ファーウェイとドコモ、5G無線インターフェース技術を検証する大規模フィールド・トライアルに世界で初めて成功
[15/10/07]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
CEATEC JAPAN 2015で、フィールド・トライアルの模様をライブ中継
ファーウェイ(中国語表記:華為技術、英語表記:HUAWEI)は、このたび、世界で初めて第5世代携帯電話(5G)ネットワーク向け無線アクセス技術に関する大規模フィールド・トライアルに成功したことを発表しました。株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)と共同で実施した同フィールド・トライアルは、中国・四川省成都市に設けられた専用の屋外試験場で行われました。ファーウェイは本日から幕張メッセで開催中の「CEATEC JAPAN 2015」において、現在も同試験場で継続する共同フィールド・トライアルの模様をライブ中継いたします。
今回のフィールド・トライアルは、6GHz以下の周波数帯を用いたマクロセル環境で、24のユーザ・デバイスへの同時ストリームを実現する大規模なマルチユーザMIMO(MU-MIMO)技術の検証に世界で初めて成功した事例となったほか、ファーウェイが提唱する5G向け新無線インターフェース技術であるSCMA(Sparse Code Multiple Access)技術とFiltered-OFDM技術をひとつの5Gプロトタイプ装置に実装し、屋外環境でのパフォーマンスを検証する初の機会となりました。100MHzの超広帯域を用いて行われたMU-MIMO技術の検証においては平均で下り1.34ギガビット/秒のスループットを、また下りフレーム瞬間速度では3.6ギガビット/秒のスループットを記録し、シングルユーザMIMO(SU-MIMO)技術を活用したときに比べ、10倍以上の通信速度を記録しました。こうしたことから、今回の5G向けの新しい無線アクセス技術の共同フィールド・トライアルは、世界で進む5Gの標準化と商用化を加速する重要な一歩となる見込みです。
ドコモ 先進技術研究所 5G推進室長 中村 武宏氏は、今回の共同フィールド・トライアルの成果を踏まえ次のように述べています。「世界で初めて大規模なマルチユーザ環境での検証に成功した今回のトライアルは重要なマイルストーンとなりました。業界が一丸となり2020年の5G商用化を目指すなか勇気づけられる成果であり、ファーウェイとドコモの両チームはこのために多くの努力を払ってまいりました。日本で行う次期フィールド・トライアルでは、さらに目覚しい成果が得られるものと期待しています」
ファーウェイ・フェローであり、同社ワイヤレス・ネットワーク部門最高技術責任者である童文(トン・ウェン)は、次のように述べています。「2018年までに5G技術に関する通信規格をまとめるという目標を掲げるファーウェイにとり、今回の共同フィールド・トライアルは大きな前進となりました。同時に私たちが迅速な進展を遂げ、かつ、正しい方向に向かっていることの証左となりました。この成果は今後の5G研究に活かされ、さらに革新的な技術の進展につながっていくでしょう」
ファーウェイとドコモは、2015年3月に、5G無線インターフェース技術の共同フィールド・トライアルで協力することを発表しました。現在、両社はMU-MIMO、SCMA、Filtered OFDMなどの中核技術を体系的に検証可能な成都市の専用屋外試験場でフィールド・トライアルを進めています。
より優れたモバイル・ブロードバンド体験に不可欠な周波数利用効率の向上、膨大な接続が発生する機器間通信、クリティカルなサービスを支える安定した通信を実現するうえで、MU-MIMO、SCMA、Filtered OFDMの各5G無線インターフェース技術を統合的に検証していくことはきわめて重要です。ファーウェイは今後、2018年にパートナー企業各社とともに初の5Gパイロット・ネットワークを立ち上げ、2019年に相互運用試験を実施し、2020年には5Gネットワークの商用化を開始する計画です。
なお、「CEATEC JAPAN 2015」のファーウェイ・ジャパン ブース(ホール2、No. 2L50)では、現在も中国で継続中のMU-MIMO技術に関する共同フィールド・トライアルを紹介するほか、6GHz以下周波数帯を活用し、最大で50ビット/秒/Hzの周波数利用効率を記録したSU-MIMO対応5Gプロトタイプも展示いたします。また、同ブースでは、ファーウェイの最新スマートフォンや端末製品もご用意しています。
【ファーウェイについて】
ファーウェイ(中国語表記:華為技術、英語表記:HUAWEI)は、世界有数のICTソリューション・プロバイダーであり、1987年に中国・深圳(シンセン)に設立された従業員持株制による民間企業です。「通信技術を通じて人々の生活を豊かにする」というビジョンのもと、お客様志向のイノベーションとパートナーシップにより、通信・企業ネットワーク、端末、クラウド分野にわたり、お客様の競争優位性を高めるエンド・ツー・エンドのICTソリューション・ポートフォリオを確立しています。ファーウェイの17万人におよぶ従業員は通信事業者、企業、消費者の皆様へ最大の価値を提供すべく尽力しており、競争力の高いソリューションとサービスを170か国以上で提供し、世界人口の3分の1にもおよぶ人々のICTソリューション・ニーズに応えています。
日本法人(ファーウェイ・ジャパン)は2005年に設立され、日本市場のニーズに応えるべく幅広い製品ならびにサービスを提供しています。詳しくは、当社ウェブサイト:www.huawei.com/jp/、フェイスブック:www.facebook.com/HUAWEI.JAPAN、ツイッター:twitter.com/HUAWEI_Japan_PR、LINE:‘ファーウェイ’で検索、YouTube:http://www.youtube.com/user/HuaweiDeviceJPをご覧ください。
