フリースケール、プログラマビリティと精度をワンパッケージに統合した新しいXtrinsicインテリジェント・センサ・ハブを発表
[13/05/20]
提供元:PRTIMES
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高性能な加速度センサとマイクロコントローラ技術の組み合わせによりセンサ・フュージョンを 簡素化する低消費電力モーション・センサ・プラットフォーム
フリースケール・セミコンダクタ・ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区下目黒1-8-1、代表取締役社長:ディビッド M. ユーゼ、以下 フリースケール)は、さまざまな機器の内部で増え続けるセンサ・コンテンツの追加、プログラミング、管理を容易にするべく、新しいXtrinsic(エクストリンシック)インテリジェント・センサ・ハブを開発しました。市場調査会社IHS iSuppliによると、モバイル・ハンドセットやタブレットに使用されるモーション・センサの出荷数は2016年までに60億個を超えると予想されています。タブレットからゲーム機、スポーツ用や医療用のモニタに至るまで、スマート・デバイスの魅力的な機能を実現する上で、高性能なMEMSセンサが欠かせなくなっています。このセンサ・ハブは、高度に先進的なセンサ・フュージョン・プラットフォームとして機能します。
今回発表した、基本的な3軸センサの市場要求を超えるフリースケールのセンサ・ハブ「Xtrinsic FXLC95000CL」は、加速度センサをオンボードで搭載しつつ、多数の外部センサを管理する機能を備えています。このソリューションは、未加工データを単純に処理するのではなく、センサ情報の解釈、制御を行うことで、センサ・フュージョン・アルゴリズムに必要とされる高度な演算処理を実行します。そのため、システムレベルのスマートな判断を実現する理想的なプラットフォームとなります。
このセンサ・ハブを利用すれば、基本的な3軸加速度センサ・システムから、高度センサや周辺光センサ、温度センサ、湿度センサといったさまざまな機能を包括的に備えた9軸加速度計測ユニットまで、効率的な拡張が可能になります。比類のない拡張性と統合性により、センサ・データをローカルで処理できるため、ホスト・プロセッサの演算処理が軽減されます。その結果、性能を大幅に高めつつ、システムの消費電力を削減できます。
フリースケールの副社長兼センサ・アンド・アクチュエータ・ソリューション・ディビジョン担当ジェネラル・マネージャであるババク・タヘリは、次のように述べています。「日常的な製品の内部で使用されるセンサの数が急増する中、すべてのセンサ・データを効率的に管理することが急速に難しくなっており、次世代機能の実現に向けて大きな課題となっています。フリースケールの新しいハブ・ソリューションは、オープン・アーキテクチャを採用しているため、革新的なアプリケーションを開発するために必要な柔軟性を実現し、ハードウェアの変更を必要としません。また、ハブに他のセンサを接続することも可能なため、医療用モニタリング装置からゴルフ・スイング改善用ツールまで、多様なアプリケーションがサポートされます。」
Xtrinsic FXLC95000CLは、オープン・アーキテクチャを用いた、32ビットColdFire V1マイクロコントローラ・コアに、128K Flashメモリ、6K RAMを統合しており、数々の受賞歴を誇るCodeWarrior統合開発環境(IDE)をはじめとしたコード開発ツール・スイートによって開発がサポートされます。また、迅速な製品開発を支援するため、フリースケールでは、ソフトウェア・ライブラリ・スイートを用意しており、フリースケールMQX(TM)オペレーティング・システムやハードウェア抽象化レイヤ、センサ管理ツール、その他、人気の電子コンパス・ソフトウェアなどの各種アプリケーションが提供されます。オープン・アーキテクチャのプログラマビリティとAPIのサポートにより、歩数計、衝撃イベント・トラッカー、9軸加速度計測ユニット、コンテキスト・アウェアネス・ソリューション、機器方向検知ソリューションなど、さまざまなアプリケーションにおいて、多数のセンサを管理するインテリジェントなプラットフォームを迅速に開発できます。
製品の特長
フリースケールFXLC95000CL Xtrinsicインテリジェント・センサ・ハブの主な特長は次のとおりです。
・ 3軸低ノイズ加速度センサ
o 設定可能なダイナミック・レンジ(±2g/±4g/±8g)
o 最大16ビットの分解能
・ 32ビット・マイクロコントローラ
o ColdFire V1 CPU。ハードウェアMACユニット搭載
o 128KのFlashメモリ、16KのRAM、16KのROM
o 最大16MHzの内部クロック・ソース
o 2つのシリアル・インタフェース。I?CとSPIのマスタ/スレーブ接続をすべてサポート
o スリープ命令と低消費電力モード。ローカルレベルの節電を実現
