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2012年 全国カーライフ実態調査 後編

ドライバーの7割 自分が運転をしている際に自動車事故を経験 /  自動車保険の“新等級制度”の認知率 3割半

ソニー損害保険株式会社(URL:http://www.sonysonpo.co.jp/ 本社:東京都大田区蒲田5-37-1 アロマスクエア11F、代表取締役社長 山本真一)は、2012年10月16日〜10月22日の7日間、自家用車を所有し、月に1回以上車を運転する18歳〜59歳の男女に対し、全国カーライフ実態調査をインターネットリサーチで実施し、3,000名の有効回答を得ました。

調査レポートの全文はこちらから。
http://from.sonysonpo.co.jp/topics/pr/2012/12/20121220_1.html




◆ ドライバーの8割はカートラブルを経験
◆ ドライバーの7割 自分が運転をしている際に自動車事故を経験

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自家用車を所有し、月に1回以上車を運転する18歳〜59歳の男女3,000名に、今までに経験したことがある車のトラブルを複数回答で聞いたところ、「バッテリー上がり」(54.7%)と「タイヤのパンク」(51.2%)を経験している方が半数を超え、次いで、「キー閉じ込み」が34.5%と3割半となりました。また、「経験したことのあるカートラブルはない」は19.2%となり、ドライバーの8割は何らかのカートラブルを経験したことがあることがわかりました。
車のトラブルを経験したことがある2,424名に、どのように車のトラブルに対処したかを複数回答で聞いたところ、1位「ロードサービス会社に連絡をした」(37.9%)、2位「家族・知人を呼んだ」(32.3%)、3位「自分で対処した」(25.7%)となりました。また、「自動車保険会社に連絡をした」は12.9%となりました。車のトラブルに直面した際にはロードサービス会社に直接連絡する方が多く、自動車保険会社のロードサービスを利用するという意識があまり浸透していないことがわかりました。

次に、自分が運転をしている際に自動車事故に遭った経験があるかを聞いたところ、「経験がある」が7割(69.7%)となりました。
また、この1年で事故の経験があるかについても聞いたところ、「経験がある」8.7%となりました。この1年で事故を経験しているのは若い世代で多く、10・20代では「経験がある」が7人に1人(14.1%)となりました。


◆ 「居眠り運転」でヒヤリハット経験 3割半へ増加
◆ この1年のヒヤリハット 「自転車との事故」が今年もトップ

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車を運転していて、危うく起こしそうになった事故の場面について複数回答で聞いたところ、「居眠り運転による事故」(35.9%)、「追突事故」(35.4%)、「自転車との事故」(35.0%)の上位3項目が3割半となりました。「今までに、起こしそうになった事故はない」は12.4%となり、9割弱の方は何らかのヒヤリハット経験があるようです。
過去2回(2010年・2011年)の調査結果と比較すると、「居眠り運転による事故」を起こしそうになった割合が増加(2010年29.9%→2012年35.9%)しています。居眠り運転は、死亡事故や重傷事故に繋がる割合も非常に高い大変危険な行為です。疲労が蓄積した状態での運転は避け、疲れを感じる前にこまめに休憩をとるなど対策をし、事故に繋がらないように注意して運転しましょう。
また、この1年で起こしそうになった事故では、昨年同様「自転車との事故」(14.4%)がトップとなりました。通勤・通学を主な運転目的としている層は「自転車との事故」(16.7%)の割合が比較的高く、自転車通勤・通学者との接触事故を起こしそうになっていると推測できます。自動車を運転する方も自転車を運転する方も、周囲に充分注意して安全運転を心がけましょう。


◆ 1年以内に車を買い替える予定の人のうち「衝突防止機能を搭載予定」2割
◆ スマホのナビアプリの利用経験 2割
◆ スマホのナビアプリ利用者の9割は「カーナビの代わりになる」
◆ ヘッドアップディスプレイ(HUD)カーナビ「体験したい」7割

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全回答者3,000名に、車に搭載している運転をアシストする機器や機能についての質問を行いました。各機器・機能を「搭載している」割合をみると、《ETC》は59.5%、《カーナビ》は63.0%、《アイドリングストップ機能》は11.5%、《衝突防止機能》は5.6%となりました。
また、自動車の買い替え予定時期別に比較すると、《衝突防止機能》の「搭載予定」は半年以内に買い替えを予定する層では低い(10.8%)ものの、1年以内に買い替えを予定する層では比較的高い2割(21.1%)となりました。衝突防止機能付きで販売している車種がまだ多くないためか、買い替えが迫った方の搭載意向は低いものの、1年以内に車の買い替えを予定している方の関心は比較的高く、今後の衝突防止機能の普及に期待が持てる結果となりました。

