南丹市、児童虐待防止の地域連携にkintoneを導入
[19/07/02]
提供元:PRTIMES
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要保護児童に関わる多職種の連携をITで迅速化、7月に本運用開始
サイボウズ株式会社(以下、サイボウズ)は、京都府南丹市が要保護児童対策地域協議会(以下、要対協)の情報連携システムとしてクラウドサービス「kintone(キントーン)」を導入し、5ヶ月の試験導入を経て2019年7月1日から本運用することを発表します。
[画像: https://prtimes.jp/i/27677/82/resize/d27677-82-507979-0.png ]
■導入の背景
要対協は、保護を要する児童の早期発見や適切な支援を目的に地方公共団体が設置・運営しています。南丹市では、子育て支援課が地域からの相談・通告を受け、保育所、幼稚園、小・中学校などの児童が所属する機関や、児童相談所や保健所、警察などの関係機関と連携し対応しています。
これまで市は、児童に関する各機関からの報告を電話で受けて記録するほか、定期的な出欠状況を紙で持参してもらい資料にまとめていました。より迅速な対応をするためデータベースシステムを検討していたところ、5年間無料でクラウドサービスが利用できるサイボウズの児童虐待防止特別プランを知り、昨年度、市役所と一部の学校・保育所でkintoneの試験導入を始めました。
■導入の効果
子育て支援課が作成したアプリは、対象児童リスト、経過記録簿、定期的情報提供連絡票(出欠アプリ)の3つ。欠席の状況や児童の様子、家庭訪問の記録がタイムリーに共有されるようになったため、共通理解のもと迅速な対応ができるようになりました。対象児童のきょうだいがいる保育所や教育機関には相互の情報にアクセス権を付与し連携できるようにしました。夕方に「今日も会えなかった」という学校からの報告を見た市の職員が学校に緊急度を相談したうえで、夜に訪問し確認するという連携もできるようになりました。これまで紙で集めていた定期情報は現場からの画面入力で完結できるようになったので、10日以上時間を要していた定期報告のとりまとめはほぼゼロになったという学校もあります。
■南丹市のコメント
各機関がリアルタイムに経過記録を共有し、迅速にケース対応することを目指しています。試験運用では事務作業を省力化し、状況把握において取り違いや思い違いがなくなる効果を感じました。
連携については顔の見える関係が大事です。これからも電話や対面で声を交わしていきながら、時間や距離を補うためのツールとしてシステムを活用していきます。コメント機能もあるので「お疲れ様でした」と労い、心を通わせることにも使っていきたいです。事務作業を減らせる分、職員が現場対応の経験を積み的確な判断ができるようになることを期待しています。児童相談所や警察、医療機関、社会福祉協議会ともいずれシステム上で情報共有することを協議していきたいです。
■kintoneとは
製品サイト:https://kintone.cybozu.co.jp/
サイボウズ株式会社が提供する、業務アプリ開発プラットフォームです。案件管理、問い合わせ管理、プロジェクトの進捗やタスク管理、日報など、お客様の用途に合わせたデータベースや業務アプリの作成が可能です。アプリケーションはノンプログラミングで開発できます。また、社内SNSのようなコミュニケーション機能を活用することでスピーディな情報共有が可能になり、業務効率化を実現します。
■虐待防止特別プランについて
子供を取り巻く関係機関では、限られた時間に膨大なケースを扱うため、効率的かつ建設的な情報共有と意見交換のツールが必要です。そこで、サイボウズは2018年より虐待問題を扱う最前線の児童相談所向けにクラウドサービスを5年間無料で提供する特別プランと導入の相談窓口を設けることにしました。児童相談所以外にも自治体や民間団体で虐待防止に携わるチームを併せて支援いたします。現場のニーズに応じ柔軟な対応をしてまいりますのでお気軽にご相談ください。
▽虐待防止プロジェクトご相談フォーム
https://form.kintoneapp.com/public/form/show/eb0d38361c3265c0e563e05d08af319ea58cc5439679bdb2e1736f3221788ee0#/
※記載された商品名、各製品名は各社の登録商標または商標です。また、当社製品には他社の著作物が含まれていることがあります。個別の商標・著作物に関する注記については、下記をご参照下さい。
