トビラシステムズ 特殊詐欺・フィッシング詐欺に関するレポート(2023年11月)
[23/12/27]
提供元:PRTIMES
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海産物の電話勧誘トラブル増加中、食材購入増える年末年始に向けて注意
特殊詐欺やフィッシング詐欺の対策サービスを提供するトビラシステムズ株式会社(本社:愛知県名古屋市、以下「トビラシステムズ」)は、2023年11月に当社調査で確認された詐欺電話や詐欺SMSに関する独自調査レポートを公開します。(調査期間:2023年11月1日〜11月30日)
<調査サマリー>
海産物の電話勧誘トラブル増加、食材購入が増える年末年始に向けて注意
特殊詐欺における国際電話番号の利用割合が62.2%で前月に続き増加、050番号は減少
フィッシング詐欺のSMSは、宅配事業者をかたる手口の割合が86.6%
「三菱UFJ銀行」をかたる詐欺SMSが目立つ、通信事業者かたる手口にも今後注意を
1. 詐欺電話レポート
○海産物の電話勧誘トラブル増加、食材購入が増える年末年始に向けて注意
家族や親戚、友人などの集まりが増える年末年始は、海産物などの食材購入が増えやすくなります。そんな年末年始に特に気をつけたいのが、海産物の電話勧誘トラブルです。
[画像1: https://prtimes.jp/i/34282/96/resize/d34282-96-4ba9b00f49dd69c47da4-0.png ]
2023年11月に北海道警察本部と独立行政法人国民生活センターが行った注意喚起によると、全国の消費生活センター等に寄せられた海産物の電話勧誘トラブルに関する相談件数は2023年度上期で1,183件となっています。2023年6月には、「北海道内の水産業者」を名乗って電話し、価格に見合わない海産物などを販売したとして悪質業者が逮捕されています。
また、2023年8月24日から開始されたALPS処理水海洋放出に伴い、一部の国・地域による日本産の海産物の輸入規制強化等に関連した勧誘トーク(困っているので支援してほしい、買ってほしい等)もみられています。
トビラシステムズの調査では、海産物販売に関する電話が増加傾向にあります。特に、ALPS処理水海洋放出が開始された2023年8月以降大きく増加しています。
カニやホタテなど、海産物の購入が増えやすい年末年始は、海産物の電話勧誘トラブルにご注意ください。
[画像2: https://prtimes.jp/i/34282/96/resize/d34282-96-9b40a7ab2937a3ef8e08-0.png ]
<参考資料>
独立行政法人国民生活センター発表「海産物の電話勧誘トラブル 年末にかけて特に注意してください!」(https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20231108_1.html)
○特殊詐欺における国際電話番号の利用割合62.2%、前月に続き増加傾向
国際電話番号を利用した特殊詐欺が引き続き増加しています。トビラシステムズの調査で、2023年11月に新たに確認された迷惑電話番号の種別割合は、国際電話番号の割合が62.2%に上りました。2023年上半期に最も多かったIP電話番号(050番号)の割合は、下半期に入り減少傾向にあります。
[画像3: https://prtimes.jp/i/34282/96/resize/d34282-96-ce0cba638bf4b4db835e-0.png ]
特殊詐欺ではこれまでIP電話番号の利用が目立っていましたが、2023年6月に政府がIP電話番号契約時の本人確認義務化の方針を発表した影響からか、IP電話番号に代わり国際電話番号の利用が急増しています。国内の特殊詐欺グループが国際電話番号を簡単に取得できるサービスを使い、特殊詐欺を行っている可能性もあります。
トビラシステムズの調査で、2023年11月に確認された国際電話発信で特に多かった国番号上位3位は、アメリカ合衆国やカナダなどの北米地域、スリランカ、イギリスでした。
【国際電話発信が多く確認された国番号ランキング(2023年11月 トビラシステムズ調べ)】
[表: https://prtimes.jp/data/corp/34282/table/96_1_0449f4b98cd0bb7d067e90bf15d8cb3e.jpg ]
2. 詐欺SMSレポート
○宅配事業者をかたるフィッシング詐欺の割合が最多
