ビッグデータの分析、可視化を支援する超高速インメモリBIソリューション 「SAS(R) Visual Analytics」を発表
[12/03/27]
提供元:PRTIMES
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ビッグデータの分析、可視化を支援する超高速インメモリBIソリューション
「SAS(R) Visual Analytics」を発表
〜ハイパフォーマンスを実現し、瞬時のビジュアル化により深い洞察をタイムリーに獲得〜
*2012年3月22日に米国SAS Institute Inc.より発表されたプレスリリースの抄訳です。
米国ノースカロライナ州キャリー発
ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーである米国SAS Institute Inc.(以下: SAS)は、高度なビジュアル・インターフェイスを備え、これまで以上に幅広いユーザーに強力な分析機能を提供するインメモリ・ビジネス・インテリジェンス(BI)ソリューション「SAS(R) Visual Analytics(ビジュアル・アナリティクス)」を発表しました。SAS Visual Analyticsは、「SAS(R) High-Performance Analytics」製品群の最新製品であり、ビジネスにおける洞察を短時間で容易に、かつコスト効率よく導き出し、より優れた意思決定を支援します。
SAS Visual Analyticsの主な機能は以下の通りです。
・SAS Analyticsの高機能を活用した、超大量データの高速処理
・視覚的なデータ探索機能を思考のスピードで可能に
・WebブラウザまたはiPad(R)を通じて、場所を問わず、あらゆるユーザーと最新の洞察を共有
SAS Visual Analyticsは、トップクラスの分析機能、独自のインメモリ・アーキテクチャ、直感的なデータ探索機能、Hadoopサポート、iPadにも対応する情報表示オプションを備えています。また、低コストの汎用ハードウェアを使用し、企業がビッグデータの可視化によりビジネスの洞察を得ることができるよう専用設計された業界唯一のインメモリ・エンジンです。
SAS Visual Analyticsは、以下のコンポーネントで構成されます。
・「SAS(R) LASR(TM) Analytic Server(レーザー・アナリティック・サーバー)」: SAS Visual Analyticsの中核となるインメモリ分析エンジン。クライアントとSAS LASR Analytic Serverを接続し、インメモリに格納したデータの演算を行い、著しく高速に結果を生成可能
・Hub: SAS Visual Analyticsの各種機能を実行するための中心的機能
・Mobile: レポートの表示、サーバーへの接続、情報のダウンロードを外出先で行うためのツール
・Explorer: データ探索・分析用の、アドホックのデータ発見/可視化ツール
・Designer: 標準/カスタムのレポートやダッシュボードを生成
・環境管理機能: ユーザー、セキュリティ、データを管理するために管理者が使用
サーバーの各種コンポーネントは、Red HatまたはSUSE Linuxに対応しています。また、iTunes(R) App Storeでは、iPad向けのモバイルクライアントをダウンロードすることができます。iPad以外のモバイル機器については、今後のサポートを予定しています。
SAS LASR Analytic Serverのハイエンド向けには特に限度が設定されていませんが、標準構成の下限として、96個のプロセッサ・コア、768GBメモリ、4.8テラバイト(TB)のディスクストレージを持つ、8ブレードサーバーを定めています。標準構成の上限は、1,152コア、9.2TBメモリ、57.6TBのディスクストレージとなっており、これは、米国議会図書館が保有するデータ量の6倍以上を保存可能なディスクスペースです。
IDCのビジネス・アナリティクス・リサーチ部門プログラム・バイスプレジデントであるDan Vesset氏は、「インメモリ・アーキテクチャによる高速化は、企業に多大なメリットをもたらします。超大量のデータを探索的に分析することで、ビジネス上の重要な課題に対する解決策をほぼリアルタイムで得ることができるのです。さらに、SAS Visual Analyticsでは、インメモリ分析のスピードに加え、セルフサービス型の分析が可能なことで、これまでのようにIT部門がレポートを作成するのを待つ必要がなくなります。今日の企業は、データから導き出した洞察に基づいて意思決定を行う必要がありますが、こうしたプロセスは可能な限り迅速に行う必要があります」と述べています。
BIの域を超えて
