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Hyundai 「IONIQ 5 N(アイオニック ファイブ エヌ)」、スポーツEVのベンチマークを築く

・Hyundai Nブランド初の高性能EVは、Nパフォーマンスにおける3つの柱「Corner Rascal」、「Racetrack Capability」、「Everyday Sportscar」を体現・Nバッテリープリコンディショニング、Nレース、Nペダル、Nブレーキ・リジェン(回生ブレーキ)、Nドリフトオプティマイザー、Nトルクディストリビューション、Nローンチコントロール、Nグリンブースト、Nアクティブサウンド+、N eシフト、Nロードセンス、トラックSOCなどの専用パフォーマンス機能を搭載




[画像1: https://prtimes.jp/i/95868/98/resize/d95868-98-e7246cbe9b3cb53d1eb5-0.jpg ]

ソウル、2023年11月22日 発表 -7月のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでのデビュー以来、HyundaiのIONIQ 5 Nは電気自動車(EV)のパフォーマンスにおいて、あらゆる先入観を覆してきました。

「ドリフトできるEVを運転するのは初めて!」と、Hyundai Nブランドが制作したインプレッションムービーで語ったのは、世界的に有名な日本人レーシングドライバーであり、「ドリフトキング」の異名をもつ土屋圭市“DK”氏。「一番驚いたのは俊敏性です。ドライビングがとても楽しく、“遊び心のあるクルマを作っているんだな”と。Hyundai Motorに対する印象が変わりました」とコメントしています。

また、IONIQ 5 Nを初期の段階で試乗したドライバー は日常の運転における実用性とエキサイティングなサーキットでの走行性能をシームレスに融合させた点を高く評価し、エンジンサウンドやドライバー・エンゲージメントなどモータースポーツ由来の特徴を電気自動車(EV)の運転体験 にもたらしている点を賞賛しています。

そして今週、多くの海外メディアにはIONIQ 5 N誕生の地、霊岩(ヨンアム)にあるコリア・インターナショナル・サーキットでこのクルマを体験する機会が設けられています。

IONIQ 5 Nが、高性能EV領域における驚くべきマイルストーンであることは間違いありません。Hyundai Nブランド初の高性能EVは、Hyundai Motor Groupの電動化グローバル・モジュラー・プラットフォーム(E-GMP)に加え、Hyundai Nのモータースポーツで培われた技術を電動化した「ローリングラボ(Rolling Lab)」プロジェクトを通じて磨きあげたテクノロジーを活用しています。

新型車は「Corner Rascal」、「Racetrack Capability」、「Everyday Sportscar」からなる3つの柱を通じて、Nパフォーマンスの本質を体現。最先端テクノロジーを駆使することでサーキット走行をも可能にする、ドライバー中心で運転が楽しい高性能EVの新時代を切り拓きます。

デュアルモーターAWDとWRCにインスパイアされたハンドリングが支える「Corner Rascal」の実力

IONIQ 5 Nは、印象的なCorner Rascal機能により、ドライビングを新たなレベルに引き上げます。ボディ構造はもちろん、ステアリングやペダルシステムの強化により、IONIQ 5 Nはスリリングなドライビング体験を求めるドライバーにとって、ダイナミックかつ魅力的なクルマに仕上がっています。

N R-MDPS システムにより強化されたステアリングコラムは、正確なコントロール性能を提供。ステアリングコラムの剛性が高まったことで、ステアリングレスポンスとそのフィードバックを向上させています。N R-MDPS システムは、より高いステアリング・ギア比と強化されたトルクフィードバックによってファインチューンされており、ダイレクトかつドライバーが対話をしやすいステアリングフィールを実現します。

さらにボディ構造には、溶接ポイントが42ヵ所追加され、接着剤の使用量も増してボディ剛性が高められています。電気モーターとバッテリーのマウントは、より強靭な電気モーターのトルクに耐えられるよう強化され、フロントおよびとリアのサブフレームには横方向の剛性を高め優れたハンドリングを提供します。このほか、電気モーターのトルクに耐えられるよう、WRCマシンにインスパイアされたドライブアクスルを前後に組み込まれています。

Nペダル・ソフトウェアは、ターンイン時の挙動とスロットル感度を向上させ、内燃エンジン(ICE)に近い特性を模倣しながら、応答性の高いハンドリングを重視しています。Nドリフトオプティマイザーは、リアルタイム制御によってドリフトアングルを維持し、トルクキック・ドリフト機能は、クラッチキック動作をシミュレートして即座にドリフトを開始します。Nトルク・ディストリビューション・システムは、フロントとリアのトルク配分を11段階で調整でき、コーナリング性能を最適化します。リアアクスルの電子制御リミテッドスリップディファレンシャル(e-LSD)は、コーナリング性能、アジリティ、コントロール性を高めます。

IONIQ 5 N は 21 インチの鍛造アルミホイールを履き、バネ下重量を軽減し全体的なパフォーマンスを向上させています。さらにホイールセンサーを追加、サスペンションダンパーを大型化、専用チューニングを施し、アップグレードしたことで電子制御サスペンションのトータルでの性能を引き上げ、快適かつダイナミックな乗り心地を実現しています。

