HPE、ネットゼロ実現に向けた目標を10年前倒し: 2021年版 Living Progress Reportを公開
[22/07/30]
提供元:PRTIMES
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環境・社会・ガバナンス(ESG)に関する目標達成に向けた進捗と温室効果ガス(GHG)削減目標を加速させる新たな取り組みについてまとめた年次報告書
ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE)(日本ヒューレット・パッカード合同会社 本社:東京都江東区、代表執行役員社長:望月 弘一)は、HPEのESGに対するアプローチ、プログラム、進捗をまとめた「2021年版 Living Progress Report」を発表し、ネットゼロ(温室効果ガスの排出量実質ゼロ)目標の加速、低炭素社会を推進するテクノロジーソリューションの開発、多様でインクルーシブ(包括的)な 職場環境の実現に注力しながら、高い倫理基準に基づいた事業運営に努め、より公正で持続可能な世界の実現に向けて引き続き取り組むことを宣言しました。
HPEの社長兼CEOであるアントニオ・ネリ(Antonio Neri)は、次のように述べています。
「HPEはお客様がESG目標を達成するための支援だけでなく、自社のESG目標を強化することで、業界全体の推進力として貢献しています。HPEには、CO2排出ゼロの将来を実現する重大な責任があり、お客様、サプライチェーン、地域社会とともに実現できるよう支援する意図的かつ重点的な計画に取り組んでいます。」
ネットゼロに向けた道筋
HPEがこのたび発表した年次報告書において、バリューチェーン全体でネットゼロ企業になるという宣言を再確認し、目標達成時期を当初設定した2050年から10年前倒しして2040年に再設定しました。このコミットメントは、世界の平均気温の上昇を1.5°Cに抑えるというScience-based Target イニシアチブ(SBTi)( https://sciencebasedtargets.org/ )の目標と整合したものです。HPEは、2030年までに自社事業のCO2排出量を2020年比で70%削減することを宣誓し、過去5年間ですでに達成した62%削減への上積みに取り組みます。HPEはまた、Scope3排出量の42%削減に向けて、販売済み製品の使用、上流の輸送・流通、直接のサプライチェーンによる排出量削減に取り組みます。HPEは2040年までに、全世界におけるカーボンフットプリントを90%削減する計画です。
HPEは、新しい目標の説明責任を果たすにあたり、経営幹部層を対象としたESG 推進に関する2つの新しい取り組みを導入しました。
2022年にバイスプレジデント(VP)以上の役職にあるすべての経営幹部に対して、気候変動トレーニングプログラム修了することが義務付けられました。これは、気候変動への影響を軽減するアクションプランを組織内で策定できるようにすることを目的としています。
Executive Committee (執行委員会)のメンバーに対して、変動報酬の一部をHPEのバリューチェーン全体の炭素排出量管理と連動させる新しい報酬指標を導入します。
アズ・ア・サービス企業への転換を図り、お客様のサステナブルかつ効率的な経営を支援
HPEはアズ・ア・サービス企業への転換を実現することで、お客様のサステナブルな変革への取り組みを推進しています。HPE GreenLake edge-to-cloudプラットフォームにより、お客様はニーズに応じて柔軟にIT環境をスケールアップおよびスケールダウンできるので、利用効率を向上させ、過剰なプロビジョニングによる無駄を回避することができます。従来のCapEx(設備投資)モデルから、消費モデルのHPE GreenLakeに移行するお客様は、エネルギーコストと総所有コストを30%以上削減することができます。例えば、ニュージーランド全土の交通量を記録するオークランドトランスポート(AT)は、ビデオ管理システムをHPE GreenLake edge-to-cloudプラットフォームに移行し、システムの費用負担を使用するクラウドサービスのみに抑えることで、システムに60%のカメラを追加できるようになり、さらに消費電力を37%削減することに成功しました。
HPEは、お客様のアズ・ア・サービス・モデルへの移行を支援するだけでなく、テクノロジーのアップサイクル(創造的再利用)にも注力しており、お客様から引き取った300万ユニットにおよぶテクノロジー資産のうち、85%をアップサイクルしています。HPE Financial Servicesのお客様および一部のパートナーのお客様(*1) に対して、IT資産の処理方法と当サービスによる環境保全の詳細を記したHPE Circular Economyレポートが提供され、Scope3排出量削減のカーボンディスクロージャーに利用することが可能です。
HPEは、事業全体にわたりお客様と直接連携し、お客様のビジネスニーズを満たすために、テクノロジー運用の効率とサステナビリティの向上を支援します。これらの独自の取り組みを通じたお客様との取引によって、HPEの売上高は2021年に約8億9,100万ドルに達し、過去3年間で185%以上増加しました。また、2021年に提供したHPEソリューションの約50%は、サステナビリティや効率性に関連したものでした。
