リアルテックファンド、カーボン新素材で電池性能を革新する東北大発ベンチャー3DCへの出資を実施
[22/05/31]
提供元:PRTIMES
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2050年のカーボンニュートラル実現。日本のみならず世界各国で取り組むべきこのディープイシューの解決に向けては、多様な技術を総動員する必要があります。その基幹技術となるのが電池です。従来の電池性能をより長寿命かつ高容量にできれば、自動車や工場設備等の電化を支えることができる。そのために着目したのが、電池電極などに用いられるカーボン素材です。
[画像: https://prtimes.jp/i/36405/81/resize/d36405-81-a698096af0a9fd229f28-0.jpg ]
東北大学の長年の研究から生まれた革新的カーボン新素材「グラフェンメソスポンジ(以下『GMS』」により、電池の長寿命化・高容量化を実現するべく、リアルテックホールディングス株式会社(所在地:東京都墨田区、代表:丸幸弘、永田 暁彦)が運営するリアルテックファンド*は、東北大学発ベンチャーである株式会社3DC(本社:宮城県仙台市、代表取締役CEO:黒田拓馬 代表取締役CTO:西原洋知、以下「3DC」)へ投資を実施したことをお知らせ致します。3DCは今回の調達資金をもとに、GMSを使用した製品の開発や素材のチューニングなど、各製品の早期実用化に向け、国内外の電池・機械・自動車メーカーとの研究開発を進めて参ります。
■企業概要
3DCは、代表取締役CTOを務める東北大学材料科学高等研究所 (所長:折茂慎一教授) 西原教授の約15年にわたる素材研究により生み出されたカーボン新素材「グラフェンメソスポンジ(GMS)」を、モバイル機器などに使用されるリチウムイオン電池から、次世代電池であるリチウム硫黄電池、燃料電池など、様々な蓄電・発電デバイスに用いられる電極材料として製造・販売するベンチャー企業です。
既存の電池には、電池の長寿命化と高容量化の両立が困難であるという課題があり、電池の製造過程におけるCO2の排出や資源の消費量増加などの問題が起こっています。GMSは次のような特徴を持つ素材であることから、様々な蓄電・発電デバイスの長寿命化・高容量化などの性能向上に寄与します。
化学的・物理的な耐久性に優れ電池の長寿命化に貢献
多孔性に優れ電池の高容量化に貢献
柔軟なカスタマイズ性
■資金調達の目的と使途
3DCはGMSが持つ技術の新規性・革新性が評価され、株式会社リバネスが主催する「ディープテックグランプリ 2021」にて最優秀賞およびリアルテックファンド賞を受賞しました。2022年2月の創業と期を同じくする今回の出資を通じて、GMSを使用した製品の開発や素材のチューニングなど、各製品の早期実用化に向け、国内外の多数の電池・機械・自動車メーカーとの研究開発を進めてまいります。
■担当者コメント
今後様々な産業・生活シーンに「電化」が進む未来で重要になるのが「電池」です。従来の電池がより高性能化・長寿命化することは、電化を支えるインフラを強固にします。東北大学の長年の研究から生まれたGMSは、未来のエネルギーインフラを担う次世代電池に向けた革新的なカーボン素材です。日本・地域から生まれる技術で世界の課題解決を目指す私たちリアルテックファンドが、世界トップクラスの研究者と若きアントレプレナーにより生まれた3DCの創業に立ち合い、ともに歩めることを嬉しく思います。
(リアルテックホールディングス株式会社 グロースマネージャー 山家 創)
*正式名称:「リアルテックファンド3号投資事業有限責任組合(通称:「グローカルディープテックファンド」)
■株式会社3DCについて
設立年月:2022年2月
所在地:宮城県仙台市青葉区片平2-1-1 国立大学法人東北大学 産学連携先端材料研究開発センター
代表者:代表取締役CEO:黒田拓馬・代表取締役CTO:西原洋知
事業内容:炭素材料の開発及び販売
公式サイト:https://www.3dc.co.jp/
出資時期:2022年4月
■リアルテックファンドについて
地球や人類の課題解決に資する革新的テクノロジーを有するスタートアップ(リアルテックベンチャー)への投資育成を行うベンチャーキャピタルファンドです。国内外の政府・企業・自治体と密に連携し、技術の社会実装を最速・最大化させるためにフルハンズオンで支援を行っています。これまで200億円以上を運用し、国内外のスタートアップ70社以上に投資しています。 2021年には、ディープテック領域に投資するファンドとしては日本で初めてのインパクト投資ファンドを設立しました。
■リアルテックホールディングスについて
地球や人類の課題解決に資する革新的テクノロジー(リアルテック)の社会実装を目指して創設された、株式会社ユーグレナと株式会社リバネスの合弁企業です。研究開発型スタートアップとして幾多の困難を乗り越えてきたユーグレナと、研究から技術の社会実装への包括的な支援を行うリバネスの知見を活かし、投資育成などの事業を行っています。
