チームラボ、国東半島芸術祭にて新作「花と人、コントロールできないけれども、共に生きる - Kunisaki Peninsula」を発表。芸術祭終了後は、常設展示へ。10月4日(月)〜
[14/09/22]
提供元:PRTIMES
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大分県・国東半島にて、『国東半島芸術祭』が開催。チームラボは、参加型のデジタルアート作品「花と人、コントロールできないけれども、共に生きる - Kunisaki Peninsula」を発表。期間は2014年10月4日(土)〜2014年11月30日(日)まで。
大分県・国東半島にて、『国東半島芸術祭』が開催。チームラボは、参加型のデジタルアート作品「花と人、コントロールできないけれども、共に生きる - Kunisaki Peninsula」を発表。 期間は2014年10月4日(土)〜2014年11月30日(日)まで。なお、芸術祭終了後は、展示場所を移し、常設展示する予定です。
国東半島芸術祭:http://kunisaki.asia
展示詳細:http://www.team-lab.net/latest/exhibition/kunisakiartfes.html
■出品作品
花と人、コントロールできないけれども、共に生きる - Kunisaki Peninsula
Flowers and People, Cannot be Controlled but Live Together - Kunisaki Peninsula
チームラボ, 2014, インタラクティブデジタルインスタレーション, 音楽: 高橋英明
作品:http://www.team-lab.net/all/art/kunisaki.html
この作品は、通路と広い空間により構成された、インスタレーション作品である。
国東半島に生息している花々をモチーフにしており、1時間を通して、国東半島の1年間の花々が移り変わっていく。
作品は、コンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けている。あらかじめ記録された映像を再生しているわけではない。
花は、生まれ、成長し、つぼみをつけ、花を咲かせ、やがて、散り、枯れて、消えていく。つまり、花は、誕生と死滅を、永遠と繰り返し続ける。
花は、鑑賞者との距離によって、いっせいに散り枯れたり、もしくは、より生まれ咲き渡ったりする。
全体として、以前の状態が複製されることなく、鑑賞者のふるまいの影響を受けながら、変容し続ける。
今この 瞬間の絵は、2度と見ることができない。
春、国東半島に訪れた時、山の中の桜やふもとの菜の花を見ているうちに、どこまでが人が植えたものなのか、どこまでが自生している花々なのか疑問に思った。とにかく、そこは、多くの花に溢れ、非常に心地よい場所だったのだ。そして、花の多さは、そこの自然が、人間の営みの影響を受けた生態系であることを感じさせる。どこからが自然で、どこからが、人の営みなのか、境界が極めてあいまいなのだ。つまり、自然と人間は、対立した概念ではなく、心地良い自然とは、人の営みも含んだ生態系なのであろう。そして、近代とは違った、自然に対して、人間が把握したり、コントロールしたりできないという前提の自然のルールに寄り添った人の長い営みこそが、この心地良い自然をつくったのではないかと思えるのだ。近代以前は海路によって栄えたが、陸路中心に変わった近代以降、長らく陸の孤島となっていた谷間の人里には、近代以前の自然と人との関係が、まだ、ほのかに残っているように感じられ、コントロールできないという前提の下での、自然への人為的な行為とはどのようなものなのか、そしてそれらは、何か、未来のヒントになるのではないかと、考えさせられたのだ。
【開催概要】
国東半島芸術祭
会期:2014年10月4日(土)〜 11月30日(日)
会場:真玉海岸海水浴場北側300m(大分県豊後高田市臼野)
開館時間:10:00〜17:00(最終入場16:30)
休館日:水曜日
観覧料:無料
※詳しくは公式ホームページをご覧ください
URL:http://kunisaki.asia/matamaproject
▼国東半島芸術祭とは
http://kunisaki.asia
■チームラボとは
プログラマ・エンジニア(UIエンジニア、DBエンジニア、ネットワークエンジニア、ハードウェアエンジニア、コンピュータビジョンエンジニア、ソフトウェアアーキテクト)、数学者、建築家、CGアニメーター、Webデザイナー、グラフィックデザイナー、絵師、編集者など、スペシャリストから構成されているウルトラテクノロジスト集団。サイエンス・テクノロジー・アートの境界線を曖昧にしながら活動中。
