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GROUND、新経営体制に移行し、経営基盤を強化

〜意思決定を迅速化し事業拡大を加速、「持続可能な物流」構築を目指す〜




日本のLogiTech(R)※1をリードするGROUND株式会社(読み:グラウンド、本社:東京都江東区、代表取締役社長CEO:宮田 啓友、以下、GROUND)は、さらなる事業成長を目指し、この度、新たな経営体制となりましたことをお知らせします。工具通販大手のMonotaRO(モノタロウ)にて執行役 物流部門長を務めた吉野 宏樹が取締役副社長に、当社創業期よりソフトウェア開発を担ってきた中島 大造が取締役に、そして山下 佳一が社外取締役に就任しました。
より一層の経営基盤の強化を図るとともに、「すべての人にとって永久に持続可能な物流の未来へ」というビジョンの実現に向けて継続的な企業価値の向上に努めます。
物流は生活に欠かすことのできないライフラインの一つである一方で、物流業界における「配送小口数の増加」や「人口減少などによる人手不足」は年々深刻化し大きな課題となっています。これらの業界課題に対し、元楽天物流の代表取締役を務めていた宮田 啓友が2015年に設立したGROUNDは、次世代型物流施設の実現を目指し、AIや物流ロボットを活用したソリューションの開発や提供、コンサルティングを手がけてきました。柔軟で革新的な物流の実現と、物流現場で働く人々が最も付加価値の高い役割を担える新しい環境の構築に向けて取り組んでいます。機械工具卸売商社や倉庫事業を中心に展開する物流企業をはじめ、物流施設全体の最適化や可視化の実現により作業生産性の向上に寄与してまいりました。

この度、現場に即した庫内オペレーションの設計を進めるとともに業界最先端のマテハン※2機器導入などを手がけてきた吉野 宏樹を取締役副社長に迎え、GROUNDが目指す次世代型物流施設の実現を推し進めてまいります。また、当社創業期よりソフトウェア開発を担ってきた中島 大造が取締役に就任し、意思決定の更なる迅速化を図り、『GWES』※3をはじめ開発をより一層推進してまいります。加えて、2023年よりオカムラ及びGROUNDの顧問を務めてきた山下 佳一が、GROUND社外取締役に就任し、両社の連携強化を後押しします。

※1「LogiTech」:読みロジテック。ロジスティクス(Logistics)とテクノロジー(Technology)を組み合わせた概念で、物流領域にロボットや人工知能(AI)技術を活用することで新たなソリューションを提案するなど物流DXを推し進める取り組みをあらわす。
※2 マテリアル・ハンドリングの略称で、物流業務を効率化・自動化するために使用する機械の総称。
※3 GWES:GROUND Warehouse Execution System、GROUNDが自社開発したWES (Warehouse Execution System: 物流施設運用管理システム)。ミドルウェアとなる共通データ基盤と、AIを適用した各種機能モジュール群で構成されている汎用性・拡張性の高いパッケージシステム。

新任取締役の氏名および略歴
■取締役副社長 吉野 宏樹(よしの ひろき)
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/19139/88/19139-88-8a1f9172e5dd7309a7e9ecd1f55f83d9-784x1033.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
取締役副社長 吉野 宏樹略歴
1997年日本出版販売株式会社入社。楽天株式会社、株式会社シグマクシスを経て、2011年楽天物流株式会社取締役、2012年株式会社ロジフォルム代表取締役を歴任。ロジスティクス領域における戦略、プロセス・サービス設計、コスト最適化など一貫してロジスティクス領域に従事。2014年に株式会社MonotaRO執行役 物流部門長に就任。複数の大規模物流センターの立ち上げを含む物流拠点ネットワークの構築、通算1,200台を越えるAGV導入など自動化を促進し、需要予測、在庫配置、顧客サポートなどオペレーション機能全般をリード。直近では新たな自動化技術を活用した次期物流センターの構想、基本設計にも貢献した。2024年GROUND株式会社に参画。



