トリポーラス(TM)を使用したリラクシングウェアの国際宇宙ステーション(ISS)への搭載が決定
[22/09/16]
提供元:PRTIMES
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スタイレム瀧定大阪株式会社(本社:大阪市浪速区 代表取締役社長:瀧 隆太、以下スタイレム)と、ソニーグループ株式会社(以下、ソニー)は、国際研究開発法人宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)の「第2回宇宙生活/地上生活に共通する課題テーマ・解決策のアイデア募集」において、トリポーラスを繊維に応用した「Triporous:Space QOL Series」のリラクシングウェアを提案し、開発を行ってきました。その結果、国際宇宙ステーション(ISS)に搭載可能と判断され、2023年以降にISSに搭載される予定です。
[画像: https://prtimes.jp/i/76180/96/resize/d76180-96-731bbd2574da12da339a-0.jpg ]
これまで、スタイレムはソニーと協働しながら籾殻から作られたトリポーラスを繊維アパレル分野へ応用したウェア素材やホームテキスタイルなどの開発・提案を行い、人々の生活をより豊かにするために様々なシーンに寄り添い、社会課題の解決に取り組んできました。今回は、宇宙特有の環境と限られたリソースの中での宇宙生活のQOLの向上や、地上生活における様々な課題を解決することを目指し、JAXAの「第2回宇宙生活/地上生活に共通する課題テーマ・解決策のアイデア募集」にソニーと協働でトリポーラスを繊維に応用した衣類や生活用品「Triporous:Space QOL Series」を応募しました。
その後、2021年11月に「Triporous:Space QOL Series」(リラクシングウェア、インナーウェア、タオル、ポーチ)がISS搭載を目指すアイデアとして選定され、宇宙での実用性を考慮しながら開発を進めてきました。その際には、古川聡宇宙飛行士から宇宙環境での使用を想定したプロトタイプへのご意見もいただきました。2022年7月には、JAXAによる厳正な審査を経て、当シリーズのアイテムの一つであるリラクシングウェアがISSに搭載可能と判断され、2023年以降にISSに搭載される予定です。インナーウェア、タオル、ポーチについては、2024年以降のISSの搭載を目指し開発を継続しております。
■トリポーラス(Triporous™)とは ※トリポーラスはソニーグループ株式会社の商標です。
・ソニー オフィシャルサイト:https://www.sony.com/ja/SonyInfo/triporous/
・スタイレムのトリポーラスに対する取り組み:https://www.stylem.co.jp/sustainability/initiative/triporous/
■「Triporous:Space QOL Series」リラクシングウェアについて
「快適さ、心地よさ、清潔さ」をキーワードに、長袖・長ズボン、半袖・半ズボンの2種類のウェアを開発しました。長袖・長ズボンは睡眠時や通常活動時、半袖・半ズボンは運動時の活用が期待されます。
・消臭・抗菌性:
トリポーラスを繊維に応用することにより消臭・抗菌効果を発揮し、ウェアを清潔に使用することができます。
・着心地・快適性:
―肌触りを追求するために厳選された原料を組み合わせています。速乾性を考慮した生地組織や紡績手法を取り入れ、着心地や快適性を追求しました。また、高い紫外線遮蔽率も兼ね備えています。
―リラクシングウェアの企画においてはミズノ株式会社(以下、ミズノ)に携わっていただき、ミズノの独自のウェア設計技術である「Dynamotion Fit(ダイナモーションフィット)」(※)を取り入れ、動きやすさやストレスを感じさせにくい着心地など、スポーツウェアの知見を生かしたウェア設計をしています。さらに、宇宙生活における無重力環境下では、上半身に体液が多い状態になることで体形変化が起こりやすくなるため、体形変化に合わせてウエストの調節ができる工夫をしています。また、無重力環境下において収納物が無くならないよう全てのポケットを完全に閉じることができる工夫もしています。
※Dynamotion Fit(ダイナモーションフィット):さまざまなスポーツの動きを3次元コンピューターグラフィックス解析や解剖学をもとに検証し、「運動時の動きやすさ」を追求したウェア設計
■今後の展開
「Triporous:Space QOL Series」のリラクシングウェアは、2023年以降のISSへの搭載を予定しているほか、消費者の皆様にも購入・着用いただけるよう一般販売も検討しております。
スタイレムは、「世界中を、それぞれの『らしさ』で彩る。」というビジョンの実現のために、「人々にワクワクを 産業にソリューションを 環境と社会にサステナビリティを」というパーパスのもと事業活動を行っています。今回のトリポーラスを使った商品開発や提案も、当社のビジョンやパーパスに沿った取り組みであり、引き続き自社で創造する力を磨きながら他社との共創を積極的に行うことで、人々の生活をより豊かにするために社会的課題の解決や地球環境への負荷軽減に貢献し、新しいマーケットやニーズの創出を進めてまいります。
■参考URL
・宇宙生活/地上生活に共通する課題テーマ・解決策の募集
https://iss.jaxa.jp/med/partner/71532.html
・宇宙生活の課題から宇宙と地上双方の暮らしをより良くするビジネス共創プラットフォーム「THINK SPACE LIFE」
https://aerospacebiz.jaxa.jp/solution/j-sparc/projects/think-space-life/
【スタイレム瀧定大阪株式会社】
