ヤマハ発動機、陸・海・空の自律動作マシンに Jetson AGX Xavier を採用
[18/09/13]
提供元:PRTIMES
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無人農業用車両、ラストマイルビークル、マリン製品等の次世代製品群のインテリジェント化を促進
[画像: https://prtimes.jp/i/12662/92/resize/d12662-92-389879-0.jpg ]
2018 年 9 月 13 日、東京 —GTC Japan— NVIDIAは、ヤマハ発動機株式会社 (以下、「ヤマハ発動機」) が、同社の無人農業用車両、ラストマイルビークル、マリン製品等の次世代製品群の共通開発プラットフォームとして NVIDIA(R) Jetson™ AGX Xavier™ を採用したことを、GTC Japan における基調講演にて、NVIDIA の創業者/CEO の Jensen Huang (ジェンスン フアン) が発表しました。
ヤマハ発動機では、AI、ロボティクスおよびエッジコンピューティング向けに作られた、世界初のコンピューターである Jetson AGX Xavier を、同社の無人農業用車両、ラストワンマイルビークル、マリン製品等の次世代製品群の頭脳とすることを計画しています。Jetson AGX Xavier の圧倒的なコンピューティング パワーにより、次世代のマシンに不可欠な、オドメトリ、ローカライゼーション、マッピング、画像認識、ならびにパス プランニングの処理が可能となります。
NVIDIA の自律動作マシン担当 ヴァイス プレジデント 兼 統括マネージャーのディープゥ タッラ (Deepu Talla) は次のように述べています。「Jetson AGX Xavier は、自律動作マシン領域のゲームチェンジャーです。ヤマハ発動機は、Xavier を採用し、同社のマシンをインテリジェント化することにより、かつては開発が不可能であると思われていた製品をマーケットにもたらすことができるようになるのです」
ヤマハ発動機の上席執行役員 先進技術本部長である藤田宏昭氏は、次のように話しています。
「ヤマハ発動機では、お客様の期待を超える感動の創造に挑戦を続けています。Jetson AGX Xavier を当社の次世代製品の開発プラットフォームとして標準化することで、ヤマハ発動機のすべての製品をよりインテリジェントなものに変革し、心躍る瞬間と最高の経験をYAMAHAと出会うすべての人へ届けたいと考えています。」
農業の効率化
スマート マシンを使ったプロセスの自動化は、日本の高齢者層、とくに農業従事者にとってきわめて重要な課題です。農林水産省の調査によれば、日本における農業従事者の平均年齢は 66.6 歳で、人口は 2010 年より 30% 以上※1減少しています。
ヤマハ発動機は、Jetson AGX Xavier を無人農業用車両やドローンに搭載し、農薬の散布、果樹の収穫、収穫物や機材の運搬などの効率化を進めていきます。数年内の市場導入を目標に、来年中にはAIを搭載した、農業用の無人地上車両の実証実験を開始する予定です。
交通の利便性の向上
また、ヤマハ発動機は、一連の自律型のラストマイルビークルにも、Jetson AGX Xavierを搭載することを計画しています。買い物客や高齢者などのラストマイルにおける旅客輸送への活用が期待されます。
これらの車両は、タクシーやバスの利用が困難な地方での需要も高まっています。経済産業省によれば、そのような地域含め、全国で700 万人以上もの買い物弱者※2が定期的な輸送を必要としており、その数は年々増え続けています。
海洋領域における可能性
ヤマハ発動機は世界有数のマリン製品のサプライヤーでもあります。この市場においてもさらにシェアを拡大するため、深海探査ロボットの開発やボート航行の自動化などにおいて、Jetson AGX Xavierの活用を検討しています。
※1:農林水産省「農業労働力に関する統計」をもとに算出
※2:経済産業省「買物弱者等に関する報告書」より
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2018 年 9 月 13 日、東京 —GTC Japan— NVIDIAは、ヤマハ発動機株式会社 (以下、「ヤマハ発動機」) が、同社の無人農業用車両、ラストマイルビークル、マリン製品等の次世代製品群の共通開発プラットフォームとして NVIDIA(R) Jetson™ AGX Xavier™ を採用したことを、GTC Japan における基調講演にて、NVIDIA の創業者/CEO の Jensen Huang (ジェンスン フアン) が発表しました。
ヤマハ発動機では、AI、ロボティクスおよびエッジコンピューティング向けに作られた、世界初のコンピューターである Jetson AGX Xavier を、同社の無人農業用車両、ラストワンマイルビークル、マリン製品等の次世代製品群の頭脳とすることを計画しています。Jetson AGX Xavier の圧倒的なコンピューティング パワーにより、次世代のマシンに不可欠な、オドメトリ、ローカライゼーション、マッピング、画像認識、ならびにパス プランニングの処理が可能となります。
NVIDIA の自律動作マシン担当 ヴァイス プレジデント 兼 統括マネージャーのディープゥ タッラ (Deepu Talla) は次のように述べています。「Jetson AGX Xavier は、自律動作マシン領域のゲームチェンジャーです。ヤマハ発動機は、Xavier を採用し、同社のマシンをインテリジェント化することにより、かつては開発が不可能であると思われていた製品をマーケットにもたらすことができるようになるのです」
ヤマハ発動機の上席執行役員 先進技術本部長である藤田宏昭氏は、次のように話しています。
「ヤマハ発動機では、お客様の期待を超える感動の創造に挑戦を続けています。Jetson AGX Xavier を当社の次世代製品の開発プラットフォームとして標準化することで、ヤマハ発動機のすべての製品をよりインテリジェントなものに変革し、心躍る瞬間と最高の経験をYAMAHAと出会うすべての人へ届けたいと考えています。」
農業の効率化
スマート マシンを使ったプロセスの自動化は、日本の高齢者層、とくに農業従事者にとってきわめて重要な課題です。農林水産省の調査によれば、日本における農業従事者の平均年齢は 66.6 歳で、人口は 2010 年より 30% 以上※1減少しています。
ヤマハ発動機は、Jetson AGX Xavier を無人農業用車両やドローンに搭載し、農薬の散布、果樹の収穫、収穫物や機材の運搬などの効率化を進めていきます。数年内の市場導入を目標に、来年中にはAIを搭載した、農業用の無人地上車両の実証実験を開始する予定です。
交通の利便性の向上
また、ヤマハ発動機は、一連の自律型のラストマイルビークルにも、Jetson AGX Xavierを搭載することを計画しています。買い物客や高齢者などのラストマイルにおける旅客輸送への活用が期待されます。
これらの車両は、タクシーやバスの利用が困難な地方での需要も高まっています。経済産業省によれば、そのような地域含め、全国で700 万人以上もの買い物弱者※2が定期的な輸送を必要としており、その数は年々増え続けています。
海洋領域における可能性
ヤマハ発動機は世界有数のマリン製品のサプライヤーでもあります。この市場においてもさらにシェアを拡大するため、深海探査ロボットの開発やボート航行の自動化などにおいて、Jetson AGX Xavierの活用を検討しています。
※1:農林水産省「農業労働力に関する統計」をもとに算出
※2:経済産業省「買物弱者等に関する報告書」より