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商業空間デザインの専門誌「月刊 商店建築」が、9月号「サウナ大特集」を発刊!サウナ開発に携わる事業者、ビルオーナー、デザイナー必読の資料です

株式会社商店建築社(本社:東京都新宿区)は、商業空間デザインに特化した月刊誌「月刊 商店建築」の最新号「2023年9月号」を、8月28日に発売しました。
いま全国で大きな盛り上がりを見せる「サウナ」を、80ページ超にわたり一気に掲載する特大号です。「月刊 商店建築」編集部が持つ独自の取材網から得た情報をもとに、デザイン性の高いサウナを多数取材しています。各プロジェクトの写真と図面が掲載されているので、全国の話題のサウナを誌面上で一気にリサーチすることができます。

今回のサウナ大特集号は、下記のようなことに悩んでいるディベロッパー、ビルオーナー、店舗オーナー、建築家、インテリアデザイナーの方々に役立つ資料として制作しました。
・「サウナを初めて出店するのだが、どんな人に設計を依頼すれば良いか」と悩んでいる、サウナ事業者
・「初めてサウナを設計するのだが、どのような平面構成が適切なのか」と悩んでいる建築家やインテリアデザイナー
・「商業ビルにサウナを誘致したいが、どんな運営方式やデザインなら差別化を図れるか」と悩んでいるディベロッパー




[画像1: https://prtimes.jp/i/30338/80/resize/d30338-80-6c54b13b8c23a3d3d493-0.jpg ]

2010年代の後半から、日本全土が「サウナブーム」の熱気に包まれています。各種メディアやSNSでは、毎日のようにサウナ関連の情報を目にします。皆さんの周りにも、最近サウナデビューしたという人も多いのではないでしょうか。日本国内で約2800万人いたとされるサウナ利用者が、コロナ禍の2021、22年でやや落ち込んだものの、今年はまた復調傾向にあります。しかも、減少したのはライトユーザーであり、ヘビーユーザーはほぼ減少していません。つまり、サウナは根強い人気があるわけです。そうしたサウナブームに合わせて、全国各地に多種多様なサウナ施設が誕生しています。
  
今月号では、複数のサウナを備えた都市型の大型サウナ。ホテルや旅館に併設したサウナ。移動型のサウナ。ワークプレイスに併設されたサウナ。そして、個室型や会員制の高価格帯サウナなど、バラエティーに富んだ実例を集めました。空間デザインの意匠性が高く、それによって他施設との差別化を図っている事例が多数掲載されている点は「月刊 商店建築」ならではです。

また、インタビュー記事では、フィンランド大使館のラウラ・コピロウ氏に、本場のフィンランド人がどのようなライフスタイルの中でサウナを楽しんでいるのかを詳しく聞きました。
サウナの企画や設計に携わる方には、資料性に富んだ保存版の特集です。
特集内に下記のような五つの章を設け、タイプ別に最新サウナのデザインをお届けします。
[画像2: https://prtimes.jp/i/30338/80/resize/d30338-80-a4bbc855f618d82cd9c0-16.jpg ]


各章の概要


【PART1】宿泊施設をサウナで選ぶ時代が来た!「宿泊施設付帯型サウナ」
サウナを併設しているホテルや温泉旅館は以前からあるので、決して珍しい存在ではありません。しかし近年、サウナが宿泊の目的となるような、充実したサウナを備えたホテルや旅館が増えてきました。これからは、旅行や出張で宿泊先を選ぶ際に、サウナ設備のクオリティーを評価軸にして選ぶという人が増えてくるでしょう。そんな魅力的なサウナを備えた、地方の老舗旅館や、ハーブ園に位置する「一棟貸し」のサウナ&客室などの事例を紹介します。

【PART2】もはや小さな建築だ「スタンドアロン型サウナ」
サウナ施設といえば、既存ビルのワンフロアやホテル内に入っている「ビルイン型」をイメージする人が多いかもしれません。しかし、大きな敷地を確保できる地方やリゾート地のプロジェクトでは、小さな建築として自立型のサウナをつくる試みも見られます。魅力的な造形も含めて、サウナ体験を楽しめるのが、「スタンドアロン型サウナ」です。

【PART3】人がいる場所へ出向いてととのえる 「モビリティー型サウナ」
どんな場所でも、どんな時でも、サウナを楽しみたい。そうすれば、きっと仲間と一緒に、その場所ならではの特別なサウナ体験を通して、思い出の時間をつくれるでしょう。海、山、キャンプ場など、人がいる場所へ、サウナが出向いてくれたら嬉しい。そんなバスやトラックを改装した、ヒューマンスケールでユニークな「移動型サウナ」の実例を紹介します。

