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学校を超える、自分も超える ナレッジキャピタル超学校 大阪の神髄を知る各界の専門家が登場「MOU-ICHIDO大阪文化」

2018年5月26日(土)から全7回の連続講座開校決定!

一般社団法人ナレッジキャピタル(代表理事:宮原 秀夫)ならびに株式会社KMO(代表取締役社長:小田島 秀俊)は、ナレッジキャピタル超学校「MOU-ICHIDO大阪文化」の開校を決定しましたのでお知らせします。




[画像1: https://prtimes.jp/i/14551/90/resize/d14551-90-229997-0.jpg ]

 ナレッジキャピタル超学校は、一般生活者と研究者が一緒に考え対話するプログラムです。会議室での授業形式ではなく、開放感のあるカフェ空間でコーヒーやアルコールドリンク(20歳以上)などを片手にカジュアルに受講できるのが特徴です。その中でも「MOU‐ICHIDO〜もういちど自分進化論」は、大人の今だからこそ、もう一度学び直すことができるプログラムとして、さまざまなテーマでシリーズ開催しています。

本シリーズでは、大阪市立東洋陶磁美術館館長、大阪大学総合学術博物館教授、大槻能楽堂理事長、四天王寺一音院住職、谷松屋戸田商店十二代目当主、吉兆高麗橋本店主人、一茶庵宗家という大阪の神髄を知る各界の専門家7名を講師に迎え、大阪の「知」や「美」の世界を紹介する全7回のプログラムです。

<開催概要>
日  程 :【第1回】2018年5月26日(土)【第2回】2018年5月30日(水)【第3回】2018年6月9日(土)       【第4回】2018年6月15日(金)【第5回】2018年6月22日(金)【第6回】2018年6月27日          (水)【第7回】 2018年7月5日(木)
定  員 : 50名
参加方法 : 公式ウェブサイト(http://kc-i.jp/)より事前申し込み(先着順)※電話での申し込み不可
料  金 : 500円(1ドリンク料金・税込み)
主  催 : 一般社団法人ナレッジキャピタル・株式会社KMO


<ナレッジキャピタル超学校「MOU-ICHIDO大阪文化」 概要>
大阪は水の都。長い日本の歴史の中で、大阪にはいつも、国内外から新しいモノや情報が集まってきました。
それらは「財」となり、「知」を育み、「美」を生み出しました。大阪は、学問や芸術、宗教など、教養にかかわる豊かな文化を営み続けた街でもあるのです。
 「教養」というと堅苦しく聞こえるかもしれません。大阪にいた先人たちは「知」や「美」について「遊ぶ」心を忘れなかった。だからこそ、型にはまらず、常に「知」や「美」が新しい価値へと動き続けられたのかもしれません。ここが大阪の人たちの面白いところです。
 今回のシリーズでは、大阪の神髄を知る各界の専門家とともに、聞き手を交えての対談形式で、大阪の「知」や「美」の世界をご紹介します。
[画像2: https://prtimes.jp/i/14551/90/resize/d14551-90-912961-12.jpg ]



【聞き手】佃 一輝 (煎茶家)
一茶庵宗家。江戸後期から伝わる文人趣味を継承。古典をふまえたアーティスティックな表現で知られる。著書に『煎茶の旅』(1985年大阪書籍)など。論考に『茶道学大系第一巻』(1999年淡交社)、『講座茶の湯全史第二巻』「煎茶の理念と表現」(2014年思文閣出版)、『情報誌CELvol.118』「煎茶と文人」(大阪ガスエネルギー文化研究所)など。


佃 梓央 (煎茶家)
一茶庵宗家嫡承。1985年大阪生まれ。慶應義塾大学文学部卒。東京藝術大学大学院美術研究科中退。
[画像3: https://prtimes.jp/i/14551/90/resize/d14551-90-626434-7.jpg ]

父である一茶庵宗家家元佃 一輝に師事。自らも朝日カルチャーセンターなどで講師をつとめ、煎茶文人趣味を指導。掲載文に『大阪日日新聞コラム澪標』(2016年夏から翌新年まで5回連載)。

明尾 圭造 (大阪商業大学公共学部准教授・同商業史博物館主席学芸員)
[画像4: https://prtimes.jp/i/14551/90/resize/d14551-90-643009-3.jpg ]

1961年布施市(現東大阪市)生まれ。関西大学大学院博士前期課程修了。専門は日本近世文化史・大阪画壇。共著書『モダニズム出版社の光芒』(淡交社)、『モダン道頓堀探検』(創元社)、『古地図で見る阪神間の地名』(神戸新聞総合出版センター)、企画担当展覧会「阪神間モダニズム」「モダニズムを生きる女性」「伊勢物語と芦屋」「菅楯彦の世界」「北野恒富と中河内」など。

■第1回 2018年5月26日(土)「現代に生きる東洋美術コレクション」 

[画像5: https://prtimes.jp/i/14551/90/resize/d14551-90-851944-6.jpg ]

