Javaバッチ処理を高速化する技術を開発 COBOLからJavaへの移行に伴う処理速度の低下を解決します
[16/02/08]
提供元:PRTIMES
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株式会社日立公共システム(取締役社長:建部 清美)は、「マイグレーションサービス」のラインアップ「言語リニューアルサービス」のメニューの1つとして、「COBOLからJavaへの言語変換サービス」を提供しています。COBOLからJavaへ移行すると現行システムより処理速度が低下するというケースが散見されますが、当社は独自のJava高速化技術により、この問題を解決します。
ほとんどのCOBOLは、機械語にコンパイルされたコードの静的な実行をサポートしています。プログラムのロード時にメモリ領域が静的に確保され、その上での演算を1つのプロセスに専念させることができます。このような実行形態は大量のバッチ処理を高速に実行するのに有利です。一方Javaは、プラットフォーム間のバイナリー互換を実現するため、中間言語の動的ローディングにより実行されます。そのためCOBOLのバッチ処理実行時間と比較してJavaのバッチ処理時間がかかるということになります。Javaのバッチ処理時間を短縮させる手段はハードウェアの性能アップ、負荷分散技術の導入による並行処理の実現などいくつかありますが、当社は、「COBOL⇒Javaマイグレーションライブラリ」を提供することで、Javaの処理高速化を実現します。
なお、当ライブラリは、2015年9月より「言語リニューアルサービス」への適用を前提に提供を開始しています。
■Java高速化技術の特長
ファイル入出力アクセスの高速化
バッチ処理で性能が劣化するファイルの読み込み・書き込み処理を当社独自の方式で行うことで、高速化を実現しました(COBOLによる処理時間と比較して約10分の1に短縮※)。
※社内ベンチマークテストに基づいています。
■マイグレーションサービス「言語リニューアルサービス」
http://www.hitachi-gp.co.jp/migration/gengo.html?k=pr160208_01
将来性のあるオープン系言語へ、高い機械変換率による高品質な言語リニューアルを実現します。COBOLからJavaへの言語変換では、従来困難と言われていた、Unicode(UTF-8)に対応したJavaソース変換方式を確立しています。
■「マイグレーションサービス」とは
基幹システムなどを新しい基盤環境へ移行する場合、ハードウェアやソフトウェア、OSなどの違いにより、移行作業には経験やノウハウが必要となります。近年では、資産の有効活用だけでなく、日常業務への影響を最小限に抑える、計画的な移行作業が求められています。
当社の「マイグレーションサービス」は、現状のプログラム資産調査・分析から始まり、移行計画〜移行設計〜リソース変換〜テスト支援まで、一貫した移行プロセスを実施しています。これにより、確実に資産を活用しながら、日常業務への影響を最小限に抑え、計画的な移行作業を実現します。官公庁・自治体をはじめ、幅広い業種・業界に160件以上(総計110メガステップ以上)の実績があります。
貴重な資産を未来へ引き継ぐ「マイグレーションサービス」
http://www.hitachi-gp.co.jp/migration/?k=pr160208_02
■関連リンク
マイグレーションサービス:導入実績
http://www.hitachi-gp.co.jp/migration/results.html?k=pr160208_03
マイグレーションサービス:導入事例インタビュー
http://www.hitachi-gp.co.jp/migration/voice/index.html?k=pr160208_04
■株式会社日立公共システムについて
会社名:株式会社日立公共システム
資本金:3億円
従業員数:1,152人(2015年4月現在)
事業概要:
1.業務システム開発
2.システム構築・運用サービス
3.パッケージ・ソリューション事業
対象分野:官公庁、自治体、大学、年金、公的医療保険、図書館、住宅、交通、その他
URL:http://www.hitachi-gp.co.jp/index.html?k=pr160208_05
■商標注記
記載の会社名、製品名、サービス名は、各社の登録商標または商標です。
■本件に関するお問い合わせ先
株式会社日立公共システム 経営企画部 広報渉外G[担当:森崎・照屋・原]
〒135-8633 東京都江東区東陽二丁目4番18号
電話:03-5632-1338(直通)
E-mail:news-release@ml.hitachi-gp.co.jp
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