データマーケティングプラットフォーム「b→dash」 開発のフロムスクラッチ、KKRやゴールドマン・サックス他、既存株主から100億円の資金調達の契約締結が完了
[19/08/06]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
〜累計資金調達額は145億円に/KKRとして日本国内初のスタートアップ投資〜
データマーケティングプラットフォーム「b→dash(ビーダッシュ)」の開発・提供を行う、株式会社フロムスクラッチ(本社:東京都新宿区/代表取締役CEO:安部泰洋、以下フロムスクラッチ)は、米大手投資会社のKKRと、米大手投資銀行のゴールドマン・サックス、既存株主などを割当先とする第三者割当増資等により総額約100億円の資金調達の契約締結が完了いたしました。
そして経営体制およびガバナンス強化のため、新たにKKRパートナーの谷田川英治氏と株式会社START 代表取締役社長(株式会社LITALICO 元取締役)の中俣博之氏2名が社外取締役に、森・濱田松本法律事務所 パートナーの堀天子氏が社外監査役に、弊社矢矧利太郎が取締役COOに就任したことをお知らせいたします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/13454/100/resize/d13454-100-541828-0.jpg ]
(写真左より、社外取締役 倉林陽氏、社外取締役 谷田川英治氏、代表取締役CEO 安部泰洋、社外取締役 中俣博之氏、取締役COO 矢矧利太郎、社外取締役 麻野耕司氏)
今回のシリーズD投資ラウンドにおける調達は、アジア最大級のKKRアジアIII号ファンド(運用額93億米ドル)から本投資ラウンドにおいて、リード投資家として40億円の出資を頂いております。KKRから日本のスタートアップへの投資は、今回のフロムスクラッチが初めてとなります。
当社はこれまでに、日米を拠点に活動するDNX Venturesをはじめ、INCJ(旧 産業革新機構)や楽天株式会社(楽天ベンチャーズ)、グローバル・ブレインなどから約45億円の資金調達を実施しており、「b→dash」をリリースした2014年10月以降の累計調達総額は約145億円になりました。
【引受先一覧(順不同)】
▼本第三者割当増資における新規引受先一覧
・KKR(コールバーグ・クラビス・ロバーツ)
・ジー・エス・グロース・インベストメント合同会社
・ジャパン・コインベスト2号 投資事業有限責任組合
・大和企業投資
・SFV・GB投資事業有限責任組合
・JPインベストメント1号投資事業有限責任組合
▼本第三者割当増資における既存引受先一覧
・DNX Ventures
・楽天株式会社(楽天ベンチャーズ)
・株式会社リンクアンドモチベーション
【資金調達の目的】
1.世界初のデータ統合技術「Data Palette」の開発強化
2.世界展開の加速
3.新規事業の本格始動
4.人材採用の強化
1.世界初のデータ統合技術「Data Palette」の開発強化
フロムスクラッチは「スマートデータ社会」の実現を目指し、ビジネスプロセス上に存在するあらゆるマルチビッグデータを一元的に取得・統合・活用・分析するためのSaaS型(Software as a Service)データマーケティングプラットフォーム「b→dash」の開発・提供を行っています。昨今、デジタルシフトの急速な進展により、各企業は膨大なデータを取得・活用するために、MA(マーケティングオートメーション)や、CDP(カスタマーデータプラットフォーム)といったマーケティングツールを導入することで、データマーケティングに注力しようとしている一方で、現場ではデータの準備に時間がかかるという課題が顕在化していました。
データを活用したマーケティングを行う際、施策に応じたデータが必要になりますが、データを活用できる状態に変換するためにはSQLなどデータベース言語に代表される専門的な知識が必要不可欠です。そのため、データサイエンスの知見、経験のないマーケターは都度要件を社内の情報システム部や社外のITベンダーに、データの抽出や設計、クレンジングやインテグレーションを依頼しないと、データ活用を実装することが出来ませんでした。それにより、リアルタイムで施策を実行することや、ユーザーにとってベストなタイミングで思い描いていた施策を実現させることが難しい現状があります。
これらの課題を受けて、CDPを更に進化させた、世界初のノンプログラミングでデータの統合や変換がGUI上で実現できる新たなデータ統合技術、『Data Palette』を開発しました。UI/UXが分かりやすく設計されており、SQLやプログラミングの知識がなくとも、取得したデータの統合や変換など、データを活用したい人は誰でもb→dashの操作画面上で直感的にデータを使いこなすことができるようになります。
