「東南アジアへの教育旅行セミナー2019」開催
[19/09/04]
提供元:PRTIMES
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修学旅行・教育旅行の訪問先としてのASEAN諸国の可能性を提示
[画像: https://prtimes.jp/i/10699/95/resize/d10699-95-891737-0.jpg ]
国際機関日本アセアンセンター(東京都港区新橋6-17-19 新御成門ビル1階 事務総長:藤田正孝)は、「東南アジアへの教育旅行セミナー2019」を、2019年8月5日に都内で開催しました。本セミナーは文部科学省、観光庁、一般社団法人日本旅行業協会、公益財団法人日本修学旅行協会、公益財団法人全国修学旅行研究協会の後援を得て実施され、学校関係者や旅行業界から約100名の参加がありました。
本セミナーは、今年、東京都が修学旅行の実施基準を緩和したことを受け、修学・教育旅行先としての東南アジアの可能性を提示する機会として開催されました。修学旅行で外国を訪れる高校生が増加する中、ASEAN[1]諸国の中でもシンガポール及びマレーシアは、現在、訪問生徒数の多い国上位5カ国に含まれており、その数は、20年前と比較すると、両国とも約2倍に増加しています[2]。2017年時点での海外修学旅行の訪問国・地域別の割合においても、シンガポール及びマレーシアを合わせた割合は、海外への修学旅行に参加した生徒全体数の約26%となっており、アジア圏のシェア拡大をけん引しています[3]。
セミナーでは、インドネシア観光省ビジット・インドネシア・ツーリズムオフィスより、チーフマーケティングオフィサーの高橋直美氏が、バリ島とビンタン島における修学旅行の受け入れ環境と、「自然」をテーマとした学びの教育素材を紹介するとともに、そこから期待できる教育的効果について発表しました。また、他のASEAN諸国の政府観光機関や企業は、各国の特徴を活かしたテーマを掲げ、修学・教育旅行の訪問先としての自国の魅力をアピールしました。
更に、事例紹介では、東京学芸大学附属高等学校・教諭の平野正彦氏が、「タイへの『新』学習旅行」と題して、タイへの修学旅行を実施した経緯や、どのようにして修学旅行を形にしていったか、実際の旅程や出来事などを写真と共に紹介しました。
セミナー終了後のアンケートでは、参加者の多くが「教育旅行先としての東南アジアに魅力を感じた」と回答しており、尚且つ95%の参加者が東南アジアへの教育旅行を「選択肢の一つ」として考える、または「積極的に考える」と回答しました。
日本アセアンセンターは、日本とASEAN諸国における若年層の人物交流の促進の一環として、今後もASEAN諸国への教育旅行の促進に努めます。
[1] ASEAN (東南アジア諸国連合)は、1967年に結成された地域協力機構。 加盟10カ国(ブルネイ・ダルサラーム、カンボジア、 インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム)で、総人口は6億5千万人を超える。
[2] 修学旅行でシンガポールに渡航した生徒数は、1998年には12,774人、2017年には27,015人であった。他方、マレーシアには、1998年に7,267人、2017年には12,975人が渡航したと発表されている。報道発表「平成 29 年度 高等学校等における国際交流等の状況について」文部科学省(2019年8月27日付)
[3] 教育旅行年報「データブック」2018公益財団法人日本修学旅行協会(2018年12月1日発行)
■東南アジアへの教育旅行セミナー
https://www.asean.or.jp/ja/tourism-info/20190820/
<<国際機関日本アセアンセンター>>
正式名称:東南アジア諸国連合貿易投資観光促進センター
ASEAN10カ国政府と日本政府により1981年に設立。 貿易・投資・観光・人物交流の4分野を中心に、ASEAN商品の輸出促進、日系企業の進出支援、人材育成、日ASEAN間の観光促進等を通して、日本とASEAN諸国との関係促進に貢献する国際機関です。
URL:https://www.asean.or.jp/ja/
<<本リリースについてのお問合せ先>>
国際機関日本アセアンセンター 観光交流クラスター
東京都港区新橋6-17-19 新御成門ビル1F