改良されたPE(Power Electronics)、強化されたバッテリー冷却とNブレーキ・リジェン(回生ブレーキ)により「Racetrack Capability」を実現

IONIQ 5 Nは、様々な技術革新により高性能電気自動車(EV)として「Racetrack Capability」が際立っています。すべては、ドライバーに究極のサーキット走行体験を提供するために設計されています。

IONIQ 5 Nの心臓部は毎分21,000回転という驚異的な回転数を誇るハイパワー電気モーター2つです。これらの電気モーターは、最高出力478kW/650psという圧倒的なパワーを発揮します。このパフォーマンスをさらにスリリングなものにしているのが「Nグリン・ブースト」機能で10秒間、段階的にパワーをブーストし加速と興奮を高めてくれます。

素早くパワフルな発進を実現するため、IONIQ 5 Nはトラクション・レベルを3段階に設定できる「Nローンチ・コントロール」を搭載しています。これにより、ドライバーは常に理想的なスタートダッシュを切ることができます。

サーキットでのパフォーマンスをさらに高めるため、IONIQ 5 Nはラップごとのバッテリー消費量を自動的に計算するシステム、トラックSOC(充電状態)を導入しました。サーキット走行中、車両のパフォーマンスを監視・管理する必要があるドライバーにとっては貴重なツールです。

ピーク時の電力効率を維持するため、IONIQ 5 Nは高度なバッテリー熱管理を採用しています。過度の熱による出力劣化に耐えるように設計され、冷却エリアの拡大、モーターオイルクーラーの改良、バッテリー冷却器などを備えたシステムになっています。また、バッテリーと電気モーター用に独立した冷却ラジエーターを追加することで、過酷なサーキット走行条件下でも性能劣化が起こりにくくなっています。
車両のエネルギー使用量を細かく調整したいドライバーのために、IONIQ 5 NにはN Race機能が用意されています。ボタン操作ひとつでドライバーはフルパワーの発揮を優先する「スプリント」モードと、ピークパワーを制限することでサーキットでの走行距離を伸ばす「エンデュランス」モードのいずれかを選択できます。これにより、正確なエネルギー管理と状況に応じた理想的なパフォーマンスを発揮することが可能になります。
IONIQ 5 Nは、サーキット走行に必須な優れたブレーキ性能を実現するために、Nチューンド・ブレーキを採用しています。4ピストンモノブロックキャリパーには、400mmのフロントディスクと360mmのリアディスクが組み合わせられています。これらコンポーネントには軽量素材が採用されるほか、空気を整流してブレーキの冷却効率を高めています。

通常は効率化のために利用される回生ブレーキシステムですが、Nブレーキ・リジェンはブレーキ性能を高めるために再構築されています。回生ブレーキが主な制動力を発揮し、機械式ブレーキは必要に応じて補助的に作動させることでサーキットにおける耐久性を確保しています。IONIQ 5 NのNブレーキ・リジェンは最大0.6Gという優れた減速力を誇り、制動力において新しい基準を打ち立てています。

「Everyday Sportscar」、ダイナミックでエモーションを捕らえるドライビング体験を提供

Everyday Sportscarとして設計されたIONIQ 5 Nは、とにかく運転が楽しい電気自動車(EV)です。ドライバーの運転体験を向上させるために設計された様々な技術革新によって実現されました。
重要な機能は、パワー供給を正確に制御し、ギアシフトを模倣する N eシフトです。この機能は、内燃式エンジンを搭載した N ブランド車に搭載されている 8 速デュアル クラッチ トランスミッションの感覚を忠実に再現し、よりインタラクティブなドライビング体験を生み出します。

ドライビング・エクスペリエンスをさらに高めるため、IONIQ 5 NにはNアクティブ・サウンド+が搭載され、N eシフトを補完する未来的なEVサウンドに加え、内燃エンジンのようなエンジン音や排気音を提供します。聴覚要素の組み合わせにより、全体的なドライビング・エクスペリエンスに厚みが加わります。

IONIQ 5 Nの特徴は、Nアクティブサウンド+によって3つの異なるサウンドテーマを提供できることです。「イグニッション」はNの2.0Tエンジンサウンドを模倣し、「エボリューション」はハイパフォーマンスサウンドを、
そして「スーパーソニック」は戦闘機の音にインスパイアされたコーナリング中の可変音量を提供します。これらのサウンドテーマは、ドライビング・エクスペリエンスをより魅力的なものにするだけでなく、ドライバーが聴覚体験をパーソナライズすることを可能にします。

ヨーロッパのドライバー向けには、Nロードセンス と呼ばれる機能を提供します。この革新的なシステムは二重カーブの道路標識を検出すると、自動的に N モードの作動を推奨します。これにより道路状況に合わせて車両の設定が最適化され、よりダイナミックでエンゲージングなドライビング・エクスペリエンスが提供されます。

さらにIONIQ 5 NはV2L(Vehicle-to-Load) 機能を有しており、車両の電源がオフになっている場合でも、高電圧バッテリーに蓄えられた電力を使用して、様々なデバイスを充電したり電力供給したりすることができます。IONIQ 5 Nは走行だけでなく、動力源として多様な用途に使用できる実用性も兼ね備えています。