これにより、これまで一部の人しか扱うことができなかったデータを民主化し、誰でもデータの持つ力にアクセスできるようになることで、よりハイレベルな社会を実現することが可能になります。
先行的に『Data Palette』を導入した企業では、これまで36時間かかっていたデータの統合や変換作業が、3時間にまで短縮したという実績も生まれています。今後、この『Data Palette』の機能開発をさらに強化し、1社でも多くのデータ活用経営を支援してまいります。
2.世界展開の加速
今後、世界での事業拡大の第一歩としてアジア市場へ進出いたします。アジアにおけるビッグデータ市場は、日本以上に拡大傾向にある一方、日本が抱えているデータ活用に関する課題が同様に存在しています。データマーケティングプラットフォーム「b→dash」であれば、データ活用におけるそれらの課題に対して、包括的にアプローチすることが可能であるため、世界進出の第一歩として、アジア市場に展開してまいります。
3.新規事業の本格始動
さらに、来年にはデータマーケティングプラットフォーム「b→dash」から派生した、”企業と個人のデータのあり方、およびその価値を変える”新規事業を開始予定です。本新規事業の開発への投資を実施致します。
4.人材採用の強化
b→dash事業の更なる成長、世界展開、新規事業をそれぞれ推進させるため、これまで以上に新卒採用、中途採用活動を積極的に実施いたします。中途採用においては、業務経験の浅いジュニア層から、経営幹部を担えるシニア層まで多岐に渡る層の採用を行い、企業成長を牽引する人材採用を強化いたします。
【新規引受先によるコメント】
・KKR パートナー 谷田川 英治氏
「KKRの国内初のスタートアップ投資として、フロムスクラッチへ参画できることを大変嬉しく思います。データマーケティングに必要な機能を”All-in-One”且つ“Easy-to-Use”で提供するというb→dashのプロダクト思想は、細分化されたプロダクトを起源とする欧米の競合相手と比べても特徴的で、複雑化するユーザー企業のニーズをとてもよく捉えたものです。『Data Palette』の技術優位性も高く、このようなプロダクトが日本で開発され、目覚ましい成長を遂げていることは、大変素晴らしいと感じています。企業におけるデータ活用の重要性が今後益々高まる中、日本市場のみならずグローバル市場、特にアジア市場においても今後の成長は大いに期待できます。KKRが有するグローバルネットワークを通じて、フロムスクラッチが日本発のSaaS企業として更なる事業拡大および、グローバル市場への進出を支援していきたいと考えています。」
・ゴールドマン・サックス証券株式会社 代表取締役社長 持田 昌典氏
「フロムスクラッチは、まさに新たな投資先として私たちが求めている企業です。長期的価値を生み出す革新的企業の卓越した創設者と経営チームをサポートできることを非常に嬉しく思います。私たちはフロムスクラッチを支援し、この比類ない、そしてこれからの社会にとって必要不可欠な事業がさらに拡大することを大変楽しみにしています。」
【新任 社外取締役プロフィール】
●KKR パートナー 谷田川 英治 氏
2006年にKKR入社。テクノロジー業界チームのメンバー。KKR入社後はUnisteel Technology、インテリジェンス、パナソニック ヘルスケア、Pioneer DJ、Transphorm、カルソニックカンセイ、日立工機、日立国際電気の投資に関与。現在PHCホールディングス(旧パナソニック ヘルスケア)、Pioneer DJ、Transphorm、CKホールディングス(旧カルソニックカンセイ)、工機ホールディングス(旧日立工機)、Kokusai Electric(旧日立国際電気)において社外取締役を務める。2010年から2012年までKKRの香港オフィスに勤務。KKR入社以前はゴールドマン・サックス投資銀行部門にて東京及びニューヨークにて勤務し、テクノロジー・メディア・テレコム業界の担当として、M&Aや資金調達などの案件に関与。
●株式会社START 代表取締役社長(株式会社LITALICO 元取締役) 中俣 博之 氏
2014年7月に株式会社LITALICOに入社。同年10月に経営企画/HR/マーケティング/新規事業領域の管掌取締役に就任。数多くの事業の創出・売却案件を手掛け、組織及びインターネット事業領域における同社の拡大を牽引。2016年に東証マザーズ上場、翌年に東証一部市場へ。同社の取締役を退任後は、スタートアップ支援の株式会社STARTを設立、代表取締役社長に就任。海外スタートアップの日本進出支援や、複数社の社外取締役等を務める。
LITALICO入社以前は、株式会社DeNAの日本及び海外支社で勤務し、ゲーム事業部長等を歴任。