【PART4】働く場所にサウナを併設し、仕事効率をアップしよう! 「サウナ with ワークプレイス」
サウナと仕事は相性が良い?! サウナに入ると、頭や心がスッキリして、アイデアが生まれやすくなったり、意思決定をしやすくなったりすると言われています。更に、顧客や仕事仲間と一緒にサウナへ入る"裸の付き合い”ができれば、短時間に深い人間関係を築くこともできます。そこで今、オフィスやコワーキングスペースにサウナを併設するケースが増え始めています。サウナが「働き方改革」の一助となるか。東京と名古屋から、三つのケースをレポートします。

【PART5】動線、空間演出、オペレーションから考える「個室サウナ」
サウナというと、一般的には、見知らぬ客同士が隣り合って座り、各自が黙々と汗をかくといったイメージではないでしょうか。しかし、経営者や著名人など、他人と接触せずに、個室を貸し切ってサウナを楽しみたいという人もいます。そうしたニーズに応えるべく、高価格帯の個室サウナも各地につくられています。個室型サウナでは、設計や運営上、どのようなことに留意したら良いのか。二つの事例を通して紹介します。


掲載プロジェクト(一例)


●大阪サウナDESSE(設計:OSTR)
大阪・心斎橋商店街に誕生した温浴施設です。約900平米に七つのサウナを備えています。サウナ室は、畳が敷かれた茶室のようなサウナや、水風呂が入り込んだサウナなど、それぞれが異なる個性を持つようにデザインされています。そして、それぞれのサウナを巡る動線は、あえて複雑に計画しているのも特徴です。街のような風景に水が流れ、東屋のようなサウナが点在する、「庭のような建築」となっています。
[画像3: https://prtimes.jp/i/30338/80/resize/d30338-80-ccef797e40b3b2f225b3-17.jpg ]


●サバス(設計:OSTR)
路線バスとして利用されていた車両を改造した移動型のサウナです。サウナ内の内装は、一度剥がして再構成しながらも、座席のレイアウトや窓の形状などはバスとしての雰囲気を濃厚に残しています。席の高さの違いが温度の違いを生むなど、バスならではのサウナ体験を作っています。サバスは、さまざまな土地に出向いて活用されることを前提に計画されています。
[画像4: https://prtimes.jp/i/30338/80/resize/d30338-80-94888b632c21a4898ade-3.jpg ]


●The Hive(設計:KUROFUNE Design Holdings)
一棟貸しの宿泊施設と一体化したサウナです。富山・立山にある、ハーブをテーマにした複合施設「Healthian-wood」の中にあります。都会の喧騒から離れ、土や水、立山連峰などの自然の風景と向き合うための場所として考案されました。建物は、蜂の巣をモチーフとした六角形の構造を持っています。その半分が土に埋まっているため、年間を通して快適な室内環境を保つ他、六角形断面形状が二つのサウナ室の熱効率を向上させています。立山連峰に由来する水を活用した水風呂には風景や空が映り込み、土地を感じるサウナ体験を提供しています。
[画像5: https://prtimes.jp/i/30338/80/resize/d30338-80-91735cbceb67b7acd5ce-3.jpg ]


[画像6: https://prtimes.jp/i/30338/80/resize/d30338-80-56abca1fdceb16db3495-3.jpg ]



●渋谷サウナス(設計:スナーク)
東京・渋谷に、鉄骨3階建てで新築したサウナ施設です。総合プロデュースを手掛けたタナカカツキ氏は、サウナブームのきっかけを作ったマンガ『サ道』の著者で、日本サウナ・スパ協会が任命した「サウナ大使」でもあります。
施設内には、8種9室のサウナ室と2種4箇所の水風呂、そして緑に囲まれた外気浴スペースを設けています。水深1400mmある水風呂は、立ったまま全身を冷やすことができ、頭まで浸かることもできます。ととのう仕掛けとして、フィンランドの森を連想させるミストの噴霧が定期的に行われています。植栽もフィンランドの風景をイメージして、垂直に伸びる針葉樹を中心に植えています。
[画像7: https://prtimes.jp/i/30338/80/resize/d30338-80-2bafafa2f38622b6916b-3.jpg ]


