医療教育オペクラウドVRが東京都スタートアップ実証実験促進事業に採択。働き方改革でも医療の質を下げないVR臨床プラットフォームを普及へ
[20/09/29]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
株式会社ジョリーグッド(東京都中央区、代表取締役:上路健介、以下ジョリーグッド)は、自社で展開している医療教育プラットフォーム「オペクラウドVR」の実証事業が、東京都が主催する「スタートアップ実証実験促進事業 (PoC Ground Tokyo、以下本事業)に採択されたことを発表します。本実証は、ジョリーグッドと日本医科大学付属病院が共同で実施します。
オペクラウドVRは、医師の働き改革などによりOJTなどの臨床実習の時間がとれない中でも、いつでもどこでもリアルな臨床実習を積める新しい医療教育を実現します。学習効果の高いVRで医療スタッフの目線を体験することで、医療技術伝達と習熟のスピードを大幅にアップさせ、日本医療の進化に貢献します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/20924/99/resize/d20924-99-398130-0.jpg ]
■東京都スタートアップ実証実験促進事業とは(https://poc-ground.tokyo/)
東京都経済の持続的な発展のためには、イノベーションを継続的に生み出していくことが求められています。本事業では革新的なビジネスアイデアを有し、新たなビジネス領域で大きな成長を志向するスタートアップのニーズに合わせて、仮説検証や社会実装の検証等に向けた実証実験を効果的にサポートすることで、スタートアップの成長を着実に支援することを目的としています。
8月5日(水)に開催された採択審査では、95件の応募の中から、ジョリーグッドの医療教育オペクラウドVRが最先端IoT領域の採択事業として選出されました。
<PoC Ground Tokyoプレスリリース>
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000057654.html
<東京都プレスリリース>
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2020/09/08/05.html
■医師の働き方改革で教育が制限、医療の質の低下へ
2024年より、医師の働き方改革により本格的な労働規制が行われ、勤務医の時間外労働時間が原則年間960時間までとなります。医師の勤務時間や在院時間が減る事で勉強や経験のための時間が圧迫され、大幅な医療の質の低下、さらなる医師不足が懸念されます。日本病院会が公表した「2019年度 勤務医不足と医師の働き方に関するアンケート調査」結果によると、約6割の病院長が「働き方改革で地域医療が崩壊する」と回答しています。医師の勤務時間や在院時間が減る事で教育時間が制限され、医療の質の低下やさらなる医師不足につながることが懸念されています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/20924/99/resize/d20924-99-697604-2.png ]
■VRによる臨床実習をいつでもどこでも「オペクラウドVR」(https://jollygood.co.jp/opecloud)
オペクラウドVRは、熟練医師やベテラン看護師、メディカルエンジニアなど治療現場のスタッフの視野を、常設された高精度360度カメラ撮影・配信し、データ蓄積管理を行う統合システムソリューションです。医師の働き方改革の中で、持ち帰ることができるVRが医療教育の質低下を解消し、すき間時間や自宅学習の限られた時間の中で効率の良い学びの提供を可能にします。
■一対多の遠隔臨床実習を提供する「多接続リモートVR臨床システム」
「多接続リモートVR臨床システム」(以下 本VRシステム)は、講師の医師と臨床体験を積みたい医療従事者が、どこか一箇所に集まることなく、治療スタッフそれぞれの360°視野を、どこからでもVRで一斉に臨床学習できる次世代型医療教育システムです。本システムを活用した遠隔VR講義では、VRによる臨床実習を一斉に提供することで、離れた場所にいる受講者らが手術室に立ち会っているかのようなヴァーチャル臨実習を実現します。講師のタブレットアプリでは、注視してほしいポイントをタブレット上に描画することで、受講者のVR内での視線を誘導するなど、昨今の新興感染症による休校や臨床実習の休講の中でもスムーズなリモートVR授業を進行することができます。