【新任 社外監査役プロフィール】
●森・濱田松本法律事務所 弁護士 堀 天子 氏
2002年弁護士登録。森綜合法律事務所(現・森・濱田松本法律事務所)に入所後、2008年金融庁総務企画局企画課調査室に出向。2014年金融審議会専門委員、2015年一般社団法人FinTech協会理事(現任)
金融庁出向時に資金決済法の立案や行政実務に携わった経験を生かし、決済事業者、電子マネー発行者、資金移動業者、仮想通貨交換業者の登録及び金融検査対応に専門的に取り組み、金融機関や事業者のFintechサービスのローンチに向けたアドバイスを行っている。各種インシデント対応、危機管理、訴訟案件、人事案件も多く担当している。Fintech協会の理事を務め、スタートアップの支援やエコシステムの構築に向けた支援、法改正・環境整備に向けた活動を行っている。
【新任 社内取締役プロフィール】
●株式会社フロムスクラッチ 矢矧 利太郎
2016年フロムスクラッチに入社。経営戦略部門責任者、Sales部門責任者、Customer Success部門の責任者を歴任後、2019年に取締役COOに就任。現在は、b→dash事業統括責任者として、Sales, Customer Success, Research & Development, Product Development,Quality Assurance部門を管掌し、全社戦略推進を統括。新卒で外資系コンサルティングファームである、ボストンコンサルティンググループに入社。主に、国内外の通信・メディア・テクノロジー領域のプロジェクトを担当。全社経営戦略策定にとどまらず、新規事業開発や営業戦略、組織戦略など、より現場感のあるテーマのプロジェクトにプロジェクトリーダーとして従事。
[画像2: https://prtimes.jp/i/13454/100/resize/d13454-100-337448-1.jpg ]
【株式会社フロムスクラッチについて】
フロムスクラッチは、ビッグデータ×人工知能を主軸に事業を展開するデータテクノロジーカンパニーです。現在は、マーケティングテクノロジー領域におけるソリューションである「b→dash」の開発・提供を中心に事業を展開しています。今後は強みである、データ統合技術、データ高速処理技術、人工知能技術を競争力の源泉とし、さまざまな産業領域とエリアでの事業展開を予定しています。
2019年にはKKR(コールバーグ・クラビス・ロバーツ)やゴールドマン・サックス等を対象に、総額100億円の第三社割当増資を実施しました。これにより「b→dash」をリリースした2014年10月以降の累計調達総額は145億円となりました。
【データマーケティングプラットフォーム「b→dash」とは】
「b→dash」は、企業が保有するユーザーデータ・広告データ・購買データなど、マーケティングプロセス上に存在する全てのビジネスデータを、一元的に取得・統合・活用・分析するSaaS型マーケティングソリューションです。
「統合」:プライベートDMP / DWHほか、「活用」:MA / CCCM / レコメンド / Web接客ほか、「分析」:アナリティクス / BIほかをはじめとして、あらゆる機能をオールインワンで搭載しています。
2019年には世界初の技術を使った新機能の『Data Palette』を実装しました。これは、世界で初めてノンプログラミングでデータの統合や変換がGUI上で実現できる新たな技術です。UI/UXがわかりやすく設計されており、SQLやプログラミングの技術がなくとも、b→dashの操作画面上で直感的にデータを使いこなすことができるようになり、データを誰でも扱うことができる世界が実現されます。
今後、データ統合基盤や処理エンジン、Data Paletteの開発強化に加え、「b→dash」に蓄積された膨大なマーケティングデータに機械学習をはじめとする人工知能技術を活用することで、マーケティングテクノロジー領域における新たなソリューションを開発予定です。「b→dash」は企業のマーケティング・ビジネス改革はもちろん、データを活用した労働生産性の向上に寄与して参ります。
なお、2019年7月より、俳優の堤真一さんと、お笑いコンビ「おぎやはぎ」をブランドキャラクターとして起用し、TVやWeb、都内交通機関を中心にCM放映を開始しております。
●CMの詳細はこちら
https://bdash-marketing.com/special/
●「b→dash」の詳細はこちら
https://bdash-marketing.com/
【フロムスクラッチ 会社概要】
・会社名:株式会社フロムスクラッチ
・代表者:代表取締役 安部 泰洋
・所在地:東京都新宿区西新宿7丁目20番1号住友不動産西新宿ビル26階
・設立:2010年4月
・事業内容
- データマーケティングプラットフォーム「b→dash」の開発、ならびに導入支援
