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【導入事例】マネックスグループ、経費精算システム「HUE Expense」導入で業務量を60%削減

マネックスグループは、業界をリードする日本・マネックス証券に加え、米国・TradeStation証券、香港・マネックスBOOM証券を有する個人投資家向けのグローバルなオンライン金融グループだ。2008年から利用開始した「COMPANY」シリーズに加え、新経費精算システムとして「HUE Expense」の採用を決定し、2018年から導入プロジェクトを進めている。同社での検討背景や「HUE」を選んだ理由について伺った。





こんなアナログな世界のままで良いのか

マネックスグループは、創業時からテクノロジーを基軸に新しいサービスや顧客体験を創出し、「一足先の未来の金融」の実現を目指している。近年は、自社開発の証券基幹システム「GALAXY」に加え、AIの最新技術を駆使しながら「銘柄スカウター」、「MONEX AIレポート」、「トレードカルテFX」といった新商品サービスを次々と作り出している。


[画像1: https://prtimes.jp/i/11485/104/resize/d11485-104-503824-3.jpg ]

「マネックスグループの各証券子会社では、一足先を進む技術を積極的に取り入れ、サービス向上に取り組んでいるのに対し、社内システムは昔ながらのままでいいのだろうか。技術進歩が格段に便利なサービスを提供しており、それらを検討するべきではという課題意識があった」とマネックス証券株式会社 経理財務部 部長 古川智一氏は振り返る。

昨今ますます注目を集めるAIやRPA(Robotic Process Automation)といった最新技術の活用を目指す前に、古川氏は全社員が行う経費精算業務から着手した。従前は、例えば近距離交通費の精算をするにも、利用駅名からはじまり必要な情報を一件一件手入力していかなければならなかった。これらは、交通系ICカードの情報を取り込むことができれば、作業自体が不要になる。またタクシー料金を精算する場合も、撮影した領収書をアップロードし、そこから自動転記することができれば、申請内容を確認するだけで済む。このようなデジタル化によって、従来人手を介して行っていた申請書と申請内容の突合作業や確認作業までも不要になり、さらには情報入力の正確性や精度が向上することでガバナンスの強化にもつながる。経費精算システムの新規導入に乗り出した。


システム選定の決定打は、製品コンセプト


システム選定にあたっては計4社からヒアリングを行い、比較検討を行った。各社からのプレゼンを受けた後のユーザーからの評価では、他社のほうが良かったという。単に安価なものや説明の印象でシステムを評価するのではなく、きちんと機能するかを見定める必要がある――こう語るのは、マネックスグループ株式会社 経営管理部 マネジャー 反町綾子氏だ。


[画像2: https://prtimes.jp/i/11485/104/resize/d11485-104-703543-4.jpg ]

「ユーザーに多少の利便性を提供できたとしても、システムを管理する側の業務工数が数倍にも膨れ上がってしまえば、会社全体の生産性は落ちることになる。組織改編や人事異動があるたびにシステムメンテナンスが必要になれば運用管理の業務負荷が増え、全体としての効率という観点から意味をなさない。」

反町氏を中心に、経費精算システム単体でみた機能網羅性/会計システムとの連携・拡張性/耐用年数・総額コストといった項目をもとに比較表が作成された。選定の結果、「HUE Expense」が最も高い評価を得た。その中でも一番の決め手となったのは、ワークスアプリケーションズ(以下、ワークス)の製品コンセプトへの信頼だったという。

ワークスは創業以来、“ノーカスタマイズ”“無償バージョンアップ”という製品コンセプトを掲げ、企業に必要とされる多種多様な業務要件や商習慣を汎用化し、標準機能として提供している。さらに、法制度・税制度改正や社内制度の改定、業務の運用変更といった変化にも一定の保守料の範囲内で無償対応してきた。また、「HUE Expense」は、会計システムであるAC Suiteに含まれるからこそ、仕訳を意識せずデータ登録を行うための入力制御や入力補完、管理会計を意識したセグメント管理など、経理・財務業務に求められる細やかな機能を備えている。

プロジェクト責任者を務めるマネックスグループ株式会社 経営管理部長 相川浩氏は、こう評価する。「1社のみではなく各社から平等に提案を受けた。結果として『HUE』が高く評価されたことには納得感があり、最先端の仕組みに投資をすることは、“新しい未来の金融をつくっていく”という理念をもつマネックスグループ自体の発展にも貢献すると考えている。」


単純業務の60%削減を目指す



[画像3: https://prtimes.jp/i/11485/104/resize/d11485-104-413771-5.jpg ]

同社では、現状の運用を「HUE Expense」に切り替えた場合、一人あたりの経費精算の申請・承認における業務量を60%削減できると見込んでいる。「HUE Expense」は、交通費の申請経路に基づく運賃、さらに通勤経路との重複区間を控除した運賃の自動算出ができるのはもちろん、過去に入力した情報をもとに入力候補をサジェストし、申請書の作成をサポートする。また、サジェスト内容も、“訪問先”の情報をもとに関連する“出発地”や“到着地”、“プロジェクト名”といった入力候補を表示したり、会社毎/部門毎に利用頻度が多い入力候補を優先して表示することが可能だ。そのため、「HUE」がサジェストする内容を選択するだけで入力が完了する。

[画像4: https://prtimes.jp/i/11485/104/resize/d11485-104-879940-6.jpg ]


「社員を単純業務から解放することは、管理部門として重要なミッションだ。」
マネックスグループ株式会社 経営管理部長 相川浩氏



ワークスアプリケーションズについて


[画像5: https://prtimes.jp/i/11485/104/resize/d11485-104-904669-9.jpg ]

ワークスアプリケーションズが提供する「HUE」は、大手企業に対応できる業務機能とプロダクティビティツール、高度な人工知能(AI) 技術を組み合わせた、大手企業向け人工知能型ビジネスアプリケーションです。「HUE」には過去20 年に渡り、独自のビジネスモデルで培った日本を代表する1,300企業グループの業務プロセスや業務ノウハウがつまっています。業種・業態を問わず、大手企業に必要とされる業務要件や商習慣を汎用化し、「標準機能」として搭載し提供し続けているからこそ、複雑な業務プロセスをもつ企業であっても、個別のカスタマイズをせずシステムを導入することが可能です。「HUE」は日々蓄積される膨大な業務ログデータを AI(機械学習)を用いて学習・分析し、すべての従業員の業務を支援するパーソナルアシスタントを提供することで、企業のビジネスの変革に貢献します。
http://www.worksap.co.jp/
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