SASのCEO ジム・グッドナイト(Jim Goodnight)は、「SAS Visual Analyticsを使用することで、ビジネス部門のユーザーも自力で、視覚的にデータ探索を行うことができます。そしてこれは、従来型のクエリ&レポーティングと比べ、はるかに優れた特長といえます。低コストの業界標準ブレードサーバー上で稼働する高性能のインメモリ・アーキテクチャにより、これまで数時間から数日かかっていた分析を、わずか数分、数秒以内に終わらせることが可能になりました」と述べています。
グッドナイトはさらに、「SAS Visual Analyticsの中核となる、革新的なインメモリ分析エンジンSAS LASR Analytic Serverにより、データの探索と可視化のさらなる高速化を実現しました。これは今後、SASのソフトウェア製品ポートフォリオ全体で展開される予定であり、SASの35年にわたるイノベーションをビッグデータ資産に対してシームレスに活用できるようになります。モバイル機器への対応と、よりグラフィカルな可視化機能を備えたことで、SAS Visual Analyticsは他の追随を許さない製品となりました」と述べています。
SAS Visual Analyticsの初期デモンストレーションを見た企業からは、超高速に結果を出せるビジュアルデータ探索がもたらすビジネス価値について、すでに高い評価を得ています。
Sprint傘下のプリペイド携帯電話企業、Virgin Mobile USAのアナリティクス担当バイスプレジデントであるAntoine Georges氏は、「通話明細に関する超大量の情報を自社の分析モデルに組み込んだ上でSAS Visual Analyticsを活用すれば非常に大きなメリットが得られるということは、すぐさま認識できました。さらに、顧客のスコアリングとターゲティングをリアルタイムで行い、最も適切なオファーを提示できるようになる点についても、高い価値があると考えています。SAS Visual Analyticsによりビッグデータを瞬時に掘り下げることで、ビジネスチャンスを見出し、タイミングを逸することなくこうしたチャンスをフルに活用できるでしょう」と述べています。
ビッグデータを制限なく処理可能
SAS Visual Analyticsの中核コンポーネントであるSAS LASR Analytic Serverは、耐障害性を高めるために、Hadoop(組み込みHadoop Distributed File System)をサーバーのローカルストレージとして使用しています。SAS LASR Analytic Serverはこれまで、何十億行ものデータを用いてテストが行われました。極めて高い拡張性を持つため、多くのリレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)で知られるカラム上の制約を回避できます。
分析を行うにあたっては、対象のデータが多ければ多いほど、より正確な結果を得ることができます。構造化・非構造化データの両方を含むビッグデータ環境において、極めて高い正確性が要求される分析を行う際などには、扱えるデータ量が鍵となります。SAS Visual Analyticsは、超大量のデータを高速処理できることで、ビジネス上の多くの課題を解決します。例えば、数百のリアル店舗およびオンラインチャネルを持つ小売業でマーケティング・キャンペーンを行う場合、顧客に対するオファーやレコメンデーションをより迅速に、かつ精緻に行うことが求められます。SAS Visual Analyticsを使用すれば、分析担当者はオンライン販売、店舗、外部の統計情報、ソーシャルメディアなどから得られる、あらゆるデータを把握することができます。サンプリングを行わずにすべてのデータを分析することで、最善のオファーやアクションを特定し、顧客に対して的確で魅力的な提案をタイムリーに行うことが可能となります。そして、こうした情報を容易に配信し、社内で共有することもできます。
銀行など金融業においても、SAS Visual Analyticsの高機能をフルに活用することができます。リテールバンクや商業銀行の行員や投資顧問などは、散乱するビッグデータの山を切り崩すことで、顧客とより効果的なコミュニケーションを行い、金融に関するアドバイスをよりタイムリーに行うことが可能です。
<SAS Institute Inc.について>
SASは、ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーであり、ビジネス・インテリジェンス市場においても最大の独立系ベンダーです。SASは、高度な分析と将来予測を実現するフレームワークにもとづき、顧客企業の55,000以上のサイトに革新的なソリューションを提供しています。複雑な経営課題を解決するビジネス・ソリューションによって迅速で正確な意思決定を実現することで、顧客のパフォーマンス向上と価値の創出を支援します。1976年の設立以来、「The Power to Know(R)(知る力)」を世界各地の顧客に提供し続けています。本社:米国ノースカロライナ州キャリー、社員数:Worldwide約1万2千名、日本法人約210名(http://www.sas.com/)
