フリースケール、データセンター向けソリューションを拡張する 暗号化コプロセッサ「C29x」を発表
[13/02/05]
提供元:PRTIMES
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データセンター内のセキュア・ネットワーク・トラフィックの増加にスケーラブルに対応する、 コスト・パフォーマンスに優れた最新のセキュリティ・デバイス
フリースケール・セミコンダクタ・ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区下目黒1-8-1、代表取締役社長:ディビッド M. ユーゼ、以下 フリースケール)は、急成長を続けるデータセンター市場に引き続き対応するべく、暗号化コプロセッサ「C29xファミリ」を発表しました。この新しいセキュリティ・アクセラレータを採用することで、世界トップのデータセンター設備メーカーは、セキュア・ネットワーク・トラフィックの劇的な増大に効率的に対応できるようになります。
新しいC29x暗号化コプロセッサは、マルチチップのシングルPCI-Eカード・ソリューションにより、毎秒12万以上のRSA-2048演算を実現し、今日の市場シェア・リーダーが提供する高価なPCI-Eオプションの3倍以上の性能を発揮することができます。
フリースケールの副社長 兼 デジタル・ネットワーキング・グループのプロダクト・マネージャであるタレク・ブスタミは、次のように述べています。「インターネット・トラフィックのセキュリティ要求はますます厳格かつ複雑になっていますが、現在のセキュリティ・コプロセッサ市場では、ごく少数のベンダーしか製品を提供していません。顧客からは、高性能でコスト効率と消費電力効率に優れたコプロセッサを求める声が上がっています。フリースケールは、通信プロセッサ部門のリーダーシップと30年にわたる組込みセキュリティの研究開発投資を活用し、新しいC29x暗号化コプロセッサを開発しました。この新ファミリは、データ量の爆発的な増大に対処する上でデータセンターが必要とするセキュリティとスケーラビリティを実現します。」
世界のモバイル・データ・トラフィックは、今後5年の間に18倍に増大すると見込まれています(出典:「Cisco(R) Visual Networking Index Global Mobile Data Traffic Forecast, 2011 to 2016」)。ネットワーク・セキュリティ性能への要求は、暗号化をRSA-1024ビットからRSA-2048ビットへ移行するよう求めるアメリカ国立標準技術研究所(NIST)の勧告に基づき、5倍に増加します。スケーラブルなセキュリティ・コプロセッサは、データセンターやクラウド・コンピューティングをはじめとして、銀行や政府、防衛用の設備で利用されるセキュリティ・アプライアンスやハードウェア・セキュリティ・モジュールなど、幅広いアプリケーションにおいて極めて重要な役割を果たすと考えられます。
市場調査会社Linley Groupの上級アナリストであるJoseph Byrne氏は、次のように述べています。「フリースケールの新しいC29x暗号化コプロセッサ・ファミリは、ネットワーク・セキュリティの重要性がかつてないほど高まっているこの時代において、魅力的な低コストの選択肢を提供します。セキュリティ・コプロセッサ分野は、フリースケールのデジタル・ネットワーキング事業にとって優れた収益性を実現する市場となるでしょう。」
フリースケールのC29xファミリは、消費電力と性能の両面でスケーラビリティを実現します。このファミリは、RSA(最大鍵サイズ4096ビット)、ディフィー・ヘルマン、楕円曲線暗号(ECC)のアルゴリズムを高速化するよう設計され、最大10Gbpsのバルク暗号化を統合します。巨大なデータセンター・ブレードに適用する場合でも、ハードウェア・セキュリティ・モジュールに利用する場合でも、C29x暗号化コプロセッサは、熱制約の厳しい設計に対応するべく、消費電力を最小限に抑えます。この製品は、シングルチップやマルチチップのPCI-Eエンドポイント・カード構成で利用することも、スタンドアロン型のプロセッサとして動作させることも可能です。
Thales e-Securityの最高技術責任者(CTO)であるDarren Learmonth氏は、次のように述べています。「膨大な量のIPトラフィックのセキュリティをいかにして確保するかという点は、今日私たちの産業が直面している緊急課題です。フリースケールのC29xは、この問題に適切に対処する極めて柔軟な高コスト効率のソリューションを実現します。市場でもすぐにその魅力が証明されるでしょう。」
供給
最初のC29xデバイスは、2013年第1四半期にサンプル出荷を開始する予定です。C29xファミリとしていくつかのデバイスが用意され、1万個購入時の1個あたりの参考価格は99ドル(USD)からです。
フリースケール・セミコンダクタについて
フリースケール・セミコンダクタ(NYSE:FSL)は、先進の自動車、民生、産業、およびネットワーク市場において、業界を牽引する製品を提供する組込みプロセッシング・ソリューションの世界的リーダーです。マイクロプロセッサ、およびマイクロコントローラ、センサ、アナログ製品やコネクティビティといった私たちの技術は、世界中の環境、安全、健康を向上させ、そしてそれらをよりつなげるイノベーションの基盤となります。また、オートモーティブ・セーフティ、ハイブリッドや電気自動車、次世代のワイヤレス・インフラストラクチャ、スマートエナジー、ポータブル医療機器、家電やスマート・モバイル製品といったアプリケーション向けの製品を提供しています。フリースケールは、テキサス州オースチンを本拠地に、世界各国で半導体のデザイン、研究開発、製造ならびに営業活動を行っています。詳細は、http://www.freescale.com/jaをご覧ください。
