第一線で活躍するデザイナー、クリエイターと一緒にサーキュラーを考える「どこまでがゴミで、どこまでがゴミではないのか?」
[22/11/29]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
企画展「かちのかたちたち展―捨てる手前と後のこと」開催 12月5日(月)〜12月25日(日) 東京ミッドタウン・デザインハブにて。入場無料
学校法人多摩美術大学(所在地:東京都世田谷区、理事長:青柳正規、多摩美術大学学長:建畠 晢)は、東京ミッドタウン・デザインハブ第100回企画展「かちのかたちたち展ー捨てる手前と後のこと」を、東京ミッドタウン・デザインハブにて、12月5日(月)より開催します。
「どこからがゴミで、どこまでがゴミではないのか?」本展では、ゴミになる境界に焦点を当て、人それぞれのゴミに対する価値観を探ることを目指します。
深澤直人教授、中村勇吾教授、柴田文江教授をはじめとする本学教員だけでなく、第一線で活躍するデザイナーやクリエイター25名による、暮らしや仕事の中にある、「ゴミとゴミになる前の境界を感じるもの」を提示頂くことで、クリエイティブとサーキュラーの新しい出会いやヒントを探ります。
さらに、呼び継ぎの器や襤褸(ぼろ)などの民俗学的な視点や、国内・世界での最新の取り組み事例なども紹介し、様々な角度からサーキュラーを見つめる企画展です。
[画像1: https://prtimes.jp/i/34331/99/resize/d34331-99-e62c4e24784d5a14ad46-0.jpg ]
■企画概要
名 称:東京ミッドタウン・デザインハブ第100回企画展「かちのかたちたち展ー捨てる手前と後のこと」
会 期:2022年12月5日(月)〜 12月25日(日) 11:00 〜 19:00 会期中無休/入場無料
会 場:東京ミッドタウン・デザインハブ(東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F)
入場料:無料
主 催:東京ミッドタウン・デザインハブ
運 営:多摩美術大学 TUB
監 修:永井一史(多摩美術大学 統合デザイン学科教授)
企画構成:前村達也(多摩美術大学 統合デザイン学科非常勤講師/SCALE ONE Inc.)
グラフィックデザイン:木住野彰悟 (6D)
会場構成:吉田あさぎ
■企画内容(一部)および出展者 (敬称略)
「かちのかたちたち」様々なジャンルのデザイナーやクリエイターに、「ゴミとゴミになる前の境界」の物事をご提示頂きます。
ご出展者 (五十音順)
荒牧悠(アーティスト/本学統合デザイン学科非常勤講師)
家村珠代(キュレーター/本学芸術学科教授)
石川俊祐(KESIKI INC. Partner, Design innovation/本学TCL特任准教授)
伊藤菜衣子(暮らしかた冒険家/クリエイティブディレクター)
井上隆太郎(株式会社苗目代表)
上田壮一(一般社団法人シンク・ジ・アース理事/本学情報デザイン学科客員教授)
大塚桃奈(上勝町ゼロ・ウェイストセンターWHY)
岡崎智弘(グラフィックデザイナー/デザイナー/本学情報デザイン学科非常勤講師)
奥村文絵(フードディレクター/日日/冬夏 代表)
橘田優子(植物染色作家/kitta主宰)
熊谷彰博(デザイナー/ディレクター)
小林和人(Roundabout/OUTBOUND代表)
柴田文江(プロダクトデザイナー/本学統合デザイン学科教授)
清水淳子(本学情報デザイン学科専任講師)
菅俊一(コグニティブデザイナー/本学統合デザイン学科准教授)
須浪隆貴(須浪亨商店代表)
辰野しずか(クリエイティブディレクター/デザイナー)
寺山紀彦(デザイナー/美術作家)
中村勇吾(インターフェースデザイナー/本学統合デザイン学科教授)
中村寛(アトリエ・アンソロポロジー合同会社代表/本学リベラルアーツセンター教授)
永井一史(本学統合デザイン学科教授)
ひがしちか(画業)
深澤直人(デザイナー/本学統合デザイン学科教授)
藤城成貴(プロダクトデザイナー/本学生産デザイン学科非常勤講師)
本多沙映(デザイナー/ジュエリーアーティスト)
前村達也(SCALE ONE Inc./本学統合デザイン学科非常勤講師)
山田遊(バイヤー)
山野英之(グラフィックデザイナー/TAKAIYAMA inc.)