*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。
「SAS(R) Visual Analytics」を発表
〜ハイパフォーマンスを実現し、瞬時のビジュアル化により深い洞察をタイムリーに獲得〜
*2012年3月22日に米国SAS Institute Inc.より発表されたプレスリリースの抄訳です。
米国ノースカロライナ州キャリー発
ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーである米国SAS Institute Inc.(以下: SAS)は、高度なビジュアル・インターフェイスを備え、これまで以上に幅広いユーザーに強力な分析機能を提供するインメモリ・ビジネス・インテリジェンス(BI)ソリューション「SAS(R) Visual Analytics(ビジュアル・アナリティクス)」を発表しました。SAS Visual Analyticsは、「SAS(R) High-Performance Analytics」製品群の最新製品であり、ビジネスにおける洞察を短時間で容易に、かつコスト効率よく導き出し、より優れた意思決定を支援します。
SAS Visual Analyticsの主な機能は以下の通りです。
・SAS Analyticsの高機能を活用した、超大量データの高速処理
・視覚的なデータ探索機能を思考のスピードで可能に
・WebブラウザまたはiPad(R)を通じて、場所を問わず、あらゆるユーザーと最新の洞察を共有
SAS Visual Analyticsは、トップクラスの分析機能、独自のインメモリ・アーキテクチャ、直感的なデータ探索機能、Hadoopサポート、iPadにも対応する情報表示オプションを備えています。また、低コストの汎用ハードウェアを使用し、企業がビッグデータの可視化によりビジネスの洞察を得ることができるよう専用設計された業界唯一のインメモリ・エンジンです。
SAS Visual Analyticsは、以下のコンポーネントで構成されます。
・「SAS(R) LASR(TM) Analytic Server(レーザー・アナリティック・サーバー)」: SAS Visual Analyticsの中核となるインメモリ分析エンジン。クライアントとSAS LASR Analytic Serverを接続し、インメモリに格納したデータの演算を行い、著しく高速に結果を生成可能
・Hub: SAS Visual Analyticsの各種機能を実行するための中心的機能
・Mobile: レポートの表示、サーバーへの接続、情報のダウンロードを外出先で行うためのツール
・Explorer: データ探索・分析用の、アドホックのデータ発見/可視化ツール
・Designer: 標準/カスタムのレポートやダッシュボードを生成
・環境管理機能: ユーザー、セキュリティ、データを管理するために管理者が使用
サーバーの各種コンポーネントは、Red HatまたはSUSE Linuxに対応しています。また、iTunes(R) App Storeでは、iPad向けのモバイルクライアントをダウンロードすることができます。iPad以外のモバイル機器については、今後のサポートを予定しています。
SAS LASR Analytic Serverのハイエンド向けには特に限度が設定されていませんが、標準構成の下限として、96個のプロセッサ・コア、768GBメモリ、4.8テラバイト(TB)のディスクストレージを持つ、8ブレードサーバーを定めています。標準構成の上限は、1,152コア、9.2TBメモリ、57.6TBのディスクストレージとなっており、これは、米国議会図書館が保有するデータ量の6倍以上を保存可能なディスクスペースです。
IDCのビジネス・アナリティクス・リサーチ部門プログラム・バイスプレジデントであるDan Vesset氏は、「インメモリ・アーキテクチャによる高速化は、企業に多大なメリットをもたらします。超大量のデータを探索的に分析することで、ビジネス上の重要な課題に対する解決策をほぼリアルタイムで得ることができるのです。さらに、SAS Visual Analyticsでは、インメモリ分析のスピードに加え、セルフサービス型の分析が可能なことで、これまでのようにIT部門がレポートを作成するのを待つ必要がなくなります。今日の企業は、データから導き出した洞察に基づいて意思決定を行う必要がありますが、こうしたプロセスは可能な限り迅速に行う必要があります」と述べています。
BIの域を超えて
SASのCEO ジム・グッドナイト(Jim Goodnight)は、「SAS Visual Analyticsを使用することで、ビジネス部門のユーザーも自力で、視覚的にデータ探索を行うことができます。そしてこれは、従来型のクエリ&レポーティングと比べ、はるかに優れた特長といえます。低コストの業界標準ブレードサーバー上で稼働する高性能のインメモリ・アーキテクチャにより、これまで数時間から数日かかっていた分析を、わずか数分、数秒以内に終わらせることが可能になりました」と述べています。