多様で活気に満ちた、インクルーシブなカルチャーの醸成
HPEは、職場内外における多様性、公正性、包括性の理念を推進し続けています。HPEは2021年に、女性と多様な人種の在籍者割合を増加させるという年間目標を達成しました。社員の女性比率は前年度比1%増加し、全世界のあらゆる職位で女性比率が高まり、技術職と管理職の両方で目標を上回りました。HPEはまた、米国内におけるマイノリティな人種の在籍比率を1.6%増加しました。
HPE は2022 年も、女性やマイノリティに影響を与える可能性のある給与格差を特定し、それに対処するための取り組みを継続しています。HPEは、全社員の大半を占める米国、英国ならびにインドの女性社員が、職種、職務に従事した期間、経験、勤務地などの正当な職務要件に応じて、男性社員と同額の収入を得ていることを誇りにしています。米国における人種的マイノリティに対しても同様に、今後の給与の見直しに際しては、全世界で同じレベルの進展を実現していきます。
高い倫理観を持って業務を遂行
企業として正しい方法で成功するためのHPEの取り組みは、営業活動にとどまらず、製品やソリューションの開発、展開、使用にも及んでいます。その一例が製品のセキュリティです。HPEは、サーバープラットフォーム向けの最先端の暗号化であるCommercial National Security Algorithm Suite (CNSA)を提供している唯一の企業であり続けています。HPEは2021年にProject Auroraを発表し、その安全なRoot of Trustと検証プロセスを拡張し、クラウドネイティブでゼロトラストのセキュリティをedge-to-cloudアーキテクチャに実現させています。
さらに、HPEは2021年に、人工知能の責任ある開発、展開、利用を支持するArtificial Intelligence (AI) Ethics Principles (AI倫理規範)( https://www.hpe.com/us/en/solutions/artificial-intelligence/ethics.html )を発表しました。この規範は、製品開発、パートナーシップ、そしてHPE社内の運営をサポートするために導入しているサードパーティ製AI製品の利用に適用されます。
また、より厳格なサプライチェーン責任目標を同年に設定し、製品の倫理的な調達に努めており、2030年までに以下の達成を目指しています。
HPEのサプライヤーの100%が採用時の費用を負担するという原則を遵守(サプライヤー支出額の98%相当) *国や地域によっては、採用される側に斡旋費用の負担が発生することがあります。
HPEの主要サプライヤーの100%が、社員に対して人権に関する教育を実施(サプライヤー支出額の95%相当)
HPE のティア 1 および 2 サプライヤー拠点の100%において、社員による苦情の処理に適切なプロセスを確立
資料等の公開先
· Living Progressの詳細:https://www.hpe.com/jp/ja/living-progress.html
※日本語の2021年版Living Progress Reportは、2022年9月に公開予定です。英語版はこちらをご覧ください
https://www.hpe.com/us/en/collaterals/collateral.a50006144.html?rpv=cpf&parentPage=/us/en/living-progress/report
注記
*1 HPEFSのPlatinum、Gold、Silver パートナーのお客様に適用。制限が適用される場合があります。
■ ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE)について
Hewlett Packard Enterprise (NYSE: HPE) は、グローバルedge-to-cloudカンパニーとして、あらゆる場所に蓄積される全てのデータの価値を解き放ち、事業の成果を加速させる支援をします。人々の生活そして働き方の向上を目指し、数十年にわたって未来の再考とイノベーションを重ね、HPEは独自でありながら、オープンでインテリジェントなテクノロジーソリューションをアズ・ア・サービスで提供しています。クラウドサービス、コンピュート、HPC & AI、インテリジェントエッジ、ソフトウェア、ストレージを全てのクラウドとエッジにわたって一貫したエクスペリエンスで提供することで、お客様が新たなビジネスモデルを創出し、新たなエンゲージメントを展開し、運用のパフォーマンスを最大化できるようサポートしています。詳細はwww.hpe.comでご確認ください。
■プレスルーム
https://www.hpe.com/jp/ja/japan/newsroom/pre
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このプレスリリースで使用されているその他の製品名は識別の目的のためのみに使用されており、それぞれの企業の商標である場合があります。
【お客様からのお問い合わせ先】
カスタマー・インフォメーションセンター
TEL:0120-268-186 または03-5749-8279
ホームページ: http://www.hpe.com/jp/