[画像3: https://prtimes.jp/i/20924/99/resize/d20924-99-746991-4.png ]
[画像4: https://prtimes.jp/i/20924/99/resize/d20924-99-288098-3.jpg ]
■普及に向け運用課題と解決法の実証へ
本実証では、治療現場の360度撮影におけるプライバシー処理や患者やご家族への撮影許諾フローにおける課題とその解決策を検証します。
※オペクラウドVRは、医療情報システムで多数実績のあるベンターのクラウドシステム(AES256によるサーバサイド暗号化)を採用し、3省3ガイドラインに準拠したシステム構築、運用を行うことで情報セキュリティの堅牢性を確保します。
[画像5: https://prtimes.jp/i/20924/99/resize/d20924-99-116254-1.png ]
日本医科大学大学院医学研究科 救急医学分野 教授
横堀將司先生
「働き方改革で2024年に労働規制がスタートする。そのためOJTの機会が奪われています。だからこそ、どこでも自宅でもトレーニングができるVRは、ますますこれから重要性が高まってくる。」
オペクラウドVRは、医学生へのリモートVR授業の実施や、医療学会で全国の病院をつないだ遠隔多拠点VR医療教育セミナーなどを実施しています。
ジョリーグッドでは、共同でVRの実証研究を勧めていける病院や医科大学、メーカーや医療学会を募集しています。
問い合わせはこちら:https://jollygood.co.jp/opecloud
■日本医科大学付属病院 高度救命救急センターについて(http://www.nms-ccm.jp)
高度救命救急センターとは、救命救急センターのうち、特に高度な診療機能を有するものとして厚生労働大臣が認めた医療施設です。日医救命の入室患者数は、年間で約1,600〜1,800人。外科・脳外科・整形外科など専門性を持つ医師と看護師が連携し、初期治療から外科的治療、ICU管理まで、24時間迅速な医療体制を実現しています。
■株式会社ジョリーグッドについて(https://jollygood.co.jp/)
ジョリーグッドは、高精度な“プロフェッショナルVRソリューション”と、VR空間のユーザー行動を解析するAI エンジンなどを開発するテクノロジーカンパニーです。医療、障害者支援、介護教育、外国人教育など、成長を加速し生きがいを支援するVR・AIサービスを開発、提供しています。
オペクラウドVRは、医師の働き改革などによりOJTなどの臨床実習の時間がとれない中でも、いつでもどこでもリアルな臨床実習を積める新しい医療教育を実現します。学習効果の高いVRで医療スタッフの目線を体験することで、医療技術伝達と習熟のスピードを大幅にアップさせ、日本医療の進化に貢献します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/20924/99/resize/d20924-99-398130-0.jpg ]
■東京都スタートアップ実証実験促進事業とは(https://poc-ground.tokyo/)
東京都経済の持続的な発展のためには、イノベーションを継続的に生み出していくことが求められています。本事業では革新的なビジネスアイデアを有し、新たなビジネス領域で大きな成長を志向するスタートアップのニーズに合わせて、仮説検証や社会実装の検証等に向けた実証実験を効果的にサポートすることで、スタートアップの成長を着実に支援することを目的としています。
8月5日(水)に開催された採択審査では、95件の応募の中から、ジョリーグッドの医療教育オペクラウドVRが最先端IoT領域の採択事業として選出されました。
<PoC Ground Tokyoプレスリリース>
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000057654.html
<東京都プレスリリース>
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2020/09/08/05.html
■医師の働き方改革で教育が制限、医療の質の低下へ