トビラシステムズの調査で、2023年11月に確認されたフィッシング詐欺のSMSの種別割合は、宅配事業者をかたる手口が86.6%を占めました。
[画像4: https://prtimes.jp/i/34282/96/resize/d34282-96-db0fbf7069a501b994f4-0.png ]
○「三菱UFJ銀行」をかたる詐欺SMSが目立つ、通信事業者かたる文面にも今後注意を
実在する企業やブランドの名前をかたるフィッシング詐欺のSMSについて、2023年11月は以下の文面が目立ちました。
・11月1日〜11月2日 国税庁
・11月3日〜11月27日 三菱UFJ銀行
・11月28日〜11月29日 au
・11月30日〜 SoftBank
11月は三菱UFJ銀行をかたる文面が目立ったのち、下旬に「au」「SoftBank」などの通信事業者をかたる文面に切り替わる動きが見られています。引き続き通信事業者をかたるフィッシング詐欺にも注意が必要です。
[画像5: https://prtimes.jp/i/34282/96/resize/d34282-96-aef53a95d34f99280ab6-0.png ]
[画像6: https://prtimes.jp/i/34282/96/resize/d34282-96-06f4354828fc88aeeffe-0.png ]
<参考資料>
・三菱UFJ銀行発表 注意喚起
https://www.bk.mufg.jp/emeg/10_1307.html
・auサポート よくあるご質問
https://www.au.com/support/faq/detail/61/a00000000161/
・ソフトバンク発表 注意喚起
https://www.softbank.jp/mobile/info/personal/news/support/20221129a/
・国税庁発表 注意喚起
https://www.nta.go.jp/information/attention/attention.htm
3. <トピック>冬休み中の闇バイトに注意。10代の約3割が募集を「見たことがある」
学校の冬休みが始まり、学生は普段よりも自由に使える時間が増える年末年始。そんな冬休み中に注意したいのが、闇バイトの勧誘です。
昨今、短期間で高収入が得られるなどと言い、特殊詐欺の受け子や出し子、強盗など、犯罪の実行役を募集する闇バイトが増加しています。闇バイトは、SNSやインターネットの掲示板等で募集されるケースが多くなっています。
トビラシステムズが行った意識調査で、闇バイトまたはそれと思われる求人をSNSやインターネット上で見たことがある人は、15歳〜19歳で29.1%、20代で26.6%となりました。10代・20代は全体平均よりも割合が高く、若年層ほどSNSやインターネット上で闇バイトの求人を目にしている機会が多いといえます。
[画像7: https://prtimes.jp/i/34282/96/resize/d34282-96-66ff701b93c4abdc1440-8.png ]
「高収入」「即日即金」「簡単な仕事」など、甘い言葉で犯罪の実行役を募集する闇バイトに、絶対に参加しないでください。あやしいと思ったら、家族や身近な人、最寄りの警察署、各都道府県警察に設置されている少年相談窓口等に相談してください。
都道府県警察の少年相談窓口(警察庁発表)
https://www.npa.go.jp/bureau/safetylife/syonen/soudan.html
トビラシステムズ、「闇バイト」に関する意識調査実施 10代の約3割が闇バイト募集を「見たことがある」
https://tobila.com/news/release/p1626/
<調査概要>
調査実施会社:トビラシステムズ株式会社
実施期間: 2023年11月17日〜11月18日
有効回答数: 1,206人
調査方法:インターネット調査(Surveroidを利用)https://surveroid.jp/
抽出方法:インターネット調査用パネルからランダムに抽出
4. トビラシステムズについて
[画像8: https://prtimes.jp/i/34282/96/resize/d34282-96-7119f81122b013beec51-7.png ]
テクノロジーで社会課題の解決を目指し、特殊詐欺やフィッシング詐欺、グレーゾーン犯罪撲滅のためのサービスを提供しています。詐欺電話・詐欺SMS等の情報を収集・調査してデータベースを構築し、自動でフィルタリングする「迷惑情報フィルタサービス」は、固定電話、モバイル、ビジネス向けに展開し月間1,500万人以上にご利用いただいています。
