アシストスーツ新製品「マッスルスーツExo-Power(エクソパワー)」を発売
[23/05/31]
提供元:PRTIMES
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イノフィス、シリーズ最強の補助力&さらに歩きやすく進化
東京理科大学発ベンチャーの株式会社イノフィス(東京都八王子市、代表取締役社長:乙川 直隆、以下「イノフィス」)は、2023年5月31日より、外骨格型アシストスーツの新製品「マッスルスーツExo-Power(エクソパワー)」を全国の販売代理店やマッスルスーツブランドサイト内のECショップにて販売開始いたします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/41785/80/resize/d41785-80-e89e577a61bcd84a203e-2.jpg ]
マッスルスーツExo-Power(エクソパワー)開発の経緯
「生きている限り自立した生活を実現する」ことをミッションに掲げるイノフィスでは、より多くの方が生涯にわたって活躍し続け、健やかに暮らせるよう、創業当初の2014年より装着型の作業支援ロボットを開発・上市してきました。現在は腰補助用「マッスルスーツEvery(エブリィ)」「マッスルスーツGS-BACK(バック)」や、上腕補助用「マッスルスーツGS-ARM(アーム)」をラインナップしています。
さまざまな業界の作業現場に足を運び、お客様のご意見・ご要望をうかがったところ、「腰の負担をしっかりと軽減しつつ、よりコンパクトで歩きやすい・動きやすいアシストスーツ」のニーズを感じ、改良を重ねてまいりました。マッスルスーツEveryの後継機となるマッスルスーツExo-Powerは、当社独自の人工筋肉技術の改良をはじめとする様々な改良により、従来よりもスリムかつシリーズ最強※の補助力と歩きやすさの両立を実現しました。
シリーズ最大補助力&フレームをスリム化!人工筋肉×バネの力で、より歩きやすく
【マッスルスーツ(R)シリーズ】
東京理科大学工学部機械工学科教授で、イノフィスの創業者である小林 宏氏が開発した外骨格型のアシストスーツのマッスルスーツ(R)は、腰にかかる負担を補助・軽減する目的で、これまで主に中腰姿勢を維持する作業や重量物の持ち上げなどの作業時に、使用されてきました。2017年以降のマッスルスーツシリーズは、電気不要で、圧縮空気を使用した人工筋肉が補助力を発揮するため、使う場所を選びません。そのため、介護・農業・製造業をはじめさまざまな作業現場で幅広く利用されています。マッスルスーツ(R)はシリーズ累計出荷台数20,000台以上を達成しており、外骨格型アシストスーツでは世界一(当社調べ)の出荷台数を誇ります。
さらなる進化を遂げた新製品【マッスルスーツExo-Power(エクソパワー)】
今回発売したマッスルスーツExo-Powerは、マッスルスーツEveryの特長はそのままに、当社独自の人工筋肉技術の改良により、アシスト力や歩きやすさがさらに進化しました。
<スリムかつパワフルなアシスト>
マッスルスーツの最大の特長である、空気圧式の人工筋肉を、細くしながらも補助力をアップするという、一般的には相反する性能を、イノフィスの独自技術により実現しました。その結果、従来よりもスリムでありながら、最大補助力は25.5kgfからマッスルスーツシリーズ最強※の27kgfにパワーアップ。重量物の持ち上げや中腰作業での腰の負担を軽減します。
<歩きやすく、可動性UP>
2022年に発売したマッスルスーツGS-BACK(R)では、強い補助力を発生するガススプリング(GS)とバネを併用することにより、強い補助力と歩きやすさの両立を実現しました。今製品でも同様に人工筋肉とバネを組み合わせることにより、腿パッドの可動性が向上して、歩きやすくなりました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/41785/80/resize/d41785-80-511f6be0e268301596f9-3.jpg ]
(マッスルスーツExo-Power荷物運搬作業時の使用例)
【マッスルスーツExo-Power開発者のコメント:東京理科大学工学部機械工学科小林 宏教授】
「マッスルスーツEvery以前から、小型化と軽量化が課題でした。ただし、強い力を発生するため、高額な材料を使用したとしても軽量化には限界があり、また、人工筋肉もある程度の太さと長さが必要であるため、小さくすることにも限界があります。補助力を小さくすれば、軽量化は可能ですが、胸あたりを押すことで上半身を持ち上げ、その反力を腿で受けるという構造上、やはり小さくすることにも限界がありました。