吉野 宏樹コメント
物流業界では、顧客の多様なニーズへの対応や働き手不足をはじめとした社会課題など事業環境が複雑化し、課題が山積しています。
GROUNDは、お客様の過去からの経緯と実際のデータをもとに前提条件を見直すことで、より長期的な視点から根本的に、業界全体や社会を構造化してお客様の物流変革を支援、リードするアプローチをとっています。私はこのプロフェッショナル集団の一員として、ロジスティクスの新しい価値づくりに挑戦し、社会貢献の役割を果たしてまいります。
■取締役 中島 大造(なかじま だいぞう)
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/19139/88/19139-88-14af5012a852c51410bc1e183206b61c-850x1146.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
取締役 中島 大造略歴
1997年より倉庫運輸業の在庫管理・配送管理・通関のシステム開発に従事。2001年株式会社セゾン情報システムズへ入社し、物流システムを中心にEDI等の大型SCMシステムのPMを担当。GROUND創業期の2016年に入社以来、『GWES』の前身『Intelligent EYE』を含む自社開発すべてのソフトウェアの企画・開発に従事。2021年より開発本部長、2022年より執行役員を務め、2024年取締役に就任。物流技術管理士、データベーススペシャリストなどの資格を持つ。



中島 大造コメント
働き方改革関連法の猶予期限を目前に控え、運送費の値上げやドライバーの負担低減のための荷役を含む付帯業務カットの動きが加速しています。倉庫運営者への物流費抑制のニーズが高まる一方、物流現場での作業者の負荷も増しています。これら物流業界を取り巻く様々な社会課題解決のため、GROUNDは創業以来一貫して、AI技術や国内外の最新の物流ロボットを活用することにより物流DXを推進してきました。私もより一層、物流現場の効率化と持続可能性の向上に貢献できるようまい進してまいります。
■社外取締役 山下 佳一(やました よしかず)
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/19139/88/19139-88-88755462bfaa8b04cb1983bf2c97edf7-2015x2700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
社外取締役 山下 佳一略歴
1980年株式会社岡村製作所(現 オカムラ)入社。1993年 物流システム事業のマーケティング部長、一貫して物流システム機器の新製品開発や海外企業提携を推進。2014年にはノルウェー発のロボット自動倉庫「AutoStore」の国内正規販売店契約をまとめ、以降の同社物流システム事業の躍進に貢献。2019年同社執行役員就任、2023年同社顧問に就任。一般社団法人日本物流システム機器協会 運営幹事・技術部会長も務める。2023年4月よりGROUND顧問を務め、2024年社外取締役へ就任。



山下 佳一コメント
GROUND創業間もない頃からのご縁により、この度、取締役任命を賜りましたことを心より感謝申し上げます。物流業界は今、労働集約型産業から装置産業に向けた変革途上にあります。GROUNDは様々なロボットソリューションとソフトウェア『GWES』の提供によって、この変革期に貢献しており、これからもますます高度化するニーズにお応えするために、製品・サービスを磨きつづけております。私もマテハン機器や物流ロボットの開発経験を活かし、GROUNDメンバーの一員として活動に参加できることを嬉しく思います。
GROUNDの新たな経営および業務執行体制は、以下の通りです。
[表: https://prtimes.jp/data/corp/19139/table/88_1_d77da03c62715af321c58d392036c0e7.jpg ]
*山内 基弘、浜野 豊は本日開催の定時株主総会終結をもって退任いたしました。
GROUND株式会社について 
GROUNDは、“Intelligent Logistics(R)”の実現を目指して、物流領域における世界の先端テクノロジー(LogiTech(R))に基づく革新的ソリューションの提供を行う企業です。代表の宮田をはじめとするGROUNDメンバーは、ロジスティクス、サプライチェーンだけでなく、データサイエンスやマーケティングにおいても豊富な経験を持ち、国内外の最新のテクノロジーに関して幅広い知識やネットワークを有しています。これらを背景に、日々高度化・複雑化する物流オペレーションに対して、需要と供給のバランスを考慮する最適なハードウェア及びソフトウェアで構成されたソリューションを提供しています。

社名:    GROUND株式会社
事業概要:  テクノロジーを活用した物流ソリューションの提供
設立:    2015年4月
所在地:   東京都江東区青海二丁目7-4 the SOHO 3F
代表者:  代表取締役社長 CEO 宮田 啓友
資本金:  1億円(2023年12月末)
URL:  https://www.groundinc.co.jp

GROUND代表 宮田 啓友プロフィール
上智大学法学部法律学科卒。1996年三和銀行(現:三菱UFJ銀行)入行。2000年デロイトトーマツコンサルティング入社。大手流通業を中心にロジスティクス・サプライチェーン改革プロジェクトに従事。2004年アスクル株式会社入社。ロジスティクス部門長として日本国内の物流センター運営を行う。2007年楽天グループ株式会社入社。物流準備室長、物流事業長を歴任した後、2010年楽天物流を設立し、代表取締役社長に就任。2012年楽天執行役員物流事業長、Alpha Direct Service SAS(仏)マネージングディレクターなどを歴任。2015年4月GROUND設立。共同創業者・代表取締役社長に就任。現在に至る。
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