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ピアッジオグループ:2022年度は過去最高の業績を達成

ピアッジオグループ会長兼CEO ロベルト・コラニーノは、「ピアッジオグループは、2022年を過去最高の業績で締めくくり、純売上高20億ユーロ以上、純利益41.4%増の8,490万ユーロを含め、すべての指標で新記録を樹立しました。地政学的およびマクロ経済的には複雑な状況であり、今もなお続いていますが、ピアッジオグループは2023年に関して、自信と楽観性を保ち、すでに策定した重要な成長路線を継続し、投資計画やESGの課題への取り組みも実施します。イノベーションと安全性に常に焦点を当てることで、私たちのブランドが世界中にアピールし、性能、アクティブおよびパッシブセーフティ、環境の持続可能性の観点から、スクーター、モーターサイクル、商用車など、これまでにない最先端の製品ラインアップを揃え、イタリア製を代表する存在となっています。」と発表。




[画像: https://prtimes.jp/i/41137/103/resize/d41137-103-243b9020784542b467a7-0.jpg ]



連結売上高20憶8,740万ユーロ、25.1%増(2021 年 12月 31 日実績 16億6,870万ユーロ)、過去最高の業績
産業売上総利益 5億5,490万ユーロ、20%増(2021 年 12月 31 日実績4億6,250万ユーロ)、売上高純利益率26.6%(2021 年 12月 31 日実績27.7%)
EBITDA 2億9,810万ユーロ、23.9%増(2021 年 12月 31 日実績2億4,060万ユーロ)
EBITDAマージン14.3%(2021 年 12月 31 日実績14.4%)
EBIT1億5,870万ユーロ、41%増(2021 年 12月 31 日実績1億1,260万ユーロ)。EBITマージン7.6%(2021 年 12月 31 日実績6.7%)
税引前利益 1億2,720万ユーロ、35.8%増(2021 年 12月 31 日実績 9,370万ユーロ)
純利益 8,490万ユーロ、過去最高の業績で41.4%増(2021 年 12月 31 日実績6,010万ユーロ)
純金融負債 3億6,820万ユーロ、1,210万ユーロの改善(2021 年 12月 31 日実績3億8,030万ユーロ)
世界出荷台数 625,000台、16.7%増(2021 年 12月 31 日実績 536,000台)
資本的支出 約1億5,170万ユーロ
7年連続でMSCI ESG AA格付けを取得
最終配当は1株当たり10ユーロ予定(中間配当を含む当期の配当金総額は1株当たり18.5ユーロ)



ポンテデーラ、2023年3月2日- ロベルト・コラニーノが議長を務める本日の会議で、ピアッジオ&C.S.p.A. (PIA.MI) の取締役会は、2022年度決算書案およびピアッジオグループ連結、2022年12月31日現在[1] の連結非財務情報開示を審査し承認しました。

2022年12月31日現在のピアッジオグループの事業および財務実績2[1]

グループの2022年度連結売上高は、16億6,870万ユーロから25.1%増加し、過去最高となる20億8,740万ユーロとなり、EMEAおよびアメリカ大陸(12.3%増)、アジア太平洋地域(57.1%増)、インド(40%増)で、グループが事業展開している全ての地域において増加しました。

産業売上総利益は5億5,490万ユーロと20%改善し(2021年度は4億6,250万ユーロ)、売上高純利益率は26.6%(2021年12月31日実績27.7%)となりました。

2022年度グループ営業費用は3億9,620万ユーロ(2021年度は3億5,000万ユーロ)。営業費用の増加は、売上高および出荷台数の増加と密接に関係しています。

上述の損益計算書の変更により、連結EBITDAは23.9%増の2億9,810万ユーロとなり、過去最高を記録しました(2021年度は2億4,060万ユーロ)。EBITDAマージンは14.3%(2021年12月31日現在14.4%)となりました。

EBIT は 1億5,870万ユーロとなり、41%増(2021年度は1億1,260万ユーロ)。EBITマージンは7.6%(2021 年 12月 31 日現在 6.7%)となりました。

当期の税引前利益は1億2,720万ユーロとなり、35.8%増加(2021年度は9,370万ユーロ)しました。当該期間の法人所得税は4,230万ユーロ、税引前利益への影響は約33.3%となります。

ピアッジオグループは8,490万ユーロの2022年度純利益を計上し、2021年度に計上した6,010万ユーロから41.4%増となり、過去最高の業績を達成しました。

2022 年 12月 31 日現在の純金融負債は 3億6,820万ユーロとなり、2021年12月31日現在の3億8,030万ユーロから1,210万ユーロ改善しました。これは、グループの好調な販売実績と運転資本の慎重な管理を反映しています。

2022 年 12月 31 日現在のグループ株主資本は 4億1,780万ユーロ(2021 年 12 月 31 日実績 4億410万ユーロ)となりました。

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[1] 2022年度財務諸表案および2022年度ピアッジオグループ連結財務諸表は委任規則(EU)2019/815(ESEF規則)に従ってXHTML電子フォーマットで作成されており、連結財務諸表の承認とともに、XBRLタグを用いた関連するマークアップも承認済み。
[2]ピアッジオグループが採用する主な代替的業績指標は、経営陣がデータを監視しており、以下の通りとする:


EBITDA:連結損益計算書に反映される有形固定資産、無形固定資産、使用権に関する償却・減価償却・減損損失控除前の利益(EBIT)。
産業売上高総利益:売上高から販売に要した費用を差し引いたもの。純金融負債:金融負債総額から現金、現金同等物およびその他の流動金融債権を差し引いたもの。
純金融負債の決定には、公正価値の測定から生じるその他の金融資産および負債、ヘッジとして指定された、または指定されていない金融派生商品、関連するヘッジ対象となる商品や関連する会計発生高の公正価値の調整を含まない。


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2022年度の業績

2022年12月31日までの1年間で、ピアッジオグループは全世界で16.7%増の625,000台(2021年度は536,000台)を販売し、連結売上高は20億8,740万ユーロ(2021年度は16億6,870万ユーロ)を計上しました。当グループが事業を展開する全ての地域が成長へ積極的に貢献しました。

二輪車:
2022年12月31日締めの年度において、ピアッジオグループは全世界で2021年度の449,700台から14.8%増となる516,200台の二輪車を販売し、純売上高16億8,380万ユーロ(2021 年 12 月 31 日実績 13億6,900万ユーロから23%増)を達成しました。

この数字にはスペアパーツやアクセサリー類が含まれており、その売上高は1億5,550万ユーロ(2021年度の1億3,940万ユーロから11.6%増)となりました。

2022年度の二輪車の売上は、特にアジア太平洋地域が好調で(57.1%増)、次いでアメリカ大陸(42.7%増)、EMEA(ヨーロッパ、中東、アフリカ)地域(10.3%増)であったのに対し、インドではわずかに減少しました(-5.3%)。

ヨーロッパでは、ピアッジオグループは22.9%(2021年12月31日実績22.7%)のシェアを占めるスクーターセグメントにてリーダーシップを発揮し、また35.4%(2021年12月31日実績35%)のシェアを占める北米のスクーター市場にて強固なポジションを維持しています。また北米では、当グループはアプリリアとモト・グッツィのブランドでモーターサイクル市場での存在感を高めています。

スクーター部門は、売上高約30%増を記録したベスパブランド、ハイホイールスクーター・ピアッジオリバティ、新型電動スクーター・ピアッジオ1、アプリリアスクーターが牽引し、全世界の販売において14.3%増を記録しました。

モーターサイクル部門は販売台数が19.7%増加し、記録的な業績で2022年を締めくくりました。アプリリアブランドは、アプリリアRS、トゥアレグ660、トゥオーノ1100の特に強力な貢献もあり、またアプリリアレーシングがアレイシ・エスパルガロの歴史的初優勝に加え、チームが8つの表彰台と2つのポールポジションを獲得した、motoGP選手権で達成した偉業の効果もあり、30%以上増加の過去最高の売上高を記録しました。

モト・グッツィは、オールテレーンV85TT、新型モト・グッツィV100マンデッロ、V7シリーズが牽引し、記録的な販売台数と売上高15%以上増加の過去最高の業績を達成しました。

商用車:
商用車では、ピアジオグループの2022年度販売台数は109,300台で26.6%増(2021年度は86,300台)、純売上高は4億370万ユーロとなり、2021 年 12月 31 日実績2億9,970万ユーロから34.78%増となりました。この数字にはスペアパーツやアクセサリー類が含まれており、その売上高は6,400万ユーロに達しました(2021年度の4,970万ユーロから28.7%増)。

地域別では、インド市場は再び活気を取り戻し、商用車の売上高は58.1%増加し、販売台数は40.2%増加しています。EMEAおよびアメリカ大陸は、販売台数は伸び悩んだものの、売上高は6%増加しました。

ピアッジオ・ファストフォワード:
ピアッジオ・ファストフォワード(PFF)は、ピアッジオグループのロボティクスとフューチャーモビリティを担うボストンを拠点とする会社であり、革新的な「兄貴分」であるgita(R)のテクノロジーと機能をより軽量でコンパクトなデザインに凝縮した新型ロボットgitamini(R)を追加し、製品ラインナップを拡充しました。

Gita(R)とgitamini(R)は、ボストンのチャールスタウン地区にあるピアッジオ・ファストフォワード工場で製造されています。このロボットのマーケティング初期段階では、市街路でのロボットの巡回がすでに整備されている米国市場に焦点を合わせています。

PFFは、様々な分野で活躍するパートナーと共に一連のパイロットプログラムを実施し、旅行や住宅、小売、ラストワンマイルデリバリーにおいて、gita(R)のさらなる応用を検証しています。また、PFFはナスダック上場企業であるトリンブル社と、産業用途で人間や他のデバイスに追従するロボットや機械の開発に向けた合意書の締結を発表しました。

PFFは革新的な技術を搭載したセンサーを設計・開発し、ピアッジオの新型3輪スクーターMP3を発表したことで、未だかつてない安全性を実現しました。高度なライダーアシスタンスシステム(ARAS)の統合により、この新型センサーは事故防止とライダー保護において重要な役割を果たしています。

1 2022年度財務諸表案および2022年度ピアッジオグループ連結財務諸表は委任規則(EU)2019/815(ESEF規則)に従ってXHTML電子フォーマットで作成されており、連結財務諸表の承認とともに、XBRLタグを用いた関連するマークアップも承認済み。

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