- 人工知能を用いたデータソリューション開発
- データテクノロジー領域の基礎研究・開発
・URL:https://f-scratch.co.jp/
データマーケティングプラットフォーム「b→dash(ビーダッシュ)」の開発・提供を行う、株式会社フロムスクラッチ(本社:東京都新宿区/代表取締役CEO:安部泰洋、以下フロムスクラッチ)は、米大手投資会社のKKRと、米大手投資銀行のゴールドマン・サックス、既存株主などを割当先とする第三者割当増資等により総額約100億円の資金調達の契約締結が完了いたしました。
そして経営体制およびガバナンス強化のため、新たにKKRパートナーの谷田川英治氏と株式会社START 代表取締役社長(株式会社LITALICO 元取締役)の中俣博之氏2名が社外取締役に、森・濱田松本法律事務所 パートナーの堀天子氏が社外監査役に、弊社矢矧利太郎が取締役COOに就任したことをお知らせいたします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/13454/100/resize/d13454-100-541828-0.jpg ]
(写真左より、社外取締役 倉林陽氏、社外取締役 谷田川英治氏、代表取締役CEO 安部泰洋、社外取締役 中俣博之氏、取締役COO 矢矧利太郎、社外取締役 麻野耕司氏)
今回のシリーズD投資ラウンドにおける調達は、アジア最大級のKKRアジアIII号ファンド(運用額93億米ドル)から本投資ラウンドにおいて、リード投資家として40億円の出資を頂いております。KKRから日本のスタートアップへの投資は、今回のフロムスクラッチが初めてとなります。
当社はこれまでに、日米を拠点に活動するDNX Venturesをはじめ、INCJ(旧 産業革新機構)や楽天株式会社(楽天ベンチャーズ)、グローバル・ブレインなどから約45億円の資金調達を実施しており、「b→dash」をリリースした2014年10月以降の累計調達総額は約145億円になりました。
【引受先一覧(順不同)】
▼本第三者割当増資における新規引受先一覧
・KKR(コールバーグ・クラビス・ロバーツ)
・ジー・エス・グロース・インベストメント合同会社
・ジャパン・コインベスト2号 投資事業有限責任組合
・大和企業投資
・SFV・GB投資事業有限責任組合
・JPインベストメント1号投資事業有限責任組合
▼本第三者割当増資における既存引受先一覧
・DNX Ventures
・楽天株式会社(楽天ベンチャーズ)
・株式会社リンクアンドモチベーション
【資金調達の目的】
1.世界初のデータ統合技術「Data Palette」の開発強化
2.世界展開の加速
3.新規事業の本格始動
4.人材採用の強化
1.世界初のデータ統合技術「Data Palette」の開発強化
フロムスクラッチは「スマートデータ社会」の実現を目指し、ビジネスプロセス上に存在するあらゆるマルチビッグデータを一元的に取得・統合・活用・分析するためのSaaS型(Software as a Service)データマーケティングプラットフォーム「b→dash」の開発・提供を行っています。昨今、デジタルシフトの急速な進展により、各企業は膨大なデータを取得・活用するために、MA(マーケティングオートメーション)や、CDP(カスタマーデータプラットフォーム)といったマーケティングツールを導入することで、データマーケティングに注力しようとしている一方で、現場ではデータの準備に時間がかかるという課題が顕在化していました。
データを活用したマーケティングを行う際、施策に応じたデータが必要になりますが、データを活用できる状態に変換するためにはSQLなどデータベース言語に代表される専門的な知識が必要不可欠です。そのため、データサイエンスの知見、経験のないマーケターは都度要件を社内の情報システム部や社外のITベンダーに、データの抽出や設計、クレンジングやインテグレーションを依頼しないと、データ活用を実装することが出来ませんでした。それにより、リアルタイムで施策を実行することや、ユーザーにとってベストなタイミングで思い描いていた施策を実現させることが難しい現状があります。
これらの課題を受けて、CDPを更に進化させた、世界初のノンプログラミングでデータの統合や変換がGUI上で実現できる新たなデータ統合技術、『Data Palette』を開発しました。UI/UXが分かりやすく設計されており、SQLやプログラミングの知識がなくとも、取得したデータの統合や変換など、データを活用したい人は誰でもb→dashの操作画面上で直感的にデータを使いこなすことができるようになります。
これにより、これまで一部の人しか扱うことができなかったデータを民主化し、誰でもデータの持つ力にアクセスできるようになることで、よりハイレベルな社会を実現することが可能になります。
