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アルカンターラとベネチア国際大学(VIU)との共催で「サステナビリティ」を考える第4回国際シンポジウム 開催

テーマ 『変化への対応:地球温暖化と脱炭素社会』  2018年3月1日-2日の2日間、サン・セルヴォロ島のVIUキャンパスにて

高級自動車のシートをはじめとした多様なブランド商品で使用されている素材アルカンターラ(R)を提供している伊・アルカンターラ社は、3月1日、2日の2日間にわたり、ベネチア国際大学(VIU)との共催で、同大学キャンパスにて、シンポジウム『変化への対応:地球温暖化と脱炭素社会(Coping with Change: Global Warming and Decarbonization)』を開催します。

アルカンターラ社は、イタリア企業として初めてカーボン・ニュートラル認証を取得し、サステナビリティについて確立されたベストプラクティスを実施しています。

今年で4回目となるサステナビリティに関する国際シンポジウムでは、世界各国から、科学者、エコノミスト、研究者、企業経営者、サイエンスライター、政府機関・NGOが集まり、地球温暖化と脱炭素社会が人々の生活、企業の行動、情報発信活動に与える影響を考え、この問題に対応する上でのテクノロジーとイノベーションの役割を話し合います。

参加者はゲオルク・ケル博士(国連グローバルコンパクトの創立者、前エグゼクティブ・ディレクター、Arabesque Partner会長)、マッシモ・イングッシオ教授(イタリア学術会議プレジデント)、ジョヴァンナ・メランドリ氏(元文化財大臣、Human Foundation Giving and Innovating創立者・会長、国立21世紀美術館チェアマン)、ニコラス・スターン卿(ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス、グランサム気候変動・環境研究所教授)、カール・ジマー氏(サイエンスライター/ブロガー、ニューヨーク・タイムズ コラムニスト)ら計23名です。

日本からの参加者は、田中義和氏(トヨタ自動車Mid-size Vehicle Company MS製品企画ZFチーフエンジニア)、大聖泰弘氏(早稲田大学、次世代自動車研究機構 特任研究教授/名誉教授)、古谷博秀氏(産業技術総合研究所 福島再生可能エネルギー研究所 再生可能エネルギー研究センター長)、山根公高氏(山根公高水素エネルギー研究所代表)、守谷隆史氏(本田技術研究所、四輪R&Dセンター第5技術開発室 上席研究員)、千代亮氏(川崎重工業 水素チェーン開発センター シニアスタッフオフィサー)の6名です。2日間にわたるシンポジウムのモデレーターは、ファイナンシャルタイムズ東京特派員のレオ・ルイス氏が務めます。

今回のシンポジウム『変化への対応:地球温暖化と脱炭素社会』は以下の3つのセッションに分けて開催され、それぞれ基調講演、ディスカッション、そしてまとめのセッションで構成されます。

セッション1 ‐ 地球温暖化とカーボン・ニュートラルが人々の生活に与える影響
セッション2 ‐ 地球温暖化とカーボン・ニュートラルの企業ビジネスモデルへの影響
セッション3 ‐ 科学、企業、人間の間のギャップを埋めるために情報発信はどう変わるべきか?

当シンポジウムは、2014年(『サステナビリティと自動車バリューチェーン』)と2015年(『世界的なサステナビリティへの道における自動車エコシステム、アジアの視点から』)に続いて、ベネチア国際大学のサン・セルヴォロ島キャンパスで開催されます。なお、2016年のシンポジウム『サステナビリティと企業価値』は東京で開催されました。これはアルカンターラ社にとって日本で開かれた初めての国際サステナビリティ・シンポジウムであり、日本経済新聞、ベネチア国際大学、早稲田大学の協力を得たものです。

■ベネチア国際大学(VIU)について
ベネチア国際大学は、世界各地17の大学が集まったコンソーシアムという独自形態の大学機関で、イタリアのベネチアのサン・セルヴォロ島に自治キャンパスを置いています。
今日の大学は、世界規模の新しい課題に対処する上で戦略的な役割を果たさねばなりません。持続可能な開発、気候変動、エネルギー、食糧安全保障、都市の拡大、福祉、人口の高齢化、グローバルな倫理、有形無形の文化遺産の保護、人権、平等、グローバル・ガバナンスなどです。
VIUの学術研究プログラムは国際的な背景の中で学際的なアプローチを採っています。学生がそれぞれ違ったスキルを伸ばし、多数の専門分野にわたって協力し、高い柔軟性と幅広い知識によって課題に対応できるようにするためです。
VIUの「サステナビリティに関するTEN(Thematic Environmental Networks)プログラム」はグローバルレベルでの持続可能な開発を促進するための研究・能力開発活動で、特に新興経済圏に重点を置き、議員・官僚・公務員を対象グループとしています。
この「TENプログラム」ではサステナビリティ分野において組織を越えた関係者のネットワークを育てることができました。革新的なプロセスを採用する企業、政府機関、研究・文化団体、大学などがサステナビリティに関する手段、方策について知識情報の交換を行う国際的なプラットフォームを構築しています。
www.univiu.org

■アルカンターラ社について
1972年に設立されたアルカンターラ社は、メイド・イン・イタリアの品質を誇る最高級素材を提供しています。アルカンターラ(R) (Alcantara(R))はアルカンターラ社(Alcantara S.p.A.)の登録商標であり、独自の技術により生み出された他に類のない優れた感覚性、美しさ、機能性を兼ね備えた画期的な素材です。驚くべき多様性を備え、ファッション、アクセサリー、自動車、インテリアデザインおよび室内装飾、コンシューマ・エレクトロニクスなど、さまざまな分野の一流ブランドに選ばれています。こうした特性とサステナビリティ(持続可能性)への真摯な取り組みといった企業姿勢や認証取得の実績など、アルカンターラは現代的なライフスタイルの象徴となっています――環境に尊重しながら、毎日使うもののよさを追求したい人のためのライフスタイルです。アルカンターラは企業活動全般からの二酸化炭素排出量について、全量の測定・削減・相殺に成功し、2009年に「カーボン・ニュートラル」認証を取得しました。またサステナビリティ分野における企業の取組みを示すために、国際的な監査法人であるデロイト トーマツの認証を受けた独自の『サステナビリティ・レポート』を毎年公表しています(同社ウェブサイトからもダウンロードできます)。
本社をミラノに置き、生産拠点と研究開発施設はウンブリア州の代表的な街、ネラ・モントロにあります。

アルカンターラホームページ(日本語): http://www.alcantara.com/ja/index.do
アルカンターラホームページ(日本語・サイトマップ): http://www.alcantara.com/ja/sitemap/index.do
アルカンターラホームページ(イタリア語):www.alcantara.com  

国際規格の取得認証:
UNI EN ISO 9001: 2008年取得認証 品質マネージメントシステムの国際規格
ISO/TS 16949: 2009年取得認証 自動車産業に特化した品質マネージメントシステムの国際規格
UNI EN ISO 14001: 2004年取得認証 環境マネージメントシステムの国際規格適合を示す認証
エコテックススタンダード100: 1994年取得認証 製品との接触が人体に害を与えないことを保証
Authenticity認証:  インテリアデザイン業界で制定された正規品であることを保証する認証
SA8000認証: 2008年3月認証取得 社会的説明責任へのコミットを実証する国際規格
カーボン・ニュートラル認証: 2010年取得認証 二酸化炭素排出を環境プロジェクト支援によりゼロ化
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