米谷ひろし(TONERICO:INC.代表 本学環境デザイン学科教授/日本インテリアデザイナー協会選考委員)
[画像2: https://prtimes.jp/i/34331/99/resize/d34331-99-3c982d05b133cc59f23c-1.jpg ]
[画像3: https://prtimes.jp/i/34331/99/resize/d34331-99-6b5bfb1c450311334172-2.jpg ]
[画像4: https://prtimes.jp/i/34331/99/resize/d34331-99-5586c376987ecb885c11-7.jpg ]
[画像5: https://prtimes.jp/i/34331/99/resize/d34331-99-ec30bfcb9cb5327f0059-8.jpg ]
「生まれ変わるかたち」陶磁器の修理技法「金継ぎ」の本質とは?
美術家・「6次元」主宰のナカムラクニオ氏による、呼び継ぎの器の作品を通して、単なる修理・修復とは異なる価値を発見します。
出展者:ナカムラクニオ(美術家・「6次元」主宰)
[画像6: https://prtimes.jp/i/34331/99/resize/d34331-99-1b2dc3b7b697cf709932-6.jpg ]
「かちのかたまり」捨てられたゴミはどこへ行くのか?実際の巨大な資材マテリアル (アルミ缶のかたまり、PPバンドのかたまり、ビニール袋のかたまり、発泡スチロールのかたまり、紙のかたまり)を展示。ゴミとして捨てられた後、人の手で選別され、資源へ生まれ変わります。
出展:株式会社モノファクトリー/株式会社春江
[画像7: https://prtimes.jp/i/34331/99/resize/d34331-99-e2073ec558abb15d84a6-4.jpg ]
「実践するサーキュラーな活動たち」国内・世界での最新の取り組み事例を紹介します。
出展:株式会社斗々屋/有限会社きたもっく/ループジャパン合同会社/iFixit/株式会社日本フードエコロジーセンター/株式会社ファーメンステーション/一般社団法人 大崎町SDGs推進協議会/他
「すてるデザイン」共創プロジェクト「すてるデザイン」にて、本学プロダクトデザイン専攻の学生が取り組む作品をご紹介します。
出展:本学プロダクトデザイン専攻studio3
https://tub.tamabi.ac.jp/projects/1265/
「襤褸(ぼろ) ークラシックサーキュラー/暮らしの循環」日本の暮らし、民俗学的な視点から、サーキュラーを考えます。
出展:公益財団法人致道博物館
[画像8: https://prtimes.jp/i/34331/99/resize/d34331-99-9836bd8c1c1d6038c5d0-9.jpg ]
■永井一史(本展監修/本学統合デザイン学科教授)コメント
あらゆるものを廃棄していたリニアな社会から資源を循環させていくサーキュラーな社会へ。その重要性は認識するものの、私たちはどんな情報を頼りに、どう行動するべきなのか。価値観が多様化し、社会のあらゆる事象・情報が複雑化する現代では、進むべき方向を見出すのは容易ではありません。多摩美術大学は、このデザインハブにある「多摩美術大学 TUB」を拠点に、「すてるデザインプロジェクト」の活動を行なっています。そこでは、解決のデザインにとどまらず、学びの場や、共創コミュニティーのハブになるなど様々なことをしてきました。今回は、これまでの取り組みの枠を広げ、ゴミに対する個人の考え方にフォーカスする企画、ゴミ問題へ理解を深める情報の提供、来場者が参加してもらえる仕掛けなど、この社会的課題を自分の問題に引き寄せてもらうことを意図した展示を行います。この企画を通じて、ひとりひとりがサーキュラーについて考えるきっかけにしていただければ幸いです。
■「かちのかたちたち展ー捨てる手前と後のこと」展示概要文
大量生産や消費、エネルギー依存から生じる環境破壊と気候変動。これらは喫緊の課題であり、必然的にサステナビリティやサーキュラーといったテーマに向き合わなければならない時代に私たちは生きています。制度や産業での大きな枠組みの変化が求められるのと同時に、私たち一人一人も立ち止まらず、考え方を変化させていく必要があります。多摩美術大学では、2021年より取り組んでいる共創プロジェクト“すてるデザイン”を通じてサーキュラーと向き合い、社会に対する様々な問いかけを行ってきました。本展では、私たちの暮らしの中で発生する「ゴミ」の定義について考察します。どこからがゴミで、どこまでがゴミではないのか?その境界に焦点を当て、第一線で活躍するデザイナー、クリエイターそれぞれのゴミに対する価値観を探ります。また、サーキュラーに関する世界や日本の先行事例や、学生作品を通じて、ゴミの認識の転換について提示し、皆さんと一緒にこの問題について考えていく機会にしたいと思います。