FreescaleならびにFreescaleのロゴマークは、米国、またはその他の国におけるフリースケール社の商標、または登録商標です。文中に記載されている他社の製品名、サービス名等はそれぞれ各社の商標です。
(C)2013フリースケール・セミコンダクタ・インク
フリースケール・セミコンダクタ・ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区下目黒1-8-1、代表取締役社長:ディビッド M. ユーゼ、以下 フリースケール)は、急成長を続けるデータセンター市場に引き続き対応するべく、暗号化コプロセッサ「C29xファミリ」を発表しました。この新しいセキュリティ・アクセラレータを採用することで、世界トップのデータセンター設備メーカーは、セキュア・ネットワーク・トラフィックの劇的な増大に効率的に対応できるようになります。
新しいC29x暗号化コプロセッサは、マルチチップのシングルPCI-Eカード・ソリューションにより、毎秒12万以上のRSA-2048演算を実現し、今日の市場シェア・リーダーが提供する高価なPCI-Eオプションの3倍以上の性能を発揮することができます。
フリースケールの副社長 兼 デジタル・ネットワーキング・グループのプロダクト・マネージャであるタレク・ブスタミは、次のように述べています。「インターネット・トラフィックのセキュリティ要求はますます厳格かつ複雑になっていますが、現在のセキュリティ・コプロセッサ市場では、ごく少数のベンダーしか製品を提供していません。顧客からは、高性能でコスト効率と消費電力効率に優れたコプロセッサを求める声が上がっています。フリースケールは、通信プロセッサ部門のリーダーシップと30年にわたる組込みセキュリティの研究開発投資を活用し、新しいC29x暗号化コプロセッサを開発しました。この新ファミリは、データ量の爆発的な増大に対処する上でデータセンターが必要とするセキュリティとスケーラビリティを実現します。」
世界のモバイル・データ・トラフィックは、今後5年の間に18倍に増大すると見込まれています(出典:「Cisco(R) Visual Networking Index Global Mobile Data Traffic Forecast, 2011 to 2016」)。ネットワーク・セキュリティ性能への要求は、暗号化をRSA-1024ビットからRSA-2048ビットへ移行するよう求めるアメリカ国立標準技術研究所(NIST)の勧告に基づき、5倍に増加します。スケーラブルなセキュリティ・コプロセッサは、データセンターやクラウド・コンピューティングをはじめとして、銀行や政府、防衛用の設備で利用されるセキュリティ・アプライアンスやハードウェア・セキュリティ・モジュールなど、幅広いアプリケーションにおいて極めて重要な役割を果たすと考えられます。
市場調査会社Linley Groupの上級アナリストであるJoseph Byrne氏は、次のように述べています。「フリースケールの新しいC29x暗号化コプロセッサ・ファミリは、ネットワーク・セキュリティの重要性がかつてないほど高まっているこの時代において、魅力的な低コストの選択肢を提供します。セキュリティ・コプロセッサ分野は、フリースケールのデジタル・ネットワーキング事業にとって優れた収益性を実現する市場となるでしょう。」
フリースケールのC29xファミリは、消費電力と性能の両面でスケーラビリティを実現します。このファミリは、RSA(最大鍵サイズ4096ビット)、ディフィー・ヘルマン、楕円曲線暗号(ECC)のアルゴリズムを高速化するよう設計され、最大10Gbpsのバルク暗号化を統合します。巨大なデータセンター・ブレードに適用する場合でも、ハードウェア・セキュリティ・モジュールに利用する場合でも、C29x暗号化コプロセッサは、熱制約の厳しい設計に対応するべく、消費電力を最小限に抑えます。この製品は、シングルチップやマルチチップのPCI-Eエンドポイント・カード構成で利用することも、スタンドアロン型のプロセッサとして動作させることも可能です。
Thales e-Securityの最高技術責任者(CTO)であるDarren Learmonth氏は、次のように述べています。「膨大な量のIPトラフィックのセキュリティをいかにして確保するかという点は、今日私たちの産業が直面している緊急課題です。フリースケールのC29xは、この問題に適切に対処する極めて柔軟な高コスト効率のソリューションを実現します。市場でもすぐにその魅力が証明されるでしょう。」
供給
最初のC29xデバイスは、2013年第1四半期にサンプル出荷を開始する予定です。C29xファミリとしていくつかのデバイスが用意され、1万個購入時の1個あたりの参考価格は99ドル(USD)からです。
フリースケール・セミコンダクタについて
フリースケール・セミコンダクタ(NYSE:FSL)は、先進の自動車、民生、産業、およびネットワーク市場において、業界を牽引する製品を提供する組込みプロセッシング・ソリューションの世界的リーダーです。マイクロプロセッサ、およびマイクロコントローラ、センサ、アナログ製品やコネクティビティといった私たちの技術は、世界中の環境、安全、健康を向上させ、そしてそれらをよりつなげるイノベーションの基盤となります。また、オートモーティブ・セーフティ、ハイブリッドや電気自動車、次世代のワイヤレス・インフラストラクチャ、スマートエナジー、ポータブル医療機器、家電やスマート・モバイル製品といったアプリケーション向けの製品を提供しています。フリースケールは、テキサス州オースチンを本拠地に、世界各国で半導体のデザイン、研究開発、製造ならびに営業活動を行っています。詳細は、http://www.freescale.com/jaをご覧ください。
FreescaleならびにFreescaleのロゴマークは、米国、またはその他の国におけるフリースケール社の商標、または登録商標です。文中に記載されている他社の製品名、サービス名等はそれぞれ各社の商標です。
(C)2013フリースケール・セミコンダクタ・インク