主な実績として、カイカイキキギャラリー台北(台湾)で『生きる』展開催(2011)。『LAVAL VIRTUAL』(フランス)にて「世界はこんなにもやさしく、うつくしい」が建築・芸術・文化賞を受賞(2012)。国立台湾美術館(台湾)にてチームラボ「We are the Future」展を開催(2012)。『シンガポールビエンナーレ2013』にて、「秩序がなくともピースは成り立つ」を展示(2013〜2014年)。「チームラボと佐賀 巡る!巡り巡って巡る展」(佐賀)を開催(2014)。東京駅の商業施設「KITTE」にて、新作「時に咲く花」を常設展示(2014〜)。『Art Basel - Hong Kong』(香港)にて、「増殖する生命 - Gold」を展示(2014)。Pace Gallery(アメリカ・ニューヨーク)にて『teamLab: Ultra Subjective Space』を開催、デジタルアート作品6作品を展示(2014)。『香川ウォーターフロント・フェスティバル』など香川県内3会場で、ショーとデジタルアート作品を展示する 『チームラボと香川 夏のデジタルアート祭り』を開催(2014)。東京都現代美術館(東京)にて人工衛星の実物大模型に高さ19mの滝をプロジェクションマッピングする「憑依する滝、人工衛星の重力」を発表(2014)。、Pace Gallery(北京)のグループ展『We Love Video This Summer』に参加(2014)。「秩序がなくともピースは成り立つ」が『アルス・エレクトロニカ』にて、Interactive Art部門のHonorary Mention(入選)を受賞(2014)。
『チームラボって、何者?』がマガジンハウスより刊行(2013年12月19日)。
現在、グッチ新宿(東京)にて、新作「Infinity of Flowers」を展示(9月13日〜9月28日)。ハウステンボス(長崎)のイベント『秋の光の王国』にて新作「呼応する木々」を発表(9月13日〜10月30日)。
今後の予定として、『Garden of Unearthly Delights: Works by Ikeda, Tenmyouya & teamLab』(アメリカ/ニューヨーク)で新作含む5作品を展示(10月10日〜2015年1月11日)、『チームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地』(東京)にて、デジタルアート作品と「チームラボ 学ぶ!未来の遊園地」を同時展示(11月29日〜2015年3月1日)など。
チームラボ作品紹介
http://www.team-lab.net/
■本件に関するお問い合わせ
チームラボ(広報担当・工藤/江城/森)
lab-pr@team-lab.com
03-5804-2356
大分県・国東半島にて、『国東半島芸術祭』が開催。チームラボは、参加型のデジタルアート作品「花と人、コントロールできないけれども、共に生きる - Kunisaki Peninsula」を発表。 期間は2014年10月4日(土)〜2014年11月30日(日)まで。なお、芸術祭終了後は、展示場所を移し、常設展示する予定です。
国東半島芸術祭:http://kunisaki.asia
展示詳細:http://www.team-lab.net/latest/exhibition/kunisakiartfes.html
■出品作品
花と人、コントロールできないけれども、共に生きる - Kunisaki Peninsula
Flowers and People, Cannot be Controlled but Live Together - Kunisaki Peninsula
チームラボ, 2014, インタラクティブデジタルインスタレーション, 音楽: 高橋英明
作品:http://www.team-lab.net/all/art/kunisaki.html
この作品は、通路と広い空間により構成された、インスタレーション作品である。
国東半島に生息している花々をモチーフにしており、1時間を通して、国東半島の1年間の花々が移り変わっていく。
作品は、コンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けている。あらかじめ記録された映像を再生しているわけではない。
花は、生まれ、成長し、つぼみをつけ、花を咲かせ、やがて、散り、枯れて、消えていく。つまり、花は、誕生と死滅を、永遠と繰り返し続ける。
花は、鑑賞者との距離によって、いっせいに散り枯れたり、もしくは、より生まれ咲き渡ったりする。
全体として、以前の状態が複製されることなく、鑑賞者のふるまいの影響を受けながら、変容し続ける。
今この 瞬間の絵は、2度と見ることができない。
