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AWS認定プレミアコンサルティングパートナーのcloudpack、バンダイナムコグループ様の基幹システムにおけるAWSへの全面移行を支援

〜VMware環境のAWSへの一括移行を実現〜

アマゾン ウェブ サービス(AWS)を基盤とした24時間365日のフルマネージドサービスを提供するcloudpack(クラウドパック、運営:アイレット株式会社、本社:東京都港区、代表取締役社長:齋藤 将平)は、株式会社バンダイナムコホールディングス様の『基幹システムをAWSに全面移行するプロジェクト』における、各設計およびインフラ構築・移行業務・各種開発を担当し、導入事例を本日公開いたしました。2016年10月に開始した本プロジェクトは、「オンプレミスのVMware環境をそのままAWSに移行したい」というお客様からのご要望を実現し、2017年8月からシステムの本番稼働を開始しています。




[画像1: https://prtimes.jp/i/9999/90/resize/d9999-90-308355-0.jpg ]

■AWS全面移行プロジェクトの背景

バンダイナムコホールディングス様の情報システム部門でありグループ全体のIT戦略立案やシステム開発・保守を含む管理業務を一元的に担う、バンダイナムコビジネスアーク様は、グループの成長の過程で発生する事業再編に対し迅速な対応が求められる中、システム面で全体最適化がされていないという課題を抱えていました。さらに、国内各地に点在するデータセンターが、災害対策および開発検証の実運用に見合っていない稼働契約になっていたほか、アーキテクチャが統一されていないことで、運用業務の効率が悪く、過剰なコストが発生していたことで、基幹システムのクラウド移行を検討されていました。

また、「オンプレミスの構成に極力変更を加えず、クラウド環境に移行すること」を最重要項目とし、それを実現できるクラウドがAWSだったこと、エンタープライズ領域における実績が圧倒的に豊富だったことから、AWSへの全面移行が正式に決定しました。

本プロジェクトは、VMware環境を担当する既存ベンダーとAWS環境を担当するcloudpackを中心にしたマルチベンダー体制で進行しました。複数社から提案を受ける中、バンダイナムコビジネスアーク様はcloudpackがAWSに関する圧倒的な知見と実績を持っていること、提案内容が非常にシンプルだったことを評価し、cloudpackをAWS担当に選定しました。

[画像2: https://prtimes.jp/i/9999/90/resize/d9999-90-262712-1.jpg ]

AWSに移行された基幹システムの構成図

■「シンプル」にこだわり、スピーディな全面移行を実現

cloudpackは、AWS CloudWatch(ネットワークモニタリング)やAmazon Route 53(ドメインネームシステム)、AWS Lambda(サーバーレス)利用した標準的な構成、また、複雑なプロセスを組み合わせたり、独自ツールに頼ったりしないシンプルな手順を基に移行を進めていきました。メイン基盤は、オンプレミス環境と同環境をAWSクラウド上で構築するため、ERPシステム・分析システムなど業務ごとに50ほどのAWS EC2 インスタンスを立て、AWS DirectConnectによりデータセンターを連携させることにしました。移行のタイミングにおいては、万が一、作業中に災害や障害が発生するリスクを考慮して、一度に移行することにしました。オンプレミス環境で課題となっていた災害対策に関しては、メイン環境を東京に、ディザスタリカバリ環境を米国オレゴンに置きながら、AMI(Amazon Machine Image)をリージョン間コピーするなどAWSの機能を活用することで大幅な効率化を実現しました。

2016年12月にメイン環境、2017年2月にディザスタリカバリサイトの基盤構築が完了し、移行後のアプリケーションの動作検証やディザスタリカバリのテスト/訓練を繰り返し実施しました。「2017年夏期休暇の期間中にAWSクラウド移行を完了させる」というスケジュールを維持しながら、同年5月・7月の2回のリハーサルを経て、8月には無事に本番環境への移行が完了しました。

■クラウド化によるメリット

本プロジェクトは『システム基盤の全面的な見直しとグループ全体に最適された次世代ITインフラ基盤の構築』が大きな狙いでしたが、AWSクラウドヘの移行により、運用の柔軟性を高め、回線の最適化はもちろんコスト削減も実現しました。さらに、バンダイナムコビジネスアーク様の社内では、「いますぐにサーバーが1台欲しい」というような調達ニーズに対しても、きっちり応えられるような変化につながっています。

今回のプロジェクトを通じてバンダイナムコビジネスアーク様からは、「問題から逃げずに一緒に課題を解決する姿勢に救われた」とcloudpackの取り組みを評価していただきました。cloudpackでは今後も、AWS上での顧客の新規アプリケーションの設計・移行・構築を支援するプロフェッショナルサービス企業として、またエンタープライズのAWS移行における強力なサポーターおよびアドバイザーとして、スキルの継続的な向上ならびにサービスの更なる品質向上を目指して真撃に取り組んでまいります。

■導入事例コンテンツ

・バンダイナムコグループ基幹システムの全面AWS化 技術概要(cloudpackサービスサイト)
URL:https://cloudpack.jp/casestudy/143.html
・基幹システムのAWS全面移行を実現したバンダイナムコグループのビフォ→アフター(バンダイナムコビジネスアーク様インタビュー記事)
URL:https://cloudpack.media/37564

                                                 以上

【cloudpackについて】

cloudpackは、Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2)やAmazon Simple Storage Service (Amazon S3)をはじめとするAWSの各種プロダクトを利用する際の、導入・設計から運用保守を含んだフルマネージドのサービスを提供し、バックアップや24時間365日の監視/障害対応、技術的な問い合わせに対するサポートなどを行っております。2013年6月4日には、AWSパートナーネットワーク(APN)(※1)において、日本初のAPNプレミア コンサルティングパートナーの一社として認定されたのをはじめ、その後6年連続で認定されています。

運営会社:アイレット株式会社 https://www.iret.co.jp
所在地:東京都港区虎ノ門1丁目23-1虎ノ門ヒルズ森タワー7階
資本金:7,000万円
事業内容:クラウド導入事業、モバイルアプリケーション開発事業、システム開発・保守事業、サーバーハウジング・ホスティング事業

(※1)AWS パートナーネットワーク(APN)とは、AWSのエコシステムを支える重要な独立系ソフトウェアベンダー(ISV)、SaaSベンダー、PaaSベンダー、開発者用ツールベンダー、管理/セキュリティベンダーやシステムインテグレーター(SI)、戦略コンサルタント、リセラー、代理店、VARによって構成されております。

アマゾン ウェブ サービス、AWS、AWS CloudWatch , Amazon Route 53, AWS Lambda , AWS DirectConnect , Amazon Machine Image,Amazon Elastic Compute Cloud, Amazon EC2、Amazon Simple Storage Service、 Amazon S3、は、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。cloudpack、クラウドパックの名称は、アイレット株式会社の登録商標です。その他、記載されている会社名および製品名は、一般に各社の商標です。
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