中高生の学びに関する実態調査レポート
[20/08/27]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
「やるべき」と「できている」のギャップが大きいのは「勉強計画」
学習指導要領の改訂、大学入試共通テストの導入、長期の休校等により、中高生の学びは大きな変化にさらされています。そのような環境下において、学生自身が感じている課題等を調査することを目的に、2020年6月、コクヨ株式会社(本社:大阪市/社長:黒田 英邦)は、全国の中高生を対象に「勉強に関するアンケート」を実施しました。勉強方法や情報収集の仕方、関心の高い文具等について、調査から浮かび上がってきた中高生の学びの実態をレポートします。
■調査概要
調査期間:2020年6月25日〜26日
調査方法:WEBによるアンケート調査
対象:日本全国の中高生
回答人数:824名
●「やるべき」と「できている」のギャップが大きいのは「勉強計画」
「勉強計画」「ノートの取り方」「暗記法」について、試験の点数アップや目標達成など、勉強で結果を出すためにやるべきだと思うか、また自分はできていると思うかを聞いたところ、今回調査した項目の中で最もギャップが大きいのは「勉強計画」であることが分かりました。
「勉強計画を立てるべきだと思う」という設問で「とてもそう思う」「ややそう思う」を合わせた回答が91.4%だったのに対し、「自分は勉強計画を立てることができている」に「とてもそう思う」「ややそう思う」と回答した人は46%にとどまり、半数以上の学生が勉強計画を上手く立てることが出来ておらず、その差は45.4%となっています。一方、「ノートの取り方」で同様の比較をしたときの差は13.5%となっており、ノート作りには自信を持って取り組めている学生が多いことがうかがえました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/48998/100/resize/d48998-100-940183-1.png ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/48998/100/resize/d48998-100-854471-2.png ]
[画像3: https://prtimes.jp/i/48998/100/resize/d48998-100-271998-3.png ]
●勉強計画を立てられていないと思う理由
「やるべき」と「できている」のギャップが大きかった勉強計画について、「立てられていないと思う理由」についてたずねたところ、「計画を立ててもその通りに実行できないから」という回答が最も多くなりました。
計画を立てることそのものよりも、計画を実行に移す段階でつまずきやすいことがわかりました。
[画像4: https://prtimes.jp/i/48998/100/resize/d48998-100-986574-4.png ]
●ノートの取り方と暗記方法で実施していること
また、比較的「やるべき」と「できている」のギャップが少なかったノートの取り方について、実施している方法について聞いたところ、板書以外にも「聞いたことや印象に残ったことをメモしておく」という回答が最多でした。他に多かった回答としては「図や線、記号などを活用する」「きれいな文字で書く」「使う色にルールを決める」などが挙げられています。
また、「実施している暗記方法」でも「教科書や参考書、ノートを繰り返し読む」という回答が最も多かった(824名中536名)ことから、ノートを取る時点ですでに復習や暗記のために見返すときのことを考え、見やすくきれいにまとめようとする中高生の意識が感じ取れます。
[画像5: https://prtimes.jp/i/48998/100/resize/d48998-100-152970-5.png ]
[画像6: https://prtimes.jp/i/48998/100/resize/d48998-100-595487-6.png ]
●勉強に関する情報収集
勉強について「やるべき」という理想と「できている」という現実のギャップが大きかった項目もある中で、「勉強法に関する情報収集をしていますか?」と聞いたところ、「頻繁にしている」「ときどきしている」を合わせた回答は全体の54.3%にとどまりました。半分弱の学生は、課題を感じながらも情報収集をあまり積極的には行っていないようです。
[画像7: https://prtimes.jp/i/48998/100/resize/d48998-100-323057-7.png ]
「勉強法に関する情報をどこから得ますか?」という質問では、「動画サイト」「ネット検索」「SNS」というデジタルメディアと、「先生」「友達」という人とのつながり、いずれもが上位にランクインしました。今どきの中高生は、ネットかリアルかには特にこだわることなく、自身にとって身近なところから情報を得ている様子がうかがえます。