IONIQ 5 N は単なる EV ではありません。様々な技術革新により、ユーザーに卓越したインタラクティブなドライビング・エクスペリエンスを提供するのです。

スポーティさとサーキット走行のポテンシャルを際立たせる、パフォーマンス向上デザイン

IONIQ 5 Nのエクステリアは、パフォーマンスの高さとサーキット走行におけるポテンシャルを予感させるデザイン要素とプロポーションの変更が施されています。標準のIONIQ 5とは一線を画した、スポーティさを強調しています。

標準のIONIQ 5と比較すると車高は20mm低く、車幅は大径タイヤに合わせて50mm広く、全長は80mm長くなっています。フロントマスク(Nマスク)内のグラフィック・フェイシアには、冷却効果を高める機能的なメッシュ、エアカーテン、エアフラップが組み込まれています。リップスポイラーは、車両の低いスタンスとパフォーマンス志向のデザインを際立たせています。ブラックのフロントバンパーに施された「ルミナスオレンジ」のアクセントは、サイドスカートにも続いており、サーキットにふさわしい外観に貢献しています。21インチの鍛造アルミホイールには、ハイグリップな275/35R21サイズのピレリP-ZEROタイヤが装着されています。

また、専用のウイングタイプスポイラーとリアディフューザーが空気の流れをコントロールし、空力性能を最適化します。リアハッチには、チェッカーフラッグのリフレクターグラフィックが施されたN専用のブラックバンパーカバーとリアウィンドウ・ワイパーを装備し、実用性を高めています。

インテリアでは、IONIQ 5 NはNシリーズの特徴的なデザイン要素をシームレスに統合し、サーキット走行に適したスタイルと機能性を兼ね備えています。

Nステアリング・ホイールは新デザインで、初めて「N」のロゴが目立つようになりました。このステアリング・ホイールにはNボタンが装備され、ドライバーは好みのドライブ・モードを選択したり、組み合わせをカスタマイズしたり、自分だけのドライビング・エクスペリエンスを満喫することができます。Nグリン・ブースト・ボタンは、加速とドライビングの楽しさを最大化するためのボタンです。配置が最適化されたパドルは、N eシフトとNペダルの機能を作動させます。

センターコンソールはサーキット走行用に最適化され、ニーパッドやすね当てが装備されています。USB Cポート、ワイヤレス充電、カップホルダーなど日常的な設備も充実。強化ボルスター付きのNシートは、コーナリング時や横方向への加速時に乗員の身体をしっかりサポートします。
着座位置が低められたシートは、ハイパフォーマンスなドライバビリティを求めるお客様にとって理想的なものであり、Nのエンブレムがフロントシートとリアシートの両方にあしらわれ、フロントにはウェルカムライティングが設置されています。ツートーンカラーのデザインテーマはリアシートにも及んでおり、まとまりのあるインテリアを実現しています。インテリアは、ドアシルプレート、メタルペダル、フットレストにチェッカーフラッグをあしらい、サーキットにインスパイアされたデザインで統一されています。
リサイクル可能なペープレット・ドア装飾ガーニッシュ、サトウキビから作られたBIO PET糸、ペットボトルから作られたリサイクルPET糸、サトウキビから作られたBIO TPO、エコ加工レザー、リサイクルタイヤ用顔料塗料、リサイクルされたポリアルカンタラ・シートカバークロスなど、サステナブルな素材がインテリアの随所に取り入れられています。インテリアのサステナビリティを高めるだけでなく、サーキットにインスパイアされた全体的なデザインとキャビンの機能性を高めています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/95868/98/resize/d95868-98-7d522214713617eb011c-0.jpg ]


[画像3: https://prtimes.jp/i/95868/98/resize/d95868-98-52cb3a17fca21c9a5b93-2.png ]


* ブーストモードは最大10秒間使用可能
注:一充電走行距離は確定値ではありません。あくまでも目安としてご利用ください。車両の仕様および機能は、国/地域によって異なる場合があり、予告なく変更されることがあります。



Hyundai(ヒョンデ)について


1967年に設立されたHyundai Motor Companyは、世界200ヵ国以上で事業を展開し、12万人以上の従業員を雇用しており、世界中のモビリティに関する現実的な課題に取り組んでいます。ブランドビジョンである「Progress for Humanity」に基づき、Hyundai Motorはスマートモビリティ・ソリューション・プロバイダーへの転換を加速しています。Hyundaiは、革新的なモビリティソリューションを実現するために、ロボティクスやAdvanced Air Mobility(AAM)などの先進技術に投資し、未来のモビリティサービスを導入するためのオープンイノベーションを追求しています。世界の持続可能な未来のために、Hyundai Motorは業界をリードする水素燃料電池と電気自動車技術を搭載したゼロエミッション車を導入するための努力を続けていきます。
Hyundai Motor Companyとその製品に関するより詳しい情報は、以下をご覧ください。
https://www.hyundai.com/worldwide/en/
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