グッドナイトはさらに、「SAS Visual Analyticsの中核となる、革新的なインメモリ分析エンジンSAS LASR Analytic Serverにより、データの探索と可視化のさらなる高速化を実現しました。これは今後、SASのソフトウェア製品ポートフォリオ全体で展開される予定であり、SASの35年にわたるイノベーションをビッグデータ資産に対してシームレスに活用できるようになります。モバイル機器への対応と、よりグラフィカルな可視化機能を備えたことで、SAS Visual Analyticsは他の追随を許さない製品となりました」と述べています。
SAS Visual Analyticsの初期デモンストレーションを見た企業からは、超高速に結果を出せるビジュアルデータ探索がもたらすビジネス価値について、すでに高い評価を得ています。
Sprint傘下のプリペイド携帯電話企業、Virgin Mobile USAのアナリティクス担当バイスプレジデントであるAntoine Georges氏は、「通話明細に関する超大量の情報を自社の分析モデルに組み込んだ上でSAS Visual Analyticsを活用すれば非常に大きなメリットが得られるということは、すぐさま認識できました。さらに、顧客のスコアリングとターゲティングをリアルタイムで行い、最も適切なオファーを提示できるようになる点についても、高い価値があると考えています。SAS Visual Analyticsによりビッグデータを瞬時に掘り下げることで、ビジネスチャンスを見出し、タイミングを逸することなくこうしたチャンスをフルに活用できるでしょう」と述べています。
ビッグデータを制限なく処理可能
SAS Visual Analyticsの中核コンポーネントであるSAS LASR Analytic Serverは、耐障害性を高めるために、Hadoop(組み込みHadoop Distributed File System)をサーバーのローカルストレージとして使用しています。SAS LASR Analytic Serverはこれまで、何十億行ものデータを用いてテストが行われました。極めて高い拡張性を持つため、多くのリレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)で知られるカラム上の制約を回避できます。
分析を行うにあたっては、対象のデータが多ければ多いほど、より正確な結果を得ることができます。構造化・非構造化データの両方を含むビッグデータ環境において、極めて高い正確性が要求される分析を行う際などには、扱えるデータ量が鍵となります。SAS Visual Analyticsは、超大量のデータを高速処理できることで、ビジネス上の多くの課題を解決します。例えば、数百のリアル店舗およびオンラインチャネルを持つ小売業でマーケティング・キャンペーンを行う場合、顧客に対するオファーやレコメンデーションをより迅速に、かつ精緻に行うことが求められます。SAS Visual Analyticsを使用すれば、分析担当者はオンライン販売、店舗、外部の統計情報、ソーシャルメディアなどから得られる、あらゆるデータを把握することができます。サンプリングを行わずにすべてのデータを分析することで、最善のオファーやアクションを特定し、顧客に対して的確で魅力的な提案をタイムリーに行うことが可能となります。そして、こうした情報を容易に配信し、社内で共有することもできます。
銀行など金融業においても、SAS Visual Analyticsの高機能をフルに活用することができます。リテールバンクや商業銀行の行員や投資顧問などは、散乱するビッグデータの山を切り崩すことで、顧客とより効果的なコミュニケーションを行い、金融に関するアドバイスをよりタイムリーに行うことが可能です。
<SAS Institute Inc.について>
SASは、ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーであり、ビジネス・インテリジェンス市場においても最大の独立系ベンダーです。SASは、高度な分析と将来予測を実現するフレームワークにもとづき、顧客企業の55,000以上のサイトに革新的なソリューションを提供しています。複雑な経営課題を解決するビジネス・ソリューションによって迅速で正確な意思決定を実現することで、顧客のパフォーマンス向上と価値の創出を支援します。1976年の設立以来、「The Power to Know(R)(知る力)」を世界各地の顧客に提供し続けています。本社:米国ノースカロライナ州キャリー、社員数:Worldwide約1万2千名、日本法人約210名(http://www.sas.com/)
*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。