Tel:03-5402-8008
Fax:03-5402-8009
E-mail: info_to@asean.or.jp
[画像: https://prtimes.jp/i/10699/95/resize/d10699-95-891737-0.jpg ]
国際機関日本アセアンセンター(東京都港区新橋6-17-19 新御成門ビル1階 事務総長:藤田正孝)は、「東南アジアへの教育旅行セミナー2019」を、2019年8月5日に都内で開催しました。本セミナーは文部科学省、観光庁、一般社団法人日本旅行業協会、公益財団法人日本修学旅行協会、公益財団法人全国修学旅行研究協会の後援を得て実施され、学校関係者や旅行業界から約100名の参加がありました。
本セミナーは、今年、東京都が修学旅行の実施基準を緩和したことを受け、修学・教育旅行先としての東南アジアの可能性を提示する機会として開催されました。修学旅行で外国を訪れる高校生が増加する中、ASEAN[1]諸国の中でもシンガポール及びマレーシアは、現在、訪問生徒数の多い国上位5カ国に含まれており、その数は、20年前と比較すると、両国とも約2倍に増加しています[2]。2017年時点での海外修学旅行の訪問国・地域別の割合においても、シンガポール及びマレーシアを合わせた割合は、海外への修学旅行に参加した生徒全体数の約26%となっており、アジア圏のシェア拡大をけん引しています[3]。
セミナーでは、インドネシア観光省ビジット・インドネシア・ツーリズムオフィスより、チーフマーケティングオフィサーの高橋直美氏が、バリ島とビンタン島における修学旅行の受け入れ環境と、「自然」をテーマとした学びの教育素材を紹介するとともに、そこから期待できる教育的効果について発表しました。また、他のASEAN諸国の政府観光機関や企業は、各国の特徴を活かしたテーマを掲げ、修学・教育旅行の訪問先としての自国の魅力をアピールしました。
更に、事例紹介では、東京学芸大学附属高等学校・教諭の平野正彦氏が、「タイへの『新』学習旅行」と題して、タイへの修学旅行を実施した経緯や、どのようにして修学旅行を形にしていったか、実際の旅程や出来事などを写真と共に紹介しました。
セミナー終了後のアンケートでは、参加者の多くが「教育旅行先としての東南アジアに魅力を感じた」と回答しており、尚且つ95%の参加者が東南アジアへの教育旅行を「選択肢の一つ」として考える、または「積極的に考える」と回答しました。
日本アセアンセンターは、日本とASEAN諸国における若年層の人物交流の促進の一環として、今後もASEAN諸国への教育旅行の促進に努めます。
[1] ASEAN (東南アジア諸国連合)は、1967年に結成された地域協力機構。 加盟10カ国(ブルネイ・ダルサラーム、カンボジア、 インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム)で、総人口は6億5千万人を超える。
[2] 修学旅行でシンガポールに渡航した生徒数は、1998年には12,774人、2017年には27,015人であった。他方、マレーシアには、1998年に7,267人、2017年には12,975人が渡航したと発表されている。報道発表「平成 29 年度 高等学校等における国際交流等の状況について」文部科学省(2019年8月27日付)
[3] 教育旅行年報「データブック」2018公益財団法人日本修学旅行協会(2018年12月1日発行)
■東南アジアへの教育旅行セミナー
https://www.asean.or.jp/ja/tourism-info/20190820/
<<国際機関日本アセアンセンター>>
正式名称:東南アジア諸国連合貿易投資観光促進センター
ASEAN10カ国政府と日本政府により1981年に設立。 貿易・投資・観光・人物交流の4分野を中心に、ASEAN商品の輸出促進、日系企業の進出支援、人材育成、日ASEAN間の観光促進等を通して、日本とASEAN諸国との関係促進に貢献する国際機関です。
URL:https://www.asean.or.jp/ja/
<<本リリースについてのお問合せ先>>
国際機関日本アセアンセンター 観光交流クラスター
東京都港区新橋6-17-19 新御成門ビル1F
Tel:03-5402-8008
Fax:03-5402-8009
E-mail: info_to@asean.or.jp