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JSOLが提供するFinCast(R)の運用開始について

株式会社南都銀行(頭取 橋本 隆史)は、10月よりFinCastの運用を開始しました。FinCastは株式会社JSOL(代表取締役社長 前川 雅俊、以下 JSOL)が提供するサービスです。




背景
近年、金融機関を取り巻く環境が大きく変化し、従来以上にリスクを正確に把握、分析することが求められています。そこで、南都銀行は、より一層の与信管理業務高度化、効率化を図るため、JSOLのFinCastを導入しました。

FinCastの概要
FinCastでは、AIが取引先企業の口座情報(入出金情報)の動きを分析することにより、企業の業況変化を早期に検知することが可能です。AIの分析モデルは学習済みモデルに対し、南都銀行独自のデータを追加で学習させたもので構築されており、過去のデータ推移パターンから企業の未来の業況を予測するものとなります。
AIを活用することにより、人の判断およびルールベースでの検知では気が付かない変化も検知することが可能となります。
また、企業の評価は決算書ベースで行うことが多いですが、決算書は基本的に年に1回の更新となるため、企業の業績をリアルタイムで知ることは困難です。FinCastを用いることにより、いち早く企業の業況変化を検知し、当該企業に対して事業支援・改善、資金援助などに向けた積極的な提案を行うことが可能となります。
(参考URL:https://www.jsol.co.jp/solution/ai_detection.html
[画像: https://prtimes.jp/i/7779/91/resize/d7779-91-6110d24d1f53f7e22ef7-0.png ]

図:FinCast利用イメージ

今後について
FinCastを導入することにより、南都銀行では与信管理業務のさらなる高度化、効率化を実現することを見据えています。AIが自動で分析を行うことにより、人が行っていた作業を削減でき、行員の負担を減らす一方で、本来人でしか行えない作業に注力することが可能となります。また、与信管理業務におけるノウハウの属人化を防ぐことができ、品質の均一化にもつながります。
分析結果に対するアクションとしては、FinCastの分析結果を営業店に還元することにより、より早い段階で取引先企業とのコミュニケーション機会が創出でき、現在の業況に応じた適切な提案を行うことが可能となります。

※本リリースに記載されている製品名、会社名は各社の商標または登録商標です。
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