1864年創業の繊維専門商社。テキスタイル、原料、アパレル製品、ライフスタイルの4つの分野で事業を展開。国内市場においてトップシェアを確立したテキスタイル事業を軸にグローバルに事業を拡大中。近年はサステナビリティに対しての方針を強く打ち出し新たな商品やサービスの開発に挑戦しています。今回の取り組みは、社外との協働を推進するサステナビリティへの取り組みとして積極的に推進していきます。URL:https://www.stylem.co.jp/
[画像: https://prtimes.jp/i/76180/96/resize/d76180-96-731bbd2574da12da339a-0.jpg ]
これまで、スタイレムはソニーと協働しながら籾殻から作られたトリポーラスを繊維アパレル分野へ応用したウェア素材やホームテキスタイルなどの開発・提案を行い、人々の生活をより豊かにするために様々なシーンに寄り添い、社会課題の解決に取り組んできました。今回は、宇宙特有の環境と限られたリソースの中での宇宙生活のQOLの向上や、地上生活における様々な課題を解決することを目指し、JAXAの「第2回宇宙生活/地上生活に共通する課題テーマ・解決策のアイデア募集」にソニーと協働でトリポーラスを繊維に応用した衣類や生活用品「Triporous:Space QOL Series」を応募しました。
その後、2021年11月に「Triporous:Space QOL Series」(リラクシングウェア、インナーウェア、タオル、ポーチ)がISS搭載を目指すアイデアとして選定され、宇宙での実用性を考慮しながら開発を進めてきました。その際には、古川聡宇宙飛行士から宇宙環境での使用を想定したプロトタイプへのご意見もいただきました。2022年7月には、JAXAによる厳正な審査を経て、当シリーズのアイテムの一つであるリラクシングウェアがISSに搭載可能と判断され、2023年以降にISSに搭載される予定です。インナーウェア、タオル、ポーチについては、2024年以降のISSの搭載を目指し開発を継続しております。
■トリポーラス(Triporous™)とは ※トリポーラスはソニーグループ株式会社の商標です。
・ソニー オフィシャルサイト:https://www.sony.com/ja/SonyInfo/triporous/
・スタイレムのトリポーラスに対する取り組み:https://www.stylem.co.jp/sustainability/initiative/triporous/
■「Triporous:Space QOL Series」リラクシングウェアについて
「快適さ、心地よさ、清潔さ」をキーワードに、長袖・長ズボン、半袖・半ズボンの2種類のウェアを開発しました。長袖・長ズボンは睡眠時や通常活動時、半袖・半ズボンは運動時の活用が期待されます。
・消臭・抗菌性:
トリポーラスを繊維に応用することにより消臭・抗菌効果を発揮し、ウェアを清潔に使用することができます。
・着心地・快適性:
―肌触りを追求するために厳選された原料を組み合わせています。速乾性を考慮した生地組織や紡績手法を取り入れ、着心地や快適性を追求しました。また、高い紫外線遮蔽率も兼ね備えています。
―リラクシングウェアの企画においてはミズノ株式会社(以下、ミズノ)に携わっていただき、ミズノの独自のウェア設計技術である「Dynamotion Fit(ダイナモーションフィット)」(※)を取り入れ、動きやすさやストレスを感じさせにくい着心地など、スポーツウェアの知見を生かしたウェア設計をしています。さらに、宇宙生活における無重力環境下では、上半身に体液が多い状態になることで体形変化が起こりやすくなるため、体形変化に合わせてウエストの調節ができる工夫をしています。また、無重力環境下において収納物が無くならないよう全てのポケットを完全に閉じることができる工夫もしています。
※Dynamotion Fit(ダイナモーションフィット):さまざまなスポーツの動きを3次元コンピューターグラフィックス解析や解剖学をもとに検証し、「運動時の動きやすさ」を追求したウェア設計
■今後の展開
「Triporous:Space QOL Series」のリラクシングウェアは、2023年以降のISSへの搭載を予定しているほか、消費者の皆様にも購入・着用いただけるよう一般販売も検討しております。
スタイレムは、「世界中を、それぞれの『らしさ』で彩る。」というビジョンの実現のために、「人々にワクワクを 産業にソリューションを 環境と社会にサステナビリティを」というパーパスのもと事業活動を行っています。今回のトリポーラスを使った商品開発や提案も、当社のビジョンやパーパスに沿った取り組みであり、引き続き自社で創造する力を磨きながら他社との共創を積極的に行うことで、人々の生活をより豊かにするために社会的課題の解決や地球環境への負荷軽減に貢献し、新しいマーケットやニーズの創出を進めてまいります。
■参考URL
・宇宙生活/地上生活に共通する課題テーマ・解決策の募集
https://iss.jaxa.jp/med/partner/71532.html
・宇宙生活の課題から宇宙と地上双方の暮らしをより良くするビジネス共創プラットフォーム「THINK SPACE LIFE」
https://aerospacebiz.jaxa.jp/solution/j-sparc/projects/think-space-life/
【スタイレム瀧定大阪株式会社】
1864年創業の繊維専門商社。テキスタイル、原料、アパレル製品、ライフスタイルの4つの分野で事業を展開。国内市場においてトップシェアを確立したテキスタイル事業を軸にグローバルに事業を拡大中。近年はサステナビリティに対しての方針を強く打ち出し新たな商品やサービスの開発に挑戦しています。今回の取り組みは、社外との協働を推進するサステナビリティへの取り組みとして積極的に推進していきます。URL:https://www.stylem.co.jp/