春、国東半島に訪れた時、山の中の桜やふもとの菜の花を見ているうちに、どこまでが人が植えたものなのか、どこまでが自生している花々なのか疑問に思った。とにかく、そこは、多くの花に溢れ、非常に心地よい場所だったのだ。そして、花の多さは、そこの自然が、人間の営みの影響を受けた生態系であることを感じさせる。どこからが自然で、どこからが、人の営みなのか、境界が極めてあいまいなのだ。つまり、自然と人間は、対立した概念ではなく、心地良い自然とは、人の営みも含んだ生態系なのであろう。そして、近代とは違った、自然に対して、人間が把握したり、コントロールしたりできないという前提の自然のルールに寄り添った人の長い営みこそが、この心地良い自然をつくったのではないかと思えるのだ。近代以前は海路によって栄えたが、陸路中心に変わった近代以降、長らく陸の孤島となっていた谷間の人里には、近代以前の自然と人との関係が、まだ、ほのかに残っているように感じられ、コントロールできないという前提の下での、自然への人為的な行為とはどのようなものなのか、そしてそれらは、何か、未来のヒントになるのではないかと、考えさせられたのだ。
【開催概要】
国東半島芸術祭
会期:2014年10月4日(土)〜 11月30日(日)
会場:真玉海岸海水浴場北側300m(大分県豊後高田市臼野)
開館時間:10:00〜17:00(最終入場16:30)
休館日:水曜日
観覧料:無料
※詳しくは公式ホームページをご覧ください
URL:http://kunisaki.asia/matamaproject
▼国東半島芸術祭とは
http://kunisaki.asia
■チームラボとは
プログラマ・エンジニア(UIエンジニア、DBエンジニア、ネットワークエンジニア、ハードウェアエンジニア、コンピュータビジョンエンジニア、ソフトウェアアーキテクト)、数学者、建築家、CGアニメーター、Webデザイナー、グラフィックデザイナー、絵師、編集者など、スペシャリストから構成されているウルトラテクノロジスト集団。サイエンス・テクノロジー・アートの境界線を曖昧にしながら活動中。
主な実績として、カイカイキキギャラリー台北(台湾)で『生きる』展開催(2011)。『LAVAL VIRTUAL』(フランス)にて「世界はこんなにもやさしく、うつくしい」が建築・芸術・文化賞を受賞(2012)。国立台湾美術館(台湾)にてチームラボ「We are the Future」展を開催(2012)。『シンガポールビエンナーレ2013』にて、「秩序がなくともピースは成り立つ」を展示(2013〜2014年)。「チームラボと佐賀 巡る!巡り巡って巡る展」(佐賀)を開催(2014)。東京駅の商業施設「KITTE」にて、新作「時に咲く花」を常設展示(2014〜)。『Art Basel - Hong Kong』(香港)にて、「増殖する生命 - Gold」を展示(2014)。Pace Gallery(アメリカ・ニューヨーク)にて『teamLab: Ultra Subjective Space』を開催、デジタルアート作品6作品を展示(2014)。『香川ウォーターフロント・フェスティバル』など香川県内3会場で、ショーとデジタルアート作品を展示する 『チームラボと香川 夏のデジタルアート祭り』を開催(2014)。東京都現代美術館(東京)にて人工衛星の実物大模型に高さ19mの滝をプロジェクションマッピングする「憑依する滝、人工衛星の重力」を発表(2014)。、Pace Gallery(北京)のグループ展『We Love Video This Summer』に参加(2014)。「秩序がなくともピースは成り立つ」が『アルス・エレクトロニカ』にて、Interactive Art部門のHonorary Mention(入選)を受賞(2014)。
『チームラボって、何者?』がマガジンハウスより刊行(2013年12月19日)。
現在、グッチ新宿(東京)にて、新作「Infinity of Flowers」を展示(9月13日〜9月28日)。ハウステンボス(長崎)のイベント『秋の光の王国』にて新作「呼応する木々」を発表(9月13日〜10月30日)。
今後の予定として、『Garden of Unearthly Delights: Works by Ikeda, Tenmyouya & teamLab』(アメリカ/ニューヨーク)で新作含む5作品を展示(10月10日〜2015年1月11日)、『チームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地』(東京)にて、デジタルアート作品と「チームラボ 学ぶ!未来の遊園地」を同時展示(11月29日〜2015年3月1日)など。
チームラボ作品紹介
http://www.team-lab.net/
■本件に関するお問い合わせ
チームラボ(広報担当・工藤/江城/森)
lab-pr@team-lab.com
03-5804-2356