2024年より、医師の働き方改革により本格的な労働規制が行われ、勤務医の時間外労働時間が原則年間960時間までとなります。医師の勤務時間や在院時間が減る事で勉強や経験のための時間が圧迫され、大幅な医療の質の低下、さらなる医師不足が懸念されます。日本病院会が公表した「2019年度 勤務医不足と医師の働き方に関するアンケート調査」結果によると、約6割の病院長が「働き方改革で地域医療が崩壊する」と回答しています。医師の勤務時間や在院時間が減る事で教育時間が制限され、医療の質の低下やさらなる医師不足につながることが懸念されています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/20924/99/resize/d20924-99-697604-2.png ]
■VRによる臨床実習をいつでもどこでも「オペクラウドVR」(https://jollygood.co.jp/opecloud)
オペクラウドVRは、熟練医師やベテラン看護師、メディカルエンジニアなど治療現場のスタッフの視野を、常設された高精度360度カメラ撮影・配信し、データ蓄積管理を行う統合システムソリューションです。医師の働き方改革の中で、持ち帰ることができるVRが医療教育の質低下を解消し、すき間時間や自宅学習の限られた時間の中で効率の良い学びの提供を可能にします。
■一対多の遠隔臨床実習を提供する「多接続リモートVR臨床システム」
「多接続リモートVR臨床システム」(以下 本VRシステム)は、講師の医師と臨床体験を積みたい医療従事者が、どこか一箇所に集まることなく、治療スタッフそれぞれの360°視野を、どこからでもVRで一斉に臨床学習できる次世代型医療教育システムです。本システムを活用した遠隔VR講義では、VRによる臨床実習を一斉に提供することで、離れた場所にいる受講者らが手術室に立ち会っているかのようなヴァーチャル臨実習を実現します。講師のタブレットアプリでは、注視してほしいポイントをタブレット上に描画することで、受講者のVR内での視線を誘導するなど、昨今の新興感染症による休校や臨床実習の休講の中でもスムーズなリモートVR授業を進行することができます。
[画像3: https://prtimes.jp/i/20924/99/resize/d20924-99-746991-4.png ]
[画像4: https://prtimes.jp/i/20924/99/resize/d20924-99-288098-3.jpg ]
■普及に向け運用課題と解決法の実証へ
本実証では、治療現場の360度撮影におけるプライバシー処理や患者やご家族への撮影許諾フローにおける課題とその解決策を検証します。
※オペクラウドVRは、医療情報システムで多数実績のあるベンターのクラウドシステム(AES256によるサーバサイド暗号化)を採用し、3省3ガイドラインに準拠したシステム構築、運用を行うことで情報セキュリティの堅牢性を確保します。
[画像5: https://prtimes.jp/i/20924/99/resize/d20924-99-116254-1.png ]
日本医科大学大学院医学研究科 救急医学分野 教授
横堀將司先生
「働き方改革で2024年に労働規制がスタートする。そのためOJTの機会が奪われています。だからこそ、どこでも自宅でもトレーニングができるVRは、ますますこれから重要性が高まってくる。」
オペクラウドVRは、医学生へのリモートVR授業の実施や、医療学会で全国の病院をつないだ遠隔多拠点VR医療教育セミナーなどを実施しています。
ジョリーグッドでは、共同でVRの実証研究を勧めていける病院や医科大学、メーカーや医療学会を募集しています。
問い合わせはこちら:https://jollygood.co.jp/opecloud
■日本医科大学付属病院 高度救命救急センターについて(http://www.nms-ccm.jp)
高度救命救急センターとは、救命救急センターのうち、特に高度な診療機能を有するものとして厚生労働大臣が認めた医療施設です。日医救命の入室患者数は、年間で約1,600〜1,800人。外科・脳外科・整形外科など専門性を持つ医師と看護師が連携し、初期治療から外科的治療、ICU管理まで、24時間迅速な医療体制を実現しています。
■株式会社ジョリーグッドについて(https://jollygood.co.jp/)
ジョリーグッドは、高精度な“プロフェッショナルVRソリューション”と、VR空間のユーザー行動を解析するAI エンジンなどを開発するテクノロジーカンパニーです。医療、障害者支援、介護教育、外国人教育など、成長を加速し生きがいを支援するVR・AIサービスを開発、提供しています。