ローデ・シュワルツが世界で最もコンパクトなオシロスコープMXO 5Cシリーズを発売―帯域幅は最大2 GHzに対応
[24/05/28]
提供元:PRTIMES
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ローデ・シュワルツは、ラックマウントや薄型フォーム・ファクタが非常に重要とされるアプリケーションに向けて特別に開発した高さ2Uのオシロスコープ/デジタイザによって製品ラインナップを拡充します。この新しいMXO 5Cシリーズは、当社初のディスプレイを内蔵しないオシロスコープとなっています。先に発売のMXO 5シリーズと同じ性能を発揮しますが、縦方向の高さは4分の1しかありません。
[画像: https://prtimes.jp/i/104512/86/resize/d104512-86-bd0e4ae71dfb1ea6b08c-0.jpg ]
ローデ・シュワルツは、4チャネルと8チャネルの新しいMXO 5Cオシロスコープを発売します。この新シリーズは、次世代オシロスコープMXO 5をベースとして、特にスペースに制約のあることが多いラックマウントや自動テストシステム用途に向けたものとなっています。高さは2U(わずか8.9 cm)に過ぎず、大きなディスプレイを備えた従来のオシロスコープを設置できなかったテストシステムにもお使いいただけます。そのコンパクトなフォーム・ファクタは、小さなスペースで多数のチャネルを必要とするようなチャネル密度の高くしたいアプリケーションにも有効です。またユーザーは内蔵のWebインターフェースを介して同機を操作することも、すべてプログラムによる高速デジタイザとして使用することも可能です。
他のMXOシリーズのオシロスコープと同様に新しいMXO 5Cシリーズは、ローデ・シュワルツが開発した次世代のMXO-EP演算処理ASIC技術をもとにしています。そのため、最高450万波形/秒という世界で最も高速な波形更新レートを実現しています。リアルタイムな信号アクティビティを極限まで捕捉できる世界初のコンパクト・オシロスコープとして、他のどのオシロスコープよりも信号の細部や突発的な事象をしっかり把握することができます。
ローデ・シュワルツのオシロスコープ担当副社長Philip Diegmannは次のように説明しています。「大きなディスプレイを搭載したオシロスコープは作業台で使用するにはとても便利ですが、ラックマウント用に特化したモデルを求めるお客様も多くいらっしゃいます。そのうえ、たとえば物理学の分野などのユーザーは多数のチャネルを必要としています。そこで当社はMXO 5Cシリーズによって、こうしたいずれのご要望にも最高の性能でお応えできるユニークなオシロスコープを開発しました」。新しいフォーム・ファクタの採用で多数のチャネルを近接して配置できるようにし、MXO 5Cの8チャネル・モデルではチャネルあたり1500cm3というチャネル密度を実現しました。しかも、1チャネルあたりの消費電力はわずか23 Wに過ぎません。
同機は、主にラックマウント用に設計されていますが、作業台に置いてスタンドアロンのオシロスコープとしても使用できます。お使いになるには、本体のDisplayPortあるいはHDMIコネクタを介して外部ディスプレイを接続するか、オシロスコープのIPアドレスをブラウザに入力すればWebインターフェース経由で計測器のGUIにアクセスできます。E-inkディスプレイ技術を採用した初めてのオシロスコープであるMXO 5Cは、IPアドレスをはじめとする重要な情報を本体前面の小さな不揮発性ディスプレイに表示します。この表示は、電源を切っても消えることはありません。
MXO 5と同様にMXO 5Cシリーズでも、帯域幅100 MHz・200 MHz・350 MHz・500 MHz・1 GHz・2 GHzに対応した4チャネルと8チャネルのモデルをご提供します。特に8チャネルのモデルで18,000ユーロからという設定は、業界に新たな価格基準を問うものとなっています。また、もっと高度なアプリケーションを求めるユーザーに向けて、さまざまなアップグレード・オプションもご用意しました。たとえば、16のデジタル・チャネルを追加してミックスド・シグナル・オシロスコープ(MSO)にできるオプションのほか、内蔵式のデュアル・チャネル100 MHz任意波形発生器や産業規格のバスに対応したプロトコル・デコード/トリガ、周波数応答アナライザなどのオプションがあり、オシロスコープの機能をさらに拡張可能です。
新しいMXO 5Cシリーズのオシロスコープは、ローデ・シュワルツおよび認定代理店から今すぐご購入いただけます。同オシロスコープの詳細はhttps://www.rohde-schwarz.com/product/MXO5Cをご覧ください。
www.rohde-schwarz.com
お問い合わせ:
欧州(本社):Christian Mokry(電話:+49 89 4129 13052、email:press@rohde-schwarz.com)
北米:Dominique Loberg(電話:+1 503 523-7951、email:Dominique.Loberg @rsa.rohde-schwarz.com)
アジア太平洋地域:Sze Ming Ng(電話:+603 5569 0011、email:press.apac@rohde-schwarz.com)
ローデ・シュワルツについて
ローデ・シュワルツは、電子計測、技術システム、ネットワークおよびサイバーセキュリティの各部門を通じ、より安全に“つながる”社会の実現に向けて努力を重ねています。グローバルな技術指向のグループとして、90年にわたって先端技術の開発を続け技術の限界を押し広げてきました。当社の最新製品やソリューションは、産業界や規制当局および行政機関のお客様がデジタル技術の主権を得るためのお力添えをしています。ドイツ・ミュンヘンを拠点としたプライベートな独立企業であり、長期的かつ持続的な経営を行える体制を構築しています。ローデ・シュワルツは、2022/2023会計年度(昨年7月から本年6月まで)には27.8億ユーロの純収益を上げました。また、2023年6月30日現在、ローデ・シュワルツでは約13,800名の従業員が全世界で活躍しています。