http://cybozu.co.jp/company/copyright/other_companies_trademark.html
サイボウズ株式会社(以下、サイボウズ)は、京都府南丹市が要保護児童対策地域協議会(以下、要対協)の情報連携システムとしてクラウドサービス「kintone(キントーン)」を導入し、5ヶ月の試験導入を経て2019年7月1日から本運用することを発表します。
[画像: https://prtimes.jp/i/27677/82/resize/d27677-82-507979-0.png ]
■導入の背景
要対協は、保護を要する児童の早期発見や適切な支援を目的に地方公共団体が設置・運営しています。南丹市では、子育て支援課が地域からの相談・通告を受け、保育所、幼稚園、小・中学校などの児童が所属する機関や、児童相談所や保健所、警察などの関係機関と連携し対応しています。
これまで市は、児童に関する各機関からの報告を電話で受けて記録するほか、定期的な出欠状況を紙で持参してもらい資料にまとめていました。より迅速な対応をするためデータベースシステムを検討していたところ、5年間無料でクラウドサービスが利用できるサイボウズの児童虐待防止特別プランを知り、昨年度、市役所と一部の学校・保育所でkintoneの試験導入を始めました。
■導入の効果
子育て支援課が作成したアプリは、対象児童リスト、経過記録簿、定期的情報提供連絡票(出欠アプリ)の3つ。欠席の状況や児童の様子、家庭訪問の記録がタイムリーに共有されるようになったため、共通理解のもと迅速な対応ができるようになりました。対象児童のきょうだいがいる保育所や教育機関には相互の情報にアクセス権を付与し連携できるようにしました。夕方に「今日も会えなかった」という学校からの報告を見た市の職員が学校に緊急度を相談したうえで、夜に訪問し確認するという連携もできるようになりました。これまで紙で集めていた定期情報は現場からの画面入力で完結できるようになったので、10日以上時間を要していた定期報告のとりまとめはほぼゼロになったという学校もあります。
■南丹市のコメント
各機関がリアルタイムに経過記録を共有し、迅速にケース対応することを目指しています。試験運用では事務作業を省力化し、状況把握において取り違いや思い違いがなくなる効果を感じました。
連携については顔の見える関係が大事です。これからも電話や対面で声を交わしていきながら、時間や距離を補うためのツールとしてシステムを活用していきます。コメント機能もあるので「お疲れ様でした」と労い、心を通わせることにも使っていきたいです。事務作業を減らせる分、職員が現場対応の経験を積み的確な判断ができるようになることを期待しています。児童相談所や警察、医療機関、社会福祉協議会ともいずれシステム上で情報共有することを協議していきたいです。
■kintoneとは
製品サイト:https://kintone.cybozu.co.jp/
サイボウズ株式会社が提供する、業務アプリ開発プラットフォームです。案件管理、問い合わせ管理、プロジェクトの進捗やタスク管理、日報など、お客様の用途に合わせたデータベースや業務アプリの作成が可能です。アプリケーションはノンプログラミングで開発できます。また、社内SNSのようなコミュニケーション機能を活用することでスピーディな情報共有が可能になり、業務効率化を実現します。
■虐待防止特別プランについて
子供を取り巻く関係機関では、限られた時間に膨大なケースを扱うため、効率的かつ建設的な情報共有と意見交換のツールが必要です。そこで、サイボウズは2018年より虐待問題を扱う最前線の児童相談所向けにクラウドサービスを5年間無料で提供する特別プランと導入の相談窓口を設けることにしました。児童相談所以外にも自治体や民間団体で虐待防止に携わるチームを併せて支援いたします。現場のニーズに応じ柔軟な対応をしてまいりますのでお気軽にご相談ください。
▽虐待防止プロジェクトご相談フォーム
https://form.kintoneapp.com/public/form/show/eb0d38361c3265c0e563e05d08af319ea58cc5439679bdb2e1736f3221788ee0#/
※記載された商品名、各製品名は各社の登録商標または商標です。また、当社製品には他社の著作物が含まれていることがあります。個別の商標・著作物に関する注記については、下記をご参照下さい。
http://cybozu.co.jp/company/copyright/other_companies_trademark.html