今回の新製品であるマッスルスーツExo-Powerで改良できたポイントは、人工筋肉の改良と、マッスルスーツGS-BACKで歩行をしやすくするために採用したバネと人工筋肉との併用、の2点です。
より良い製品にするためには、軽量化と小型化が不可欠だと考えました。小型化できれば軽量化もできます。一方、構造上、腿フレームや腿パッドは不可欠で、これらは最適設計をしており、これ以上の小型化や軽量化は困難。そうすると、人工筋肉を収納している上半身の樹脂フレームを小型化するしかありません。
ところで人工筋肉は、空気圧で力を発生するため、断面積が力に比例します。小型化には人工筋肉の小径化が不可欠ですが、小径化で断面積が小さくなるのに、これまでと同等以上の力を発生できるようにするという、相反することを実現しなければ小型化は不可能です。今回は、独自技術でその問題をクリアし、上半身の樹脂フレームの小型化、スリム化を実現しました。ただ、すべてのものには完璧はなく、更なる改良点も見えてきており、引き続き軽量化などにも取り組んでいきます。もう1つのポイントであるバネの併用は、マッスルスーツGS-BACKでの成功、つまり、ガススプリングの強い力が働く前にバネの優しい力で歩行動作を妨げないようにする、という機能を採用したものです。これにより、従来品では歩行動作の妨げになるタイトフィットと、歩行動作を妨げないソフトフィットという2種類を用意する必要がありましたが、その必要はなくなり、1種類となりました。」
<製品概要>
[画像3: https://prtimes.jp/i/41785/80/resize/d41785-80-c06e64d4542f85bc57ba-1.png ]
・電気不要:屋内外問わず、さまざまな作業シーンで活躍。IP56性能
・パワフルな補助力:最大で27kgfと歴代マッスルスーツシリーズ最強※
・歩きやすい:歩きやすく動きの多い作業にも最適
製品名:マッスルスーツExo-Power(エクソパワー)
メーカー希望小売価格:214,500円(税込)
サイズ:2サイズ(S、M)
販売チャネル:全国の販売代理店、マッスルスーツブランドサイト内のECショップ
【公式】マッスルスーツオンラインストア https://shop.musclesuit.co.jp/
【公式】マッスルスーツExo-Powerブランドサイト https://musclesuit.co.jp/exo_power/
※歴代マッスルスーツ(パッシブ型)のうち(当社比)
○「マッスルスーツ」は株式会社イノフィスの登録商標です。
■マッスルスーツシリーズ製品ラインナップ
○中腰作業の負荷を軽減する「マッスルスーツEvery」
中腰姿勢を保つ、重い物を持ち上げる、人を抱え上げるといった作業時に腰の負担を軽減するアシストスーツです。電力を使用せず、圧縮空気を使用した人工筋肉が最大25.5kgfの補助力で動作をパワフルにアシストするため、介護・農業・製造・物流・建設などさまざまな作業現場にご利用いただけます。
○腕上げ作業の負荷を軽減する「マッスルスーツGS-ARM」
一定時間腕を上げたままで行う作業時に、上腕や肩の負担軽減効果を発揮するアシストスーツです。電力不要で屋内外を問わず活躍、果樹園での梨・ブドウ栽培、工場での組み付け、内装工事、道路・建物の点検などの作業時にご利用いただけます。
○より動きやすさを追求した腰補助モデル「マッスルスーツGS-BACK」
マッスルスーツEveryに比べ、より軽量・スリム・動きやすさを追求。物を持ち歩く作業や、しゃがんでの作業などでも腰の負荷の軽減を実現。工場や倉庫などでの荷積み、荷下ろしなど動きの多い現場作業とも親和性の高いモデルです。
○腰の負担を軽減するサポーター型アシストスーツ「マッスルスーツSoft-Light」
腰を中心とした上下パーツを連結することで肩、太ももから腰に向かって張力が働き、前傾姿勢の腰への負担を軽減してくれるサポータータイプのアシストスーツです。また、腰ベルトの腹腔圧上昇効果により腰を安定させて、長時間の同じ姿勢による負担を軽減します。
[画像4: https://prtimes.jp/i/41785/80/resize/d41785-80-a127142c31fa35e444ec-6.png ]
イノフィスは「生きている限り自立した生活を実現する」をミッションとし、少子超高齢社会よって生じる現場の労働力不足や介護の負担といった社会問題の解決を目指しております。課題先進国日本から世界へ向けて、より多くの方が生涯にわたって活躍し続けられるよう、今後も人によりそった製品の開発、提供に努めてまいります。