■トークイベントの開催について
企画展関連イベントを開催予定です。日程などの情報は、追ってデザインハブWEBサイトにてお知らせ致します。
https://designhub.jp/
[画像9: https://prtimes.jp/i/34331/99/resize/d34331-99-de0b9485e74c5095468f-11.png ]
■東京ミッドタウン・デザインハブについて
2007年4月に開設されたデザインネットワークの拠点です。デザインのプロモーション・職能・研究教育という異なる役割を担う機関が連携し、デザインによって 「人」「ビジネス」「知識」 を結びつけ、展覧会やセミナーの開催、動画配信などで情報を発信しています。(構成機関:公益財団法人 日本デザイン振興会、公益社団法人 日本グラフィックデザイン協会、多摩美術大学 TUB)
https://designhub.jp/
■多摩美術大学 TUB 基本情報
英語名称:Tama Art University Bureau
名 称:多摩美術大学 TUB
所在地:東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F(デザインハブ内)
ディレクター:和田達也教授、永井一史教授
[画像10: https://prtimes.jp/i/34331/99/resize/d34331-99-00c326ebbfced3edda52-10.png ]
■多摩美術大学 TUB について
2021年4月、東京ミッドタウン・デザインハブ(所在地:東京都港区)に、デザインやアートが持つ創造性と美意識を社会とつなぐ場として開所。“まじわる・うみだす・ひらく” をコンセプトに、多摩美術大学の様々なステークホルダーや企業、社会人と行うオープンイノベーションによる新しい価値の創出、学生だけでなく子どもから社会人まで幅広い層に向けたデザインやアートのプログラムの提供、学生作品の展示・発信を行います。
https://tub.tamabi.ac.jp/
■学校法人多摩美術大学について
理事長:青柳正規
多摩美術大学 学長:建畠 晢
所在地:〒158-8558 東京都世田谷区上野毛3-15-34
創 立:1935年
大学概要:創立以来「もの派」を牽引した関根伸夫、菅木志雄ら、またデザイン界でも三宅一生や深澤直人、佐藤可士和など世界を舞台に活躍する才能を数多く輩出。東京都世田谷区と八王子市に2つのキャンパスを持ち、絵画、彫刻、工芸、デザイン、建築、映像、演劇、舞踊、芸術学などアート、デザインから身体表現までを網羅する10学科と大学院を設置する美術系総合大学です。
https://www.tamabi.ac.jp
学校法人多摩美術大学(所在地:東京都世田谷区、理事長:青柳正規、多摩美術大学学長:建畠 晢)は、東京ミッドタウン・デザインハブ第100回企画展「かちのかたちたち展ー捨てる手前と後のこと」を、東京ミッドタウン・デザインハブにて、12月5日(月)より開催します。
「どこからがゴミで、どこまでがゴミではないのか?」本展では、ゴミになる境界に焦点を当て、人それぞれのゴミに対する価値観を探ることを目指します。
深澤直人教授、中村勇吾教授、柴田文江教授をはじめとする本学教員だけでなく、第一線で活躍するデザイナーやクリエイター25名による、暮らしや仕事の中にある、「ゴミとゴミになる前の境界を感じるもの」を提示頂くことで、クリエイティブとサーキュラーの新しい出会いやヒントを探ります。
さらに、呼び継ぎの器や襤褸(ぼろ)などの民俗学的な視点や、国内・世界での最新の取り組み事例なども紹介し、様々な角度からサーキュラーを見つめる企画展です。
[画像1: https://prtimes.jp/i/34331/99/resize/d34331-99-e62c4e24784d5a14ad46-0.jpg ]
■企画概要
名 称:東京ミッドタウン・デザインハブ第100回企画展「かちのかたちたち展ー捨てる手前と後のこと」
会 期:2022年12月5日(月)〜 12月25日(日) 11:00 〜 19:00 会期中無休/入場無料
会 場:東京ミッドタウン・デザインハブ(東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F)
入場料:無料
主 催:東京ミッドタウン・デザインハブ
運 営:多摩美術大学 TUB
監 修:永井一史(多摩美術大学 統合デザイン学科教授)
企画構成:前村達也(多摩美術大学 統合デザイン学科非常勤講師/SCALE ONE Inc.)