●サナマネ / サザエ(設計:隈研吾建築都市設計事務所)
香川・直島にあるグランピング施設「SANA MANE」の中心に立っています。木材を利用した有機的な形状のサウナです。28mm厚の合板を150段積み重ねて生まれた、「木の組積造」という、挑戦的な建築空間です。壁の厚みを平均450mmとすることで、断熱性や保温性といった、サウナとしての機能面を満たしています。外から見ると、陰影に富んだ表情を持っています。また温度と湿度も最適な状態に保たれるよう、強制換気による空気の流れを緻密に設計しています。
[画像8: https://prtimes.jp/i/30338/80/resize/d30338-80-4dc57c297679f6cce3c2-8.jpg ]

[画像9: https://prtimes.jp/i/30338/80/resize/d30338-80-cbd9366fe12c22a2abc8-8.jpg ]


●西麻布salon + sauna(設計:サポーズデザインオフィス)
東京・西麻布に開業した会員制サウナとバーです。既存ビルの1階に寿司屋、2階にサウナ、3階にバーが入居しています。設計者は、茶室のように装飾を極力排した空間を設えています。サウナに入り、ととのい、サウナ後の「サ飯」(サウナ飯)として1階で寿司を食べる。更に、食べた後は、3階でアートを鑑賞しながらお酒を飲むことができるという、高い滞在性を持った複合型の小規模ビルです。不動産オーナーは、必見のプロジェクトです。
[画像10: https://prtimes.jp/i/30338/80/resize/d30338-80-2cd2878dd742c4d7f13f-8.jpg ]


●Bar Sauna(設計:ANEU)
「Bar Sauna」は、「ととのう、語らう」をコンセプトに、東京・代官山にオープンした、バーが融合した会員制の個室サウナです。芸能界屈指のサウナーとして知られる、オリエンタルラジオの藤森慎吾さんがプロデュースを手掛けています。
この施設は、富裕層をターゲットに据え、中でもサウナにこだわりを持つ客層にリーチするため、会員権を販売し、更に会員が利用するごとに利用料を支払うという運営形態を取っています。そのため、高額な会員権に見合う価値を、内装デザインでいかに演出するかが大きなポイントとなっています。サウナ室にヒノキ、水風呂や休憩用のイスが置かれた「ととのいスペース」には石をふんだんに使い、壁面は左官で仕上げ、間接照明によって有機的なテクスチャーを浮かび上がらせています。
一般的に個室サウナでは、水風呂はなく、シャワーだけが設置されているところも多いのですが、ここでは、個室内に水風呂を用意している点も、大きな魅力です。
[画像11: https://prtimes.jp/i/30338/80/resize/d30338-80-1be8fb1d01697bb07ae1-1.jpg ]


今回の「月刊 商店建築」9月号〈サウナ大特集〉では、この他にも多数のサウナプロジェクトを収録しています。
ポイントは、掲載されているサウナの運営形態や立地が多様であること、そして、それらの条件に合わせた最適解としての空間デザインが各プロジェクトで提案されていることです。
今後、まだまだブームが続きそうなサウナ業界ですが、そうした中で、運営形態や空間デザインでいかに差別化を図っていくか。その点に関してヒントと情報を求めている方は、「月刊 商店建築」9月号が参考になります。

雑誌情報


[画像12: https://prtimes.jp/i/30338/80/resize/d30338-80-6c54b13b8c23a3d3d493-0.jpg ]

月刊 商店建築 2023年9月号
発売日:2023年8月28日(月)
価格:定価2,358円(本体2,144円)
版型:A4
発行:株式会社 商店建築社
※全国の書店、ネット書店のほか、弊社ホームページ(https://shotenkenchiku.com/products/detail.php?product_id=443)にてご購入いただけます。


[動画: https://www.youtube.com/watch?v=FKNY-T5z-uk ]

●月刊「商店建築」(毎月28日発売)
「商店建築」は、1956年の創刊以来、日本の商空間および店舗デザインを記録し、国内外に発信してきた建築デザイン誌です。商空間デザインをビジュアル的に紹介し、その周辺の情報を丁寧に取材することで、最新かつ有益な情報を網羅していきます。近年ではホテルやカフェ、オフィス、街づくりなどに注目し、多くの特集を組んでいます。

●商店建築 増刊号・書籍 (不定期刊行)
業種やエレメントなどテーマごとに編集した「ショップデザインシリーズ」や実務に役立つディテール集など、商空間デザインを伝える幅広いラインアップを発刊しています。
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