東京理科大学発ベンチャーの株式会社イノフィス(東京都八王子市、代表取締役社長:乙川 直隆、以下「イノフィス」)は、2023年5月31日より、外骨格型アシストスーツの新製品「マッスルスーツExo-Power(エクソパワー)」を全国の販売代理店やマッスルスーツブランドサイト内のECショップにて販売開始いたします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/41785/80/resize/d41785-80-e89e577a61bcd84a203e-2.jpg ]
マッスルスーツExo-Power(エクソパワー)開発の経緯
「生きている限り自立した生活を実現する」ことをミッションに掲げるイノフィスでは、より多くの方が生涯にわたって活躍し続け、健やかに暮らせるよう、創業当初の2014年より装着型の作業支援ロボットを開発・上市してきました。現在は腰補助用「マッスルスーツEvery(エブリィ)」「マッスルスーツGS-BACK(バック)」や、上腕補助用「マッスルスーツGS-ARM(アーム)」をラインナップしています。
さまざまな業界の作業現場に足を運び、お客様のご意見・ご要望をうかがったところ、「腰の負担をしっかりと軽減しつつ、よりコンパクトで歩きやすい・動きやすいアシストスーツ」のニーズを感じ、改良を重ねてまいりました。マッスルスーツEveryの後継機となるマッスルスーツExo-Powerは、当社独自の人工筋肉技術の改良をはじめとする様々な改良により、従来よりもスリムかつシリーズ最強※の補助力と歩きやすさの両立を実現しました。
シリーズ最大補助力&フレームをスリム化!人工筋肉×バネの力で、より歩きやすく
【マッスルスーツ(R)シリーズ】
東京理科大学工学部機械工学科教授で、イノフィスの創業者である小林 宏氏が開発した外骨格型のアシストスーツのマッスルスーツ(R)は、腰にかかる負担を補助・軽減する目的で、これまで主に中腰姿勢を維持する作業や重量物の持ち上げなどの作業時に、使用されてきました。2017年以降のマッスルスーツシリーズは、電気不要で、圧縮空気を使用した人工筋肉が補助力を発揮するため、使う場所を選びません。そのため、介護・農業・製造業をはじめさまざまな作業現場で幅広く利用されています。マッスルスーツ(R)はシリーズ累計出荷台数20,000台以上を達成しており、外骨格型アシストスーツでは世界一(当社調べ)の出荷台数を誇ります。
さらなる進化を遂げた新製品【マッスルスーツExo-Power(エクソパワー)】
今回発売したマッスルスーツExo-Powerは、マッスルスーツEveryの特長はそのままに、当社独自の人工筋肉技術の改良により、アシスト力や歩きやすさがさらに進化しました。
<スリムかつパワフルなアシスト>
マッスルスーツの最大の特長である、空気圧式の人工筋肉を、細くしながらも補助力をアップするという、一般的には相反する性能を、イノフィスの独自技術により実現しました。その結果、従来よりもスリムでありながら、最大補助力は25.5kgfからマッスルスーツシリーズ最強※の27kgfにパワーアップ。重量物の持ち上げや中腰作業での腰の負担を軽減します。
<歩きやすく、可動性UP>
2022年に発売したマッスルスーツGS-BACK(R)では、強い補助力を発生するガススプリング(GS)とバネを併用することにより、強い補助力と歩きやすさの両立を実現しました。今製品でも同様に人工筋肉とバネを組み合わせることにより、腿パッドの可動性が向上して、歩きやすくなりました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/41785/80/resize/d41785-80-511f6be0e268301596f9-3.jpg ]
(マッスルスーツExo-Power荷物運搬作業時の使用例)
【マッスルスーツExo-Power開発者のコメント:東京理科大学工学部機械工学科小林 宏教授】
「マッスルスーツEvery以前から、小型化と軽量化が課題でした。ただし、強い力を発生するため、高額な材料を使用したとしても軽量化には限界があり、また、人工筋肉もある程度の太さと長さが必要であるため、小さくすることにも限界があります。補助力を小さくすれば、軽量化は可能ですが、胸あたりを押すことで上半身を持ち上げ、その反力を腿で受けるという構造上、やはり小さくすることにも限界がありました。
