4人の料理人と四季が織りなす食の景色を描くドキュメンタリー映画「北の食景」第72回サン・セバスティアン国際映画祭カリナリーシネマ部門で上映決定
[24/08/31]
提供元:PRTIMES
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札幌市の映像制作補助金を活用し、北海道フードフィルムフェスティバルの開催に合わせて制作された、 4人の料理人と四季が織りなす食の景色を描くフードドキュメンタリー映画「北の食景」が、第72回サン・セバスティアン国際映画祭カリナリーシネマ部門で上映される5作品のうちの一つに選出された。
スペイン最大の国際映画祭であり、ヨーロッパにおいてカンヌ、ベルリン、ヴェネチアに次いで重要な映画祭といわれるサン・セバスティアン国際映画祭での上映という快挙を成し遂げた。
映画に登場するのは北海道で活躍する4人の料理人。札幌のフレンチ「ラ・サンテ」の高橋毅氏、栗山町の日本料理店「味道広路(あじどころ)」の酒井弘志氏、札幌のすし店「○鮨」の川崎純之亮氏、札幌のフレンチ「アグリスケープ」の吉田夏織氏。さらに、足寄町のヒツジ牧場や安平町のホワイトアスパラガス生産者、山菜や木の芽などの食材を集めたり、自ら農園を営み食材を育てる料理人らの姿も、春夏秋冬、1年をかけて追っている。
サン・セバスティアン国際映画祭では、札幌・北海道フードフィルムフェスティバル実行委員会 実行委員長の伊藤亜由美氏、監督の上杉哲也氏、映画に登場する4人の料理人を代表して高橋毅氏、酒井弘志氏が登壇予定。上映会後には、ディナー会をバスク・カリナリー・センターで開催し、日本の食文化の魅力を伝えるリアルな食体験を提供する。
「KITA NO SYOKUKEI / NOTHERN FOOD STORY」は、2024年9月20日〜9月28日の期間中、第72回サン・セバスティアン国際映画祭のプログラムで上映。詳細は、サン・セバスティアン国際映画祭ウェブサイトまで。https://www.sansebastianfestival.com/
「北の食景」 上映時 登壇者
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上杉哲也氏
▼上杉哲也 監督 プロフィール
Film Director
1983 年札幌生まれ。CM、映画の映像作品を中心にグラフィックのアートディレクションなど多岐にわたる領域で活動する映像ディレクター。2010年、アイヌ語で「私」という意味を持つフィルムスタジオ KUANI を設立。
その名の通り、ごくパーソナルな事柄に着目し、ドキュメンタリーのような手法で映像制作を手掛ける。近年は広告映像の他に、原点でもある札幌を舞台とした長編映画やドキュメンタリーのプロジェクトを進めている。短編映画「となりの井戸」が北欧国際映画祭Best international Shortを受賞。過去の主な仕事に TOYOTA, Yakult, Google、UNIQLO、資生堂、SONY、JRA、大塚製薬など。
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高橋 毅氏
▼高橋毅 シェフ プロフィール
1991年に渡仏し、ボルドー地方のレストランを中心に料理やワインを学び、1994年にフレンチ料理店「ラ・サンテ」を札幌市内の閑静な住宅街で開業。2015年3月に一軒家レストランに移転。さらに2023年10月に全面改装を行い、より快適で理想のレストランにリニューアルした。
特注の札幌軟石の薪の炉で肉を焼き、日々楽しみながら、北海道ならではのここでしか食べられない料理を追求している。特に春季は、土耕栽培でこだわり抜いて育てた北海道の「ホワイトアスパラガス」と、飼育、屠殺、加工、出荷までの作業を一貫して行う足寄町石田めん羊牧場(ISHIDA SHEEP FARM)の「ミルクラム」を目当てに全国からお客様が訪れる。
シェフが生産者との繋がりを紡ぐ料理たちは、多くのファンから愛されている。今回は、映画「北の食景」に登場する4人の個性的なシェフたちの想いを汲んだ、特別なディナーを提供する予定。
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酒井 弘志氏
▼酒井弘志 シェフ プロフィール
北海道栗山町生まれ。
大阪辻調理専門学校に入学後、滋賀県の名店「招福樓」本店で修業をスタートさせ、「SYOFUKURO」東京店で料理長を務めた後、独立。故郷の栗山町に日本料理店「AJIDOKORO」を開く。
「AJIDOKORO」は北海道の季節の山菜や魚介など、身近な食材をご馳走に作り上げる、完全予約制の日本料理店。
全ての自然の恵みを尊重し、四季折々の新鮮な素材を使った五感で味わう料理を提供。
季節の野花や木々を生け、器、掛物、明かりなど、同店ならではの設え、風情、おもてなしを味わうことができる。
2017年にミシュラン二つ星を獲得。
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伊藤 亜由美
▼伊藤亜由美 札幌・北海道フードフィルムフェスティバル実行委員会 実行委員長
株式会社クリエイティブオフィスキュー 代表取締役
1992年会社創業以降、大泉洋らTEAM NACSが所属、個性派俳優を抱え全国へと活躍の場を広げる。
鈴井貴之が監督を務めた映画『man-hole』や『river』、TEAM NACSの全国公演『LOOSER〜失い続けてしまうアルバム』を皮切りに数多くの作品をプロデュース。
また、食、観光、地域産品等北海道の様々な魅力を全国に伝えたいという思いから映画『しあわせのパン』(2012年公開)、『ぶどうのなみだ』(2014年公開)、『そらのレストラン』(2019年公開)を企画。
テレビ番組「森崎博之のあぐり王国北海道」(HBC)の企画、北海道産小麦にこだわったベーカリー事業「boulangerie coron」を展開するなど、食とコンテンツのプロデューサーとして北海道の魅力を発信し続けている。
2017年 ソムリエ・ドヌール(名誉ソムリエ)就任。
2022年 創業30周年を迎える。
2022年 北海道産米100%の米麺を提供する飲食新業態「rice noodle comen」を展開、札幌市および株式会社北海道新聞社と「映像を活用した札幌の食と文化の魅力発信に関する連携協定」を締結。
2024年 食と映画の祭典「北海道フードフィルムフェスティバル」実行委員長として、映像を通じて食や観光など幅広く地域振興をめざす。