ファーウェイ(中国語表記:華為技術、英語表記:HUAWEI)は、このたび、世界で初めて第5世代携帯電話(5G)ネットワーク向け無線アクセス技術に関する大規模フィールド・トライアルに成功したことを発表しました。株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)と共同で実施した同フィールド・トライアルは、中国・四川省成都市に設けられた専用の屋外試験場で行われました。ファーウェイは本日から幕張メッセで開催中の「CEATEC JAPAN 2015」において、現在も同試験場で継続する共同フィールド・トライアルの模様をライブ中継いたします。
今回のフィールド・トライアルは、6GHz以下の周波数帯を用いたマクロセル環境で、24のユーザ・デバイスへの同時ストリームを実現する大規模なマルチユーザMIMO(MU-MIMO)技術の検証に世界で初めて成功した事例となったほか、ファーウェイが提唱する5G向け新無線インターフェース技術であるSCMA(Sparse Code Multiple Access)技術とFiltered-OFDM技術をひとつの5Gプロトタイプ装置に実装し、屋外環境でのパフォーマンスを検証する初の機会となりました。100MHzの超広帯域を用いて行われたMU-MIMO技術の検証においては平均で下り1.34ギガビット/秒のスループットを、また下りフレーム瞬間速度では3.6ギガビット/秒のスループットを記録し、シングルユーザMIMO(SU-MIMO)技術を活用したときに比べ、10倍以上の通信速度を記録しました。こうしたことから、今回の5G向けの新しい無線アクセス技術の共同フィールド・トライアルは、世界で進む5Gの標準化と商用化を加速する重要な一歩となる見込みです。
ドコモ 先進技術研究所 5G推進室長 中村 武宏氏は、今回の共同フィールド・トライアルの成果を踏まえ次のように述べています。「世界で初めて大規模なマルチユーザ環境での検証に成功した今回のトライアルは重要なマイルストーンとなりました。業界が一丸となり2020年の5G商用化を目指すなか勇気づけられる成果であり、ファーウェイとドコモの両チームはこのために多くの努力を払ってまいりました。日本で行う次期フィールド・トライアルでは、さらに目覚しい成果が得られるものと期待しています」
ファーウェイ・フェローであり、同社ワイヤレス・ネットワーク部門最高技術責任者である童文(トン・ウェン)は、次のように述べています。「2018年までに5G技術に関する通信規格をまとめるという目標を掲げるファーウェイにとり、今回の共同フィールド・トライアルは大きな前進となりました。同時に私たちが迅速な進展を遂げ、かつ、正しい方向に向かっていることの証左となりました。この成果は今後の5G研究に活かされ、さらに革新的な技術の進展につながっていくでしょう」
ファーウェイとドコモは、2015年3月に、5G無線インターフェース技術の共同フィールド・トライアルで協力することを発表しました。現在、両社はMU-MIMO、SCMA、Filtered OFDMなどの中核技術を体系的に検証可能な成都市の専用屋外試験場でフィールド・トライアルを進めています。
より優れたモバイル・ブロードバンド体験に不可欠な周波数利用効率の向上、膨大な接続が発生する機器間通信、クリティカルなサービスを支える安定した通信を実現するうえで、MU-MIMO、SCMA、Filtered OFDMの各5G無線インターフェース技術を統合的に検証していくことはきわめて重要です。ファーウェイは今後、2018年にパートナー企業各社とともに初の5Gパイロット・ネットワークを立ち上げ、2019年に相互運用試験を実施し、2020年には5Gネットワークの商用化を開始する計画です。
なお、「CEATEC JAPAN 2015」のファーウェイ・ジャパン ブース(ホール2、No. 2L50)では、現在も中国で継続中のMU-MIMO技術に関する共同フィールド・トライアルを紹介するほか、6GHz以下周波数帯を活用し、最大で50ビット/秒/Hzの周波数利用効率を記録したSU-MIMO対応5Gプロトタイプも展示いたします。また、同ブースでは、ファーウェイの最新スマートフォンや端末製品もご用意しています。
【ファーウェイについて】
ファーウェイ(中国語表記:華為技術、英語表記:HUAWEI)は、世界有数のICTソリューション・プロバイダーであり、1987年に中国・深圳(シンセン)に設立された従業員持株制による民間企業です。「通信技術を通じて人々の生活を豊かにする」というビジョンのもと、お客様志向のイノベーションとパートナーシップにより、通信・企業ネットワーク、端末、クラウド分野にわたり、お客様の競争優位性を高めるエンド・ツー・エンドのICTソリューション・ポートフォリオを確立しています。ファーウェイの17万人におよぶ従業員は通信事業者、企業、消費者の皆様へ最大の価値を提供すべく尽力しており、競争力の高いソリューションとサービスを170か国以上で提供し、世界人口の3分の1にもおよぶ人々のICTソリューション・ニーズに応えています。
日本法人(ファーウェイ・ジャパン)は2005年に設立され、日本市場のニーズに応えるべく幅広い製品ならびにサービスを提供しています。詳しくは、当社ウェブサイト:www.huawei.com/jp/、フェイスブック:www.facebook.com/HUAWEI.JAPAN、ツイッター:twitter.com/HUAWEI_Japan_PR、LINE:‘ファーウェイ’で検索、YouTube:http://www.youtube.com/user/HuaweiDeviceJPをご覧ください。