今回の新製品であるマッスルスーツExo-Powerで改良できたポイントは、人工筋肉の改良と、マッスルスーツGS-BACKで歩行をしやすくするために採用したバネと人工筋肉との併用、の2点です。
より良い製品にするためには、軽量化と小型化が不可欠だと考えました。小型化できれば軽量化もできます。一方、構造上、腿フレームや腿パッドは不可欠で、これらは最適設計をしており、これ以上の小型化や軽量化は困難。そうすると、人工筋肉を収納している上半身の樹脂フレームを小型化するしかありません。
ところで人工筋肉は、空気圧で力を発生するため、断面積が力に比例します。小型化には人工筋肉の小径化が不可欠ですが、小径化で断面積が小さくなるのに、これまでと同等以上の力を発生できるようにするという、相反することを実現しなければ小型化は不可能です。今回は、独自技術でその問題をクリアし、上半身の樹脂フレームの小型化、スリム化を実現しました。ただ、すべてのものには完璧はなく、更なる改良点も見えてきており、引き続き軽量化などにも取り組んでいきます。もう1つのポイントであるバネの併用は、マッスルスーツGS-BACKでの成功、つまり、ガススプリングの強い力が働く前にバネの優しい力で歩行動作を妨げないようにする、という機能を採用したものです。これにより、従来品では歩行動作の妨げになるタイトフィットと、歩行動作を妨げないソフトフィットという2種類を用意する必要がありましたが、その必要はなくなり、1種類となりました。」
<製品概要>
[画像3: https://prtimes.jp/i/41785/80/resize/d41785-80-c06e64d4542f85bc57ba-1.png ]
・電気不要:屋内外問わず、さまざまな作業シーンで活躍。IP56性能
・パワフルな補助力:最大で27kgfと歴代マッスルスーツシリーズ最強※
・歩きやすい:歩きやすく動きの多い作業にも最適
製品名:マッスルスーツExo-Power(エクソパワー)
メーカー希望小売価格:214,500円(税込)
サイズ:2サイズ(S、M)
販売チャネル:全国の販売代理店、マッスルスーツブランドサイト内のECショップ
【公式】マッスルスーツオンラインストア https://shop.musclesuit.co.jp/
【公式】マッスルスーツExo-Powerブランドサイト https://musclesuit.co.jp/exo_power/
※歴代マッスルスーツ(パッシブ型)のうち(当社比)
○「マッスルスーツ」は株式会社イノフィスの登録商標です。
■マッスルスーツシリーズ製品ラインナップ
○中腰作業の負荷を軽減する「マッスルスーツEvery」
中腰姿勢を保つ、重い物を持ち上げる、人を抱え上げるといった作業時に腰の負担を軽減するアシストスーツです。電力を使用せず、圧縮空気を使用した人工筋肉が最大25.5kgfの補助力で動作をパワフルにアシストするため、介護・農業・製造・物流・建設などさまざまな作業現場にご利用いただけます。
○腕上げ作業の負荷を軽減する「マッスルスーツGS-ARM」
一定時間腕を上げたままで行う作業時に、上腕や肩の負担軽減効果を発揮するアシストスーツです。電力不要で屋内外を問わず活躍、果樹園での梨・ブドウ栽培、工場での組み付け、内装工事、道路・建物の点検などの作業時にご利用いただけます。
○より動きやすさを追求した腰補助モデル「マッスルスーツGS-BACK」
マッスルスーツEveryに比べ、より軽量・スリム・動きやすさを追求。物を持ち歩く作業や、しゃがんでの作業などでも腰の負荷の軽減を実現。工場や倉庫などでの荷積み、荷下ろしなど動きの多い現場作業とも親和性の高いモデルです。
○腰の負担を軽減するサポーター型アシストスーツ「マッスルスーツSoft-Light」
腰を中心とした上下パーツを連結することで肩、太ももから腰に向かって張力が働き、前傾姿勢の腰への負担を軽減してくれるサポータータイプのアシストスーツです。また、腰ベルトの腹腔圧上昇効果により腰を安定させて、長時間の同じ姿勢による負担を軽減します。
[画像4: https://prtimes.jp/i/41785/80/resize/d41785-80-a127142c31fa35e444ec-6.png ]
イノフィスは「生きている限り自立した生活を実現する」をミッションとし、少子超高齢社会よって生じる現場の労働力不足や介護の負担といった社会問題の解決を目指しております。課題先進国日本から世界へ向けて、より多くの方が生涯にわたって活躍し続けられるよう、今後も人によりそった製品の開発、提供に努めてまいります。