マイコミ新書 『災害とソーシャルメディア〜混乱、そして再生へと導く人々の「つながり」〜』毎日コミュニケーションズより、7月26日(火)発売
[11/07/20]
提供元:PRTIMES
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――― 大震災で活躍した「ソーシャルメディア」 この新しいメディアが持つ可能性を考え直そう ―――――
株式会社 毎日コミュニケーションズ<以下、マイコミ>(本社:東京都千代田区)は、マイコミ新書『災害とソーシャルメディア〜混乱、そして再生へと導く人々の「つながり」〜』を7月26日(火)より発売します。
2011年3月11日に発生した東日本大震災。この未曾有の混乱の中、ツイッターやフェイスブック、ミクシィといったソーシャルメディアが活用された事例が数多く見られました。ツイッターを使った安否情報のやり取りや、避難所の情報提供、帰宅難民となった人たち同士の助け合いなど、マスメディアがフォローできないローカルかつ迅速な情報のやり取りが、ソーシャルメディアを使ってなされました。そして、一個人のつぶやきが大手メディアや自治体をも動かした事例もあり、ソーシャルメディアが社会を動かすツールになり得る可能性が示されたといえるでしょう。
しかしその一方で、ソーシャルメディア上を駆け巡ったデマや誤報に振り回され、「震災で信頼性が低下した情報源」としてソーシャルメディアを挙げる声も聞かれます。災害時に役立つメディアとして認知される一方で、情報の信頼性に欠けるという相反する評価が下されているのです。
果たしてソーシャルメディアは、災害という危機的状況においても効果を発揮するツールといえるのでしょうか。またその効果は、広く社会全体を動かすほどの力を持ち得るといえるのでしょうか。本書では、東日本大震災、および、世界で起きたその他の災害や社会的混乱を主な事例として、ソーシャルメディアが持つ可能性について考えます。ソーシャルメディアによって可能になるコミュニケーションの特徴を検証しながら、それが他のメディアと比べてどのような違いを生み、どのように活用できるのかを考察していきます。ソーシャルメディアが持つ負の側面も理解しながら、この新しいメディアとの付き合い方を考えることができる一冊です。
<著者プロフィール>
小林啓倫(こばやし・あきひと)
ITジャーナリスト。1973年東京都生まれ、筑波大学大学院卒。国内SI企業、外資系コンサルティング会社、米国でのMBA留学等を経て、2005年より国内コンサルティングファームに勤務。また「Polar Bear Blog」および「シロクマ日報」の2つのブログを運営するブロガーでもある。著書に『AR-拡張現実』『リアルタイムウェブ-「なう」の時』(マイコミ新書)ほか多数。ツイッターIDは“akihito”。
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■書名:『災害とソーシャルメディア
〜混乱、そして再生へと導く人々の「つながり」〜』
■著者:小林啓倫
■定価:872円(税込)
■体裁:新書判 240ページ
■ISBN:978-4-8399-3941-0
■発売日:7月26日(火)
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株式会社 毎日コミュニケーションズ
社長室 広報部
TEL.03-6267-4155 FAX.03-6267-4050
e-mail:koho@mycom.co.jp