HP: https://www.realtech.holdings
<お問い合わせ先>
リアルテックホールディングス株式会社
広報担当:成田
https://www.realtech.holdings/contact
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東北大学の長年の研究から生まれた革新的カーボン新素材「グラフェンメソスポンジ(以下『GMS』」により、電池の長寿命化・高容量化を実現するべく、リアルテックホールディングス株式会社(所在地:東京都墨田区、代表:丸幸弘、永田 暁彦)が運営するリアルテックファンド*は、東北大学発ベンチャーである株式会社3DC(本社:宮城県仙台市、代表取締役CEO:黒田拓馬 代表取締役CTO:西原洋知、以下「3DC」)へ投資を実施したことをお知らせ致します。3DCは今回の調達資金をもとに、GMSを使用した製品の開発や素材のチューニングなど、各製品の早期実用化に向け、国内外の電池・機械・自動車メーカーとの研究開発を進めて参ります。
■企業概要
3DCは、代表取締役CTOを務める東北大学材料科学高等研究所 (所長:折茂慎一教授) 西原教授の約15年にわたる素材研究により生み出されたカーボン新素材「グラフェンメソスポンジ(GMS)」を、モバイル機器などに使用されるリチウムイオン電池から、次世代電池であるリチウム硫黄電池、燃料電池など、様々な蓄電・発電デバイスに用いられる電極材料として製造・販売するベンチャー企業です。
既存の電池には、電池の長寿命化と高容量化の両立が困難であるという課題があり、電池の製造過程におけるCO2の排出や資源の消費量増加などの問題が起こっています。GMSは次のような特徴を持つ素材であることから、様々な蓄電・発電デバイスの長寿命化・高容量化などの性能向上に寄与します。
化学的・物理的な耐久性に優れ電池の長寿命化に貢献
多孔性に優れ電池の高容量化に貢献
柔軟なカスタマイズ性
■資金調達の目的と使途
3DCはGMSが持つ技術の新規性・革新性が評価され、株式会社リバネスが主催する「ディープテックグランプリ 2021」にて最優秀賞およびリアルテックファンド賞を受賞しました。2022年2月の創業と期を同じくする今回の出資を通じて、GMSを使用した製品の開発や素材のチューニングなど、各製品の早期実用化に向け、国内外の多数の電池・機械・自動車メーカーとの研究開発を進めてまいります。
■担当者コメント
今後様々な産業・生活シーンに「電化」が進む未来で重要になるのが「電池」です。従来の電池がより高性能化・長寿命化することは、電化を支えるインフラを強固にします。東北大学の長年の研究から生まれたGMSは、未来のエネルギーインフラを担う次世代電池に向けた革新的なカーボン素材です。日本・地域から生まれる技術で世界の課題解決を目指す私たちリアルテックファンドが、世界トップクラスの研究者と若きアントレプレナーにより生まれた3DCの創業に立ち合い、ともに歩めることを嬉しく思います。
(リアルテックホールディングス株式会社 グロースマネージャー 山家 創)
*正式名称:「リアルテックファンド3号投資事業有限責任組合(通称:「グローカルディープテックファンド」)
■株式会社3DCについて
設立年月:2022年2月
所在地:宮城県仙台市青葉区片平2-1-1 国立大学法人東北大学 産学連携先端材料研究開発センター
代表者:代表取締役CEO:黒田拓馬・代表取締役CTO:西原洋知
事業内容:炭素材料の開発及び販売
公式サイト:https://www.3dc.co.jp/
出資時期:2022年4月
■リアルテックファンドについて
地球や人類の課題解決に資する革新的テクノロジーを有するスタートアップ(リアルテックベンチャー)への投資育成を行うベンチャーキャピタルファンドです。国内外の政府・企業・自治体と密に連携し、技術の社会実装を最速・最大化させるためにフルハンズオンで支援を行っています。これまで200億円以上を運用し、国内外のスタートアップ70社以上に投資しています。 2021年には、ディープテック領域に投資するファンドとしては日本で初めてのインパクト投資ファンドを設立しました。
■リアルテックホールディングスについて
地球や人類の課題解決に資する革新的テクノロジー(リアルテック)の社会実装を目指して創設された、株式会社ユーグレナと株式会社リバネスの合弁企業です。研究開発型スタートアップとして幾多の困難を乗り越えてきたユーグレナと、研究から技術の社会実装への包括的な支援を行うリバネスの知見を活かし、投資育成などの事業を行っています。
HP: https://www.realtech.holdings
<お問い合わせ先>
リアルテックホールディングス株式会社
広報担当:成田
https://www.realtech.holdings/contact