[画像8: https://prtimes.jp/i/48998/100/resize/d48998-100-326863-8.png ]
●文具について
「関心がある文具」について聞いたところ、「シャープペンシル」「消しゴム」「ボールペン」「ノート」「マーカー」など、ノートまとめに役立つ「書く」「書かれる」アイテムが上位に並びました。全体的に回答数も多く、中高生にとって文具は関心の高いテーマであることが分かります。
[画像9: https://prtimes.jp/i/48998/100/resize/d48998-100-445282-9.png ]
最後に、「学校や塾で使う文具を買うお金は主に誰が出しているか」を聞いたところ、「親」という回答が最も多く、7割近くを占めました。 このことから、勉強に必要なものであれば、お小遣いとは別に親が購入する、という家庭が多いことが見てとれます。
[画像10: https://prtimes.jp/i/48998/100/resize/d48998-100-591236-10.png ]
●コクヨでは、今どきの中高生の学びに役立つ、最新文具やコンテンツを提供しています
作った人に聞いてみた、スタディプランナーの上手な使い方
〜キャンパススタディプランナー企画開発者に聞く〜
「勉強計画を立ててもその通りに実行できない」などのリアルな困りごとに、スタディプランナーを企画開発した担当者が自ら使い方のヒントを解説。
[画像11: https://prtimes.jp/i/48998/100/resize/d48998-100-605171-11.jpg ]
コンテンツURL
https://www.kokuyo-st.co.jp/mag/Story/2020/08/000147.html
コクヨのマナビ
〜キッカケとモチベUPは文具で作る〜
いざ勉強!となっても、「何から始めたらいいかわからない」「やる気が出ない」と悩む中高生に向けて、学びの「キッカケ」や「モチベーションアップ」につながる文具を紹介しています。
[画像12: https://prtimes.jp/i/48998/100/resize/d48998-100-379413-12.jpg ]
コンテンツURL
https://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/feature/manabi/
学習指導要領の改訂、大学入試共通テストの導入、長期の休校等により、中高生の学びは大きな変化にさらされています。そのような環境下において、学生自身が感じている課題等を調査することを目的に、2020年6月、コクヨ株式会社(本社:大阪市/社長:黒田 英邦)は、全国の中高生を対象に「勉強に関するアンケート」を実施しました。勉強方法や情報収集の仕方、関心の高い文具等について、調査から浮かび上がってきた中高生の学びの実態をレポートします。
■調査概要
調査期間:2020年6月25日〜26日
調査方法:WEBによるアンケート調査
対象:日本全国の中高生
回答人数:824名
●「やるべき」と「できている」のギャップが大きいのは「勉強計画」
「勉強計画」「ノートの取り方」「暗記法」について、試験の点数アップや目標達成など、勉強で結果を出すためにやるべきだと思うか、また自分はできていると思うかを聞いたところ、今回調査した項目の中で最もギャップが大きいのは「勉強計画」であることが分かりました。
「勉強計画を立てるべきだと思う」という設問で「とてもそう思う」「ややそう思う」を合わせた回答が91.4%だったのに対し、「自分は勉強計画を立てることができている」に「とてもそう思う」「ややそう思う」と回答した人は46%にとどまり、半数以上の学生が勉強計画を上手く立てることが出来ておらず、その差は45.4%となっています。一方、「ノートの取り方」で同様の比較をしたときの差は13.5%となっており、ノート作りには自信を持って取り組めている学生が多いことがうかがえました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/48998/100/resize/d48998-100-940183-1.png ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/48998/100/resize/d48998-100-854471-2.png ]
[画像3: https://prtimes.jp/i/48998/100/resize/d48998-100-271998-3.png ]
●勉強計画を立てられていないと思う理由