先行的に『Data Palette』を導入した企業では、これまで36時間かかっていたデータの統合や変換作業が、3時間にまで短縮したという実績も生まれています。今後、この『Data Palette』の機能開発をさらに強化し、1社でも多くのデータ活用経営を支援してまいります。
2.世界展開の加速
今後、世界での事業拡大の第一歩としてアジア市場へ進出いたします。アジアにおけるビッグデータ市場は、日本以上に拡大傾向にある一方、日本が抱えているデータ活用に関する課題が同様に存在しています。データマーケティングプラットフォーム「b→dash」であれば、データ活用におけるそれらの課題に対して、包括的にアプローチすることが可能であるため、世界進出の第一歩として、アジア市場に展開してまいります。
3.新規事業の本格始動
さらに、来年にはデータマーケティングプラットフォーム「b→dash」から派生した、”企業と個人のデータのあり方、およびその価値を変える”新規事業を開始予定です。本新規事業の開発への投資を実施致します。
4.人材採用の強化
b→dash事業の更なる成長、世界展開、新規事業をそれぞれ推進させるため、これまで以上に新卒採用、中途採用活動を積極的に実施いたします。中途採用においては、業務経験の浅いジュニア層から、経営幹部を担えるシニア層まで多岐に渡る層の採用を行い、企業成長を牽引する人材採用を強化いたします。
【新規引受先によるコメント】
・KKR パートナー 谷田川 英治氏
「KKRの国内初のスタートアップ投資として、フロムスクラッチへ参画できることを大変嬉しく思います。データマーケティングに必要な機能を”All-in-One”且つ“Easy-to-Use”で提供するというb→dashのプロダクト思想は、細分化されたプロダクトを起源とする欧米の競合相手と比べても特徴的で、複雑化するユーザー企業のニーズをとてもよく捉えたものです。『Data Palette』の技術優位性も高く、このようなプロダクトが日本で開発され、目覚ましい成長を遂げていることは、大変素晴らしいと感じています。企業におけるデータ活用の重要性が今後益々高まる中、日本市場のみならずグローバル市場、特にアジア市場においても今後の成長は大いに期待できます。KKRが有するグローバルネットワークを通じて、フロムスクラッチが日本発のSaaS企業として更なる事業拡大および、グローバル市場への進出を支援していきたいと考えています。」
・ゴールドマン・サックス証券株式会社 代表取締役社長 持田 昌典氏
「フロムスクラッチは、まさに新たな投資先として私たちが求めている企業です。長期的価値を生み出す革新的企業の卓越した創設者と経営チームをサポートできることを非常に嬉しく思います。私たちはフロムスクラッチを支援し、この比類ない、そしてこれからの社会にとって必要不可欠な事業がさらに拡大することを大変楽しみにしています。」
【新任 社外取締役プロフィール】
●KKR パートナー 谷田川 英治 氏
2006年にKKR入社。テクノロジー業界チームのメンバー。KKR入社後はUnisteel Technology、インテリジェンス、パナソニック ヘルスケア、Pioneer DJ、Transphorm、カルソニックカンセイ、日立工機、日立国際電気の投資に関与。現在PHCホールディングス(旧パナソニック ヘルスケア)、Pioneer DJ、Transphorm、CKホールディングス(旧カルソニックカンセイ)、工機ホールディングス(旧日立工機)、Kokusai Electric(旧日立国際電気)において社外取締役を務める。2010年から2012年までKKRの香港オフィスに勤務。KKR入社以前はゴールドマン・サックス投資銀行部門にて東京及びニューヨークにて勤務し、テクノロジー・メディア・テレコム業界の担当として、M&Aや資金調達などの案件に関与。
●株式会社START 代表取締役社長(株式会社LITALICO 元取締役) 中俣 博之 氏
2014年7月に株式会社LITALICOに入社。同年10月に経営企画/HR/マーケティング/新規事業領域の管掌取締役に就任。数多くの事業の創出・売却案件を手掛け、組織及びインターネット事業領域における同社の拡大を牽引。2016年に東証マザーズ上場、翌年に東証一部市場へ。同社の取締役を退任後は、スタートアップ支援の株式会社STARTを設立、代表取締役社長に就任。海外スタートアップの日本進出支援や、複数社の社外取締役等を務める。
LITALICO入社以前は、株式会社DeNAの日本及び海外支社で勤務し、ゲーム事業部長等を歴任。
【新任 社外監査役プロフィール】
●森・濱田松本法律事務所 弁護士 堀 天子 氏
2002年弁護士登録。森綜合法律事務所(現・森・濱田松本法律事務所)に入所後、2008年金融庁総務企画局企画課調査室に出向。2014年金融審議会専門委員、2015年一般社団法人FinTech協会理事(現任)