 講師:出川 哲朗 / 大阪市立東洋陶磁美術館館長
【講師プロフィール】
大阪大学大学院文学研究科博士課程芸術学専攻前期修了。第32回小山冨士夫記念賞(2013年)受賞。共著書として『アジア陶芸史』昭和堂・2001年、『明末清初の民窯』平凡社・2000年。
【内容】
昔から変わらず私たちを魅了する東洋美術。ご存知でしょうか、国宝指定の中国朝鮮陶磁器9点のうち、4点が大阪にあります。(京都に3点、関東に2点。)大阪のコレクターたちは中国朝鮮陶磁器をこよなく愛していたのです。大阪文化シリーズ第一弾は、国宝指定の中国朝鮮陶磁器を2点所蔵する大阪市立東洋陶磁美術館館長が、大阪が誇る美の世界とその魅力を語ります。聞き手は煎茶家・佃 一輝氏です。

■第2回 2018年5月30日(水)「美術を愛する実業家の見た夢-山本發次郎と慈雲、白隠、佐伯祐三-」 
講師:橋爪 節也 / 大阪大学総合学術博物館教授

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【講師プロフィール】
1958年大阪市中央区島之内生まれ。東京藝術大学助手を経て大阪市立近代美術館建設準備室主任学芸員。現在は大阪大学総合学術博物館教授・前館長。専門は近世近代美術史。著書に編著書に『大大阪イメージー増殖するマンモス/モダン都市の幻像』(2007年創元社)など。
【内容】
中之島に建設中の大阪市立新美術館。所蔵品の中核は大阪の実業家・山本發次郎のコレクションです。山本は慈雲など精神性の高い高僧の墨蹟から収集し始め、パリで夭折した佐伯祐三の作品をコレクションし、さらには白隠をフォーヴィスムと関連づけて論じました。昨今、文化芸術が軽視される中、今回はそれらの作品を紹介し、当時の大阪の実業家の高い美意識と社会的使命感について紹介します。聞き手は煎茶家・佃 一輝氏です。

■第3回 2018年6月9日(土)「能楽への誘いー復曲・新作・そして古典―」  
講師:大槻 文藏 / 能楽師・シテ方観世流

[画像7: https://prtimes.jp/i/14551/90/resize/d14551-90-459635-4.jpg ]

【講師プロフィール】
1942年、大阪市生まれ。祖父十三、父秀夫および、観世寿夫、八世 観世銕之丞に師事。1947年「鞍馬天狗」にて初舞台、以降、三老女を完演する。また多くの復曲能、新作能にも積極的に携わる。紫綬褒章(2002)、旭日小綬章(2013)、日本学賞(2015)など受賞多数。重要無形文化財保持者各個認定(人間国宝)(2016)。日本藝芸術院賞受賞(2017)。公益社団法人能楽協会大阪支部支部長、大阪能楽養成会副会長、大阪文化芸能国民健康保険組合理事長、公益財団法人大槻能楽堂理事長。主な受賞:芸術選奨文部大臣賞(2000)。
【内容】
心地よい緊張感の中、突き抜ける音、体に響く拍子、完成された静かな舞。能楽は私たちを別世界へと誘います。ずっと受け継がれてきた曲もあれば、復曲されるもの、新しく作られる曲もあり、伝統はいつも生まれ変わっているのです。今回は、古典はもちろん、復曲や新作にも力を入れ、常に時代をリードしてきた人間国宝の能楽師が、古典の醍醐味や復曲、新作に関する思い出話、その魅力を語ります。聞き手は煎茶家・佃 梓央氏です。

■第4回 2018年6月15日(金「聖徳太子の教えと四天王寺」  
講師:坂本 峰徳 / 四天王寺一音院住職

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【講師プロフィール】
四天王寺支院住職の長男として大阪で生まれ育ち9歳で得度する。1994年、社会福祉法人四天王寺福祉事業団に入職し聖徳太子の仏教精神に基づく事業の担い手となる。
その後、学校法人四天王寺学園を経て、2005年に一音院住職、宗教法人四天王寺執事となる。現在は四天王寺福祉事業団を担当し医療難民をサポートする方法を模索中。
【内容】
四天王寺は法隆寺並び、聖徳太子が創建に深くかかわった寺院として知られています。日本の歴史が対内的にも対外的にもそれまで以上に動き始め、仏教を初めて本格的に受け入れようとした6世紀末。聖徳太子はなぜこの難波(なにわ)の地に四天王寺を建立したのか。そのときの教えを紐解きながら、聖徳太子が今に伝えるメッセージとは何なのか、四天王寺一音院住職が語ります。聞き手は煎茶家・佃 梓央氏です。

