横浜・八景島シーパラダイス 関東で唯一の展示!! 白と黒の体色をしたパンダみたいなイルカ「イロワケイルカ」がやってくる!!2016年6月10日(金)展示スタート
[16/05/30]
提供元:PRTIMES
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「イロワケイルカ」の中長期的な繁殖を目指し、 『仙台うみの杜水族館』『鳥羽水族館』と連携へ
「海」、「島」、「生きもの」の魅力を楽しめる日本最大級の水族館『横浜・八景島シーパラダイス』では、白と黒の鮮やかな体色が特徴の「イロワケイルカ」を2016年6月10日(金)より展示いたします。
[画像1: http://prtimes.jp/i/11571/96/resize/d11571-96-339838-0.jpg ]
今回やってくる「イロワケイルカ」は、『仙台うみの杜水族館』からメスの「サクラ」(5歳)、『鳥羽水族館』からオスの「スカイ」(2歳)の2頭で、『横浜・八景島シーパラダイス』として初、現在は関東で唯一の展示となります。
「イロワケイルカ」は体長1.5mほど、体重は40〜65kg程度の極めて小型のイルカです。体色は白と黒にはっきりと分かれており、これほどに白黒はっきりと区切られた特徴を持つイルカは稀です。生まれたばかりの子供は、ほぼ灰色の体色をしていて、さまざまなものをおもちゃにして遊び回るとても活発なイルカです。
「イロワケイルカ」の展示は現在、国内において当社が運営を行っている宮城の『仙台うみの杜水族館』、三重の『鳥羽水族館』で行われており、今回展示をスタートする『横浜・八景島シーパラダイス』をあわせて3館となります。
展示の場所は、『横浜・八景島シーパラダイス』のイルカがテーマの水族館「ドルフィンファンタジー」の円柱水槽(水量378t)です。円柱水槽は過去に「シロイルカ」や「マンボウ」の展示を行っており、からだの大きな個体でも悠々に泳ぎまわることができるほど広く、やわらかな陽光に包まれて、幻想的な海の中を活発に泳ぐ姿を見るがことができます。
今後は「イロワケイルカ」の飼育・展示を通して、小柄で無邪気に泳ぎまわる愛らしい様子をご来館されるお客さまにお届けし、さらには繁殖活動にも取り組んでまいります。
【イロワケイルカ】
分 類 : ハクジラ亜目マイルカ科イロワケイルカ属
学 名 : Cephalorhynchus commersonii
英 名 : Commerson's dolphin
分 布 : 南アメリカ大陸南部近海とフォークランド諸島近海、ケルゲレン諸島近海
特 徴 : 体長約1.5m、体重40〜65kg程度の小型のイルカで、体色が白と黒にはっきり分かれてい る。頭部の前方部分も含め、胸ビレ、背ビレ、尾ビレは黒い。
<イロワケイルカの展示に至る経緯と繁殖活動について>
当社では、1.レクリエーションの場2.自然保護の推進3.生きものを通じた教育4.自然環境や 海洋生物に関する調査・研究 という4つの項目を、水族館の存在意義として捉えています。
ご来島されるお客さまに“海の生きものたちのさまざまな面白さ”を伝えながら、地域社会に貢献する活動や、水族館が進めるべき自然保護・海洋生物に関する調査/研究を同時に進めることも大切なことと考えています。
そうした観点から、今回は、国内ではシーパラダイスを含め3館でのみご覧いただける「イロワケイルカ」の中長期的かつ、持続可能な繁殖を、ひとつの水族館のことではなく『横浜・八景島シーパラダイス』『仙台うみの杜水族館』『鳥羽水族館』の3館が協力して「イロワケイルカ」の継続的な繁殖を行うことにしました。
※『鳥羽水族館』からやってくるオスのイロワケイルカ「スカイ」は「アドベンチャーワールド」の個体です。
イルカの繁殖については、シーパラダイスを含め、国内の水族館で多くの成功例がありますが、持続可能な環境の整備を進めることも重要な要素となります。『仙台うみの杜水族館』『鳥羽水族館』での繁殖を進めていくにあたって、繁殖可能なスペースの確保というインフラの側面も重要でした。そこで、日本最大級の水族館である『横浜・八景島シーパラダイス』が保有する多くの飼育施設を活用し、『仙台うみの杜水族館』『鳥羽水族館』で進める繁殖に参加しない「イロワケイルカ」2頭を飼育することで、「イロワケイルカ」の繁殖に協力いたします。
『横浜・八景島シーパラダイス』では、この2頭を健康に飼育管理するとともに、この2頭の将来的な繁殖への参加への協力をさまざまな形で模索していきます。
[画像2: http://prtimes.jp/i/11571/96/resize/d11571-96-175173-1.jpg ]
□幻想的なイルカの水族館「ドルフィン ファンタジー」がさらに魅力アップ!