金融庁出向時に資金決済法の立案や行政実務に携わった経験を生かし、決済事業者、電子マネー発行者、資金移動業者、仮想通貨交換業者の登録及び金融検査対応に専門的に取り組み、金融機関や事業者のFintechサービスのローンチに向けたアドバイスを行っている。各種インシデント対応、危機管理、訴訟案件、人事案件も多く担当している。Fintech協会の理事を務め、スタートアップの支援やエコシステムの構築に向けた支援、法改正・環境整備に向けた活動を行っている。
【新任 社内取締役プロフィール】
●株式会社フロムスクラッチ 矢矧 利太郎
2016年フロムスクラッチに入社。経営戦略部門責任者、Sales部門責任者、Customer Success部門の責任者を歴任後、2019年に取締役COOに就任。現在は、b→dash事業統括責任者として、Sales, Customer Success, Research & Development, Product Development,Quality Assurance部門を管掌し、全社戦略推進を統括。新卒で外資系コンサルティングファームである、ボストンコンサルティンググループに入社。主に、国内外の通信・メディア・テクノロジー領域のプロジェクトを担当。全社経営戦略策定にとどまらず、新規事業開発や営業戦略、組織戦略など、より現場感のあるテーマのプロジェクトにプロジェクトリーダーとして従事。
[画像2: https://prtimes.jp/i/13454/100/resize/d13454-100-337448-1.jpg ]
【株式会社フロムスクラッチについて】
フロムスクラッチは、ビッグデータ×人工知能を主軸に事業を展開するデータテクノロジーカンパニーです。現在は、マーケティングテクノロジー領域におけるソリューションである「b→dash」の開発・提供を中心に事業を展開しています。今後は強みである、データ統合技術、データ高速処理技術、人工知能技術を競争力の源泉とし、さまざまな産業領域とエリアでの事業展開を予定しています。
2019年にはKKR(コールバーグ・クラビス・ロバーツ)やゴールドマン・サックス等を対象に、総額100億円の第三社割当増資を実施しました。これにより「b→dash」をリリースした2014年10月以降の累計調達総額は145億円となりました。
【データマーケティングプラットフォーム「b→dash」とは】
「b→dash」は、企業が保有するユーザーデータ・広告データ・購買データなど、マーケティングプロセス上に存在する全てのビジネスデータを、一元的に取得・統合・活用・分析するSaaS型マーケティングソリューションです。
「統合」:プライベートDMP / DWHほか、「活用」:MA / CCCM / レコメンド / Web接客ほか、「分析」:アナリティクス / BIほかをはじめとして、あらゆる機能をオールインワンで搭載しています。
2019年には世界初の技術を使った新機能の『Data Palette』を実装しました。これは、世界で初めてノンプログラミングでデータの統合や変換がGUI上で実現できる新たな技術です。UI/UXがわかりやすく設計されており、SQLやプログラミングの技術がなくとも、b→dashの操作画面上で直感的にデータを使いこなすことができるようになり、データを誰でも扱うことができる世界が実現されます。
今後、データ統合基盤や処理エンジン、Data Paletteの開発強化に加え、「b→dash」に蓄積された膨大なマーケティングデータに機械学習をはじめとする人工知能技術を活用することで、マーケティングテクノロジー領域における新たなソリューションを開発予定です。「b→dash」は企業のマーケティング・ビジネス改革はもちろん、データを活用した労働生産性の向上に寄与して参ります。
なお、2019年7月より、俳優の堤真一さんと、お笑いコンビ「おぎやはぎ」をブランドキャラクターとして起用し、TVやWeb、都内交通機関を中心にCM放映を開始しております。
●CMの詳細はこちら
https://bdash-marketing.com/special/
●「b→dash」の詳細はこちら
https://bdash-marketing.com/
【フロムスクラッチ 会社概要】
・会社名:株式会社フロムスクラッチ
・代表者:代表取締役 安部 泰洋
・所在地:東京都新宿区西新宿7丁目20番1号住友不動産西新宿ビル26階
・設立:2010年4月
・事業内容
- データマーケティングプラットフォーム「b→dash」の開発、ならびに導入支援
- 人工知能を用いたデータソリューション開発
- データテクノロジー領域の基礎研究・開発
・URL:https://f-scratch.co.jp/