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ローデ・シュワルツは、4チャネルと8チャネルの新しいMXO 5Cオシロスコープを発売します。この新シリーズは、次世代オシロスコープMXO 5をベースとして、特にスペースに制約のあることが多いラックマウントや自動テストシステム用途に向けたものとなっています。高さは2U(わずか8.9 cm)に過ぎず、大きなディスプレイを備えた従来のオシロスコープを設置できなかったテストシステムにもお使いいただけます。そのコンパクトなフォーム・ファクタは、小さなスペースで多数のチャネルを必要とするようなチャネル密度の高くしたいアプリケーションにも有効です。またユーザーは内蔵のWebインターフェースを介して同機を操作することも、すべてプログラムによる高速デジタイザとして使用することも可能です。
他のMXOシリーズのオシロスコープと同様に新しいMXO 5Cシリーズは、ローデ・シュワルツが開発した次世代のMXO-EP演算処理ASIC技術をもとにしています。そのため、最高450万波形/秒という世界で最も高速な波形更新レートを実現しています。リアルタイムな信号アクティビティを極限まで捕捉できる世界初のコンパクト・オシロスコープとして、他のどのオシロスコープよりも信号の細部や突発的な事象をしっかり把握することができます。
ローデ・シュワルツのオシロスコープ担当副社長Philip Diegmannは次のように説明しています。「大きなディスプレイを搭載したオシロスコープは作業台で使用するにはとても便利ですが、ラックマウント用に特化したモデルを求めるお客様も多くいらっしゃいます。そのうえ、たとえば物理学の分野などのユーザーは多数のチャネルを必要としています。そこで当社はMXO 5Cシリーズによって、こうしたいずれのご要望にも最高の性能でお応えできるユニークなオシロスコープを開発しました」。新しいフォーム・ファクタの採用で多数のチャネルを近接して配置できるようにし、MXO 5Cの8チャネル・モデルではチャネルあたり1500cm3というチャネル密度を実現しました。しかも、1チャネルあたりの消費電力はわずか23 Wに過ぎません。
同機は、主にラックマウント用に設計されていますが、作業台に置いてスタンドアロンのオシロスコープとしても使用できます。お使いになるには、本体のDisplayPortあるいはHDMIコネクタを介して外部ディスプレイを接続するか、オシロスコープのIPアドレスをブラウザに入力すればWebインターフェース経由で計測器のGUIにアクセスできます。E-inkディスプレイ技術を採用した初めてのオシロスコープであるMXO 5Cは、IPアドレスをはじめとする重要な情報を本体前面の小さな不揮発性ディスプレイに表示します。この表示は、電源を切っても消えることはありません。
MXO 5と同様にMXO 5Cシリーズでも、帯域幅100 MHz・200 MHz・350 MHz・500 MHz・1 GHz・2 GHzに対応した4チャネルと8チャネルのモデルをご提供します。特に8チャネルのモデルで18,000ユーロからという設定は、業界に新たな価格基準を問うものとなっています。また、もっと高度なアプリケーションを求めるユーザーに向けて、さまざまなアップグレード・オプションもご用意しました。たとえば、16のデジタル・チャネルを追加してミックスド・シグナル・オシロスコープ(MSO)にできるオプションのほか、内蔵式のデュアル・チャネル100 MHz任意波形発生器や産業規格のバスに対応したプロトコル・デコード/トリガ、周波数応答アナライザなどのオプションがあり、オシロスコープの機能をさらに拡張可能です。
新しいMXO 5Cシリーズのオシロスコープは、ローデ・シュワルツおよび認定代理店から今すぐご購入いただけます。同オシロスコープの詳細はhttps://www.rohde-schwarz.com/product/MXO5Cをご覧ください。
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お問い合わせ:
欧州(本社):Christian Mokry(電話:+49 89 4129 13052、email:press@rohde-schwarz.com)
北米:Dominique Loberg(電話:+1 503 523-7951、email:Dominique.Loberg @rsa.rohde-schwarz.com)
アジア太平洋地域:Sze Ming Ng(電話:+603 5569 0011、email:press.apac@rohde-schwarz.com)
ローデ・シュワルツについて
ローデ・シュワルツは、電子計測、技術システム、ネットワークおよびサイバーセキュリティの各部門を通じ、より安全に“つながる”社会の実現に向けて努力を重ねています。グローバルな技術指向のグループとして、90年にわたって先端技術の開発を続け技術の限界を押し広げてきました。当社の最新製品やソリューションは、産業界や規制当局および行政機関のお客様がデジタル技術の主権を得るためのお力添えをしています。ドイツ・ミュンヘンを拠点としたプライベートな独立企業であり、長期的かつ持続的な経営を行える体制を構築しています。ローデ・シュワルツは、2022/2023会計年度(昨年7月から本年6月まで)には27.8億ユーロの純収益を上げました。また、2023年6月30日現在、ローデ・シュワルツでは約13,800名の従業員が全世界で活躍しています。