公式サイト:
https://tobila.com/
特殊詐欺やフィッシング詐欺の対策サービスを提供するトビラシステムズ株式会社(本社:愛知県名古屋市、以下「トビラシステムズ」)は、2023年11月に当社調査で確認された詐欺電話や詐欺SMSに関する独自調査レポートを公開します。(調査期間:2023年11月1日〜11月30日)
<調査サマリー>
海産物の電話勧誘トラブル増加、食材購入が増える年末年始に向けて注意
特殊詐欺における国際電話番号の利用割合が62.2%で前月に続き増加、050番号は減少
フィッシング詐欺のSMSは、宅配事業者をかたる手口の割合が86.6%
「三菱UFJ銀行」をかたる詐欺SMSが目立つ、通信事業者かたる手口にも今後注意を
1. 詐欺電話レポート
○海産物の電話勧誘トラブル増加、食材購入が増える年末年始に向けて注意
家族や親戚、友人などの集まりが増える年末年始は、海産物などの食材購入が増えやすくなります。そんな年末年始に特に気をつけたいのが、海産物の電話勧誘トラブルです。
[画像1: https://prtimes.jp/i/34282/96/resize/d34282-96-4ba9b00f49dd69c47da4-0.png ]
2023年11月に北海道警察本部と独立行政法人国民生活センターが行った注意喚起によると、全国の消費生活センター等に寄せられた海産物の電話勧誘トラブルに関する相談件数は2023年度上期で1,183件となっています。2023年6月には、「北海道内の水産業者」を名乗って電話し、価格に見合わない海産物などを販売したとして悪質業者が逮捕されています。
また、2023年8月24日から開始されたALPS処理水海洋放出に伴い、一部の国・地域による日本産の海産物の輸入規制強化等に関連した勧誘トーク(困っているので支援してほしい、買ってほしい等)もみられています。
トビラシステムズの調査では、海産物販売に関する電話が増加傾向にあります。特に、ALPS処理水海洋放出が開始された2023年8月以降大きく増加しています。
カニやホタテなど、海産物の購入が増えやすい年末年始は、海産物の電話勧誘トラブルにご注意ください。
[画像2: https://prtimes.jp/i/34282/96/resize/d34282-96-9b40a7ab2937a3ef8e08-0.png ]
<参考資料>
独立行政法人国民生活センター発表「海産物の電話勧誘トラブル 年末にかけて特に注意してください!」(https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20231108_1.html)
○特殊詐欺における国際電話番号の利用割合62.2%、前月に続き増加傾向
国際電話番号を利用した特殊詐欺が引き続き増加しています。トビラシステムズの調査で、2023年11月に新たに確認された迷惑電話番号の種別割合は、国際電話番号の割合が62.2%に上りました。2023年上半期に最も多かったIP電話番号(050番号)の割合は、下半期に入り減少傾向にあります。
[画像3: https://prtimes.jp/i/34282/96/resize/d34282-96-ce0cba638bf4b4db835e-0.png ]
特殊詐欺ではこれまでIP電話番号の利用が目立っていましたが、2023年6月に政府がIP電話番号契約時の本人確認義務化の方針を発表した影響からか、IP電話番号に代わり国際電話番号の利用が急増しています。国内の特殊詐欺グループが国際電話番号を簡単に取得できるサービスを使い、特殊詐欺を行っている可能性もあります。
トビラシステムズの調査で、2023年11月に確認された国際電話発信で特に多かった国番号上位3位は、アメリカ合衆国やカナダなどの北米地域、スリランカ、イギリスでした。
【国際電話発信が多く確認された国番号ランキング(2023年11月 トビラシステムズ調べ)】
[表: https://prtimes.jp/data/corp/34282/table/96_1_0449f4b98cd0bb7d067e90bf15d8cb3e.jpg ]
2. 詐欺SMSレポート
○宅配事業者をかたるフィッシング詐欺の割合が最多
トビラシステムズの調査で、2023年11月に確認されたフィッシング詐欺のSMSの種別割合は、宅配事業者をかたる手口が86.6%を占めました。
