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ヘイズ アジア各国における職場へのロイヤルティ(忠誠心)調査「一つの会社で5年以上働く」シンガポールがアジアで最も高い59%、日本は48%

【2015年11月27日】外資系人材紹介会社ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社(本社:港区、マネージング・ディレクター:マーク・ブラジ、以下ヘイズ・ジャパン)はこの度、会社に対するロイヤルティ(忠誠心)についてウェブサイト上でアンケート調査を実施しました。




日本におけるアンケートでは670人から回答を得ました。調査の結果、48%が「職場におけるロイヤルティは重要であり、1社で5年以上勤める」と回答しています。また、35%が「5年までは1社に勤める」と回答しており、この場合、10年間で少なくとも2社で働くことが想定されています。一方、「1〜2年で転職する」と答えた回答者は16%でした。

また、アジア各国における同調査の結果を見てみると、職場へのロイヤルティはシンガポールが最も高い59%、次いで中国の56%となっており、日本以上にアジア各国の職場へのロイヤルティが高いことがうかがえます。
[画像: http://prtimes.jp/i/8738/85/resize/d8738-85-798840-1.jpg ]

この結果を受けて、ヘイズ・ジャパンのマネージング・ディレクター、マーク・ブラジは次のように述べています。

「日本でも、半数近くが5年以上1つの職場で働きたいと考えているということは、ほとんどの人にとって職場での安心や安定性、ロイヤルティが重要であることを意味しています。この結果を踏まえて、社員が職場に留まれるような環境をしっかりと作り出せるかどうかは企業側にかかっていると言えます。働く側は職場に長く勤めたいだけでなく、継続的にキャリアアップし、能力を高めていきたいと考えているからです。

したがって、企業はすべての従業員に対して継続的に研修や能力開発の機会を提供し、その成果を定期的に評価して適切な昇進機会を与えなければなりません。

やりがいのある仕事や、継続的に自分がキャリアアップしていけるような環境を与えられれば、ほとんどの人は転職を考えないものです。転職を希望してヘイズを訪れる人のほとんどが、転職の理由として真っ先に挙げるのが、昇進の見込みがないということです。個々のキャリアプランをしっかり整備することの重要性は、どれほど強調してもし過ぎることはありません。」

社員の勤続年数が伸びることは会社にとってメリットになるだけでなく、社員の側にもメリットがあります。「会社への忠誠心が認められることは、後に転職を考えた際に好ましい資質として評価されることはもちろん、長く1つの職場に勤めていれば大抵の場合、昇給や昇進のチャンスが得られ、組織の中で自分の意見が尊重されるようになって同僚から一目置かれる存在になるものです。」

しかし、次のステップへと踏み出す時期をしっかり見極めることも重要です。「もし、現在の職場で能力を高めたりキャリアアップしたりする機会が与えられておらず、自分の仕事に行き詰まりを感じて、やる気が出なくなっているとすれば、転職の可能性を探ってみるべきタイミングかも知れません。職場への忠誠心は尊ぶべきことですが、自分のキャリアを犠牲にしてまで守るべきものではありません。企業側としてはこの2つがしっかりと両立できるよう、考えるべきです」

このアンケートは、2015年8月から10月までの期間、ヘイズ・ジャパンのウェブサイトwww.hays.co.jpを通じて実施されました。

ヘイズは、専門性の高いプロフェッショナルを対象に人材紹介サービスを提供しているリクルートメントのグローバル・エキスパートです。

以上
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