水族館「ドルフィン ファンタジー」は、太陽がふりそそぐイルカが泳ぐ海の中を体感でき、「自然の海」と「癒し」を追求した「アーチ状水槽」と「円柱水槽」の二つの水槽が楽しめます。「イロワケイルカ」の展示により、海の生きものたちの魅力がさらに拡大いたします。
また、展示水槽の周りでは、「イロワケイルカ」の生態や今回の取り組みについて解説いたします。
<『横浜・八景島シーパラダイス』へやってくる「イロワケイルカ」>
●サクラ
[画像3: http://prtimes.jp/i/11571/96/resize/d11571-96-849403-2.jpg ]
性別 : メス
年齢 : 5歳(2010年6月20日生まれ)
体長 : 約140cm
体重 : 約45kg
所有 : 仙台うみの杜水族館(株式会社横浜八景島)
性格 : マリンピア松島水族館生まれで、東日本大震を乗り越えたたくましいイルカです。おてんば娘で、とっても好奇心旺盛です。
●スカイ
[画像4: http://prtimes.jp/i/11571/96/resize/d11571-96-283714-3.jpg ]
性別 : オス
年齢 : 2歳(2013年6月15日生まれ)
体長 : 122cm
体重 : 33.7kg
所有 : アドベンチャーワールド(株式会社アワーズ)
※現在は鳥羽水族館で飼育されています。
性格 : やんちゃ盛りでよく暴れますが、意外と神経質な性格です。
<「イロワケイルカ」展示の歴史について>
1986年11月、チリ政府の許可を得て日本の3水族館がチームを組み、マゼラン海峡での 「イロワケイルカ」捕獲に着手した。17頭が1987年3月、『松島水族館』、『鳥羽水族館』、『サンシャイン水族館』の3水族館に入った。その2年後、1989年松島水族館で初めて繁殖に成功し、その後2015年までに30頭以上の赤ちゃんイルカが誕生している。日本の水族館が、野生の「イロワケイルカ」を入れたのは後にも先にも1987年の17頭のみで、現在、日本の水族館で飼育されている9頭もすべてこの17頭の子孫であり、今後も日本の水族館全体で互いに協力して、繁殖に取り組むことでしか、この愛くるしい『飼育下稀少種』の存続を望むことはできない。
「海」、「島」、「生きもの」の魅力を楽しめる日本最大級の水族館『横浜・八景島シーパラダイス』では、白と黒の鮮やかな体色が特徴の「イロワケイルカ」を2016年6月10日(金)より展示いたします。
[画像1: http://prtimes.jp/i/11571/96/resize/d11571-96-339838-0.jpg ]
今回やってくる「イロワケイルカ」は、『仙台うみの杜水族館』からメスの「サクラ」(5歳)、『鳥羽水族館』からオスの「スカイ」(2歳)の2頭で、『横浜・八景島シーパラダイス』として初、現在は関東で唯一の展示となります。
「イロワケイルカ」は体長1.5mほど、体重は40〜65kg程度の極めて小型のイルカです。体色は白と黒にはっきりと分かれており、これほどに白黒はっきりと区切られた特徴を持つイルカは稀です。生まれたばかりの子供は、ほぼ灰色の体色をしていて、さまざまなものをおもちゃにして遊び回るとても活発なイルカです。
「イロワケイルカ」の展示は現在、国内において当社が運営を行っている宮城の『仙台うみの杜水族館』、三重の『鳥羽水族館』で行われており、今回展示をスタートする『横浜・八景島シーパラダイス』をあわせて3館となります。
展示の場所は、『横浜・八景島シーパラダイス』のイルカがテーマの水族館「ドルフィンファンタジー」の円柱水槽(水量378t)です。円柱水槽は過去に「シロイルカ」や「マンボウ」の展示を行っており、からだの大きな個体でも悠々に泳ぎまわることができるほど広く、やわらかな陽光に包まれて、幻想的な海の中を活発に泳ぐ姿を見るがことができます。
今後は「イロワケイルカ」の飼育・展示を通して、小柄で無邪気に泳ぎまわる愛らしい様子をご来館されるお客さまにお届けし、さらには繁殖活動にも取り組んでまいります。
【イロワケイルカ】
分 類 : ハクジラ亜目マイルカ科イロワケイルカ属
学 名 : Cephalorhynchus commersonii
英 名 : Commerson's dolphin
分 布 : 南アメリカ大陸南部近海とフォークランド諸島近海、ケルゲレン諸島近海