グラフィックデザイン:木住野彰悟 (6D)
会場構成:吉田あさぎ
■企画内容(一部)および出展者 (敬称略)
「かちのかたちたち」様々なジャンルのデザイナーやクリエイターに、「ゴミとゴミになる前の境界」の物事をご提示頂きます。
ご出展者 (五十音順)
荒牧悠(アーティスト/本学統合デザイン学科非常勤講師)
家村珠代(キュレーター/本学芸術学科教授)
石川俊祐(KESIKI INC. Partner, Design innovation/本学TCL特任准教授)
伊藤菜衣子(暮らしかた冒険家/クリエイティブディレクター)
井上隆太郎(株式会社苗目代表)
上田壮一(一般社団法人シンク・ジ・アース理事/本学情報デザイン学科客員教授)
大塚桃奈(上勝町ゼロ・ウェイストセンターWHY)
岡崎智弘(グラフィックデザイナー/デザイナー/本学情報デザイン学科非常勤講師)
奥村文絵(フードディレクター/日日/冬夏 代表)
橘田優子(植物染色作家/kitta主宰)
熊谷彰博(デザイナー/ディレクター)
小林和人(Roundabout/OUTBOUND代表)
柴田文江(プロダクトデザイナー/本学統合デザイン学科教授)
清水淳子(本学情報デザイン学科専任講師)
菅俊一(コグニティブデザイナー/本学統合デザイン学科准教授)
須浪隆貴(須浪亨商店代表)
辰野しずか(クリエイティブディレクター/デザイナー)
寺山紀彦(デザイナー/美術作家)
中村勇吾(インターフェースデザイナー/本学統合デザイン学科教授)
中村寛(アトリエ・アンソロポロジー合同会社代表/本学リベラルアーツセンター教授)
永井一史(本学統合デザイン学科教授)
ひがしちか(画業)
深澤直人(デザイナー/本学統合デザイン学科教授)
藤城成貴(プロダクトデザイナー/本学生産デザイン学科非常勤講師)
本多沙映(デザイナー/ジュエリーアーティスト)
前村達也(SCALE ONE Inc./本学統合デザイン学科非常勤講師)
山田遊(バイヤー)
山野英之(グラフィックデザイナー/TAKAIYAMA inc.)
米谷ひろし(TONERICO:INC.代表 本学環境デザイン学科教授/日本インテリアデザイナー協会選考委員)
[画像2: https://prtimes.jp/i/34331/99/resize/d34331-99-3c982d05b133cc59f23c-1.jpg ]
[画像3: https://prtimes.jp/i/34331/99/resize/d34331-99-6b5bfb1c450311334172-2.jpg ]
[画像4: https://prtimes.jp/i/34331/99/resize/d34331-99-5586c376987ecb885c11-7.jpg ]
[画像5: https://prtimes.jp/i/34331/99/resize/d34331-99-ec30bfcb9cb5327f0059-8.jpg ]
「生まれ変わるかたち」陶磁器の修理技法「金継ぎ」の本質とは?
美術家・「6次元」主宰のナカムラクニオ氏による、呼び継ぎの器の作品を通して、単なる修理・修復とは異なる価値を発見します。
出展者:ナカムラクニオ(美術家・「6次元」主宰)
[画像6: https://prtimes.jp/i/34331/99/resize/d34331-99-1b2dc3b7b697cf709932-6.jpg ]
「かちのかたまり」捨てられたゴミはどこへ行くのか?実際の巨大な資材マテリアル (アルミ缶のかたまり、PPバンドのかたまり、ビニール袋のかたまり、発泡スチロールのかたまり、紙のかたまり)を展示。ゴミとして捨てられた後、人の手で選別され、資源へ生まれ変わります。
出展:株式会社モノファクトリー/株式会社春江
[画像7: https://prtimes.jp/i/34331/99/resize/d34331-99-e2073ec558abb15d84a6-4.jpg ]
「実践するサーキュラーな活動たち」国内・世界での最新の取り組み事例を紹介します。
出展:株式会社斗々屋/有限会社きたもっく/ループジャパン合同会社/iFixit/株式会社日本フードエコロジーセンター/株式会社ファーメンステーション/一般社団法人 大崎町SDGs推進協議会/他
「すてるデザイン」共創プロジェクト「すてるデザイン」にて、本学プロダクトデザイン専攻の学生が取り組む作品をご紹介します。
出展:本学プロダクトデザイン専攻studio3
https://tub.tamabi.ac.jp/projects/1265/
「襤褸(ぼろ) ークラシックサーキュラー/暮らしの循環」日本の暮らし、民俗学的な視点から、サーキュラーを考えます。
出展:公益財団法人致道博物館
[画像8: https://prtimes.jp/i/34331/99/resize/d34331-99-9836bd8c1c1d6038c5d0-9.jpg ]