[画像4: https://prtimes.jp/i/34282/96/resize/d34282-96-db0fbf7069a501b994f4-0.png ]
○「三菱UFJ銀行」をかたる詐欺SMSが目立つ、通信事業者かたる文面にも今後注意を
実在する企業やブランドの名前をかたるフィッシング詐欺のSMSについて、2023年11月は以下の文面が目立ちました。
・11月1日〜11月2日 国税庁
・11月3日〜11月27日 三菱UFJ銀行
・11月28日〜11月29日 au
・11月30日〜 SoftBank
11月は三菱UFJ銀行をかたる文面が目立ったのち、下旬に「au」「SoftBank」などの通信事業者をかたる文面に切り替わる動きが見られています。引き続き通信事業者をかたるフィッシング詐欺にも注意が必要です。
[画像5: https://prtimes.jp/i/34282/96/resize/d34282-96-aef53a95d34f99280ab6-0.png ]
[画像6: https://prtimes.jp/i/34282/96/resize/d34282-96-06f4354828fc88aeeffe-0.png ]
<参考資料>
・三菱UFJ銀行発表 注意喚起
https://www.bk.mufg.jp/emeg/10_1307.html
・auサポート よくあるご質問
https://www.au.com/support/faq/detail/61/a00000000161/
・ソフトバンク発表 注意喚起
https://www.softbank.jp/mobile/info/personal/news/support/20221129a/
・国税庁発表 注意喚起
https://www.nta.go.jp/information/attention/attention.htm
3. <トピック>冬休み中の闇バイトに注意。10代の約3割が募集を「見たことがある」
学校の冬休みが始まり、学生は普段よりも自由に使える時間が増える年末年始。そんな冬休み中に注意したいのが、闇バイトの勧誘です。
昨今、短期間で高収入が得られるなどと言い、特殊詐欺の受け子や出し子、強盗など、犯罪の実行役を募集する闇バイトが増加しています。闇バイトは、SNSやインターネットの掲示板等で募集されるケースが多くなっています。
トビラシステムズが行った意識調査で、闇バイトまたはそれと思われる求人をSNSやインターネット上で見たことがある人は、15歳〜19歳で29.1%、20代で26.6%となりました。10代・20代は全体平均よりも割合が高く、若年層ほどSNSやインターネット上で闇バイトの求人を目にしている機会が多いといえます。
[画像7: https://prtimes.jp/i/34282/96/resize/d34282-96-66ff701b93c4abdc1440-8.png ]
「高収入」「即日即金」「簡単な仕事」など、甘い言葉で犯罪の実行役を募集する闇バイトに、絶対に参加しないでください。あやしいと思ったら、家族や身近な人、最寄りの警察署、各都道府県警察に設置されている少年相談窓口等に相談してください。
都道府県警察の少年相談窓口(警察庁発表)
https://www.npa.go.jp/bureau/safetylife/syonen/soudan.html
トビラシステムズ、「闇バイト」に関する意識調査実施 10代の約3割が闇バイト募集を「見たことがある」
https://tobila.com/news/release/p1626/
<調査概要>
調査実施会社:トビラシステムズ株式会社
実施期間: 2023年11月17日〜11月18日
有効回答数: 1,206人
調査方法:インターネット調査(Surveroidを利用)https://surveroid.jp/
抽出方法:インターネット調査用パネルからランダムに抽出
4. トビラシステムズについて
[画像8: https://prtimes.jp/i/34282/96/resize/d34282-96-7119f81122b013beec51-7.png ]
テクノロジーで社会課題の解決を目指し、特殊詐欺やフィッシング詐欺、グレーゾーン犯罪撲滅のためのサービスを提供しています。詐欺電話・詐欺SMS等の情報を収集・調査してデータベースを構築し、自動でフィルタリングする「迷惑情報フィルタサービス」は、固定電話、モバイル、ビジネス向けに展開し月間1,500万人以上にご利用いただいています。
公式サイト:
https://tobila.com/