(C) 2022 Hewlett Packard Enterprise Development LP
製品およびサービスに関する保証条件は製品およびサービスに付属する保証書に明示された保証条件のみによるものとし、本ニュースリリースの記載内容はいかなる追加保証をも行なうものではありません。当社は本レターの記載内容に技術上の誤り、欠落または本ニュースリリース作成にあたっての誤り、記載漏れがあった場合でも何ら責任を負わないものとします。
ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE)(日本ヒューレット・パッカード合同会社 本社:東京都江東区、代表執行役員社長:望月 弘一)は、HPEのESGに対するアプローチ、プログラム、進捗をまとめた「2021年版 Living Progress Report」を発表し、ネットゼロ(温室効果ガスの排出量実質ゼロ)目標の加速、低炭素社会を推進するテクノロジーソリューションの開発、多様でインクルーシブ(包括的)な 職場環境の実現に注力しながら、高い倫理基準に基づいた事業運営に努め、より公正で持続可能な世界の実現に向けて引き続き取り組むことを宣言しました。
HPEの社長兼CEOであるアントニオ・ネリ(Antonio Neri)は、次のように述べています。
「HPEはお客様がESG目標を達成するための支援だけでなく、自社のESG目標を強化することで、業界全体の推進力として貢献しています。HPEには、CO2排出ゼロの将来を実現する重大な責任があり、お客様、サプライチェーン、地域社会とともに実現できるよう支援する意図的かつ重点的な計画に取り組んでいます。」
ネットゼロに向けた道筋
HPEがこのたび発表した年次報告書において、バリューチェーン全体でネットゼロ企業になるという宣言を再確認し、目標達成時期を当初設定した2050年から10年前倒しして2040年に再設定しました。このコミットメントは、世界の平均気温の上昇を1.5°Cに抑えるというScience-based Target イニシアチブ(SBTi)( https://sciencebasedtargets.org/ )の目標と整合したものです。HPEは、2030年までに自社事業のCO2排出量を2020年比で70%削減することを宣誓し、過去5年間ですでに達成した62%削減への上積みに取り組みます。HPEはまた、Scope3排出量の42%削減に向けて、販売済み製品の使用、上流の輸送・流通、直接のサプライチェーンによる排出量削減に取り組みます。HPEは2040年までに、全世界におけるカーボンフットプリントを90%削減する計画です。
HPEは、新しい目標の説明責任を果たすにあたり、経営幹部層を対象としたESG 推進に関する2つの新しい取り組みを導入しました。
2022年にバイスプレジデント(VP)以上の役職にあるすべての経営幹部に対して、気候変動トレーニングプログラム修了することが義務付けられました。これは、気候変動への影響を軽減するアクションプランを組織内で策定できるようにすることを目的としています。
Executive Committee (執行委員会)のメンバーに対して、変動報酬の一部をHPEのバリューチェーン全体の炭素排出量管理と連動させる新しい報酬指標を導入します。
アズ・ア・サービス企業への転換を図り、お客様のサステナブルかつ効率的な経営を支援
HPEはアズ・ア・サービス企業への転換を実現することで、お客様のサステナブルな変革への取り組みを推進しています。HPE GreenLake edge-to-cloudプラットフォームにより、お客様はニーズに応じて柔軟にIT環境をスケールアップおよびスケールダウンできるので、利用効率を向上させ、過剰なプロビジョニングによる無駄を回避することができます。従来のCapEx(設備投資)モデルから、消費モデルのHPE GreenLakeに移行するお客様は、エネルギーコストと総所有コストを30%以上削減することができます。例えば、ニュージーランド全土の交通量を記録するオークランドトランスポート(AT)は、ビデオ管理システムをHPE GreenLake edge-to-cloudプラットフォームに移行し、システムの費用負担を使用するクラウドサービスのみに抑えることで、システムに60%のカメラを追加できるようになり、さらに消費電力を37%削減することに成功しました。
HPEは、お客様のアズ・ア・サービス・モデルへの移行を支援するだけでなく、テクノロジーのアップサイクル(創造的再利用)にも注力しており、お客様から引き取った300万ユニットにおよぶテクノロジー資産のうち、85%をアップサイクルしています。HPE Financial Servicesのお客様および一部のパートナーのお客様(*1) に対して、IT資産の処理方法と当サービスによる環境保全の詳細を記したHPE Circular Economyレポートが提供され、Scope3排出量削減のカーボンディスクロージャーに利用することが可能です。
HPEは、事業全体にわたりお客様と直接連携し、お客様のビジネスニーズを満たすために、テクノロジー運用の効率とサステナビリティの向上を支援します。これらの独自の取り組みを通じたお客様との取引によって、HPEの売上高は2021年に約8億9,100万ドルに達し、過去3年間で185%以上増加しました。また、2021年に提供したHPEソリューションの約50%は、サステナビリティや効率性に関連したものでした。