次に、運転を支援するスマートフォンアプリで利用経験のあるものを複数回答で聞いたところ、「ナビアプリ」が最も高く、2割(18.9%)となりました。10代・20代の3割(29.3%)は「ナビアプリ」の利用経験があり、若い世代ではカーライフのお供にスマートフォンアプリを利用する方が多いことがわかりました。

続いて、ナビアプリの利用経験のある566名に、ナビアプリはカーナビの代わりとして使えると思うかを聞いたところ、「カーナビ代わりに充分使える」が30.9%、「カーナビには劣るが、ある程度は使える」が58.1%となり、それらを合わせると『カーナビ代わりに使える』との意見が約9割(89.0%)となりました。

また、今年はフロントウインドウにナビ情報などの映像を映し出すタイプの“ヘッドアップディスプレイ(HUD)”技術を用いたカーナビが登場しましたが、運転手の視界に重ねる形でナビ情報を表示することを、ドライバーはどのように捉えているのでしょうか。
全回答者3,000名に、ヘッドアップディスプレイ(HUD)カーナビについて説明したうえで意見を聞いたところ、《よそ見が減り、安全だと思う》について、『そう思う』(「非常にそう思う」+「ややそう思う」、以下同様)は50.3%、《運転視界が遮られないか不安》では『そう思う』は72.6%となりました。従来のカーナビと異なり、画面を確認するために視線を落とさなくてよいので安全だと考える意見よりも、運転視界に重ねて情報を表示することに不安を感じるという回答が多くなりました。
また、《実際に体験してみたい》では『そう思う』が71.3%と、これまでになかった技術を実際に体験してみたいとする意見が多く、《運転が楽しくなりそう》では『そう思う』が46.1%となり、カーライフを豊かにするガジェットとしての期待もうかがえました。


◆ 運転頻度の低い層「自動車保険の見直しでより保険料が安い保険会社を見つけた」6割
◆ 自動車保険の“新等級制度”の認知率 3割半

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全回答者3,000名に対し、現在加入している保険を選んだ理由を複数回答で聞いたところ、「家族・友人が加入していた」が37.3%で最も多く、次いで「保険料が安かった」28.3%、「知り合いが代理店をしている」20.7%、「自動車ディーラーで勧められた」11.3%、「勤務先の会社で加入」10.7%が続きました。

現在自動車保険に加入している2,970名に対し、保険会社を変えた経験があるか聞いたところ、「毎年変えている」は1.0%、「何度か変えたことがある(前回変えた)」は12.1%、となり、直近の更新時に保険会社を変えた割合は13.1%(「毎年変えている」と「何度か変えたことがある(前回変えた)」の合計)となっています。

前回の自動車保険更新時に保険会社を変えた389名に、保険会社を変えた理由を複数回答で聞いたところ、1位は「より安い保険料の保険会社を見つけた」で49.6%、2位は「より自分にあった補償内容を提供する会社を見つけた」で20.1%、3位は「知り合いに別の会社を勧められた」で18.3%となりました。
運転頻度別に保険会社を変えた理由を比較すると、運転をするのが週に1〜2回といった運転頻度の低い層では「より安い保険料の保険会社を見つけた」(60.0%)や「より自分にあった補償内容を提供する会社を見つけた」(27.5%)といった理由が高くなりました。運転頻度の低い方は保険を見直すことで、より安い保険料の保険会社や、自分に合った補償を受けられる保険会社を見つけることができているようです。

続いて、全回答者3,000名に、2012年秋ごろから各保険会社で導入されている“新等級制度”について知っているか聞いたところ、「内容を知っている」は1割(10.4%)となり、「聞いたことがある程度」(24.8%)と合わせても新等級制度の認知率は3割半(35.2%)となりました。同じ等級でも、事故を起こした方と無事故の方との割引率に差がつく制度となりますので、安全運転を心がけましょう。

※新等級制度についてわかりやすいコンテンツをご用意しています。詳しくは下記リンク先から御覧ください。

http://www.sonysonpo.co.jp/auto/guide/agde020.html


■調査レポート内容の転載にあたりましては、「ソニー損保調べ」と付記のうえご使用くださいますよう、お願い申し上げます。
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