■第5回 2018年6月22日(金)「茶道具・船場・数寄者たち」  
講師:戸田 博 / 谷松屋戸田商店十二代目当主

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【講師プロフィール】
1949年十一代目戸田鍾之助の長男として大阪に生まれる。アメリカ留学を経て、1973年東京の弥生画廊に入社、美術ビジネスを学ぶ。1976年株式会社谷松屋戸田商店に入社。1995年代表取締役社長に就任。伝統的茶道具を扱う一方、現代美術やプリミティブ・アートも手掛け、現代における茶の湯の在り方を世に提案し続けている。著書には『眼の力』(2004年小学館)、『夢の美術館』(2006年小学館)、『茶道具を語る』(2009年河原書店)など。
【内容】
船場伏見町は茶道具など美術を扱う商家が並び、日本全国のみならず東アジア各地から優れた美術品が集まりました。それらは今も昔も数寄者(茶を心得たコレクター)たちや、多くの日本人を魅了してやみません。今回は、船場伏見町のお話、さまざまな茶道具の魅力、また茶を愛した数寄者たちの思い出話を、300年以上の歴史を持つ美術商、谷松屋戸田商店当主が語ります。聞き手は煎茶家・佃 一輝氏です。

■第6回 2018年6月27日(水)「高麗橋吉兆と和食文化」  
講師:湯木 潤治 / 吉兆高麗橋本店主人

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【講師プロフィール】
1959年大阪生まれ。1982年慶應義塾大学法学部法律学科卒業。同年株式会社本吉兆に入社。1991年株式会社本吉兆代表取締役社長に就任。2015年湯木美術館理事長に就任。相愛大学非常勤講師も務め、和食文化を精力的に次世代へと伝えている。
【内容】
和食は2013年ユネスコ無形文化遺産に登録されて以来、世界中から一層注目を集めるようになりました。一方で、日本人の和食離れが進んでいます。今回は、和食の基本となる食材や出汁など和食についてのイロハから、和食の魅、また、創業者・湯木貞一氏以来の高麗橋吉兆の味へのこだわりや、店を構える船場文化や料亭文化にまつわる思い出話を、吉兆高麗橋本店当主が語ります。聞き手は煎茶家・佃 梓央氏です。

■第7回 2018年7月5日(木)「知人の愛・THE煎茶・THE大坂」 


講師:佃 一輝 / 煎茶家

[画像11: https://prtimes.jp/i/14551/90/resize/d14551-90-912961-12.jpg ]

【講師プロフィール】
一茶庵宗家。江戸後期から伝わる文人趣味を継承。古典をふまえたアーティスティックな表現で知られる。著書に『煎茶の旅』(1985年大阪書籍)など。論考に『茶道学大系第一巻』(1999年淡交社)、『講座茶の湯全史第二巻』「煎茶の理念と表現」(2014年思文閣出版)、『情報誌CELvol.118』「煎茶と文人」(大阪ガスエネルギー文化研究所)など。
【内容】
江戸時代の大坂は言わずと知れた大経済都市でした。大坂人はその財力で本を買い、学問所を開きました。知識人となった町人は「知」を得るために集い、「詩」を詠み合うことに遊び、「美」しいモノを見るためにサロンを開いていたのです。そしてこのサロンには、必ず「煎茶」がありました。大坂の「知」のサロンの世界を一茶庵宗家が語ります。聞き手は、近世大坂文化史が専門の明尾 圭造氏です。


※ナレッジキャピタル超学校 とは
大学や企業、研究機関などのさまざまな分野の研究者と一般参加者が一緒に考え、対話するナレッジキャピタルならではのプログラムです。これまでにも「大阪大学」「京都大学iPS細胞研究所」「関西大学」「慶應義塾大学院メディアデザイン研究科」「国立民族学博物館」「大阪芸術大学」「JAXA」などと共同開催し、一般の参加者と研究者をつなぐ場と機会を提供しています。
(参考) これまでの「ナレッジキャピタル超学校」開催一覧 https://kc-i.jp/activity/chogakko/#c03

※「MOU‐ICHIDO〜もういちど自分進化論」とは
学生時代に学ばなかった分野や、今だからこそ価値がわかる講義など、現代人に必要な教養を再構成し、多彩な知のプログラムとして提供。もう一度自分が進化する喜びを感じていただくことを目的とする講座です。

【施設概要】
・施設名
ナレッジキャピタル
・所在地
〒530-0011大阪市北区大深町3-1グランフロント大阪 北館
・施設案内
The Lab.みんなで世界一研究所(アクティブラボ.・カフェラボ・イベントラボ) 地下1階〜3階
フューチャーライフショールーム 1階〜6階
ナレッジシアター 4階
ナレッジサロン 7階
コラボオフィス・コラボオフィスネクス 7階〜8階
カンファレンスルーム 8階・10階
ナレッジオフィス 9階〜13階
コンベンションセンター 地下1階〜地下2階
・運営組織 代表者
一般社団法人ナレッジキャピタル 代表理事 宮原 秀夫
株式会社KMO 代表取締役 小田島 秀俊
・事業者 (五十音順)
NTT都市開発株式会社
株式会社大林組
オリックス不動産株式会社
関電不動産開発株式会社
新日鉄興和不動産株式会社
積水ハウス株式会社
株式会社竹中工務店
東京建物株式会社
日本土地建物株式会社
阪急電鉄株式会社
三菱地所株式会社
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