■永井一史(本展監修/本学統合デザイン学科教授)コメント
あらゆるものを廃棄していたリニアな社会から資源を循環させていくサーキュラーな社会へ。その重要性は認識するものの、私たちはどんな情報を頼りに、どう行動するべきなのか。価値観が多様化し、社会のあらゆる事象・情報が複雑化する現代では、進むべき方向を見出すのは容易ではありません。多摩美術大学は、このデザインハブにある「多摩美術大学 TUB」を拠点に、「すてるデザインプロジェクト」の活動を行なっています。そこでは、解決のデザインにとどまらず、学びの場や、共創コミュニティーのハブになるなど様々なことをしてきました。今回は、これまでの取り組みの枠を広げ、ゴミに対する個人の考え方にフォーカスする企画、ゴミ問題へ理解を深める情報の提供、来場者が参加してもらえる仕掛けなど、この社会的課題を自分の問題に引き寄せてもらうことを意図した展示を行います。この企画を通じて、ひとりひとりがサーキュラーについて考えるきっかけにしていただければ幸いです。
■「かちのかたちたち展ー捨てる手前と後のこと」展示概要文
大量生産や消費、エネルギー依存から生じる環境破壊と気候変動。これらは喫緊の課題であり、必然的にサステナビリティやサーキュラーといったテーマに向き合わなければならない時代に私たちは生きています。制度や産業での大きな枠組みの変化が求められるのと同時に、私たち一人一人も立ち止まらず、考え方を変化させていく必要があります。多摩美術大学では、2021年より取り組んでいる共創プロジェクト“すてるデザイン”を通じてサーキュラーと向き合い、社会に対する様々な問いかけを行ってきました。本展では、私たちの暮らしの中で発生する「ゴミ」の定義について考察します。どこからがゴミで、どこまでがゴミではないのか?その境界に焦点を当て、第一線で活躍するデザイナー、クリエイターそれぞれのゴミに対する価値観を探ります。また、サーキュラーに関する世界や日本の先行事例や、学生作品を通じて、ゴミの認識の転換について提示し、皆さんと一緒にこの問題について考えていく機会にしたいと思います。
■トークイベントの開催について
企画展関連イベントを開催予定です。日程などの情報は、追ってデザインハブWEBサイトにてお知らせ致します。
https://designhub.jp/
[画像9: https://prtimes.jp/i/34331/99/resize/d34331-99-de0b9485e74c5095468f-11.png ]
■東京ミッドタウン・デザインハブについて
2007年4月に開設されたデザインネットワークの拠点です。デザインのプロモーション・職能・研究教育という異なる役割を担う機関が連携し、デザインによって 「人」「ビジネス」「知識」 を結びつけ、展覧会やセミナーの開催、動画配信などで情報を発信しています。(構成機関:公益財団法人 日本デザイン振興会、公益社団法人 日本グラフィックデザイン協会、多摩美術大学 TUB)
https://designhub.jp/
■多摩美術大学 TUB 基本情報
英語名称:Tama Art University Bureau
名 称:多摩美術大学 TUB
所在地:東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F(デザインハブ内)
ディレクター:和田達也教授、永井一史教授
[画像10: https://prtimes.jp/i/34331/99/resize/d34331-99-00c326ebbfced3edda52-10.png ]
■多摩美術大学 TUB について
2021年4月、東京ミッドタウン・デザインハブ(所在地:東京都港区)に、デザインやアートが持つ創造性と美意識を社会とつなぐ場として開所。“まじわる・うみだす・ひらく” をコンセプトに、多摩美術大学の様々なステークホルダーや企業、社会人と行うオープンイノベーションによる新しい価値の創出、学生だけでなく子どもから社会人まで幅広い層に向けたデザインやアートのプログラムの提供、学生作品の展示・発信を行います。
https://tub.tamabi.ac.jp/
■学校法人多摩美術大学について
理事長:青柳正規
多摩美術大学 学長:建畠 晢
所在地:〒158-8558 東京都世田谷区上野毛3-15-34
創 立:1935年
大学概要:創立以来「もの派」を牽引した関根伸夫、菅木志雄ら、またデザイン界でも三宅一生や深澤直人、佐藤可士和など世界を舞台に活躍する才能を数多く輩出。東京都世田谷区と八王子市に2つのキャンパスを持ち、絵画、彫刻、工芸、デザイン、建築、映像、演劇、舞踊、芸術学などアート、デザインから身体表現までを網羅する10学科と大学院を設置する美術系総合大学です。
https://www.tamabi.ac.jp