「やるべき」と「できている」のギャップが大きかった勉強計画について、「立てられていないと思う理由」についてたずねたところ、「計画を立ててもその通りに実行できないから」という回答が最も多くなりました。
計画を立てることそのものよりも、計画を実行に移す段階でつまずきやすいことがわかりました。
[画像4: https://prtimes.jp/i/48998/100/resize/d48998-100-986574-4.png ]
●ノートの取り方と暗記方法で実施していること
また、比較的「やるべき」と「できている」のギャップが少なかったノートの取り方について、実施している方法について聞いたところ、板書以外にも「聞いたことや印象に残ったことをメモしておく」という回答が最多でした。他に多かった回答としては「図や線、記号などを活用する」「きれいな文字で書く」「使う色にルールを決める」などが挙げられています。
また、「実施している暗記方法」でも「教科書や参考書、ノートを繰り返し読む」という回答が最も多かった(824名中536名)ことから、ノートを取る時点ですでに復習や暗記のために見返すときのことを考え、見やすくきれいにまとめようとする中高生の意識が感じ取れます。
[画像5: https://prtimes.jp/i/48998/100/resize/d48998-100-152970-5.png ]
[画像6: https://prtimes.jp/i/48998/100/resize/d48998-100-595487-6.png ]
●勉強に関する情報収集
勉強について「やるべき」という理想と「できている」という現実のギャップが大きかった項目もある中で、「勉強法に関する情報収集をしていますか?」と聞いたところ、「頻繁にしている」「ときどきしている」を合わせた回答は全体の54.3%にとどまりました。半分弱の学生は、課題を感じながらも情報収集をあまり積極的には行っていないようです。
[画像7: https://prtimes.jp/i/48998/100/resize/d48998-100-323057-7.png ]
「勉強法に関する情報をどこから得ますか?」という質問では、「動画サイト」「ネット検索」「SNS」というデジタルメディアと、「先生」「友達」という人とのつながり、いずれもが上位にランクインしました。今どきの中高生は、ネットかリアルかには特にこだわることなく、自身にとって身近なところから情報を得ている様子がうかがえます。
[画像8: https://prtimes.jp/i/48998/100/resize/d48998-100-326863-8.png ]
●文具について
「関心がある文具」について聞いたところ、「シャープペンシル」「消しゴム」「ボールペン」「ノート」「マーカー」など、ノートまとめに役立つ「書く」「書かれる」アイテムが上位に並びました。全体的に回答数も多く、中高生にとって文具は関心の高いテーマであることが分かります。
[画像9: https://prtimes.jp/i/48998/100/resize/d48998-100-445282-9.png ]
最後に、「学校や塾で使う文具を買うお金は主に誰が出しているか」を聞いたところ、「親」という回答が最も多く、7割近くを占めました。 このことから、勉強に必要なものであれば、お小遣いとは別に親が購入する、という家庭が多いことが見てとれます。
[画像10: https://prtimes.jp/i/48998/100/resize/d48998-100-591236-10.png ]
●コクヨでは、今どきの中高生の学びに役立つ、最新文具やコンテンツを提供しています
作った人に聞いてみた、スタディプランナーの上手な使い方
〜キャンパススタディプランナー企画開発者に聞く〜
「勉強計画を立ててもその通りに実行できない」などのリアルな困りごとに、スタディプランナーを企画開発した担当者が自ら使い方のヒントを解説。
[画像11: https://prtimes.jp/i/48998/100/resize/d48998-100-605171-11.jpg ]
コンテンツURL
https://www.kokuyo-st.co.jp/mag/Story/2020/08/000147.html
コクヨのマナビ
〜キッカケとモチベUPは文具で作る〜
いざ勉強!となっても、「何から始めたらいいかわからない」「やる気が出ない」と悩む中高生に向けて、学びの「キッカケ」や「モチベーションアップ」につながる文具を紹介しています。
[画像12: https://prtimes.jp/i/48998/100/resize/d48998-100-379413-12.jpg ]
コンテンツURL
https://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/feature/manabi/