ボットネットを一掃:エフセキュアの新しいアンチボットは サイバー犯罪抑止に効果的
[13/02/21]
提供元:PRTIMES
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ネットワークベースのボットネット除去ツールにより、エフセキュアはISPにはビジネスパフォーマンスの大幅な向上を、その顧客には便利さをもたらします。
ヘルシンキ発 - フィンランド本社発表資料抄訳
ボットネットは世界中で何千万ものユーザのPCを操っています。このような中、エフセキュアは各ISPのネットワーク上の感染したPCやデバイスをクリーニングすることによりこのボットネットと戦う新製品を発表します。エフセキュア アンチボットは、シンプルな自己クリーニングプロセスでユーザをガイドしてネットワーク上の感染したデバイスをクリーンにするもので、ISPのヘルプデスクへの問い合わせの必要を減らします。
エフセキュアの最新版「Threat Report」で詳しく言及されているように、ボットネットは新しいパッケージング、手法、ビジネスモデルにより衰えるところを知りません。世界で最も早いスピードで蔓延しているZeroAccessは、2012年には数百万台ものPCに感染し、それらのPCを大規模なクリック詐欺とBitcoin(デジタル通貨)マイニングのために使っています。同様にバンキング専門のトロイの木馬であるZeusは、被害者のオンライン銀行口座から預金を不正に吸い上げて多大な損害を与えています。
ボットネット:個人ユーザにとっては迷惑、ISPにとっては重荷
「調査によって差がありますが、6%から20%程度の人がいまだにアンチウイルスソフトを使っていません」とエフセキュアラボで主席研究員を務めるミッコ・ヒッポネンは述べています。「そうしたコンピュータは最も感染しやすく、クリーンなネットワークを望むISPにとって問題です。アンチボットは個々のコンピュータのアンチウイルスソフトの有無に関わらず機能するのでこの問題の解決に役立ちます。」
ボット(ロボットを縮めた呼び方)はマルウェアに感染してサイバー犯罪者にリモートから操作されるPCやデバイスで、ボットネットはそのような感染したデバイスのネットワーク全体を指します。サイバー犯罪者たちはお金を得るために、感染したデバイスを用いてスパムの送付、広告の表示やクリック、またスマートフォンでは有料課金番号向けのSMSの送付を行います。あるいはデバイスを人質に取って身代金を払うまでデバイスを操作させないようにすることもできます。犯罪者たちはまた、ボットネットを使ってDDoS攻撃をしかけて企業のウェブサイトをダウンさせます。
通常、個人ユーザは自分のPCがボットネットの一部となってしまったことになど気づいていません、とヒッポネンは述べています。「あなたが普段の生活をしているときに、あなたのPCはゾンビ軍団の一部と化してサイバー犯罪者の命令を実行しているのです。」
ボットネットはネットワーク接続を遅くしたり操作性を悪化させるなど、デバイスやインターネットの性能に影響を及ぼすことも可能です。またボットネットは個人ユーザのプライバシーに対してのリスクにもなります。パスワードのような個人の資格情報が盗まれると、オンライン銀行口座、ソーシャルメディアアカウント、その他の個人データにアクセスされてしまいます。
ISPはボットネットの重荷に多大な負担を強いられています。これは、顧客が接続の遅さなどといったエクスペリエンス上の問題を感じることでヘルプデスクへの電話件数が増えることや、感染したデバイスがスパムを送ることで帯域幅を消費してネットワーク全体の速度が遅くなることによります。
ボットネット駆除によるビジネス上の恩恵
アンチボットの自動化されたクリーニング機能は、感染したデバイスのクリーニングを行ってその性能を回復することにより、ユーザが感じていたネガティブなエクスペリエンスをポジティブなものに変え、ISPにサポートを求める電話の問い合わせの件数と通話時間を減少させてオペレータの経費節減に大きく寄与します。ボットネットによる帯域幅の占有を最小化することは、不必要なネットワークインフラ上の負荷を低減します。
「私たちがお話したISP各社はアンチボットを本当に心待ちにされています」とエフセキュアのマーケティング事業部で副社長を務めるサム・コンティネンは述べています。「オペレータはアンチボットによってサポート費用の低減、顧客満足度の向上、他社への乗り換えの減少、そして自社の新しいセキュリティソリューションへのアップセルができます。」
WindowsやAndroidのサポートに加え、今年の後半にはMac OSXのサポートを予定するなど、アンチボットは複数のプラットフォームに対応しています。設定の手間の少ないスムーズなユーザエクスペリエンスはアンチボットを個人ユーザにとって手軽なものにし、また「常に最新」に保たれるステータスと複雑なマルウェアを除去する機能はアンチボットをこの分野で最も効果的な製品にしています。アンチボットは相互ブランド化が可能で、エンドユーザ向けのメッセージは完全にカスタマイズできます。
- 当製品の日本での提供は未定です。
