認されました。
(※2)関連プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000021066.html
◆ 受賞のコメント
2019年度 人工知能学会 全国大会で、非常に多くの国際的なセッションが行われる中、私たちの研究を紹介する機会をいただけたことに感謝しています。本大会は、関連領域における研究者の方々と出会い、日本国内での科学研究コミュニティを構築するとともに、国際的な繋がりを強化できる絶好の機会です。
◆ 「BEST BASHO(ベスト場所)」の詳細
ご家族など複数人の通勤・通学駅からの移動時間を元に最適な居住エリアをAIがレベル毎に色で明示し、そのエリア内でお客様のご希望(※3)にあった物件を提案する(※4)家探し支援システムです。共働き夫婦や子育て家族は勿論、習い事に通う方、実家へのアクセスが気になる方など、「移動時間」の観点から様々なニーズを持つお客様のライフスタイルやライフプランに寄り添った家探しをお手伝いします。
[画像2: https://prtimes.jp/i/21066/78/resize/d21066-78-583966-6.png ]
「BEST BASHO」は、現在、当社が運営するリノベーションショールーム「RENOSY STAND SHIBUYA (リノシースタンド渋谷)」にて体験可能です。
[表: https://prtimes.jp/data/corp/21066/table/78_1.jpg ]
(※3)価格・築年数・占有面積など
(※4)BSET BASHOで提案できる物件は、「RENOSY LIVING(リノシー リビング)」にてご紹介できる物件です
◆ 「BEST BASHO」の研究・開発に関わるAI Strategy Centerのメンバー
シニア・リサーチャー Aaron Bramson (アーロン・ブラムソン)
[画像3: https://prtimes.jp/i/21066/78/resize/d21066-78-869301-1.png ]
フロリダ大学の経済学と哲学にて学士号、ノースイースタン大学の数学科にて理学修士号、ミシガン大学の哲学と政治学にて博士号を取得。複雑系、ネットワーク科学、社会シミュレーション分野で、コンサルティングサービスと教育事業を提供するComplexity Research Corporationを設立し、代表に就任。その後、ゲント大学(ベルギー)の一般経済学部のアソシエイト研究員、UNCシャーロット(米国)のソフト・インフォメーション・システム部門の非常勤教授を経て、理化学研究所 脳科学総合研究センターにデータサイエンティストとして研究活動に従事。マルチモーダルデータストリームにおけるデータ融合と自動パターン検出の手法開発を担当。2018年4月よりGAテクノロジーズに参画。
堀 恵実
[画像4: https://prtimes.jp/i/21066/78/resize/d21066-78-185933-2.png ]
2016年名古屋工業大学工学部情報工学科卒業。2018年同大学院工学研究科情報工学専攻修士課程修了。2019年よりGAテクノロジーズに参画。
査 炳然
[画像5: https://prtimes.jp/i/21066/78/resize/d21066-78-602069-3.png ]
2015年早稲田大学院経済学研究科修了。2017年よりGAテクノロジーズに参画。
AI Strategy Center 室長 稲本 浩久
[画像6: https://prtimes.jp/i/21066/78/resize/d21066-78-124649-4.png ]
大阪大学大学院基礎工学研究科修了後、新卒で株式会社リコーに入社。画像処理・認識技術の研究開発に従事。その後、企画者に転身し、不動産向けVR ソリューションサービスであるtheta360.bizの立ち上げを担当。2017年よりGAテクノロジーズに参画し、マイソク(不動産広告)の自動読み取りシステムの開発や、AIを活用した間取り図の自動書き起こしシステム「BLUEPRINT by RENOSY(ブルー プリント バイ リノシー)」の開発、仕入れ業務システムへのAI・RPAの導入等を担当。2019年よりAI Strategy Centerの室長を務める。
◆ GAテクノロジーズ 会社概要
社名:株式会社GA technologies
代表者:代表取締役社長 CEO 樋口 龍
URL:https://www.ga-tech.co.jp/
本社:東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー40F
設立:2013年3月
資本金:11億5680万9470円(2019年10月末日時点)
事業内容:
・不動産テック総合ブランド「RENOSY」の運営
・住宅ローン申し込みプラットフォームサービス「Mortgage Gateway(モーゲージ ゲートウェイ)」の運営
・「BEST BASHO(ベスト場所)」や「BLUEPRINT by RENOSY」などのAIやRPAを活用した研究開発
・中古マンションのリノベーション設計施工
「BEST BASHO(ベスト場所)」とは、複数人の通勤・通学駅から最適な居住エリアをAIがレベル毎に可視化し、お勧めの物件を提案する家探し支援システムです(※1)。算出したお勧めエリア内で、お客様のご希望価格・築年数・占有面積などを考慮した物件を瞬時に提案します。このシステムを開発するために、AI Strategy Centerのシニア・リサーチャー Aaron Bramson(アーロン・ブラムソン)が率いる研究チームが、日本の主要都市や近隣地域といった地域を、電車やバス、車による交通利便性等についてグラフ理論の様々な観点でスコアリングし、さらに類似する地域を分類する研究を行いました。
(※1)関連プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000059.000021066.html
本受賞に関するコメントが、2019年11月、一般社団法人 人工知能学会の発行する学会誌『人工知能』に掲載されました。論文については、以下のJ-STAGEのサイトよりご覧いただけます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/21066/78/resize/d21066-78-653616-0.jpg ]
J-STAGE「人工知能学会全国大会論文集」:
“Scoring and Classifying Regions via Multimodal Transportation Networks”
URL:
https://www.jstage.jst.go.jp/article/pjsai/JSAI2019/0/JSAI2019_4D3E203/_article/-char/ja
【本件のポイント】
本年度は参加者数が2900名に達した人工知能学会主催の全国大会で優秀賞を受賞
「BEST BASHO」とは、ご家族など複数人の通勤・通学駅からの移動時間を元に家探しを支援するシステム
「BEST BASHO」にはグラフ理論を用いて交通利便性をはかる研究が応用されている
◆ 本件の概要
AI技術の最新の取り組みや課題を共有し、AIの研究・開発活動の活性化につなげることを目的に開催される人工知能学会 全国大会が、6月に新潟で開催されました。参加者数は昨年の記録を大きく更新した2900名に達し、不動産分野でも、オーガナイズドセッション「不動産とAI」が、2017年、2018年に引き続き開催されました。当社では、当セッションにAI Strategy Centerの橋本がオーガナイザーとして参加したことと併せて、首都大学東京との共同研究(※2)と、AI Strategy CenterのAaron Bramsonの論文を当大会の期間中に発表しました。その結果、Aaron Bramsonの論文が第347回理事会により優秀賞として承認されました。
(※2)関連プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000021066.html
◆ 受賞のコメント
2019年度 人工知能学会 全国大会で、非常に多くの国際的なセッションが行われる中、私たちの研究を紹介する機会をいただけたことに感謝しています。本大会は、関連領域における研究者の方々と出会い、日本国内での科学研究コミュニティを構築するとともに、国際的な繋がりを強化できる絶好の機会です。
◆ 「BEST BASHO(ベスト場所)」の詳細
ご家族など複数人の通勤・通学駅からの移動時間を元に最適な居住エリアをAIがレベル毎に色で明示し、そのエリア内でお客様のご希望(※3)にあった物件を提案する(※4)家探し支援システムです。共働き夫婦や子育て家族は勿論、習い事に通う方、実家へのアクセスが気になる方など、「移動時間」の観点から様々なニーズを持つお客様のライフスタイルやライフプランに寄り添った家探しをお手伝いします。
[画像2: https://prtimes.jp/i/21066/78/resize/d21066-78-583966-6.png ]
「BEST BASHO」は、現在、当社が運営するリノベーションショールーム「RENOSY STAND SHIBUYA (リノシースタンド渋谷)」にて体験可能です。
[表: https://prtimes.jp/data/corp/21066/table/78_1.jpg ]
(※3)価格・築年数・占有面積など
(※4)BSET BASHOで提案できる物件は、「RENOSY LIVING(リノシー リビング)」にてご紹介できる物件です
◆ 「BEST BASHO」の研究・開発に関わるAI Strategy Centerのメンバー
シニア・リサーチャー Aaron Bramson (アーロン・ブラムソン)
[画像3: https://prtimes.jp/i/21066/78/resize/d21066-78-869301-1.png ]
フロリダ大学の経済学と哲学にて学士号、ノースイースタン大学の数学科にて理学修士号、ミシガン大学の哲学と政治学にて博士号を取得。複雑系、ネットワーク科学、社会シミュレーション分野で、コンサルティングサービスと教育事業を提供するComplexity Research Corporationを設立し、代表に就任。その後、ゲント大学(ベルギー)の一般経済学部のアソシエイト研究員、UNCシャーロット(米国)のソフト・インフォメーション・システム部門の非常勤教授を経て、理化学研究所 脳科学総合研究センターにデータサイエンティストとして研究活動に従事。マルチモーダルデータストリームにおけるデータ融合と自動パターン検出の手法開発を担当。2018年4月よりGAテクノロジーズに参画。
堀 恵実
[画像4: https://prtimes.jp/i/21066/78/resize/d21066-78-185933-2.png ]
2016年名古屋工業大学工学部情報工学科卒業。2018年同大学院工学研究科情報工学専攻修士課程修了。2019年よりGAテクノロジーズに参画。
査 炳然
[画像5: https://prtimes.jp/i/21066/78/resize/d21066-78-602069-3.png ]
2015年早稲田大学院経済学研究科修了。2017年よりGAテクノロジーズに参画。
AI Strategy Center 室長 稲本 浩久
[画像6: https://prtimes.jp/i/21066/78/resize/d21066-78-124649-4.png ]
大阪大学大学院基礎工学研究科修了後、新卒で株式会社リコーに入社。画像処理・認識技術の研究開発に従事。その後、企画者に転身し、不動産向けVR ソリューションサービスであるtheta360.bizの立ち上げを担当。2017年よりGAテクノロジーズに参画し、マイソク(不動産広告)の自動読み取りシステムの開発や、AIを活用した間取り図の自動書き起こしシステム「BLUEPRINT by RENOSY(ブルー プリント バイ リノシー)」の開発、仕入れ業務システムへのAI・RPAの導入等を担当。2019年よりAI Strategy Centerの室長を務める。
◆ GAテクノロジーズ 会社概要
社名:株式会社GA technologies
代表者:代表取締役社長 CEO 樋口 龍
URL:https://www.ga-tech.co.jp/
本社:東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー40F
設立:2013年3月
資本金:11億5680万9470円(2019年10月末日時点)
事業内容:
・不動産テック総合ブランド「RENOSY」の運営
・住宅ローン申し込みプラットフォームサービス「Mortgage Gateway(モーゲージ ゲートウェイ)」の運営
・「BEST BASHO(ベスト場所)」や「BLUEPRINT by RENOSY」などのAIやRPAを活用した研究開発
・中古マンションのリノベーション設計施工