・ 幅広い動作電圧/温度範囲
o 1.72V〜3.6VのI/O供給電圧
o -40℃〜+85℃の動作温度範囲
・ 小型パッケージ
o 3mm×5mm×1mm 24ピンLGAパッケージ
価格と供給
FXLC95000CL Xtrinsicインテリジェント・モーション・センサ・プラットフォームは、現在サンプル出荷中です。量産開始は2013年6月を予定しています。1万個購入時の1個あたりの参考価格は、2.20ドル(USD)です。KITFXLC95000EVM開発ボードは、すでに出荷を開始しており、参考価格は99ドルです。詳細については、http://www.freescale.com/sensingplatformのWebサイトをご覧ください。
フリースケールのセンサ・ソリューションについて
フリースケールのXtrinsicセンサ・ソリューションは、30年以上に及ぶセンサ製品の技術革新を基盤としており、優れたセンサ性能、高度な処理能力、ならびにカスタマイズ可能なソフトウェアの最適な組み合わせにより、スマートで個性的なセンサ・アプリケーションを実現します。車載/民生/産業分野のニーズ増大に応えるべく、Xtrinsicセンサ・ソリューションは、個性的な製品ポートフォリオを幅広く提供します。機能性とインテリジェンスを比類のないバランスで兼ね備えており、競争の厳しい市場で成功する上で欠かせない革新的な製品の開発を促進します。
フリースケール・セミコンダクタについて
フリースケール・セミコンダクタ(NYSE:FSL)は、先進の自動車、民生、産業、およびネットワーク市場において、業界を牽引する製品を提供する組込みプロセッシング・ソリューションの世界的リーダーです。マイクロプロセッサ、およびマイクロコントローラ、センサ、アナログ製品やコネクティビティといった私たちの技術は、世界中の環境、安全、健康を向上させ、そしてそれらをよりつなげるイノベーションの基盤となります。また、オートモーティブ・セーフティ、ハイブリッドや電気自動車、次世代のワイヤレス・インフラストラクチャ、スマートエナジー、ポータブル医療機器、家電やスマート・モバイル製品といったアプリケーション向けの製品を提供しています。フリースケールは、テキサス州オースチンを本拠地に、世界各国で半導体のデザイン、研究開発、製造ならびに営業活動を行っています。詳細は、http://www.freescale.com/jaをご覧ください。
FreescaleならびにFreescaleのロゴマークは、米国、またはその他の国におけるフリースケール社の商標、または登録商標です。文中に記載されている他社の製品名、サービス名等はそれぞれ各社の商標です。
(C)2013フリースケール・セミコンダクタ・インク
フリースケール・セミコンダクタ・ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区下目黒1-8-1、代表取締役社長:ディビッド M. ユーゼ、以下 フリースケール)は、さまざまな機器の内部で増え続けるセンサ・コンテンツの追加、プログラミング、管理を容易にするべく、新しいXtrinsic(エクストリンシック)インテリジェント・センサ・ハブを開発しました。市場調査会社IHS iSuppliによると、モバイル・ハンドセットやタブレットに使用されるモーション・センサの出荷数は2016年までに60億個を超えると予想されています。タブレットからゲーム機、スポーツ用や医療用のモニタに至るまで、スマート・デバイスの魅力的な機能を実現する上で、高性能なMEMSセンサが欠かせなくなっています。このセンサ・ハブは、高度に先進的なセンサ・フュージョン・プラットフォームとして機能します。
今回発表した、基本的な3軸センサの市場要求を超えるフリースケールのセンサ・ハブ「Xtrinsic FXLC95000CL」は、加速度センサをオンボードで搭載しつつ、多数の外部センサを管理する機能を備えています。このソリューションは、未加工データを単純に処理するのではなく、センサ情報の解釈、制御を行うことで、センサ・フュージョン・アルゴリズムに必要とされる高度な演算処理を実行します。そのため、システムレベルのスマートな判断を実現する理想的なプラットフォームとなります。
このセンサ・ハブを利用すれば、基本的な3軸加速度センサ・システムから、高度センサや周辺光センサ、温度センサ、湿度センサといったさまざまな機能を包括的に備えた9軸加速度計測ユニットまで、効率的な拡張が可能になります。比類のない拡張性と統合性により、センサ・データをローカルで処理できるため、ホスト・プロセッサの演算処理が軽減されます。その結果、性能を大幅に高めつつ、システムの消費電力を削減できます。