*エフセキュアの社名、ロゴ、製品名はF-Secure Corporationの登録商標です。
*本文中に記載された会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。
ヘルシンキ発 - フィンランド本社発表資料抄訳
ボットネットは世界中で何千万ものユーザのPCを操っています。このような中、エフセキュアは各ISPのネットワーク上の感染したPCやデバイスをクリーニングすることによりこのボットネットと戦う新製品を発表します。エフセキュア アンチボットは、シンプルな自己クリーニングプロセスでユーザをガイドしてネットワーク上の感染したデバイスをクリーンにするもので、ISPのヘルプデスクへの問い合わせの必要を減らします。
エフセキュアの最新版「Threat Report」で詳しく言及されているように、ボットネットは新しいパッケージング、手法、ビジネスモデルにより衰えるところを知りません。世界で最も早いスピードで蔓延しているZeroAccessは、2012年には数百万台ものPCに感染し、それらのPCを大規模なクリック詐欺とBitcoin(デジタル通貨)マイニングのために使っています。同様にバンキング専門のトロイの木馬であるZeusは、被害者のオンライン銀行口座から預金を不正に吸い上げて多大な損害を与えています。
ボットネット:個人ユーザにとっては迷惑、ISPにとっては重荷
「調査によって差がありますが、6%から20%程度の人がいまだにアンチウイルスソフトを使っていません」とエフセキュアラボで主席研究員を務めるミッコ・ヒッポネンは述べています。「そうしたコンピュータは最も感染しやすく、クリーンなネットワークを望むISPにとって問題です。アンチボットは個々のコンピュータのアンチウイルスソフトの有無に関わらず機能するのでこの問題の解決に役立ちます。」
ボット(ロボットを縮めた呼び方)はマルウェアに感染してサイバー犯罪者にリモートから操作されるPCやデバイスで、ボットネットはそのような感染したデバイスのネットワーク全体を指します。サイバー犯罪者たちはお金を得るために、感染したデバイスを用いてスパムの送付、広告の表示やクリック、またスマートフォンでは有料課金番号向けのSMSの送付を行います。あるいはデバイスを人質に取って身代金を払うまでデバイスを操作させないようにすることもできます。犯罪者たちはまた、ボットネットを使ってDDoS攻撃をしかけて企業のウェブサイトをダウンさせます。
通常、個人ユーザは自分のPCがボットネットの一部となってしまったことになど気づいていません、とヒッポネンは述べています。「あなたが普段の生活をしているときに、あなたのPCはゾンビ軍団の一部と化してサイバー犯罪者の命令を実行しているのです。」
ボットネットはネットワーク接続を遅くしたり操作性を悪化させるなど、デバイスやインターネットの性能に影響を及ぼすことも可能です。またボットネットは個人ユーザのプライバシーに対してのリスクにもなります。パスワードのような個人の資格情報が盗まれると、オンライン銀行口座、ソーシャルメディアアカウント、その他の個人データにアクセスされてしまいます。
ISPはボットネットの重荷に多大な負担を強いられています。これは、顧客が接続の遅さなどといったエクスペリエンス上の問題を感じることでヘルプデスクへの電話件数が増えることや、感染したデバイスがスパムを送ることで帯域幅を消費してネットワーク全体の速度が遅くなることによります。
ボットネット駆除によるビジネス上の恩恵
アンチボットの自動化されたクリーニング機能は、感染したデバイスのクリーニングを行ってその性能を回復することにより、ユーザが感じていたネガティブなエクスペリエンスをポジティブなものに変え、ISPにサポートを求める電話の問い合わせの件数と通話時間を減少させてオペレータの経費節減に大きく寄与します。ボットネットによる帯域幅の占有を最小化することは、不必要なネットワークインフラ上の負荷を低減します。
「私たちがお話したISP各社はアンチボットを本当に心待ちにされています」とエフセキュアのマーケティング事業部で副社長を務めるサム・コンティネンは述べています。「オペレータはアンチボットによってサポート費用の低減、顧客満足度の向上、他社への乗り換えの減少、そして自社の新しいセキュリティソリューションへのアップセルができます。」
WindowsやAndroidのサポートに加え、今年の後半にはMac OSXのサポートを予定するなど、アンチボットは複数のプラットフォームに対応しています。設定の手間の少ないスムーズなユーザエクスペリエンスはアンチボットを個人ユーザにとって手軽なものにし、また「常に最新」に保たれるステータスと複雑なマルウェアを除去する機能はアンチボットをこの分野で最も効果的な製品にしています。アンチボットは相互ブランド化が可能で、エンドユーザ向けのメッセージは完全にカスタマイズできます。
- 当製品の日本での提供は未定です。
*エフセキュアの社名、ロゴ、製品名はF-Secure Corporationの登録商標です。
*本文中に記載された会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。