多様で活気に満ちた、インクルーシブなカルチャーの醸成
HPEは、職場内外における多様性、公正性、包括性の理念を推進し続けています。HPEは2021年に、女性と多様な人種の在籍者割合を増加させるという年間目標を達成しました。社員の女性比率は前年度比1%増加し、全世界のあらゆる職位で女性比率が高まり、技術職と管理職の両方で目標を上回りました。HPEはまた、米国内におけるマイノリティな人種の在籍比率を1.6%増加しました。
HPE は2022 年も、女性やマイノリティに影響を与える可能性のある給与格差を特定し、それに対処するための取り組みを継続しています。HPEは、全社員の大半を占める米国、英国ならびにインドの女性社員が、職種、職務に従事した期間、経験、勤務地などの正当な職務要件に応じて、男性社員と同額の収入を得ていることを誇りにしています。米国における人種的マイノリティに対しても同様に、今後の給与の見直しに際しては、全世界で同じレベルの進展を実現していきます。
高い倫理観を持って業務を遂行
企業として正しい方法で成功するためのHPEの取り組みは、営業活動にとどまらず、製品やソリューションの開発、展開、使用にも及んでいます。その一例が製品のセキュリティです。HPEは、サーバープラットフォーム向けの最先端の暗号化であるCommercial National Security Algorithm Suite (CNSA)を提供している唯一の企業であり続けています。HPEは2021年にProject Auroraを発表し、その安全なRoot of Trustと検証プロセスを拡張し、クラウドネイティブでゼロトラストのセキュリティをedge-to-cloudアーキテクチャに実現させています。
さらに、HPEは2021年に、人工知能の責任ある開発、展開、利用を支持するArtificial Intelligence (AI) Ethics Principles (AI倫理規範)( https://www.hpe.com/us/en/solutions/artificial-intelligence/ethics.html )を発表しました。この規範は、製品開発、パートナーシップ、そしてHPE社内の運営をサポートするために導入しているサードパーティ製AI製品の利用に適用されます。
また、より厳格なサプライチェーン責任目標を同年に設定し、製品の倫理的な調達に努めており、2030年までに以下の達成を目指しています。
HPEのサプライヤーの100%が採用時の費用を負担するという原則を遵守(サプライヤー支出額の98%相当) *国や地域によっては、採用される側に斡旋費用の負担が発生することがあります。
HPEの主要サプライヤーの100%が、社員に対して人権に関する教育を実施(サプライヤー支出額の95%相当)
HPE のティア 1 および 2 サプライヤー拠点の100%において、社員による苦情の処理に適切なプロセスを確立
資料等の公開先
· Living Progressの詳細:https://www.hpe.com/jp/ja/living-progress.html
※日本語の2021年版Living Progress Reportは、2022年9月に公開予定です。英語版はこちらをご覧ください
https://www.hpe.com/us/en/collaterals/collateral.a50006144.html?rpv=cpf&parentPage=/us/en/living-progress/report
注記
*1 HPEFSのPlatinum、Gold、Silver パートナーのお客様に適用。制限が適用される場合があります。
■ ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE)について
Hewlett Packard Enterprise (NYSE: HPE) は、グローバルedge-to-cloudカンパニーとして、あらゆる場所に蓄積される全てのデータの価値を解き放ち、事業の成果を加速させる支援をします。人々の生活そして働き方の向上を目指し、数十年にわたって未来の再考とイノベーションを重ね、HPEは独自でありながら、オープンでインテリジェントなテクノロジーソリューションをアズ・ア・サービスで提供しています。クラウドサービス、コンピュート、HPC & AI、インテリジェントエッジ、ソフトウェア、ストレージを全てのクラウドとエッジにわたって一貫したエクスペリエンスで提供することで、お客様が新たなビジネスモデルを創出し、新たなエンゲージメントを展開し、運用のパフォーマンスを最大化できるようサポートしています。詳細はwww.hpe.comでご確認ください。
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ホームページ: http://www.hpe.com/jp/
(C) 2022 Hewlett Packard Enterprise Development LP
製品およびサービスに関する保証条件は製品およびサービスに付属する保証書に明示された保証条件のみによるものとし、本ニュースリリースの記載内容はいかなる追加保証をも行なうものではありません。当社は本レターの記載内容に技術上の誤り、欠落または本ニュースリリース作成にあたっての誤り、記載漏れがあった場合でも何ら責任を負わないものとします。