特 徴 : 体長約1.5m、体重40〜65kg程度の小型のイルカで、体色が白と黒にはっきり分かれてい る。頭部の前方部分も含め、胸ビレ、背ビレ、尾ビレは黒い。
<イロワケイルカの展示に至る経緯と繁殖活動について>
当社では、1.レクリエーションの場2.自然保護の推進3.生きものを通じた教育4.自然環境や 海洋生物に関する調査・研究 という4つの項目を、水族館の存在意義として捉えています。
ご来島されるお客さまに“海の生きものたちのさまざまな面白さ”を伝えながら、地域社会に貢献する活動や、水族館が進めるべき自然保護・海洋生物に関する調査/研究を同時に進めることも大切なことと考えています。
そうした観点から、今回は、国内ではシーパラダイスを含め3館でのみご覧いただける「イロワケイルカ」の中長期的かつ、持続可能な繁殖を、ひとつの水族館のことではなく『横浜・八景島シーパラダイス』『仙台うみの杜水族館』『鳥羽水族館』の3館が協力して「イロワケイルカ」の継続的な繁殖を行うことにしました。
※『鳥羽水族館』からやってくるオスのイロワケイルカ「スカイ」は「アドベンチャーワールド」の個体です。
イルカの繁殖については、シーパラダイスを含め、国内の水族館で多くの成功例がありますが、持続可能な環境の整備を進めることも重要な要素となります。『仙台うみの杜水族館』『鳥羽水族館』での繁殖を進めていくにあたって、繁殖可能なスペースの確保というインフラの側面も重要でした。そこで、日本最大級の水族館である『横浜・八景島シーパラダイス』が保有する多くの飼育施設を活用し、『仙台うみの杜水族館』『鳥羽水族館』で進める繁殖に参加しない「イロワケイルカ」2頭を飼育することで、「イロワケイルカ」の繁殖に協力いたします。
『横浜・八景島シーパラダイス』では、この2頭を健康に飼育管理するとともに、この2頭の将来的な繁殖への参加への協力をさまざまな形で模索していきます。
[画像2: http://prtimes.jp/i/11571/96/resize/d11571-96-175173-1.jpg ]
□幻想的なイルカの水族館「ドルフィン ファンタジー」がさらに魅力アップ!
水族館「ドルフィン ファンタジー」は、太陽がふりそそぐイルカが泳ぐ海の中を体感でき、「自然の海」と「癒し」を追求した「アーチ状水槽」と「円柱水槽」の二つの水槽が楽しめます。「イロワケイルカ」の展示により、海の生きものたちの魅力がさらに拡大いたします。
また、展示水槽の周りでは、「イロワケイルカ」の生態や今回の取り組みについて解説いたします。
<『横浜・八景島シーパラダイス』へやってくる「イロワケイルカ」>
●サクラ
[画像3: http://prtimes.jp/i/11571/96/resize/d11571-96-849403-2.jpg ]
性別 : メス
年齢 : 5歳(2010年6月20日生まれ)
体長 : 約140cm
体重 : 約45kg
所有 : 仙台うみの杜水族館(株式会社横浜八景島)
性格 : マリンピア松島水族館生まれで、東日本大震を乗り越えたたくましいイルカです。おてんば娘で、とっても好奇心旺盛です。
●スカイ
[画像4: http://prtimes.jp/i/11571/96/resize/d11571-96-283714-3.jpg ]
性別 : オス
年齢 : 2歳(2013年6月15日生まれ)
体長 : 122cm
体重 : 33.7kg
所有 : アドベンチャーワールド(株式会社アワーズ)
※現在は鳥羽水族館で飼育されています。
性格 : やんちゃ盛りでよく暴れますが、意外と神経質な性格です。
<「イロワケイルカ」展示の歴史について>
1986年11月、チリ政府の許可を得て日本の3水族館がチームを組み、マゼラン海峡での 「イロワケイルカ」捕獲に着手した。17頭が1987年3月、『松島水族館』、『鳥羽水族館』、『サンシャイン水族館』の3水族館に入った。その2年後、1989年松島水族館で初めて繁殖に成功し、その後2015年までに30頭以上の赤ちゃんイルカが誕生している。日本の水族館が、野生の「イロワケイルカ」を入れたのは後にも先にも1987年の17頭のみで、現在、日本の水族館で飼育されている9頭もすべてこの17頭の子孫であり、今後も日本の水族館全体で互いに協力して、繁殖に取り組むことでしか、この愛くるしい『飼育下稀少種』の存続を望むことはできない。