フリースケールの副社長兼センサ・アンド・アクチュエータ・ソリューション・ディビジョン担当ジェネラル・マネージャであるババク・タヘリは、次のように述べています。「日常的な製品の内部で使用されるセンサの数が急増する中、すべてのセンサ・データを効率的に管理することが急速に難しくなっており、次世代機能の実現に向けて大きな課題となっています。フリースケールの新しいハブ・ソリューションは、オープン・アーキテクチャを採用しているため、革新的なアプリケーションを開発するために必要な柔軟性を実現し、ハードウェアの変更を必要としません。また、ハブに他のセンサを接続することも可能なため、医療用モニタリング装置からゴルフ・スイング改善用ツールまで、多様なアプリケーションがサポートされます。」
Xtrinsic FXLC95000CLは、オープン・アーキテクチャを用いた、32ビットColdFire V1マイクロコントローラ・コアに、128K Flashメモリ、6K RAMを統合しており、数々の受賞歴を誇るCodeWarrior統合開発環境(IDE)をはじめとしたコード開発ツール・スイートによって開発がサポートされます。また、迅速な製品開発を支援するため、フリースケールでは、ソフトウェア・ライブラリ・スイートを用意しており、フリースケールMQX(TM)オペレーティング・システムやハードウェア抽象化レイヤ、センサ管理ツール、その他、人気の電子コンパス・ソフトウェアなどの各種アプリケーションが提供されます。オープン・アーキテクチャのプログラマビリティとAPIのサポートにより、歩数計、衝撃イベント・トラッカー、9軸加速度計測ユニット、コンテキスト・アウェアネス・ソリューション、機器方向検知ソリューションなど、さまざまなアプリケーションにおいて、多数のセンサを管理するインテリジェントなプラットフォームを迅速に開発できます。
製品の特長
フリースケールFXLC95000CL Xtrinsicインテリジェント・センサ・ハブの主な特長は次のとおりです。
・ 3軸低ノイズ加速度センサ
o 設定可能なダイナミック・レンジ(±2g/±4g/±8g)
o 最大16ビットの分解能
・ 32ビット・マイクロコントローラ
o ColdFire V1 CPU。ハードウェアMACユニット搭載
o 128KのFlashメモリ、16KのRAM、16KのROM
o 最大16MHzの内部クロック・ソース
o 2つのシリアル・インタフェース。I?CとSPIのマスタ/スレーブ接続をすべてサポート
o スリープ命令と低消費電力モード。ローカルレベルの節電を実現
・ 幅広い動作電圧/温度範囲
o 1.72V〜3.6VのI/O供給電圧
o -40℃〜+85℃の動作温度範囲
・ 小型パッケージ
o 3mm×5mm×1mm 24ピンLGAパッケージ
価格と供給
FXLC95000CL Xtrinsicインテリジェント・モーション・センサ・プラットフォームは、現在サンプル出荷中です。量産開始は2013年6月を予定しています。1万個購入時の1個あたりの参考価格は、2.20ドル(USD)です。KITFXLC95000EVM開発ボードは、すでに出荷を開始しており、参考価格は99ドルです。詳細については、http://www.freescale.com/sensingplatformのWebサイトをご覧ください。
フリースケールのセンサ・ソリューションについて
フリースケールのXtrinsicセンサ・ソリューションは、30年以上に及ぶセンサ製品の技術革新を基盤としており、優れたセンサ性能、高度な処理能力、ならびにカスタマイズ可能なソフトウェアの最適な組み合わせにより、スマートで個性的なセンサ・アプリケーションを実現します。車載/民生/産業分野のニーズ増大に応えるべく、Xtrinsicセンサ・ソリューションは、個性的な製品ポートフォリオを幅広く提供します。機能性とインテリジェンスを比類のないバランスで兼ね備えており、競争の厳しい市場で成功する上で欠かせない革新的な製品の開発を促進します。
フリースケール・セミコンダクタについて
フリースケール・セミコンダクタ(NYSE:FSL)は、先進の自動車、民生、産業、およびネットワーク市場において、業界を牽引する製品を提供する組込みプロセッシング・ソリューションの世界的リーダーです。マイクロプロセッサ、およびマイクロコントローラ、センサ、アナログ製品やコネクティビティといった私たちの技術は、世界中の環境、安全、健康を向上させ、そしてそれらをよりつなげるイノベーションの基盤となります。また、オートモーティブ・セーフティ、ハイブリッドや電気自動車、次世代のワイヤレス・インフラストラクチャ、スマートエナジー、ポータブル医療機器、家電やスマート・モバイル製品といったアプリケーション向けの製品を提供しています。フリースケールは、テキサス州オースチンを本拠地に、世界各国で半導体のデザイン、研究開発、製造ならびに営業活動を行っています。詳細は、http://www.freescale.com/jaをご覧ください。
FreescaleならびにFreescaleのロゴマークは、米国、またはその他の国におけるフリースケール社の商標、または登録商標です。文中に記載されている他社の製品名、サービス名等はそれぞれ各社の商標です。
(C)2013フリースケール・セミコンダクタ・インク